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摘瘤爺爺
こぶとりじいさん
第四組
好爺爺:4A2B0012 温雅茗
壞爺爺:4A2B0064 劉玟誼
小朋友:4A2B0100 葉姿辰
大妖怪:4A2B0022 黃伊萱
小妖怪:4A2B0065楊邵旂、4A2B0100 葉姿辰
旁白:4A2B0006 陳巧旻
むかーしむかし、あるところに、ほっぺたに
大(おお)きな こぶの あるおじいさんが す
んでいましたそうな。
很久很久以前,有一個地方住著一位臉頰
上有顆大瘤的老爺爺
*ほっぺた 臉頰
*こぶ 瘤
*そうな 聽說
まきを わる たんびに、こぶが ぶるるん
ぶるるん。
這位老爺爺正在砍木柴,臉頰上的瘤也會
跟著抖動
*まき 木柴 *わる 砍、打破
*ぶるるん 瘤抖動的樣子
たいそう じゃまっけなこぶでしたが、よう
きなおじいさんは、ちっとも気(き)に して
ない ようす。
雖然臉頰上的瘤看起來很礙眼,但是這
位心胸寬闊的爺爺一點也沒有埋怨
がきだいしょうにからかわれても、わらい
とばして いました。
即使被欺負也總是笑笑的
*がきだいしょう 欺負
*からかわれ 戲弄
村(むら)には もう ひとり、ほっぺたに こ
ぶの あるおじいさんが いましたが、こっ
ちの おじいさんは こころの せまい人
(ひと)でしたから、いつも どなりちらして
いました。
村子裡還有另一位臉頰上也有顆大瘤的
爺爺,這位爺爺是個心胸狹窄的人,總
是大呼小叫的對人
「こぶじじい!」
がきだいしょうがからかえば、
面對小朋友的調皮搗蛋也不客氣地回應
「この やろう、ぶったたいて やる!」
給我滾開,你這傢伙!
さて、ある日(ひ)の こと。
有一天
ようきな おじいさんは、山(やま)ぶかい
森(もり)の おくで せっせと 木(き)を
きって いました。
心胸寬闊的爺爺在森林裡砍柴的時候
ところが、そこへ、雨(あめ)がふりだし
ました。
森林裡突然下起雨了
ぽつりぽつりだった 雨(あめ)は、
すぐに ざあざあぶりに。
稀哩稀哩嘩啦嘩啦的下著雨
こまっだ おじいさんは、大(おお)きな
木(き)の うろを みつけて、その 中
(なか)へ とびこみました。
不知道該在哪裡躲雨的爺爺發現一棵
大樹,並在這棵樹的樹洞裡躲雨
*みつけて 發現
のんきな おじいさんは うとうとと ねむ
りこみ、雨(あめ)がやんでも、月(つき)が
のぼっでも、ぐうぐうたかいびきです。
爺爺不知不覺地在樹洞中睡著了,雨停
了,月亮也升起了
*月(つき) 月亮
その うちに、森(もり)の おくから ぴい
ひゃらどんどんと、おはやしの 音(おと)
がきこえて きました。
在這森林的深處響起了一陣聲響,爺爺
因為聽到這聲響醒來了
*森(もり) 森林
目(め)を さました おじいさんが
ちかづいてみると……。
爺爺睜開眼睛,起身走近一看……
なんと まあ、わに なってにぎやかな え
んかいを ひらいて いたのは、森(もり)
の おくに すむ おにたちでした。
喔~是住在森林裡的妖怪國正在開晚宴
*えんかい 晚宴
*おに 妖怪
おじいさんは、おどろいて ふるえだしました。
爺爺嚇得開始發抖
「ありゃ ありゃ、おにじゃ。こ、こわい……。」
「哎呀,哎呀~是妖怪。好…好可怕……。」
けれども、おにたちは、ようきな もの。
然而,妖怪們正在吹奏和敲打著樂器
ぴーひゃら どんどん、ぴーひゃら どんと、
ふえを ふく おにや、たいこを たたく
おに。
有的吹著長笛,有的打著太鼓
*たいこ 太鼓
おさけをのんで いる、こわいかおを した
おには、おかしらでしょうか。
正在喝酒的那張可怕的臉是大妖怪
ふといの、ほそいの、ちっこいの。
青(あお)いの、赤(あか)いの、きい
ろいの。
胖的、瘦的、小的、藍色的、紅色
的、黃色的
*ふとい 胖的
*ほそい 瘦的
*きいろい 黃色
いやはや、みんなようきに 大(おお)
さわぎです。
哎呀,大家玩得正盡興呢
