Transcript 図表C

国外生産
穀類
（大半は輸入）
育種用基礎系統群、系統造成群、
海外に依存
原原種鶏農場（GGP）
飼料工場
検疫
輸入業者
動物性
蛋白質原料
卸市場
小売店
種鶏農場（PS）
孵化場
飲食店
消費者
原種鶏農場（GP）
食鳥センター
（衛生検査）
一般生産農場
食鳥肉のフードチェーン
1998年におけるサルモネラの羽数別陽性率からみた施設の割合
羽数別陽性率
施設数
構成割合（％）
累積割合（％）
0-5％
27
35.5
35.5
5.1-10
20
26.3
61.8
10.4-15
10
13.2
75.0
15.1-20
8
10.5
85.5
20.1-23.6
4
5.3
90.8
23.7-30
5
6.6
97.4
35-40
1
1.3
98.7
45-50
1
1.3
100.0
計
76
Progress Report on Salmonella Testing og Raw Meat and Poultry Products(FSIS 1999/10)
PR/HACCPの検証検査計画に基づくサルモネラの汚染調査
1998-2002年通算
許容汚染基準
（％）
ブロイラー
大規模施設
検体数
汚染率
（％）
小規模施設
検体数
汚染率
（％）
極小規模施設
検体数
汚染率
（％）
20.0
29,476
9.6
10,430
13.6
716
25.0
豚肉
8.7
7,340
3.3
6,196
7.3
10,408
4.3
乳牛/雄牛
2.7
966
0.5
6,670
1.8
2,649
3.1
去勢牛/若雌牛
1.0
2,541
0.2
2,659
0.6
3,138
0.4
牛挽肉
7.5
4,694
4.8
65,574
3.6
35,396
2.1
鳥挽肉
44.6
514
17.5
859
21.7
53
11.3
七面鳥挽肉
44.9
3,582
27.6
1,101
23.7
104
26.0
FSIS: Progress Report on Salmonella Testing of Raw Meat and Poultry Products, 1998-2002
Table 1. Prevalence a of Salmonella in the PR/HACCP Verification Testing Program By
Calendar Year, 1998 – 2002 の引用
40
49.9、七面鳥挽肉
44.6、鳥挽肉
35
マーク：基準値、適用肉種
30
汚 25
染
率 20
（
％ 15
）
10
5
0
20.0、ブロイラー
8.7、豚肉
7.5、牛挽肉
2.7、乳牛/雄牛
1.0、去勢牛/若雌牛
1998
1999
2000
2001
2002
PR/HACCPの検証検査計画に基づくサルモネラの汚染調査
大規模施設
0.25
100
：カンピロバクター、
：サルモネラ
0.2
80
10
万
人 0.15
当
り
死 0.1
亡
率
10
万
60 人
当
り
40 罹
患
率
20
0.05
0
0.0014
0
日本
0
英国
米国
日本
英国
米国
カンピロバクターとサルモネラ食中毒の発生頻度
米国における既知の食品媒介性病原体による
患者数、入院者数、死亡者数の推定値
疾病名または
病原体名
カンピロバクター
サルモネラ
腸管出血性大腸菌
O157:H7
non-O157
STEC
患
者
数
計
食品媒介性
割合（％）
2,453,926
1,963,141
80.0
1,412,498
1,341,873
95.0
73,480
62,458
85.0
36,740
31,229
85.0
入
院
者
数
計
食品媒介性
割合（％）
13,174
10,539
80.4
16,430
15,608
95.0
2,168
1,843
85.0
1,084
921
85.0
死
亡
者
数
計
食品媒介性
割合（％）
124
99
79.8
582
553
95.0
61
52
85.2
30
26
86.7
Paul S. Mead, et. Al.: Food-Related Illness and Death in the United States.
