“ふるさと生活体験活動”のススメ

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Transcript “ふるさと生活体験活動”のススメ

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子ども農山漁村交流プロジェクト
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小学校による
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役職
フリガナ
氏
保護者向けQ&A付き
“ふるさと生活体験活動”のススメ
所属名
連絡先
かわいい子には“ふるさと生活体験”をさせよう!
名
連絡先に
関する
希望・備考
※取得した個人情報は、当機構個人情報取扱方針に従って厳正に管理し、業務および当機構からの連絡等以外の
目的には使用いたしません。当機構の個人情報取扱方針 http://www.kouryu.or.jp/info/pdf/privacypoli.pdf
“ふるさと生活体験活動”のお問い合わせ先
(財)都市農山漁村交流活性化機構
(まちむら交流きこう)
“農林漁家での宿泊”による交流と本物・感動体験
子
いど
くも
つの
に頃
なの
っ感
て
も動
忘体
れ験
なは
い、
!
〒103-0028 東京都千代田区神田東松下町45神田金子ビル5階
TEL 03-4335-1983・1987 FAX 03-5256-5211
MAIL:[email protected]
ふるさと生活体験活動専門WEBページ
(財)都市農山漁村交流活性化機構
http://www.ohrai.jp/kodomo/
(受入地域協議会の紹介、活動動画の公開、ふるさと子ども夢学校メルマガのご案内等)
(まちむら交流きこう)
本物を通して、子どもが何かが つかめる体験をしてもらいたい!
“ふるさと生活体験活動”とは、子どもたちが農山漁村において、自然体験、農林漁家で
の宿泊生活体験(ホームステイ)、集団活動等を行うことで、自然や地域の伝統・文化、農林
漁業などに親しみながら学びつつ、地域の人々との交流を通して、人間関係のつくり方やコ
ミュニケーション能力の向上、公衆道徳や規範意識などを身につけられるなど、子どもたちの
成長のために日常では経験できない多くの本物を体験できる活動です。
文部科学省では、小学校がこの活動に取り組みやすいように小学校学習指導要領の内容を
子
ど
も
の
い頃
くの
つ感
に動
な体
っ験
て
もは
忘、
れ
な
い
。
ふるさと生活体験活動を
1日目
午前
午後
夜
宿泊
改訂したり、経費の補助金を用意するなど、この体験活動を行うことを勧めています。
行った小学校(モデル校)のスケジュールの例
移動
2日目
自然環境体験(登山)
3日目
林業間伐体験
4日目
川魚学習
5日目
まとめの会
歓迎式
集団活動
・夕食づくり(炊事)
夕食
農家民宿での活動
・農業体験
・夕食づくり
受入家族との団らん
木工クラフト体験
農作業体験
お別れ式
移動
伝統芸能体験(神楽)
キャンプファイヤー
学校到着
公共宿泊施設
(集団泊)
農家民宿
(5名で分宿)
農家民宿
(5名で分宿)
公共宿泊施設
(集団泊)
農林漁家での交流・生活体験
-第2のふるさとづくり-
農林漁家のおとうさん・おかあさんと一緒に農作業や
家の手伝いを行うことで、家族の一員として、社会規
範や生活技術、食の大切さなどの道徳観を学びます。
挑戦・達成感・自信!
子どもたちは慣れない環境で、様々な体験に挑戦
することで、課題を発見し、問題を乗り越えるこ
とを学びます。その達成感は子どもたちの自信を
促し、次の行動に活かせます。
別れ・感動・涙!
日常では親や教師以外の大人と接する機
会の少ない子どもたちも、お世話になっ
た方々に対しては、素直に心を開き、最
終日は涙のお別れになることも少なくあ
りません。
■ 農山漁村でのふるさと生活体験活動の教育的なねらい
現代の子どもたちにおける社会的な課題
ペーパーテストだけではすべての学力を計れない
現代社会の課題の一つに上げられるのが、
不登校・引きこもり・ニートといった自立の
意欲に欠ける青少年の増加です。
教育現場からも、現代の子どもたちの傾向
として“人間関係づくりやコミュニケーショ
ンが苦手、集団生活に適応できない、規範意
識の低下、物事を創意して組む意欲の欠如”
といった意見が挙がっています。
いずれも、子どもたちが将来必要となる社
会適応能力の不足が懸念されます。
一般的に学力といえば、“見える学力”に意識
が向きますが、“見えない学力”が“見える学
力”を支え、個人の成長に大きく影響すると考え
られています。
それは、よく海に浮かぶ氷山でたとえられます。
自立の意欲に欠ける青少年の増加の要因
1.生活習慣の乱れ
:夜更かし、朝食欠食
2.希薄な対人関係
:保護者、地域の大人の関与が少ない
:仲間との接触が少ない
3.直接体験の不足
:体を動かす体験、自然体験の機会不足
参照:平成20年度文部科学省事業説明資料
子どもたちに“生きる力”
の育成を推奨しています!
