Transcript 生理心理学
生理心理学
5月7日
大脳の解剖学
大脳
ふたつに割れている
専門用語では「二つの大脳半球に分かれ
ている」
ニューロンがあるのは表層部分⇒灰白質
それより内側は軸索の束⇒白質
大脳(見た目には同じものが左右一対)
1.
大脳新皮質
(灰白質)
前頭葉
後頭葉
側頭葉
頭頂葉など
2.
大脳辺縁系
海馬
扁桃体など
3.
大脳基底核
白質
4.
(辺縁系または脳幹に含めてしまうことも)
新皮質は、大脳の表面の灰色のしわしわ
辺縁系や基底核は、大脳と脳幹が接する
あたり。
白質には新皮質と辺縁系の間にはニュー
ロンはない。軸策の束だけ。
回(かい)と溝(こう)
回・・・脳のしわしわの中で、山になってい
るところ
溝・・・谷になっているところ
個人差はあまりない
脳の場所を示すのによく使われる
wikipediaで「脳回」「脳溝」参照
4つの葉(よう)
葉・・・特に目立つ溝を目安として、大脳半球
を大まかに分けたもの
前頭葉
頭頂葉
側頭葉
後頭葉
野(や)
さらに細かい地名にあたる
「どうやらこのあたりの神経細胞群はみん
な同じはたらきをしているらしい」というとき、
そのあたりに○○野という名前がつく
例:視覚野、言語野、聴覚野、運動野
例:前頭前野、ブローカ野
運動野、体性感覚野
これらの野では、さらに細かく分かれてい
る
親指を担当する領域、小指を担当する領
域、脚を担当する領域・・・etc.
その部分を電気刺激すると、そこが担当し
ているらしい身体部位がピクッと動くので
分かりやすい
幻肢(phantom limb)
とりあえずは運動野との関係で理解される
(詳細には視覚などもからんできてなかなか
複雑だが)
諸説・・・
他部位のニューロン群が侵入して来た
他部位のニューロン群との接続が強化さ
れた