Transcript 資料組織概説 第1回
情報資源組織演習A 第1回 情報資源組織の概略と主題分析 2012年4月9日(月) 第4時限 R002教室 授業に関する情報(1) • 教科書は使用しない • 授業の資料はWebに掲載 URL: http://www.tokiwa.ac.jp/~mtkuri/ – 必ず事前にプリントアウトして持参すること – その回だけでなく、以降の授業、試験にも持参 すること • 他に授業中に資料を配布することもある • 授業および試験には国語辞典、英和辞典 を持参すること(電子辞書でOK) 授業に関する情報(2) • 次の2点は購入する必要はないが、図書館で必ず 手に取ってみること – 『基本件名標目表(BSH) 第4版』 – 『日本十進分類法 新訂9版』 (いずれも日本図書館協会発行) • 最後の週に試験を行う(持ち込み可) – 授業で使用した資料は必ず持参すること • 成績は、試験の点数で評価する – 授業態度が悪い場合は減点する – 出席率は重視しないが、3分の1以上の欠席は 不可 授業に関する情報(3) 授業スケジュール 1. 主題分析の技法 2. 基本件名標目表による件名付与作業 3. その他の統制語彙表 4. 日本十進分類法による分類作業 5. その他の分類表 6. ネットワーク情報資源の主題検索 情報資源組織の概略 図書館法規と情報資源組織 • 図書館法第2条 「図書館とは、図書、記録 その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、 一般公衆の利用に供し、(後略)」 • 学校図書館法第2条 「学校教育に必要な資 料を収集し、整理し、及び保存し(後略)」 • 司書課程では、資料の整理に関する科目を 「資料組織(概説・演習)」と呼んできた • ネットワーク情報資源などの普及により、「資 料組織」から「情報資源組織」へと名称変更 図書館サービスと情報資源組織 • 図書館サービス library service – パブリック・サービス public service • 利用者への直接サービス • 閲覧、貸出、レファレンス・サービス等 • 狭義の図書館サービス – テクニカル・サービス technical service • 間接サービス • 資料の収集、整理等 • 情報資源組織が扱うのはこれ テクニカル・サービスにおける資料の流れ 1. 2. 3. 4. 5. 資料の選択(選書) 発注 受入 整理(情報資源組織) 利用者サービス部門への引渡し(配架) • 現在では多くの公共図書館の整理部門が外 注になり、受入と同時に目録データも納入さ れる 情報資源組織の構成要素 • 記述目録作業 descriptive cataloging – 情報資源の書誌記述作成 – 標目(検索のための見出し)の選定 – 指針=目録規則 • 主題目録作業 subject cataloging – 情報資源の主題分析 →分類記号、件名標目の付与 – 指針=分類表、件名標目表 *演習Aで主題目録作業、 演習Bで記述目録作業の演習を行う オンライン目録(OPAC)(1) • 常磐大学情報メディアセンターのOPAC • 携帯電話専用のOPACも https://libopac1.tokiwa.ac.jp/mobileopac/ • 茨城大学図書館のOPAC • 水戸市立図書館のOPAC • 茨城県立図書館のOPAC – 茨城県内図書館横断検索システム • Webcat Plus, CiNii Books • 国立国会図書館 NDL-OPAC オンライン目録(OPAC)(2) • 検索してみよう – 図書館員に関する本 • キーワード、タイトルと件名の違い – 心理学に分類されている資料 第1回のまとめ • 授業の資料は下記ウェブページからプリン トアウトして持参すること • http://www.tokiwa.ac.jp/~mtkuri/ • 情報資源組織演習Aでは、主題目録作業 の演習を行う