これらの課題の要因として、現代の
子どもたちにおける生活習慣の乱れ、
希薄な対人関係、直接体験の不足にあ
るといわれています。
文部科学省では、こうした現状を鑑
みて、変化の激しい社会の中で必要と
なる“生きる力”の育成を推奨してい
ます。
子どもたちに必要とされる“生きる力”
見える学力
(知識・理解)
ペーパーテスト
で測定可能
① 見える学力(海上の部分)
・構成:知識・理解
・ペーパーテストで測定:可能
② 見えない学力(海中の部分)
・構成:思考・判断・実践的態度・社会性等
・ペーパーテストで測定:不可能
見えない学力
(思考・判断・
実践的態度・
社会性等)
ペーパーテスト
で測定不可!
子どもたちの学力向上を図るためには、ペーパー
テストでの結果だけではなく、“見えない学力”を
伸ばす“そこに至るまでの過程(=体験等)”も重
要です。
体験学習は学力と生きる力を育みます!
体験学習とは、体験に伴い、以下の段階を通じて学習する方法です。
① 各体験者が、今、ここでの体験で得た“気づき”を大切にすること
② 体験した仲間と気づいたこと、感じたことを“わかちあう”こと
③ その理解から学びを深め、“次の行動”へと生かしていくこと
(1) 確かな学力
①基礎・基本を確実に身につけること = 人としての基礎・基本
②自ら社会の変化に対応できること = 自律性
・課題発見能力:自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考える力
・問題解決能力:主体的に判断・行動し、よりよく問題解決する力
(2)豊かな人間性
体
次の活動
(次に活かされる)
指導者・個人
の目標設定
活 動
(体験する)
験
学習のねらい
ふ
り
返
り
予想・仮説
(新たな手立て)
分 析
(考えてみる)
疑問・課題
(気づき)
①自らを律し、他人と協調できること = 協調性
②他人を思いやる心や感動する心を持つこと = 道徳心・人間性
(3)健康と体力など = たくましく生きるための健康と体力など
出展:中央教育審議会答申(平成20年1月17日)「2.現行学習指導要領の理念」より
体験学習の取り組み方次第では、児童にとって、“見えない学力”だけでなく、“生
きる力”を身につけることができます。
また、学校等において、“事前学習”と“事後学習(ふりかえり)”を織り込むこと
で、より教育効果を高めることができます。
■ 子どもたちの自然体験の教育効果
■ 農林漁家でのホームステイ(家族的な交流)の勧め
現代における子どもたちの自然体験の機会の減少
農林漁家との家族的な交流が魅力!
自然体験の機会が少ない子どもが増えています。それは平成10年と平成17年度に子ども
を対象に実施した調査結果を比べても増加は明らかです。
(%)
ふるさと生活体験活動では“農林漁家や農林漁家民宿でのホームステイ”をお勧めし
ています。子どもたちは、家の方と一緒に規則正しい生活習慣を過ごし、掃除や食事作
り等の家事や農作業等の手伝い等を行います。
受け入れる農林漁家では、子どもたちをお客様扱いせず、家族の一員として迎えます。
この活動を通じて、家族のありがたさを知り、家族の一員として意識を高め、道徳観を
育成することができます。
平成
10年
平成
17年
増減
チョウやトンボ、バッタなどの甲虫を捕ま
えたことがほとんどない
18.7
34.9
16.2
太陽が昇るところ沈むところを見たこと
がほとんどない
33.6
43.1
9.5
海や川で泳いだことがほとんどない
キャンプをしたことがほとんどない
【農家泊先での活動例】
9.8
26.0
16.2
38.2
52.8
14.6
調査対象:小学校2,4年生、中学2年生
平成17年度青少年の自然活動体験等に関する実態調査報告
調査で分かった自然体験による勉強のやる気、成人後などの効果!
