Transcript 資 料 - 日本複写産業協同組合連合会

ブロードバンド時代の複写業
～北の国から2003年・・・メッセージ～
北海道複写産業協同組合青年部
ブロードバンドを活用した実際の受注
ユーザからの要望
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顧客の転勤により、関東圏より仕事が入った
内容は、ワープロ修正、イラスト作成
原稿は、夕方から夜にFAXにて入稿
成果物は、紙出力されたもの。しかし、次の日の午前中ま
でに成果品が必要
従来の方法
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出力をして、製本を行い、宅配にて、次の日の午前中には、
届ける
出力をFAXにて送る（品質が悪く、成果物になり得ない）
ブロードバンド時代
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当初、メールにて送ろうと思っていた
容量が、CD1枚近くになるのでメールにすると500から600通ぐらい送ら
なければならない。⇒現実的ではない。メールの添付の最大サイズが
2MBのため
FTPサーバの利用
ユーザー
ＦＴＰサーバ
FTPとは：File Transfer Protocolの略。ファイル転送プロトコルのひとつ。TCP/IP接続されたコンピュータの間で
用いられる。インターネットにはFTPに対応したサーバーが多くあって、データやソフトを提供している
実際の運用
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FTPサーバに、アップロードする
最初は、生データを載せていた
しかし、ファイル自体壊れる可能性がある
よって、圧縮をかけ、アップした
圧縮
アップロード
ＦＴＰサーバ
問 題
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顧客がファイルをダウンロードできない
弊社にて行うと、できる。弊社以外でも試してみるが、ファイルがダウン
ロードできる
調べていくうちに、ネットワークのセキュリティーの設定だと判明
顧客のネットワークの設定を変更はできない⇒ファイルのダウンロードの
設定を変更
うまくファイルがダウンロードできた
ブロードバンドが可能にした
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ブロードバンド環境下では500MBのデータも納品可能
ブロードバンド環境下では500MBのデータも納品可能
時間、距離の壁を取り払った
いままで説明してきたことは、システム管理者が必要なわけ
ではなく、ネットワークの専門の業者にお任せすればOK。
ではなく、ネットワークの専門の業者にお任せすればOK。
自社でサーバをたてず、レンタルサーバを利用すれば可能。
ブロードバンドを活用した将来の受注体系
こんなことで悩んでませんか？
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１．出力サービスの作業（設定など）を減らしコストを下げたい
２．ユーザーが使用しているすべてのソフトやオペレータの確保
３．Faxで大量のページ数を送信したいけど時間がかかってコスト高、その上汚い！！
IPP （インターネット・プリント・プロトコル）
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IPP（インターネット・プリント・プロトコル）
（IETF※（インターネット・エンジニアリング・タスク・フォース）のプリンタ・ワーキング・グループの中で
標準化）
（インターネット/イントラネット上で、ウエブ・ブラウザー（IE、ネットスケープ）でホームページにアクセス
するのと同じように、プリンターへの出力がインターネットを使って自由に行えます。）
（手元のパソコンに事前にプリンタ登録を行う必要は無く、FAXを使うかのように相手先のURLを指定
するだけでインターネットを使ったプリントが行える。）
IETF：Internet上で開発されるさまざまな新しい技術の標準化を促進するために設立されたコンソシアム。
導入のために
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ダイレクト・リモート・プリント
プリントをおこなうユーザーマシン
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クライアント/サーバー・リモート・プリント
プリントをおこなうユーザーマシン
IPPプリントサーバー
問題点
１．セキュリティ
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インターネットセキュリティを確実に実施しない限り、不特定多数の不明なクライアントからの
印刷が可能となってしまう。
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２．料金
ミス・プリントに対する問題。
ブロードバンドの複写業の将来
今後、このようなデジタル技術を活用し事業を拡大する必要がある。
そのためには、情報系の人材を揃え、顧客の懐まで入り込めるという複写業の強みを
生かし、企画提案の段階から行えるように会社を変えていく必要があるのではないか。
複写業種のデジタルサービス具体例