災害心理教育③(リラクゼーション)

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Transcript 災害心理教育③(リラクゼーション)

どうやって気持ちをまもるの?
~おちついてためしてみよう~
落ち着かない気持ち
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いつもより、よく眠れない・・・
いつもより、ハイテンションだな・・・
いつもより、ごはんが食べられない・・・
いつもより、イライラしちゃう・・・
いつもより、ケンカしちゃった・・・
いつもより、心配なきもち・・・
あなたはどんな感じ?
「びっくり反応」が大きかった
から、みんなそんな感じがする
自分のからだに何が起きているのかな?
なんで、そうなるの?
いつも「危なくないか?」と準備
=よーいドンの、直前の状態
・ ドキドキする、ハアハアする
・ 緊張する、イライラする
・ 眠れない
ぐっすり寝ている時の状態
・ 体の力が抜けてる
・ よだれが出る
・ おなかもすく
・ 心臓もゆっくりうごく
だから、こんなことをしてみよう
「びっくり緊張系」を、あんまり強くしないように、
 「リラックス系」がいっぱい働くように、
こころがけましょうね。

具体的には・・・・
 ゆっくりお話ししよう。
 大きな声でおこったりしないように(大人もね)。
 急がないときは、走ったりしないで、歩こう。
 リラックス体操をしよう。
リラックス方法①
1.
2.
3.
4.
5.
6.
まず、片方の手をお腹のうえにおきます。
鼻から息を吸いましょう。鼻から吸うと、空気がいっぱい
入ってきて、お腹がふくらむの手で感じるよね。
今度は、口から息をはきましょう。息をはくと、お腹が
グーッとへこんでくるね。
3つ数えるよ。そのあいだ、ゆっくりゆっくり鼻から吸って。
今度は、ゆっくりゆっくり口からはいて。1,2,3。
はい、よくできました!
「こころとからだのケア~こころが傷ついたときのために~」より引用
イラスト 武井陽子
リラックス方法②
スタッフやともだちに、背中や手のひらをトント
ンって、やさしくゆっくりたたいてもらおう。
● 相手が「安心できますように」とねがってさすろう。
● 早くさすったり、ゆっくりさすったりしてみよう。
「こころとからだのケア~こころが傷ついたときのために~」より引用
イラスト 武井陽子
リラックス方法③
いやでなかったら、背中や手のひらを、ゆっくりさ
すってもらうと安心できるよ。
「こころとからだのケア~こころが傷ついたときのために~」より引用
イラスト 武井陽子
リラックス方法④
一人でやってみるときは、自分で、こめかみ(目の
横)を指でかるくおしたり胸のあたりをそっとたた
いてみよう。
「こころとからだのケア~こころが傷ついたときのために~」より引用
イラスト 武井陽子
わたしたちにできること
今は、なるべくリラックスすること。
⇒できるかぎりでね。
 自分のことは自分ですること。
⇒困ったら、大人に相談しよう。
 人にやさしくすること。
⇒人にやさしくすると、やさしくしてもらえるよ。
 あなたにできることは、どんなことですか?
⇒大人が気づいていないかもしれないから、
できることがあったらそっと教えてね。
