原価計算2

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Transcript 原価計算2

原価計算
個別原価計算
2
テキストP.33
個別原価計算とは
種類・規格・形式・品質などの異なる製品
を個別に生産する受注生産・個別生産の
場合に用いる計算方法
建設業、造船業、印刷業、一部の機械製
造業
3
テキストP.34
図2-2
注文
注文から製造開始まで
原価見積り・
採算計算など
受注決定
製造
指図書
製造指図書
指図書№123
特定製造
指図書
受 注 先
品
名
数
量
納
期
使用材料
作業時間
直接経費
製造開始
図2-3
4
テキストP.35-36
原価計算手続の3段階
費目別計算
部門別計算
どのような原価がいくらかかったか
材料費、労務費、経費を計算
どの場所でいくらの原価がかかったか
部門を設定し、製造間接費を計算
製品別計算
どの製品にいくらの原価がかかったか
製品別に製造直接費、製造間接費を計算
5
テキストP.36
図2-4
伝
票
・
帳
簿
個別原価計算の手順
直接材料費
第1製造部門
A製品
直接労務費
第2製造部門
B製品
直接経費
甲補助部門
C製品
製造間接費
乙補助部門
D製品
費目別計算
部門別計算
製品別計算
6
個別原価計算の種類
 単純個別原価計算
部門別計算を行わない
(比較的小規模な企業)
 部門別個別原価計算
製造間接費を部門別に配賦する
(部門別計算を行なう)
7
テキストP.37-38
材料費の分類
直接材料費
主要材料費
(素材費、原料費)
買入部品費
間接材料費
補助材料費
工場消耗品費
消耗工具器具備品費
8
テキストP.41
材料費の計算
材料費=材料消費量×消費価格
材料費=実際消費量×実際価格
(実際価格で計算した材料費)
材料費=実際消費量×予定価格
(予定価格で計算した材料費)
9
テキストP.41-42
材料消費量の計算
継続記録法
出庫記録を取る
棚卸計算法
消費量=期首有高+仕入高-期末有高
逆計算法
生産量から逆算
10
テキストP.42-43
材料消費価格の計算
先入先出法
移動平均法
総平均法
後入先出法
個別法
予定価格法
11
プリント№3
素材の仕入高
4/5
@400円×400個
+16,000円
4/28
@480円×400個
問1
176,000円
192,000円
368,000円
12
プリント№3
買入部品の仕入高
4/10
@250円×200個
4/28
@270円×200個
問2
50,000円
54,000円
104,000円
13
プリント№3
工場消耗品の仕入高
4/10
@ 60円×600個
問3
36,000円
14
プリント№3
消耗工具器具備品の仕入高
4/19
@600円×50ダース
問4
30,000円
15
プリント№3
当期直接材料費
素材費
4/8
@400円×160個
@400円× 40個
4/15
@400円× 70個
買入部品費
4/15
@250円×160個
問5
64,000円
16,000円
28,000円
40,000円
148,000円
16
プリント№3
当期間接材料費
工場消耗費
4/30
@ 60円×260個
消耗工具器具備品費
4/30
@600円×15ダース
問6
15,600円
9,000円
24,600円
17
テキストP.44-45
労務費の分類
直接労務費
直接賃金
間接労務費
直接工間接賃金
従業員賞与・手当
間接工賃金
退職給付費用
手待賃金
法定福利費
給料
雑給
18
テキストP.45
消費賃金の計算
(直接工)
消費賃金=就業時間×消費賃率
消費賃金=就業時間×実際消費賃率
(実際賃率で計算した消費賃金)
消費賃金=就業時間×予定消費賃率
(予定賃率で計算した消費賃金)
テキストP.44-45
19
プリント№4
直接工の作業時間の内訳
勤
就
務
業
( 出
時
勤 )
段取時間
間
定時休憩時間
職場離脱時間
間
実 働 時 間
直接作業時間
時
手待時間
間接作業時間
加工時間
直接労務費
間接労務費
となる時間
となる時間
賃金の支払対象
となる時間
20
テキストP. 45
消費賃金の計算
(間接工)
原則として
当該原価計算期間の負担に属する
要支払額
給料,雑給,従業員賞与・手当も同上
21
テキストP.44
消費賃金と支払賃金
図2-8
4/21
4/30
5/20
前月未払 給与計算期間(4/21~5/20) 当月未払
原価計算期間(5/1~5/31)
5/1
5/31
当月消費賃金=当月支払賃金 -前月未払賃金+当月未払賃金
(5月支払額)
賃
当月支払賃金
当月未払額
(4/21~4/30分)
金
前月未払額
当月消費賃金
(5/21~5/31分)
22
プリント№4
問1 5/26~5/31分
問題
300,000円
問2 6/26~6/30分
1,800,000円-(1,650,000円-300,000円)
=450,000円
問3
1,650,000円+100,000円+55,000円
-(110,000円+85,000円)
=1,610,000円
23
プリント№4
問題
問1 3,200,000円+350,000円-400,000円
=3,150,000円
問2 @500円/時間×5,000時間=2,500,000円