自然体験の多い子どもは道徳観・正義感のある子どもが多いことや、自然に触れる体
験をしている時、勉強に対してやる気になる子どもが多いことがわかっています。
成人を対象にした調査(子どもの体験活動の実態に関する調査研究(国立青少年教育
振興機構 平成22年5月))によると、子どもの頃の体験が豊富な人ほど、次に示し
たことがあらわれており、成人後にも効果が反映される可能性があることが分かりま
した。
・やる気や生きがいがある
・最終学歴が大学・大学院である
・現在の年収が高い等
また、小学校高学年から中学校までは、地域活動や家
族とのかかわりが大切であることも明らかになりました。
小学生は自然に触れる体験をした時、
ほとんどの子どもが勉強に対してやる気になる!
※平成14年国立教育政策研究所
「学習意欲に関する調査研究」
より
A家
B家
C家
D家
畑仕事と野菜の収穫
山仕事と料理づくり
ブナの原生林探検
川魚捕りと調理
少人数宿泊による農林漁家泊の教育効果
① 道徳観(家族の一員としての意識等)
② 社会性(コミュニケーション能力)
参考コメント
③ 自律性(自立、積極性、問題解決能力)
この活動を通じて、子どもたちの
成長を一番感じたのは、農林漁
家に宿泊した直後でした!
④ 協調性(農家・仲間との連帯感)
⑤ ふりかえり(自己の見つめ直し)
※平成21年度にふるさと生活体験活動を実施した全国
8つの小学校の担当教員を対象にしたヒアリング調査
((財)都市農山漁村交流活性化機構 )
(東京都・女性・小学校教諭)
参考:農林漁家泊では5名程度が教育効果を高めます!
1.仕事・規範因子
農林漁家泊の場合、「命の
大切さへの関心が高まる」、
「任意活動に積極的に参加す
るようになる」といった効果
を中心に、宿泊人数4~5人
程度で教育効果が最も高いこ
とが分かりました。
文部科学省が平成20年度に指定した
モデル校に対し、体験前後における児
童生徒の変化に関するアンケート調査
結果を、農林水産省農林水産政策研
究所により因子分析したもの。
2.挨拶・
6.コミュニケー
ション力因子
お礼因子
5.協力・連
帯感因子
3.生命への
関心因子
4.チャレンジ精神因子
2人未満
2~4人
4~6人
6人以上
はじめて児童をふるさと生活体験活動
Q1
農林漁家泊など、この活動を実施できる農山漁村地域はあるのですか?
A1
受入体制を整えた受入地域協議会が全国的に発足しています。
総務省、文部科学省、農林水産省は、平成20年度から5年間をかけて、子ども農山漁
村交流プロジェクトといわれる小学校による農山漁村でのふるさと生活体験活動の推進を
行っています。
この推進を通して、全国の農山漁村において、農林漁家泊や体験プログラムの提供、地
域内の安全管理などの現地での業務を委ねられる受入地域協議会の発足を促しています。
この協議会では、地方自治体や関連企業・団体、受入実践者等で構成され、学校と受入
実践者とをつなぐ総合窓口を設けています。
ワンストップ
サービス
小学校
(窓口一本化)
総
合
窓
口
農林水産省は、全国に地域一体による安全・安心な受入体制の整備を図っていくために、そ
の核となる“受入モデル地域”を指定し、その整備の支援を行っています。
担当:農林水産省 農村振興局 都市農村交流課
総務省は、受入地域の体制整備、小学校による活動、都道府県協議会による活動を支援でき
る特別交付税を交付しています。
担当:総務省 自治行政局 コミュニティ交流推進室
(農山漁村地域)
食事の手配・提供
プログラムの手配・提供
回答
小学校の
活動目標・計画
参考:国による受入体制の整備等の支援
受入地域協議会
宿泊の手配・提供
要望
に送り出す“保護者”のためのQ&A
その他要望の手配・提供
協議会
の構成員
・地方自治体
・関連企業
・関連団体
・農林漁業者
・体験指導者
・その他実践者
<農林水産省受入モデル地域位置図>
凡例
平成20年度
~22年度
(採択年度)
平成23年度
http://www.ohrai.jp/kodomo/
(ロゴ:健全(オーライ!)な日本の子ども)
参考:受入地域協議会の登録制度
関係機関との緊急連絡体制
地域内の病院、診療所、消防、警察、市町村等
(財)都市農山漁村交流活性化機構では、小学校が受入体制が整った受入地域(協議会)
をご利用いただけるように、受入地域協議会の登録制度を運営しています。
その登録の際、申請した受入地域協議会の安全管理を含めた受入体制の整備状況を確認
しています。
登録した受入地域協議会に係る受入体制の情報は、小学校関係者向けにインターネット
のWEBページで公開しています(右上のURLアドレス参照)。
※平成23年3月現在の登録件数185件
はじめて児童をふるさと生活体験活動
に送り出す“保護者”のためのQ&A
Q2 この活動中、児童の安全と健康等の配慮は大丈夫ですか?
