学ぶこと・働くこと・生きることをつなぐキャリア教育の進め方

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Transcript 学ぶこと・働くこと・生きることをつなぐキャリア教育の進め方

「センター(中心)でありたい」
先生方が研修に集うセンター(中心)
学校や先生方を支援するための情報発信ができるセンター(中心)
http://www.center.ibk.ed.jp
Q1 キャリア教育とは?
Q2 進路指導とキャリア教育の違いは?
Q1 キャリア教育とは?
Q2 進路指導とキャリア教育の違いは?
→ 参考資料
「キャリア教育って結局何なんだ?」
キャリア教育をめぐる疑問にお答えします
NIER国立教育政策研究所
Ⅰ 「意義」 等
キャリア教育が必要となった背景と課題①
フリーター
ニート
早期離(退)職
その他
キャリア教育が必要となった背景と課題②
情報化・グローバル化・少子高齢化・消費社会等
学校教育に求められている課題
「生きる力」の育成
キャリア教育の推進
キャリア教育とは,
「児童生徒一人一人の勤労観,職
業観を育てる教育」
(キャリア教育の推進に関する総合的調査研究者会議報告書(平成16年1月28日)
一人一人の社会的・職業的自立に
向けて必要な能力等を育てる教育
職業
役割
職 業 観
職業そのものに関する価値観
高
中
勤 労 観
日常生活の中での役割に関する価
値観 小
勤労観と職業観の構造
三村隆男『キャリア教育入門-その理論と実践のために』実業之日本社より
小学校 小学校 小学校 中学校 高等学
校
低学年 中学年 高学年
意思決定
情報活用
将来設計
人間関係
形成
キャリア教育・・・少し掘り下げると,
キャリア発達の支援
キャリア発達とは,自己の知的,身
体的,情緒的,社会的な特徴を一
人一人の生き方として統合していく
過程
社会的自立に向けた「生きる力」の
育成
教育課程(各教科等)とキャリア教育
各教科・科目
普通教育
道徳,特別活動
総合的な学習の時間
専門教育
(職業教育)
キ ャ リ ア 教 育
出典:「キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議・報告書」2004,文部科学省
進路指導
キャリア教育が
3つの指導を
結びつける
生活(生徒)
指導
学習指導
身に付けさせたい能力・態度
ー職業観・勤労観を育む学習プログラムの枠組み(例)ー
ピラミッド型のイメージ
意思決定
能力
情報活用
能力
将来設計
能力
人間関係形成能力
土台
職業観・勤労観を育む
学習プログラムの枠組み(例)
国立教育政策研究所生徒指導研究センター 平成14年
職業観・勤労観を育む学習プログラムの枠組み(例)
小学
校低
学年
意思決定
情報活用
将来設計
人間関係
形成
小学校 小学校 中学校 高等学
校
中学年 高学年
選択能力
高等学校
・選択の基準となる自分な
りの価値観,職業観・勤
労観を持つ。
・あいさつや返事をする。
・「ありがとう」や「ごめ
んなさい」を言う。
・自分の考えをみんなの
前で話す。
コミュニケーション能力 小学校低学年
キャリア教育・・・留意点
職場体験活動や新たな体験活動
を計画・実施することだけではあり
ません。
これまでに行ってきた教育活動の
「見直し」と「改善」です。
「キャリア教育を推進する」
「キャリア教育を推進すること
で○○○○」
「○○○○のためにキャリア教
育を推進する」
「キャリア教育の視点に立つ」
「キャリア教育の視点に立って
○○○○」
「○○○○のためにキャリア教
育の視点に立つ」
キャリア教育における
「具体的な学習活動の工夫」
○○活動を通して△△能力を高
める。
△△能力を高めるために○○活
動を行う。
Ⅱ 「進め方」 等
学校における
キャリア教育推進の手順例
1 キャリア教育の視点を踏まえて,育てたい児
童生徒像を明確にする。
2 学校教育目標,教育方針等にキャリア教育
を位置付ける。
3 組織として,キャリア教育推進委員会(仮
称)を設置する。
4 教職員のキャリア教育についての共通理解
を図る(校内研修)。
5 キャリア教育の視点で教育課程を見直し,
改善する。
6 キャリア教育を実践する。
7 家庭,地域に対してキャリア教育に関する啓
発を図る。
8 キャリア教育の評価を行い,その改善を図
る。
ITTC 「キャリア教育に関する研究 配信」
(平成19・20年度 教職教育課 「キャリア教育に関する研究」)
「研究」→「研究報告書」→「動画」
「エル・ネット配信」
(平成22年度全国キャリア・進路指導担当者研究協議会「シンポジウ
ム」)