Transcript 色彩調和Ⅰ
色彩調和Ⅰ 配色の基本的な考え 方 ◆配色とは、2色以上の色を効果的に組み 合わせること ◆配色を考えるのに大切なのは調和感 ◆配色を考える手がかりは、色相またはトー ンである 色相から配色を考える トーンから配色を考える トーン共通の配 トーン 色 配色 トーン対照の配 色 同一トーン配色 類似トーン配色 対照トーン配色 類似トーン配色 縦方向に隣り合って並んだトーン lt2 + sf20 類似トーン配色 横方向に隣り合って並んだトーン ltg2 sf6 類似トーン配色 斜め方向に隣り合って並んだトーン v4 b10 対照トーン配色 明度が対照的なトーン lt2 + dp24 対照トーン配色 彩度が対照的なトーン v2 ltg6 配色の基本的な技法 アクセントカラー =強調色 配色全体を引き締めるために、小さい面積で 用いる色のこと アクセントカラーdp2 ベースカラーp24+ アソートカラーlt22 + セパレーション 配色が強烈すぎたり、それぞれの色の違いが はっきりせずにぼやけて見えるときに、境界部 分に色を加えることで調和を得る方法 無彩色や低彩度色が使われ る セパレーションW ベースカラーv20 アソートカラーv24 グラデーション ◆色を段階的に、リズミカルに変化させながら 配列した多色配色のこと ◆動きや流れを与える ◆色相、明度、彩度、トーンを規則的に選択 する必要がある 色彩効果 色彩と構成 図と地の関係 デザインなどの視覚的表現において、 主体となるものを図、背景となるものを地という バランス 画面の上のほうに軽い色、下のほうに重い色 を配置すると安定感が出る バランス アンバランス リズム ◆もとは音楽用語 ◆同じような形や色を繰り返し使うことでリズム を生み出す ◆2色以上を一つのユニットとして繰り返し反復 することをリピティションという コントラスト 対比・対照の意味で、色相やトーンなどに、 対照的な要素を組み合わせることで生まれる 対照トーン 類似トーン+ アクセントカ ラー 類似トーン+ セパレーション プロポーション 比や割合のことで、ある部分が全体に対して どの程度の割合になっているかを意味する 面積比を変えることで印象を変えることができ る 色による立体効果 普段見慣れた明暗の関係を色に結びつけると、 凹凸感が感じられる 凹 凸 色による遠近効果 近くのものを濃い色ではっきり描き、遠くのもの を淡くぼやけたトーンで描き距離感を出す手法 を空気遠近法という