Q3 子どもがはじめての参加なので不安ですが
A2
A3
小学校と受入地域協議会が事前に連携して対応します。
受入地域協議会では、受入実践者向けに安全・衛生面の研修会
を開催し、安全管理の技術の習得を図ったり、準備の段階から小
学校と連携を図り、事前に保護者からいただいた各児童の食アレ
ルギー、病症、常備薬の服用等といった健康面や生活面の配慮事
項を受入実践者と共有すること等で、各児童の安全と健康等に配
慮した対応をすることにしています。
さらに、緊急時に速やかな対応が行えるように、総合窓口が対
策本部を兼ねつつ、受入地域の最寄りの病院、診療所、警察、消
防、市町村等との緊急連絡体制を設けることにしています。
小 学 校
学校では現場の下見のほか、安全確認等のために受入側との綿密な打合せを行います。
それらの結果を踏まえ、保護者への事前説明会の開催や資料の作成・配布等を通して、保護者
の不安や質問にお答えします。
各児童がかかえるアレルギーや既往症等についても、保護者から事前に情報を提供いただき、
受入側と個人情報に配慮しながら、情報を共有し、活動中は各児童ごとに対応をしていきます。
受入実践者研修
地域一体の安全管理体制
報告
報
告
連
絡
事前対策
総
合
窓
口
・安全管理の研修
・受入前の説明会
・損害保険加入等
受入実践者
による
安全管理
報告・連絡・相談
・農林漁業者
・体験指導者
・その他実践者
対
応
食アレ
ルギー
薬の
服用
緊急時
の対応
参考:受入地域協議会における児童のための安全管理確認事項(抜粋)
(財)都市農山漁村交流活性化機構では、受入地域協議会の登録の際、以下に掲げた安全
管理体制の整備状況を確認しています。
受入地域協議会
連絡
学校が保護者説明会や資料等を通じて、ご質問にお答えします。
連
絡
生活面
の心配
・農林漁家等の受入実践者向けに安全・衛生に関する研修を行うこと
・事前に現地や各児童のアレルギー等を確認し、事故の予防に備えること
・危険を伴う活動の際、児童には事故防止のための事前説明を行うこと
・事故発生時に、児童の心身にとって迅速・適切な対処を行えること
・最寄りの病院・診療所との連携を図り、迅速な対応ができること
・病院、診療所、消防、警察等との緊急連絡体制を構築していること
・ふるさと生活体験活動を想定した損害賠償保険に加入していること等
小 学 校
報
告
関係機関との緊急連絡体制
各児童の配慮事項
保 護 者
報告
関係者の
情報共有
地域内の病院、診療所、消防、警察、市町村等
総
合
窓
口
報告・
連絡・
相談
事故発生
現地担当者
連
絡
対
応
関係機関
地域内の病院、診療所、消防、警察等
児童の安全と健康等に配慮した相互の連携体制
保 護 者
事故発生時の緊急連携体制のイメージ
はじめて児童をふるさと生活体験活動
Q4 この活動で教科の勉強はおろそかにならないですか?
A4 授業の一環として、教科の理解を深める工夫ができます。
に送り出す“保護者”のためのQ&A
参考:受入地域協議会による
準備~事後までのサポート!
協議会
サポート 3
事後学習等の協力
・精算等の手続きの協力
・事後学習への協力
・その他学校活動への協力
各教科の指導内容を定める小学校学習指導要領によると、5年生社会科は「我が国の
農業や漁業」、理科は「植物の発芽・成長・結実、流水の働き」など、各教科の指導内
容には農山漁村の資源・環境を活かせるものが数多く示されています。
この体験活動を通して、訪れた農山漁村での“本物の教材”を活用していくことで、教
室での知識等の習得と合わせて、バランス良く教科の理解を深めることができます。
協議会
サポート 2
実践(現地学習)
参考:農山漁村での体験と教科等の関連づけ(小学校5年生)の事例
○
○
○
○
○
○
○
ブナ林の散策(5年理科:植物の発芽・成長・結実)
源流の観察(5年理科:動物の誕生 流水の働き)
登山(特別活動、5年体育:体づくり運動)
秘密基地づくり(5年図工:材料や場所などの特徴に基づいた造形遊び)
農家との対話(5年道徳)
農作業体験・酪農作業体験(5年社会:我が国の農業)
農家での食事作り、野外炊事(5年家庭:簡単な調理)
〔充実した本物体験の提供〕
・自然・農林漁業・文化とのふれあい
・体験指導者等による指導と安全確保
・農林漁家泊、各種交流の実施等
協議会
サポート1
〔学習環境の提供〕
・安全かつ健やかな学習環境の提供等
準備・事前学習
〔事前打合せ〕
・小学校からの要望の聞き取り
・小学校との実施内容の検討・調整等
教科の位置
づけは?
