上越総合教育プランのコンセプト - 上越市教育委員会 学校教育課

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Transcript 上越総合教育プランのコンセプト - 上越市教育委員会 学校教育課

上越だからできる教育
上越市総合教育プラン策定のコンセプト

少子高齢化、グローバル化、情報化、地方分権の進展、安全・安心の問題など時代
の変化に対応し、未来に希望や夢をつなぐ教育計画とする

国や県の教育の方向を視野に入れつつ地方でこそ可能な教育計画とする

学ぶ意欲の低下、規範意識や道徳心、自立心の低下など学校教育の抱える問題に
対し積極的に取り組み、「自ら学び、自ら考える」子どもを育てる教育計画とする

心の豊さや生きがいを生涯教育の中で見出せ、身近に芸術文化などに触れ合える
教育文化都市を目指す教育計画とする

家庭教育力や地域の教育力の低下など社会全体が抱える問題に対し、地域づくり
の中で解決をはかる教育計画とする

合併前上越市と13区それぞれがもっていた教育計画を継承し、地域の独自性や良
さを生かす総合的な教育計画とする
少子高齢化、グローバル化、情報化、地方分権の進展、安全・
安心の問題など時代の変化に対応し、未来に希望や夢をつな
ぐ教育計画とする
・上越市各計画との連携をとり、補完的総合的な教育計画にする
→ 第5次総合計画(H16~H25)
→ 次世代育成支援のための上越市行動計画(H17~H21)
→ 生涯学習推進プラン(エンジョイ・ライフ・プラン21)
→ スポーツ振興プランJSTEP21(H13~H17~H23)
→ 男女共同参画基本計画(2002~2010)
→ 食育プラン
→ 学校教育重点方針(各年度ごとに作成)
・これまでの旧上越市+13区の教育計画
国や県の教育の方向を視野に入れつつ地方でこそ可能な教
育計画とする
•
様々な地域特性をもつ→地域のよさを生かした特色ある学校づくりを
しやすい
•
少人数学級が多い→少人数のよさを生かした学習指導を展開できる
•
全教員にコンピュータを配布し、教育専用ネットワークが整備されて
いる→先進的なICT教育に取り組む条件整備がすでになされている
•
スクールバスをもつ13区がある→機動性ある教育活動が展開できる
•
13区は統合するまで独自の教育行政を行っていた→地域教育協議会
を設立しやすい環境がある
•
豊かな自然環境がある→環境教育や理科教育の素材が豊富である。豊
かな食材を確保し、望ましい食習慣を身に付けさせる職教育が展開で
きる。
•
広域に展開する図書館ネットワークが整備されている→豊かな読書生
活を人生に取り入れることのできる環境にある
•
積極的に同和教育に取り組んできた実績がある→先進的で奥深い人権
教育に取り組める
•
上越教育大学や県立看護大学がある→専門的なバックアップを受けら
れる
学ぶ意欲の低下、規範意識や道徳心、自立心の低下など学校
教育の抱える問題に対し積極的に取り組み、「自ら学び、自ら
考える」子どもを育てる教育計画とする
•
少人数の特性を生かし、「わかる授業」「できる授業」「考える授業」を展
開する
•
小中連携で「英語活動」〜「英語教育」の連続をはかる
•
教員研修団体やNPOなどの優秀な人的資源を効果的に活用し、教員の
資質向上を図る
•
地域教育ネットワークを有効活用し、校務の効率化や教材研究の共有
化を図り、子どもの学力向上に結びつける
•
発達障害に関する理解を深めることで個々の子どもの特性に目を向け、
個々の子どものニーズに応じた授業を全学校、全学級で行う
こんなこと
できないだろうか
<小学校「親子科」カリキュラム>
生活習慣の乱れた子供たち、不登校やいじめに悩む子供たち、発達障害の子供た
ちなど学校だけではなかなか解決できない問題に、親子関係をしっかり築いていく
ことで解決に導いていく「親子科」の独自カリキュラムの開発を
大手町小学校が研究開発学校になって取り組めるのでは・・・
生活科を母体に親子で取り組むカリキュラムを開発する。
こんなこと
できないだろうか
<学校プロポーザルシステム>・・学校を対象としたプロポーザル・コンペティション
学校の特色ある取組を支援する事業。
・各学校は自校の特色ある学校づくりを行うための戦略構想を宣言(プロポーザル)
する。
・宣言した経営戦略に対して、支援する体制を教育委員会が中心になって作成する。
・市教委職員、NPO、大学、地域教育会議でサポートチームを作り、方策面、財政
面、法律面などのコンサルティングを行う。
心の豊さや生きがいを生涯教育の中で見出せ、身近に芸術文
化などに触れ合える教育文化都市を目指す教育計画とする
・上杉謙信や春日山城などの史跡
→ 「春日山城蹟5ヵ年整備事業」
・小林古径、小川未明などの文化人
→ 小林古径記念美術館、総合博物館
・奈良時代に国府がおかれていた
→ 上越市埋蔵文化財センター
家庭教育力や地域の教育力の低下など社会全体が抱える問
題に対し、地域づくりの中で解決をはかる教育計画とする
こんなこと
できないだろうか
<子育て支援学校教育ハンドブック>
•保護者に向けて「上越市の教育ハンドブック」を作成し、小学校から中学校まで
9年間カバーできる保育手帳の学校教育版のようなものを作成する。
•ハンドブックは当該児童が中学校を卒業するまで使用する
•ハンドブックには発達段階に応じて親が子供を教育するための「教科書的なペ
ージ」や「こんなときはどうする」というようなQ&Aや子供の成長段階を記録でき
るポートフォリオ的なページを用意する。
•学校での保護者会やPTAなどでも活用できるように工夫する
•市内の教育施設や教育機関などの一覧を載せる
•子供のことで困ったことがあったら相談できる相談機関一覧を載せる
•ハンドブックの作成には市の学校研の部会に依頼、また大学の地域貢献事業
を活用し、大学との連携をとって行ってはどうか
こんなこと
できないだろうか
<校長による保護者ヒヤリングの実施 >
・小・中学校の入学前の時期に該当校の校長による入学時の面接を行う
・面接では校長による学校のグランドデザイン説明と保護者の教育方針のヒヤ
リング及び教育相談を行う
・時間は15分程度とし、2ヶ月程度の期間の中で保護者の都合が付く日に個別
に
実施する
・子育て支援学校教育ハンドブックが作成できればこれを用いて実施する
<地域と連携して作る学校教育>
•中学校で開催する生涯学習講座
•各学校のプロポーザルに対して地域が教育支援体制をとる
–小学校英語活動
–国語力強化
–読書活動
–特別支援教室支援体制
こんなこと
できないだろうか
合併前上越市と13区それぞれがもっていた教育計画を継承し、
地域の独自性や良さを生かす総合的な教育計画とする
・ 豊富な地域資源を活用した体験活動
→ 謙信kidsスクールプロジェクト 海と山と大地の楽校
・ 様々な生涯学習事業や教育施設の利用
→ 生涯学習講座、公民館事業、体育施設利用、体力づくり事業
・ 少人数の特性を生かした英語化・小中一貫校(教育特区制度の活用
こんなこと
できないだろうか