問3 @500円/時間×1,000時間=500,000円
500,000円+350,000円=850,000円
問4 実際消費賃金
3,200,000円-960,000円+980,000円
=3,220,000円
賃率差異
(2,500,000円+500,000円)-3,220,000円
=-220,000円(不利差異)
24
テキストP.45-47
経費の分類
直接経費
外注加工賃、特許権使用料、設計費、仕損費
特殊機械の賃借料・保険料・減価償却費
など
間接経費
減価償却費、賃借料、保険料、修繕料
ガス代、水道料、旅費交通費、租税公課
通信費、保管料、棚卸減耗費、雑費
など
25
テキストP.46
経費の計算 ①
支払経費
支払票によって把握
交通費、保管料、賃借料、修繕料、通信費、
交際費 など
当該原価計算期に実際に支払った金額に、
前払額や未払額を加減して消費額を計算
26
テキストP.46-47
経費の計算 ②
月割経費
月割計算によって把握
減価償却費、保険料、固定資産税 など
1年分の支払額を12等分し、
1カ月ごとにその金額を各月の消費額として
計上
27
テキストP.47
経費の計算 ③
測定経費
測定票に基づいて把握
電力料、ガス料、水道料
など
消費量を内部のメーターにより測定し、
原価計算期間に一致した消費額を把握
28
テキストP.47
経費の計算 ④
発生経費
発生額によって把握
棚卸減耗費、仕損費
など
年間の発生額を見積もり、月割りし、
月割経費として処理するのが一般的
29
プリント№5
電力料
消費額=測定額
6,000円
問1
30
プリント№5
問2
修繕料
消費額=支払額-前月未払額+当月未払額
9,000円-3,000円+3,500円=9,500円
31
プリント№5
保険料
消費額=月割額
84,000円÷12カ月=7,000円
問3
32
プリント№5
問4
外注加工賃
消費額=支払額+前月前払額-当月前払額
13,500円+4,000円-3,000円=14,500円
33
プリント№5
水道料
消費額=測定額
4,500円
問5
34
プリント№5
減価償却費
消費額=月割額
120,000円÷12カ月=10,000円
問6
35
プリント№5
問7
事務用消耗品費
消費額=購入額+月初棚卸高-月末棚卸高
1,800円+500円-700円=1,600円
36
プリント№5
当期直接経費
外注加工賃
14,500円
問8
37
プリント№5
問9
当期間接経費
電力料、修繕料、保険料、水道料、減価償却費
事務用消耗品費
6,000円+9,500円+7,000円+4,500円
+10,000円+1,600円
=38,600円
38
テキストP.48
図2-11
直接費は原価計算表へ
〔直接材料費〕
〔直接労務費〕
〔直接経費〕
材料費伝票
労務費伝票
経費伝票
指図書№123
数
金
量
額
×××
×××
指図書№123
作業時間
金
額
×××
×××
原価計算表
指図書№123
直接材料費
直接労務費
直接経費
製造間接費
製造原価計
×××
×××
×××
指図書№123
金
額
×××
39
テキストP.49
図2-12
間接費は集計表へ
製造間接費集計表
材料費伝票
労務費伝票
経費伝票
費 目
間接材料費
‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥
間接労務費
‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥
間接経費
‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥
金額
×××
××
××
×××
××
××
×××
××
××
第
2
段
階
の
部
門
別
計
算
へ
テキストP.62-63
40
製造間接費の意義
製造間接費は、一定単位の製品に直接
跡づけられない原価要素で、複数の製品
に共通的に発生する原価要素である
製造直接費 → 賦課(直課)
製造間接費 → 配賦
41
賦課(直課)と配賦の関係
製品Aの直接費
製
造
原
価
製造原価
製品Bの直接費
製 造 間 接 費
賦課
製品A
賦課
製品B
配賦
42
テキストP.63-64
製造間接費の配賦基準
その1
金額基準
(1) 直接材料費基準
直接材料費額を基準に配賦する方法
(2) 直接労務費基準
直接労務費額を基準に配賦する方法
(3) 素価基準(直接原価基準)
直接材料費と直接労務費(および直接経費)
の合計金額を基準に配賦する方法
43
テキストP.65-66
製造間接費の配賦基準
その2
物量基準
(1) 製品数量基準
製品の生産数量を基準に配賦する方法
(2) 直接作業時間基準
直接作業時間を基準に配賦する方法
(3) 機械運転時間基準
機械の運転時間を基準に配賦する方法
44
製造間接費の実際配賦
製造間接費
=
実際配賦率
一定期間の製造間
接費実際発生額
同期間の実際
配賦基準数値
製造間接費
製造間接費 × 各製品の実際
=
配賦基準数値
実際配賦額
実際配賦率
45
プリント№6
①
直接材料費基準
840,000円
製造間接費実際配賦率=
600,000円
=1.4