Emerging Infectious Diseases, 5( 5), 607-625, 1999
鶏肉料理による食中毒発生状況（ 2002年）
事件 （割合）
総数
サルモネラ
ウエルシュ菌
その他の病原大腸菌
カンピロバクター
肉類及びその加工品
鶏肉料理
確定
推定
生または加熱不十分
サルモネラ
ウェルシュ菌
その他の病原大腸菌
カンピロバクター
1850
465
37
83
447
55
38
27
11
15
2
1
1
34
患者 （割合） 死者
27629
5833
3847
1367
2152
2.97
2.05
0.43
2.70
1.20
7.61
1340
1259
1100
159
232
12
540
91
616
割合（％）は、上段の相当項目に対するもの。
18
2
0
0
0
4.85
4.56
0.21
14.01
6.66
28.62
0
0
0
0
0
0
0
0
0
鶏肉料理による食中毒発生状況（ 2003年）
事件 （割合）
総数
サルモネラ
ウエルシュ菌
ブドウ球菌
カンピロバクター
肉類及びその加工品
鶏肉料理
確定
推定
生または加熱不十分
サルモネラ
ウェルシュ菌
ブドウ球菌
カンピロバクター
1585
350
34
59
491
70
54
40
14
26
4
2
2
44
患者 （割合） 死者
6
29355
6517
2824
1438
2642
4.42
3.41
1.14
5.88
3.39
8.96
934
773
646
127
258
52
44
23
587
0
0
0
0
3.18
2.63
0.80
1.56
1.60
22.22
0
0
0
0
0
0
0
0
0
その他、ウイルス、腸管出血性大腸菌各1件。割合（％）は、上段の相当項目に対するもの。
患者数
食中毒事故数と患者数
件数
50
40
30
20
10
0
件数
：2002
患者数
：2003
：2002
：2003
700
600
500
400
300
200
100
0
25 細菌性食中毒に占める割合（％）
：件数
：患者数
20
15
10
5
0
サルモネラ ウェルシュ菌 ブドウ球菌
カンピロ
バクター
その他の
大腸菌
腸管出血性
大腸菌
鶏肉料理による細菌性食中毒の発生状況（2ヵ年のまとめ）
60
50
10
40
： S. Thompson
： S. Hadar
： S. Newport
8
6
▲
4
2
0
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
5
3 4
2 6
3 3 3 4
3
患者から分離されたサルモネラの主要な血清型の割合
年号の下の数値は、全分離菌株に占めるS. Infantisの順位
その他の血清型が占める割合（％）
： S. Enteritidis
： S. Typhimurium
： S. Infantis
▲
S. Enteritidisが占める割合（％）
70
S. Typhimurium DT104およびその関連株の検出数の推移
（国立感染症研究所細菌第一部、2003年6月30日現在）
thdf
Int
DR-L
tnpR
aadA2
orf1 orf2
groEL
B
floR
942bp 494bp
pse-1
Int1
C
D
598bp 1559bp
sull delta1 floR
qacEdelta1
A
1135bp
LJ
500bp
tetR tetA
Int1
E
1338bp
sull
qacEdelta1
DR-R
RJ
515bp
S. Typhimurium DT 104株の薬剤耐性遺伝子クラスターの構成
DR-LとDR-Rは、繰り返し配列の左右端。 黒色模様はインテグロンの基本構造。
破線矢印は薬剤耐性遺伝子（ floR, A, B, C, D, E ）と左右端を確認するPCR反応の位置。
D. Meunier, et al:Emerging Infectious Diseases. 8(4), 430-433, 2002
英国で発見され、世界に広がった
1980年代初め：カモメから分離
ヒトから分離したDT104-ACSSuT菌株数
1984： 初めて分離
～88： 50
1988～90： 50 ～100
1991 ： >200
牛サルモネラ症
1991： Typhimuriumのファージ型中第2位
1992： 同第1位
1994～95：全血清型の66％を占めた
DT104-ACSSuTに更なる耐性の付加
ST DT104-ACSSuT
耐性型： ACSSuT
A：アンピシリン
C：クロラムフェニコール
S：ストレプトマイシン
Su：スルフォンアミド
T：テトラサイクリン
ファージタイプ： DT104
DT104-ACSSuTCp
DT104-ACSSuTTm
1994： EnrofloxacinとTrimethoprimの牛、ブタ、鶏への使用許可
耐性遺伝子を組み込むインテグロンの発見 1985?
Emerging Infectious Diseases, 8, 387-391
英国におけるS. Typhimurium DT104
1998年：
1999年：
2000年：
2001年：
2002年：
鹿児島
その他
（17）
672,494,000
669,331,000
667,424,000
666,744,000
686,857,000
宮崎
福島
鳥取
愛知
茨城
千葉
宮城
岡山
兵庫
徳島
（16）
岩手
（13）
青森
（5）
北海道
鹿児島、宮崎、岩手
の3県で46％を占め、
1,000万羽を超える
上位14自治体で
75％となる。
出荷羽数の都道府県別割合（％）
（2002年畜産物流通統計）
総 計 ： 657,819,547
ブロイラー： 586,767,385
成 鶏 ： 71,020,223
あひる ：
31,935
七面鳥 ：
4
鹿児島
その他
（18）
群馬
岡山
熊本
宮崎
（15）
兵庫
茨城
岩手
佐賀
（14）
鳥取
青森
（6）
徳島
北海道
鹿児島、宮崎、岩手
の3県で47％を占め、
1,000万羽を超える
上位13自治体で
79％となる。
食鳥検査羽数の都道府県別割合（％）
（2001年食肉検査等情報還元調査）
飼養規模別年間出荷羽数（2003年）
飼養規模
戸数
％
羽数
％
5万羽未満
814
24.5
2,136
3.6
5～10
622
18.7
4,590
7.7
10～20
1103
33.2
16,067
27.0
20～30
393
11.8
9,781
16.4
30～50
241
7.3
9,379
15.8
50万羽以上
150
4.5
17,576
29.5
3,323
100.0
59,529
100.0
計
出典：平成15年食鳥流通統計調査結果の概要（農水省）