小学校が求
める教育目標
は?
〔学習環境の手配・確認〕
・食事・宿泊・体験等の手配
・各児童の安全・健康管理事項の確認
〔その他の協力〕
先生の「オモイ」や
「ネガイ」は?
・教員による下見の手配
・保護者説明会向けの情報提供
・事前学習向けの情報提供等
参考:新しい学習指導要領における授業時数の確保に係る記載
(第1章 総則、第3 授業時数等の取扱い)
1.各教科等や学習活動の特質に応じ効果的な場合には,これらの授業を特定の期間に行うことができる。
連絡・調整の“繰り返し”
4.各学校においては,地域や学校及び児童の実態,各教科等や学習活動の特質等に応じて,創意工夫
を生かし時間割を弾力的に編成することができる。
5.総合的な学習の時間における学習活動により,特別活動の学校行事に掲げる各行事の実施と同様の
成果が期待できる場合においては,総合的な学習の時間における学習活動をもって相当する特別活動
の学校行事に掲げる各行事の実施に替えることができる。
小学校関係者
互いの“信頼”を持って
取り組みます!
受入地域
はじめて児童をふるさと生活体験活動
に送り出す“保護者”のためのQ&A
ふるさと生活体験後の子どもたちの変化(成長)の声
Q5 農林漁家のホームステイというのはどのようなところなのですか?
A5
事前に研修を受けた“農林漁家のご家庭”で受け入れます。
“農林漁家が経営する民宿”や“受入条件が整っている農林漁家”が受入先です。子どもた
ちにはお客様扱いせず、家族の一員としてのふれあいを大切にした受け入れを行います。
いずれの農林漁家も、各地域において開催される説明会や研修会などに参加し、子どもたち
の 受入心得や安全・衛生管理について、事前に学んでから受け入れることにしています。
Q6 子どもたちはこの体験を行ってどのような成長をするのでしょうか?
A6
担当教員や保護者から子どもたちの変化・成長を伝える意見をいただいています。
担当教員からいただいた感想
●豊かな自然、地域の人との出会いから、学校では経験できない体験を
し、自然環境の大切さを認識された。
●農家が育てた農産物の収穫を通して、食べ物の命をいただいている意
識を持ち、食べ物の好き嫌いもしないようになった。
●学校では消極的だった児童が、体験活動を通じて自分の意見を表し、
積極的に仲間を手助けするようになった。
●チャレンジする力、協力する力、コミュニケーション力や自己肯定感
が高まった。
●お別れの時、農家民宿のおかあさんとお別れするのがつらくなって、
自然に涙を流していた。
参考:新しい学習指導要領における体験と道徳に係る記載
第1章 総則・第1 教育課程編成の一般方針
2 道徳教育を進めるに当たっては、教師と児童及び児童相互の人間関係を深めるととも
に、児童が自己の生き方についての考えを深め、家庭や地域社会との連携を図りながら、
集団宿泊活動やボランティア活動、自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面
に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない。
第6章 特別活動
第1章 総則・第2 各活動・学校行事の目標及び内容〔学校行事〕
2 内容 全校又は学年を単位として、学校生活に秩序と変化を与え、学校生活の充実と発
展に資する体験的な活動を行うこと。
(4)遠足・集団宿泊的行事
自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や
文化などに親しむとともに、人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについての望
まし い体験を積むことができるような活動を行うこと。
保護者からいただいた感想
●帰ってきた子どもの目の輝きが違っていた。
●体験してきたことを夢中になって話す姿に
驚いた。
●言葉づかいが丁寧になり、家のお手伝いも
するようになった。
●食べ物の好き嫌いがなくなってきたようだ。
●これからも学校にはこの活動でお願いしたい。 参加した児童の作文