1. - 先端情報システム研究室

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Transcript 1. - 先端情報システム研究室

先端情報システム
研究室
創立 平成16年
先端情報システム研究室の
基本理念
• インターネットの進展の中で、既存組織の
垣根(製造業、金融業などの間の壁)が崩
れ、不特定多数の組織・個人が有機的に
繋がって新規ビジネスを興すことが可能と
なった。そこでは、異文化組織・個人の間
で多様なサービス・機能が生まれつつある。
対応
•インターネット上でのバー
チャル組織/サイバービジ
ネス、における意思決定支
援・コラボレーション(知識
の創造)を支援する異文化
交流促進支援システムの
研究。
研究室の特徴
上級システム・エン
ジニアを目指す
集団
矢島研モットー
議論を自由に
研究室では
平等に
実学の重視
世界のグローバル化に伴い、
異業種企業との連携、コラボ
レーションビジネスが、急速に
拡大しつつあるとともに、高付
加価値ビジネスが求められて
おり、そのための情報システム
が必須となっている。
高度コラボ
レーション
技術の研究
創造活動支援
システムの
研究
高度コラボレーション技術の研究
研究概要
異種文化の人の間の、多様なコミュニ
ケーション形態に対応した、コミュニ
ケーション・コラボレーション支援システ
ムの研究
テーマ具体例
・知的遠隔コミュニケーション・システム
・集合知形成支援システム
・知的コミュニケーション・インタフェース
関連技術
エージェント
技術
生活ログ蓄積
活用技術
アバタ技術
創造活動支援システムの研究
研究概要
異種の知識、情報を、意味
を考慮しつつ統合・活用し
て、創造活動を刺激・支援
する研究。
テーマ具体例
・組織対応情報システム
・知的情報共有システム
・異種ネットワーク上の意思
決定支援システム
関連技術
プル型情報
獲得技術
データ・フュー
ジョン技術
あいまい性
定量化技術
卒論テーマ
卒論B テーマ
1. エージェントを用いた遠隔相談技術の研究
2.安心介護のための生活ログ活用型遠隔相談
3.アバタ利用遠隔コミュニーション技術の研究
4.多関与者の合意形成技術の研究
5.初心者の情報獲得支援技術の研究
6.ファジ理論を用いた、あいまいな意思決定支援の研究
7.コミュニテイにおけるトラスト(信用度)の研究
8.定型データと非定型データのデータフュージョンの研究
テーマ1
エージェントを用いた遠隔相談
技術の研究
背景
• インターネットの普及により、遠隔コミュニ
ケーションの機会が増え、遠隔相談の必要
性が高まってきている。
コンセプト
エージェントと専門家が協調して、相談者に
(HAI)
対応する。
一人の専門家で複数の顧客に対応可能!!
相談者
エージェント
専門家
相談者
エージェント
相談者
エージェント
テーマ2
背景
昨今、高齢化などの影響により介護や健康にかかわる相談のニーズが増加
している。例えば、介護施設を選ぶ際、介護の予定表である「ケアプラン」の
作成時など様々な状況が想定される。しかし、これらの相談では相談者が高
齢者やその家族である為、情報を聞き出すのが困難であることや施設の推
薦を行うための指標が少ないといった問題点がある。
アプローチ
現状の介護相談の問題点を取り除き、質
の高いケアプランを作成する
・相談にライフログを取り入れることにより、
推薦の為の指標を増加させる
・相談者、専門家に意識させることなく必
要な情報を収集する。
・家電の利用履歴をライフログとして
活用する事で推薦の為の指標を増加
させる。
・ライフログから生活パターンを分析し、
相談に必要な情報を取得する。
ライフログを渡す
あらすじを渡す
家電
ケアマネージャー
ケアプランの
アドバイスを行う
相談者の
情報を共有する
あらすじ
エージェント
ライフログを記録
ライフログを渡す
ライフログを渡す
あらすじを渡す
相談者
介護施設の案内をする
専門家
テーマ3
アバタを用いた遠隔コミュニーション
技術の研究
テーマ概要
• ネットワーク内仮想空間で、アバタ(分身)の間でのコ
ミュニケーションにより、非言語情報を補完し、効果的
なコミュニーションを実現する研究。
具体的には、アバタの位置関係やサイズの変更により、話し手の
感情を表現する 。
握手をする
医療相談における
アバタコミュニケーション
フ
ェ
ー
ズ
①
患部を2回触る
フ
ェ
ー
ズ
②
動作(ジェスチャ)による
非言語
コミュニケーション
肩に手を置く
フ
ェ
ー
ズ
③
卒論B テーマ4
多関与者の合意形成技術の研究
テーマ概要
•
システム構築において、立場が異なる複数の関与者が、相
手の主張を取り入れながら合意に達していくプロセスを支
援する研究 。
システムが提供すること
対策案
情報ポータル表示
満足度のデー
タ化
評価結果の集
計
対策案の評価
対策案の試行 満足度調査 意見交換
錯誤
人が行うこと
対策案の
合意
テーマ5
初心者の情報獲得支援技術
の研究
テーマ概要