製品Nへの配賦額=1.4×120,000円=168,000円
製品Nの製造原価=120,000円+80,000円+20,000円
+168,000円
=388,000円
46
プリント№6
②
直接労務費基準
840,000円
製造間接費実際配賦率=
=2.8
300,000円
製品Nへの配賦額=2.8×80,000円=224,000円
製品Nの製造原価=120,000円+80,000円+20,000円
+224,000円
=444,000円
47
プリント№6
③
直接原価基準
製造間接費実際配賦率=
840,000円
600,000円+300,000円+100,000円
=0.84
製品Nへの配賦額=0.84×(120,000円+80,000円+20,000円)
=184,800円
製品Nの製造原価=120,000円+80,000円+20,000円
+184,800円
=404,800円
48
プリント№6
④
直接作業時間基準
840,000円
製造間接費実際配賦率=
2,000時間
=420円/時間
製品Nへの配賦額=420円/時間×450時間=189,000円
製品Nの製造原価=120,000円+80,000円+20,000円
+189,000円
=409,000円
49
プリント№6
⑤
機械作業時間基準
840,000円
製造間接費実際配賦率=
8,000時間
=105円/時間
製品Nへの配賦額=105円/時間×700時間=73,500円
製品Nの製造原価=120,000円+80,000円+20,000円
+73,500円
=293,500円
テキストP.66
製造間接費の実際配賦の欠点
計算が遅延する
原価計算期間終了後でないと配賦ができない
製品の単位原価が操業度の変動により
激しく変化する
固定製造間接費のために、生産量の変化によ
り、単位原価が変動する
50
51
テキストP.66-67
製造間接費の予定配賦
製造間接費
=
予定配賦率
一定期間の製造間
接費予算額
同期間の予定
配賦基準数値
製造間接費
製造間接費 × 各製品の実際
=
配賦基準数値
予定配賦額
予定配賦率
53
プリント№7
問1~4
問1
120,000円
問2
140,000円
問3
200,000円
問4
120,000円+140,000円+200,000円=460,000円
54
プリント№7
問5
製造間接費予定配賦額
№21 @200円×1,200時間=240,000円
№22 @200円×1,000時間=200,000円
440,000円
製造間接費配賦差異

440,000円-460,000円=-20,000円(不利)
55
プリント№7
直接材料費
直接労務費
直接経費
製造間接費
合 計
原価計算表
№21
№22
300,000 180,000
200,000 160,000
40,000
20,000
240,000 200,000
780,000 560,000
問6 完成品原価
問6~7
合 計
480,000
360,000
60,000
440,000
1,340,000
№21
780,000円
問7 月末仕掛品原価 №22
560,000円
原価計算表と仕掛品勘定の関係
原価計算表
月初仕掛品
直接材料費
直接労務費
直接経費
製造間接費
合
計
№21
№22
0
300,000
200,000
40,000
240,000
0
180,000
160,000
20,000
200,000
0
480,000
360,000
60,000
440,000
780,000
560,000
1,340,000
合
計
仕掛品(製造)
投入
前月繰越
①材料
①賃金
①経費
②製造間接費
前月繰越
0
480,000
360,000
60,000
440,000
1,340,000
560,000
⑥製品
次月繰越
780,000
560,000
1,340,000
産出
56
プリント№8
製
前期繰越
460,000
材
料
800,000
賃
金
600,000
経
費
500,000
製造間接費 980,000
3,340,000
980,000÷800,000=1.225
1.225×240,000=294,000
合
計
製
品
次期繰越
2,401,500
938,500
3,340,000
1.225×260,000=318,500
1.225×300,000=367,500
原価計算表
№11
期首仕掛品
直接材料費
直接労務費
直接経費
製造間接費
造
№12
№13
-
300,000
240,000
160,000
387,500
294,000
300,000
240,000
112,500
367,500
1,381,500
1,020,000
160,000
260,000
200,000
-
318,500
938,500
57
58
テキストP.52
部門別計算とは
部門別計算とは、費目別計算により集計され
た費目ごとの原価要素を、原価部門(原価の発
生場所)に分類集計していく原価計算の第2段
階の計算手続きである。
費目別計算
部門別計算
製品別計算
59
テキストP.64
原価部門の分類
製造部門
製品の製造に直接
従事する部門
原価部門
補助部門
製造部門あるいは他の補助
部門に用役を提供する部門
補助経営部門
