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レポートの書き方
山根承子
レポートのルール
① 日付、名前はタイトルのすぐ後に書き、右寄せ にする。空白を敷き詰めて頑張らない。 ② 段落の始めはスペースキーを使って1字あける ③ 数字は半角にする 全角
→
半角
→
レポートのルール
④ 「~だ。」「~である。」を用いる。 「~です。」「~ます。」は使わない。 ⑤ 口語(話し言葉)ではなく文語(書き言葉)で書く。 ~っていうか などは使わない 書き言葉といっても、顔文字は使わない。
基本的なレポートの構成
適切なタイトル 1.
(動機) なぜ、それを調べようと思ったのか? 2.
(目的) 何を明らかにするためにそれを調べる のか? 3.
(方法) どのようにして、何を使って調べるのか ? 4.
(結果) 実際どのようになっていたか? 5.
(考察) そこから何がわかったか? これらに答える形で書くと書きやすいし、完成度の高いレポートになる。
感想とレポートは違う
「びっくりした」 → なぜびっくりしたのか? → 予想と違っていたから のはず。 それを書く。 ・どのようなことを予想していたのか? ・なぜそのような予想をしていたのか? (例) 「大阪の失業率が高くてびっくりした。」 → 「大阪は大都市なのでその分職も多いため、 失業率は低いと予想していたが、」 予想が客観的事実(データ)に基づいているとなおよい。
レポートっぽくするために
多かった“レポート的でない”表現 ■ 「~が少ないからだと思う」 → 「~が少ないためであろう」 ■ 「断トツ」 → 「群を抜いて」「突出して」「非常に」 ■ 「当たり前のことだが」 → 「当たり前のこと」をデータで示す のは非常に大切。
図と表の違い
図・・・絵、図形、グラフ 表・・・文字と数字のみ ↓ →
データの特徴が一目で判るようにする方法 ① 並べ替え(ソート) ② 表にする ③ 図(グラフ)にする
グラフには色々な種類がある
棒グラフ 散布図 折れ線グラフ 円グラフ
適切なグラフを選択する
(例) 都道府県ランキングをグラフにする 場合、どのようなグラフが適切か? 都道府県別 有効求人倍率
図のルール
① それぞれの図に番号とタイトルをつける。 ② 軸ラベルをつける(縦軸は何?横軸は何?) ③ 単位をつける。 軸ラベル
→
単位
→
有 効 求 人 倍 率 ( 倍 ) 図番号とタイトル
→
2 1.8
1.6
1.4
1.2
1 0.8
0.6
0.4
0.2
0 図
1
北 海 道 青 森 岩 手 宮 城 軸ラベル
→
秋 田 山 形 福 島 都道府県 茨 城 栃 木 群 馬 都道府県別有効求人倍率 埼 玉
出典・引用・参考を混同しない
■出典■ 分析に用いたデータが元々どこにあったか ■引用■ 何かの文章を丸写しした場合 (一字一句変えないのが引用のルール) ■参考■ 何かを見ながら文章を書いた場合(参考文献)
よいレポート
■自分の言葉で書く ■目的 → 方法 → 結果 → 考察 を書く ■図表はルールを守った上で見やすくする ■図(グラフ)は描くだけではなく、「読む」。その 図から何がわかるのか?必ず文中で言及す る。
【
Tips
】 グラフの作り方
① グラフにしたい部分をドラッグで選択して青くする ② 挿入タブを開く ③ グラフの種類を選択する ② ③ ①
【
Tips
】 軸ラベルをつける
① グラフを選択する ② [ レイアウト ] タブを開く ③ [ 軸ラベル ]
やること(
7/2
)
仕事観についてのレポート 班で話し合った予想~アンケートの実施~結 果のまとめ を、 正しいレポートの書き方で書いてみる。 正しい図表をエクセルで作り、貼り付けること。 適切なタイトルをつけること。
やること(
7/9
)
仕事観についてのレポート つづき 班で話し合った予想~アンケートの実施~ 結果のまとめ を、 正しいレポートの書き方で書いてみる。 正しい図表をエクセルで作り、貼り付ける。