• 初心者が、専門家の支援を受けながら、
様々な視点から対象に関する情報・知識を
獲得するのを支援する技術の研究。
アプローチ
• 探査・探索・検索の3種の情報獲得手段を適応的に
活用して、情報獲得範囲を拡大・縮小させながら、必
要な情報を探し当てる
検索
想定リスク
ポータル
離散図
ポータル
対策案
ポータル
詳細・具体的な
情報を獲得す
る
FTA
ポータル
探査
未だ見ぬ
情報群を認知
探索
興味を持ったポー
タルを掘り下げて
調べる
テーマ6
背景
近年、技術の進歩・発展に伴い情報社会における社会的リスクが多様化している
リスクが多重になり、複雑な社会問題を引き起こしている
リスクコミュニケーションの必要性がある
問題点
-自己意見の嫌さ加減が不明-人の意思は曖昧である人はコンピュータのように1か0ですべてを割
り切れない。意思に曖昧性がある。
メンバーシップ関数
1
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
通常、自己意見は好みからの選考であり、
RCのように異なる立場において好みの選考
のみでいいのか。
コンセプト
人間の評価に対する曖昧性と立場に
応じた意思決定支援が必要である
ファジィ(曖昧)理論の適用
0
5000 10000150002000025000
悩むなぁ・・・
ファジィを用
いて議論
う~ん・・・
テーマ7
コミュニティにおける動的な
トラスト管理手法
背景
問題点
近年、組織やコミュニテイにおける流動性が高まっている。このような変化に伴って、
これまで時間をかけて構築されてきた、組織・コミュニテイ内におけるメンバー間の信
頼関係をいかに迅速に築きあげて、それを基に組織の効率を上げるか、が課題となり
つつある。信頼関係の把握、組織への貢献度測定はオンラインオークションでよく扱
われているのが現状である。
従来の研究では、メンバーの
面識、複数回の交流が考慮さ
れておらず、問題点として以下
が挙げられる。
• 現在と過去の評価が等価値であ
ること
• 評価コメントが参考にならないこと
• 付ける評価の重みづけが全て同じ
であること
提案コンセプト
上記問題に対応するために、構成員の特性に合わせた定量的トラスト評価方式と定性的トラスト評価方式を組み合
わせた人物評価手法を提案する。本研究では、対象メンバが互いのことを知っているコミュニティと限定し、以下の3
点を特徴とする人材評価及び人材選抜システムを提案した。
1. 高信頼者が付けた評価を重視 定性的評価
• ネットオークションでは、高信頼者がより高値で落札されている。そこで、信頼のおける
高信頼者の評価を重視する。 (図1)
2. 複数の指標で主観的に評価 定性的評価
• コミュニティ内のメンバで複数の指標を用いて互いに評価を行い、レーダーチャートを
用いて見える化を行う。定性的評価(図2)
3. 評価値の時間減衰 定量的評価
• 人間は時間と共に変わっていくものであるから、過去の評価を徐々に減少させていき、
現在に近い評価を重視することで、利用者の主観に近い評価値が得られる。定性的評価(図3)
図1.人物特徴レーダ
(高信頼者が付けた評
価)
図2.人物特徴レーダ
図3.トラスト推移(時間減衰あり)
テーマ8
研究背景
従来、プロジェクト管理においてスケジュールの死守がプロジェ
クトを円滑に進める手段であった。しかし時々刻々と変化する
現代のプロジェクト管理では状況やメンバーの進捗状況に柔軟
に対応するプロジェクト管理方式が求められている。
コンセプト・アイディア
定型スケジュールに、非定型データをフュージョンしたスケ
ジュール管理方式
※非定型データ:ドキュメントや音声、写真、動画などフォーマットの無いデータ
書き手・読み手の意図による公開範囲の組み込み
多角的なスケジュールチャート表示
論文でこんな
のがあった
打ち合わせで
今後の方向性
が決まった!
先生を訪ね
てみるといい
よ
研究につい
て分からない
点がある
だから
23日に訪
ねてみる
今後の方向性
を全体会で
報告!
期待効果
変化に柔軟に対応したスケジュール変更
スケジュール変化の過程把握
定例全体会議
定例フリーミーテイング
夏合宿
楽しく、
厳しく
学会発表
チョッ
ト緊
張
同窓会
会社は違うが
実経験の交換
研究室の雰囲気
(在学生のコメント)
とてもメンバー同士仲がよく、
研究しやすい雰囲気だ
助けあいの精神がかなり根付いている
研究テーマをかなり自由に決められる
笑いがある
料理が出来る
仲が良すぎて妥協しあっていないか?
研究体制が柔軟すぎる
募集要項
1.応募要件:
・システムエンジニアを指向する学生
・大学院進学希望者
・実学(理論よりも実践)を重視
2.面談による詳細説明
教員室 1711B 室
研究室 1502室
[email protected]
システムエンジニア
先端情報シス
テム研究室の
研究対象範囲
上級SE
修士
中級SE
下級SE
学部
上級システムエンジニア
志望の皆さん
ようこそ
先端情報研究室 [email protected]