製造部門に直接
サービスを提供する
部門
工場管理部門
工場全体の管理活
動を営む部門
60
テキストP.64
原価部門の設定基準
製品原価の正確な算定のため
作業の同種性を基準に部門を設定
原価管理のため
管理者の責任と権限の範囲と一致した
部門を設定
部門の数は多いほどよいが、経済性を
考慮して決定
61
テキストP.56-62
部門別計算の手続
第1段階
- 第1次集計
原価要素を部門個別費と部門共通費に
区分し、原価部門に配分する
第2段階
- 第2次集計
補助部門に集計された原価を製造部門
に再配賦する
62
部門別計算の手続過程
部門別計算の対象となる原価
第1次集計
原材料
組立部門
仕上部門
第2次集計
動力部
製品
63
テキストP.56-59
部門費の第1次集計
製造部門・補助部門に原価を分類集計する
部門個別費を当該部門に賦課する
部門個別費 = 個々の原価部門単位に直接後付可
能な原価
部門共通費を適切な配賦基準により関係
部門に配賦する
部門共通費 = 複数の原価部門に共通的に発生する
原価
64
プリント№9
部門費配分表
製 円造
部 門円160,000円補 助 部 門
160,000円160,000円160,000
160,000
×45人 ×30人 ×5人 ×20人
配賦基準 合 計×60人
費 目
60人+45人+30
60人人+45
+5人
人60
+20
+30
人+45
人
人+5人
人
60
+30
+20
人+45
人
人+5人
人
60
+30
+20
人+45
人
人+5人
人+30
+20
人
人+5
人 部 工場事務部
第1製造部
第2製造部
動 力
部人+20
修 繕
円185,000円
185,000
円 185,000185,000
円
185,000円
150,000
円150,000
円
150,000
150,000
円
円
×90㎡ ×180㎡ ×30㎡ ×30㎡ ×40㎡
部門個別費:
×600
馬力
×200
馬力 馬力
90㎡㎡+30
+180
㎡+30
㎡
+30
㎡
+40
㎡㎡馬力
90
㎡+180㎡
90
+30
㎡+180
㎡+30
+40
㎡+30
㎡
90
㎡
㎡+180
+40
90
㎡×1,000
+30
㎡+180
㎡+30
+30
㎡ +40
㎡+30
㎡ ×200
㎡ +40
㎡
1,000馬力+600
1,000馬力
馬力
+200
+600
1,000
1,000
馬力
馬力
馬力
+200
+200
+600
馬力馬力
+600
馬力
馬力
+200
+200
馬力+200
馬力
馬力+200
馬力+200
馬力 馬力
間接材料費
-
280,000 200,000
-
20,000
-
間接労務費
-
505,000 180,000 120,000 100,000
25,000
80,000
60,000
部門共通費:
福利費
従業員数
160,000
60,000
45,000
30,000
5,000
20,000
建物減価償却費
占有面積
185,000
45,000
90,000
15,000
15,000
20,000
機械馬力数
150,000
75,000
45,000
15,000
15,000
-
電力料
部門費合計
1,280,000 560,000 360,000 160,000
80,000 120,000
65
テキストP.60-62
部門費の第2次集計
補助部門に集計された原価を適切な配賦基
準により製造部門に再配賦する
 単一基準配賦法と複数基準配賦法
 直接配賦法・相互配賦法・階梯式配賦法
66
テキストP.61-62
直接配賦法
補助部門相互間の用役の授受を計算上
無視し、補助部門費を関係する製造部門
にのみ配賦する方法
計算は簡単であるが、補助部門相互間
の用役授受を無視していることに欠点が
ある
120,000
80,000
20+20
160,000
60+90
45+45
120,000
プリント№10
× 90
× 20
160,000
60+90
× 45
補助部門費配賦表
合 計
製 造 部 門
560,000
360,000
工場事務部門費
動 力 部 門 費
120,000
80,000
160,000
60,000
32,000
80,000
60,000
48,000
80,000
製造部門費合計
1,280,000
732,000
548,000
修 繕 部 門 費
補 助 部 門
第1製造部 第2製造部 動
1,280,000
門
× 45
45+45
費
部
× 20
80,000
20+20
× 60
直接配賦法
費 目
67
力
部 修
160,000
繕
部 工場事務部
80,000
120,000
68
相互配賦法
補助部門相互間の用役授受を計算上も認め、
補助部門費を製造部門と補助部門に配賦して
いく方法
現実に即した方法であるが、計算が面倒
第1次配賦は相互に配賦するが、第2次配賦は直接
配賦法による方法が一般的(要項の相互配賦法)
連続配賦法、試行錯誤法、連立方程式法などもある
69
階梯式配賦法
補助部門に優先順位をつけ、順位の高い補助
部門から低い補助部門への配賦は行うが、逆
は行わないという考え方で計算していく方法
直接配賦法と相互配賦法の中間的な考え方
で、順位のつけ方が重要