ポストNOAA時代の衛星データ受信体制

Download Report

Transcript ポストNOAA時代の衛星データ受信体制

Japan Fisheries Information Service Center
平成19年度大型クラゲ等有害生物出現調査及び情報提供事業
2008年度に向けての課題(理想?)
• 現況把握
– 全漁船・全定置からリアルタイムで情報が送られてくる
– 調査船が常に沖合を監視
– 自動処理でmapなどがどんどん作成される
• 予測
– 明日の予報が出せる(天気予報のごとく)
– 長期予報が出せる(天気予報のごとく)
• 情報配信
法律で報告の義務
化や、気象業務法の
ような法整備がない
と無理!!!
– 頻繁に情報更新(1時間ごと?)
– インターネットや携帯やFAXに加えてYahoo地図や
google-earth?TVの天気予報?
こういうことを期待している人も確実に
存在する!(費用対効果?!)
Japan Fisheries Information Service Center
平成19年度大型クラゲ等有害生物出現調査及び情報提供事業
2008年度に向けての課題(調査)
• 迅速性の問題
– 漁協も漁業者(水試も県庁も)も忙しいから、毎日毎日報告しろとは、
とても言えない!
– 発見日とJAFICへの報告日には大きな差がある場合もある
– どこで妥協するか?
• 把握率の問題
– 代表的な漁協や漁業者の調査で県内の全容把握?
• 大型定置は全部網羅する?TACとおなじで正確な全容把握は無理?
• 妥協点は?
• 航空機を使った調査
• 計量魚探の利用
表層で見えない
ときどうする?
– 宮城、福島では積極的に調査を行っている
– 組織的調査体制の整備は必要?会議等の開催?
• 重点調査(若狭湾)
– 毎年被害が出る若狭湾一帯を重点的に調査したらどうか?
関連して定点調
査の強化?
Japan Fisheries Information Service Center
平成19年度大型クラゲ等有害生物出現調査及び情報提供事業
2008年度に向けての課題(情報提供)
• JAFICからの情報について
– まず、2007年タイプの情報配信の改善箇所は?
– 2008年度の強化:地域マップの定常配信
• 地域マップを誰のために作るか?水試?漁業者?
– 迅速性の向上:1日に2回程度の更新?
• 調査との兼ね合いがある
– Web-GISの強化
• 位置精度を正確にしないと問題が多い=曖昧な位置が通用しない
• これについては各県に相談
– 携帯情報をどう改善するか
• 現在文字情報。アクセスは結構ある。画像は無理そう?
• 県内の情報提供について
– JAFICではカバーしきれない末端への情報伝達
– どうすればよいか?必要とされているのは何か?
– なんとなく階層構図?地先漁業者対応はやっぱり水試や普及員
Japan Fisheries Information Service Center
平成19年度大型クラゲ等有害生物出現調査及び情報提供事業
2008年度に向けての課題(予測)
• 予測について
– 中長期予測(水研)
• 1ヶ月に1回程度の定期的情報配信(期待)
• 粒子分布図が分かりやすい?!
• どのような形で配信されると良いのか?
– インターネット?プレスリリース?
– 予測は漁業者のためではなく、普及員や研究員に向けたもの?
– 短期予測・見通し(JAFIC)
• 経験的手法
• 統計的手法や画像処理手法
• どのような形で配信されると良いのか?周期は?
– インターネットを予定
JAFIC/Japan Fisheries Information Service Center
これを大型クラゲ情報
と組み合わせる・・・
Web-GISで実現
JAFICの衛星情報提供
NOAA/AVHRRオリジナルデータ
H19より要望のあった水試等に
会員サービスで提供開始
www.jafic.or.jp/terascan
JAFIC
NOAA/AVHRR 表面水温データ
TERASCAN
受信データ
NOAA
METOP他
H19より会員サービスで提供
JAFICフォーマット
www.jafic.or.jp/sat/data/JAFIC
PVLフォーマット
www.jafic.or.jp/sat/data/JPVL
水産試験場等
Terascanのソフトを
有する機関では
オリジナルデータを
インターネット
ID/パスワード認証
水産試験場等
解析主体の機関では
表面水温データを
NOAA/AVHRR 表面水温画像
これまで同様会員サービスで提供
www.jafic.or.jp/sat/member
高度な処理画像
0.5℃画像、特定領域画像など
特殊処理への対応は今後個別に検討
新しい情報提供(H19.11~)
新たに会員サービスで情報提供
現在無料提供
将来的な情報提供
水産試験場等
閲覧等主体の機関では
表面水温画像を