シンポジウム 子どもの豊かな育ちを 支援する地域力

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Transcript シンポジウム 子どもの豊かな育ちを 支援する地域力

シンポジウム
子どもの豊かな育ちを
支援する地域力
主 催
GCP-Nets(岐阜の地域福祉実践・研究ネットワーク)
後 援
可児市・可児市教育委員会・可児市社会福祉協議会
多治見市・美濃加茂市・御嵩町
趣 旨
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非行・不登校・虐待・いじめ・貧困等子供を取り巻くわが国の
問題が多様化・顕在化しています。
これまで「いじめ」の問題は、個別の教育課題とされ、原則、
学校に対応を任せてきました。
国の主体的な関与で問題の深刻化に歯止めをかけようとし
ています。平野博文文科相(当時)は「子どもの命にかかわ
る問題は、地域社会全体で一丸となることが大事だ」と述べ、
学校と地域社会をつなぎ、地域力を高めることを国をあげて
の緊急な課題としました。
私たちは、地域ネットワークの一員として、子どもの育ちを支
援する役割を再認識し、地域力をいかして「子どもの支援
ネットワーク」をどう構築していくべきなのかを考えます。
2012年7月8日 中日新聞
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『学校で何が 市は何を 大津 中2飛び降り自殺』
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伝聞情報 公表せず
大津市いじめを許さない学校づくり宣言
(H24.9.)
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いじめを許さない学級づくり・学校づくり
教職員の人権意識・相談力の向上
豊かな人間関係の育成
組織的な指導体制の確立
保護者・地域・関係機関等との連携
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教職員は、学校だけで問題を抱え込まず、保護者、地域、
市教委と必要十分に情報共有し、関係機関や専門化と
の連携を積極的に図ります。
↓
PTA や 地域住民
2013年2月1日 中日新聞
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『いじめ 自殺の原因』
大津・中2男子 第三者委
が報告書
「見逃し」学校に責任
隠蔽
事なかれ主義
曖昧
↓
第三者委員
真相解明
現実と
向合う
6つの提言
教員へ
学校へ
教委へ
・学校支援のあり方 ~ 保護者や教員のコンサルテー
ションにスクールソーシャルワーカーを
SCへ
・様々で複雑な家庭環境を抱える子どもたちに対応するた
めには、問題解決のケースワークを担当する
スクールソーシャルワーカーの配置も
危機対応
将来の課題
「いじめ」の定義
H18~
 個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、
表面的・形式的に行うのではなく、いじめられた児童
生徒の立場に立って行うものとする。
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「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係
のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたこと
により、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。
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なお、起こった場所は学校の内外を問わない。