第1講 - 夜久竹夫研究室

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Transcript 第1講 - 夜久竹夫研究室

マルチメディア表現
夜久竹夫
日本大学文理学部
情報システム解析学科講義
2年生
2011年度前期
用語
マルチメディア:
①数値、文字、画像、動画などの個別のデジタルメデ
ィア
②個別メディアが統合されたメディア(例:HP)
マルチメディア表現:
①個別メディアの表現法
②統合されたメディアの表現法
マルチメディア処理:
①個別メディアの処理(表示、編集等)の仕組み
②統合されたメディアの処理(表示、編集)の仕組み
③統合されたメディアを処理する専用言語
授業のねらい
マルチメディアと個別のメディアの表現方法と仕組み
を情報科学的知識で理解
論理値、数値、文字列の理解
音、静止画、動画、ハイパーテキスト、仮想現実、図
形、言語に関するデータ構造の理解
将来マルチメディアに関する新しいデータ構造を開発
したり応用できるようにする。
マルチメディア検定とCG検定の範囲を一部カバー
ガイダンス
目標
情報世界観の習得とハイパーテキスト表
現技術
対象
情報系学科2年生
位置づけ マルチメディア情報処理の前段階
– CGに続く
予備知識 情報論理、集合と写像
教材
テキスト
参考書
世界観の進化
音声言語世界観→音楽(世界を音楽で理解<記述と
法則>)
絵画世界観→美術(世界を絵画で理解)
文字世界観→文学(世界を言語で記述)
数値世界観→数学(世界を数値と図形で記述)
自然科学世界観→物理学、化学(世界を物理、化学
で記述)
デジタル情報空間→情報科学(世界をデジタル情報
で理解)
計算世界観
位置づけ
基礎プロ→マルチメディア表現→マルチメディア情報処理
↑(並行)
マルチメディア基礎
↑
線形代数
微積分
↑
応用形式言語
↑
オートマトン
授業の方法
テキスト なし
参考書 次のスライド
予備知識
線形代数、解析学、グラフ理論、アルゴリズム
、基礎プログラミング、データ構造
方法 座学主体
採点方法 期末試験重視、授業中レポートも算入
出席 取らない
課題 未定
参考書
水島賢太郎、”情報の表現と伝達”、共立出版、2000
(情報がひらく新しい世界②)(¥2600)
常盤繁、”マルチメディアデータ入門”、コロナ社、200
3(¥5000)
Cg標準教科書
マルチメディア標準教科書
情報機器と情報社会のしくみ素材集
http://www.sugilab.net/jk/joho-kiki/index.html
■このサイトについて (著作権に関する記述を含む)
本サイトは、文部科学省が実施した平成13年度「
教育用コンテンツ開発事業」により、「情報機器と情
報社会のしくみ」開発委員会により制作され、同、
平成14年度「教育用コンテンツ開発・改善・普及に
関わる研究事業」 (いづれも主査:永野和男 聖心
女子大学教授)により普及活動が行われています。
内容
・
1.ガイダンス
・
2.マルチメディアの分類
基礎プロ→ 3.情報学の基礎
集合と論理→4.ビット列→コンピュータ
集合と論理→4.論理値→論理回路
コンピュータ→5.数値の表現、整数、浮動小数点
・
6.文字列、文字コード→符号理論
・
7.演習
線形代数 8.色と静止画像→CG
微積分 9.音声メディア→音声処理
微積分 10.動画メディア→CG
基礎プロ→11.テキストメディアとTeX
グラフ→ 12.ハイパーテキストとHTML→WEB
グラフ→ 13.図形
グラフ→ 14.VRMLとX3D→仮想現実
グラフ→ 13.表メディア→視覚言語
グラフ→ 14.言語メディア→ オートマトンと形式言語
14.まとめ
15.試験