Transcript 川にいるバクテリアの単離と培養
川にいるバクテリアの単離と培養
桐蔭横浜大学ロボット工学科 フィールドマイクローブ調査団 工藤研究室 T20R023 山本恭平 T20R011 岩屋茂樹
目的 顕微鏡の取り扱い方を覚える。 川からバクテリアを採取・単離する。 採取した物の培養状態を変えて比較 する。 菌の培養、冷凍保存、滅菌操作、固形 培地の作り方を覚える。
方法 川から水を採取し、液体培地で培養し た後、固形培地で培養してシングルコ ロニーから菌を採取した。 採取したバクテリアの培養条件を変え てその違いを観察した。 活発なバクテリアを冷凍保存した。 顕微鏡のマニュアルを作成した。
使用器具 倒立位相差顕微鏡 暗視野顕微鏡 オートクレーブ 小型培養振とう機 精密上皿天秤 スターラー 倒立位相差顕微鏡 暗視野顕微鏡
使用した培養液と培地の成分表
LB サルモネラ、大腸菌用、液体培地 yeast extract peptone NaCl 水 0.75g
1.5g
0.75g
total 150ml 3mlずつ、50本作る。 分量を変えて
1/100
・
1/10000
・
2
倍を作成 LA1.2
サルモネラ、大腸菌用、固形培地 yeast extract 1.5g
peptone NaCl agar 水 3g 1.5g
3.6g
total 300ml 15枚ほど作る。 分量を変えて
1/100
・
1/10000
・
2
倍を作成
温度 濃い 37 ℃ 薄い 30 ℃ <谷本川> <境川>
結果 固形培地の濃さによって、バクテリアが生える量 の違いが目視により確認できた。 濃い液体培地では、菌が繁殖し色が濃くなった。 薄めた培地ではあまり繁殖せず、色の変化が確 認できなかった。 培養温度によって、固形培地に生える菌の量に 違いが出た。 振とう培養機で、培養一日目は菌が活発であった が、培養一週間後は、動きが見られなかった。