Transcript 日本言語學研究
日本言語學研究 1-5 目次 日本語学とは 音声と音韻 文字表記 語彙 文法 方言 文法 品詞分類 体言:主語になるもの。 用言:述語になるもの。 語: 文節: 文: 文法 活用 五段活用 上一段活用 下一段活用 カ行変格活用 サ行変格活用 文法 敬語: 尊敬語、謙譲語、丁寧語 1.尊敬語: 話し手が、話の内容世界の動作主への「敬意」をあらわ すもの。 動詞 お/ご+連用形+になる 未然形+られる サ変動詞+される 形容詞 お/ご+形容詞 名詞 お/ご+名詞 文法 尊敬語: 書く お書きになる、書かれる 利用する ご利用になる、利用される 若い お若い きれい おきれい お考え。ご病気。貴社。 文法 行く、来る、いる -いらっしゃる 食べる、飲む -召し上がる 言う -おっしゃる 見る -ご覧になる 寝る -お休みになる 死ぬ -お亡くなりになる 着る -お召しになる する -なさる 文法 2.謙譲語: 話し手が、話の内容世界の動作主の動作を描く ことを通して、動作の受け手への「敬意」をあらわ すもの。 動詞 お/ご+連用形+する お/ご+サ変動詞+する 書く お書きする 報告する ご報告する 文法 行く、来る -伺う、参る 食べる、飲む -いただく 言う -申し上げる 見る -拝見する 尋ねる -伺う、お尋ねする する -いたす 母が先生にお話しした。 文法 3.丁寧語: 話し手が、聞き手への「敬意」をあら わすもの。 わかりました。すぐそのことを話します。 文法 文の構成: 態、肯定否定、時制、法(ムード、 モダリティ) 文法 動詞の四分類(金田一春彦) 1.状態動詞:テイルの形を取れない(ある、要 る。。。。) 2.継続動詞:テイルの形をとって動作が進行中の 意味をあらわす(歩く、食べる,降る。。。。) 3.瞬間動詞:テイルの形をとって瞬間的な動作が終 わって、結果が残存することをあらわす(死ぬ、 壊れる、電灯がつく。。。。)。 4.第四種動詞:テイルの形しかとれない(似る、聳 える。。。。) 文法 アスペクト: 動詞の表す動作、作用は、時間の流れの 中で、始まりの段階、継続する段階、終わ りの段階、その結果の段階というように展 開するが、そのどこに焦点を当てて言うか の文法的区別。