木(き)の かげから みていた おじいさん
は、おにたちが あんまりたのしそうなので、
おもわず つりこまれ、おどりだしてしまい
ました。
躲在樹後看著的爺爺,因為妖怪們正在
舉辦宴會看很來快樂,不知不覺地也跟
著跳起舞來了
*かげ 蔭;陰影
*おどり 舞會
はじめは おどろいていた おにたちで
すが、おじいさんの ようきなおどりっぷ
りに、おもわずみとれて しまいました。
剛開始感到很吃驚的妖怪們,後來看
著爺爺快樂的跳著舞,妖怪們也讓爺
爺加入了這場舞會
こわ-い かおのおにの おかしらも、
「ああ、おもしれえ。」と、大(おお)よろ
こび。
可怕的臉的大妖怪很開心的說
「嗯嗯,真開心。」
おじいさんは、おどりながら わのまん
なかへ すすみます。
爺爺一邊跳舞一邊朝妖怪們前進
すると、おにたちのなかから、おじい
さんといっしょに おどるものも でて
きました。
於是,妖怪們也和與爺爺一起跳舞
ふえも ぴ-ひゃら、たいこも どんどん。
「そ-れ、そ-れ。」
「ありゃりゃこりゃりゃ。」
長笛持續地吹奏著,太鼓也咚咚咚
咚地敲打著
*ふえ 長笛
それは もうたのしくて、みて いる
おにたちも、みんな 手(て)びょう
しをうって います。
妖怪們很開心地隨著音樂拍著手
*てびょうし 鼓掌
ぴーひゃら ぴーひゃら、どんどこ どん。
「ありゃりやの、こりゃりゃ。」
おじいさんもおにたちも、どこまでようき
なんでしょう。
爺爺和妖怪們開心的同樂著
おやおや、おにのおかしらも、もうがま
んが できなくなったようです。
わの まんなかに でてきて、おじいさ
んといっしょにおどりはじめました。
大妖怪也跟著一起跳舞,爺爺在中間
跟著妖怪們一起跳著舞
手(て)びょうしを うっていた おにた
ちも、からだをうごかして います。
小(ちい)さな おには、おじいさんの
まねを して、おだんごを ほっぺた
につけて、「おどらにゃ、そん そん。」
「わっはっは……。」
大家隨著音樂舉起手跳著舞,小妖
怪還拿了一顆饅頭黏在臉上
おじいさんとおにたちは、じかんの たつ
のもわすれて、おどりつづけました。
おじいさんと おにたちが、おどりつづけて
いると、山(やま)の むこうが あかるく な
って きました。
爺爺和妖怪們因為太歡樂而忘記時間了,
晚宴持續著,天空漸漸地亮了
そして、「コケコツコ-!」
大(おお)きな こえで一ばんどりが な
きました。
気(き)づいた おにたちが、「やや、
一(いち)ばんどりがないたぞ。」
然後,第一聲雞鳴響起,妖怪聽見
了第一聲雞鳴說「哎呀,第一聲雞
鳴了」
あさに なると、おにたちは、じぶんたち
の すみかにかえらなくてはならないの
です。
けれども、おにのおかしらと おじいさん
は、気(き)づかずに、まだ おどっていま
すまだ おどっています。
早上了,妖怪們聽見第一聲雞鳴後知道
自己該回去休息了,但是大妖怪和爺爺
還沉浸在歡樂的氛圍中
そして、二(に)ばんどりが「コケコッ
コー!」
それでも まだ、気(き)づきません。
とうとう
三(さん)ばんどリが なきました。
「コケコッコー!」
然而,第二次雞鳴
儘管如此,還是沒有注意到
最後,第三次雞鳴
あわてた
おにたちが、「あかしら、もうあさです
よう。」
「はやく、はやく。」
かえりかけた おかしらですが...... 。
妖怪們發現已經早上了,所以感到驚慌
並說「快一點快一點!」
應該要回家了,不過大妖怪………
おにの おかしは、おじいさんに いい
ました。
「おい、こんやも おどりに こいよな。」
おじいさんが ふるえていると、
「あ一ん、いやか、ええ? どうなんじ
ゃ。」
大妖怪和爺爺說
「唉,今天晚上還要再來跳舞喔」
爺爺發抖著
「阿~哦~嗯?怎麼辦」
そして、
「そんなら この こぶを あずかろう。」
と いったかと おもうと、すぽん!
おかしらは、おじいさんの ほっペたの
こぶを とって しまいました。
然後,大妖怪說「我會先替你好好的保
管這一個瘤」
說完話就,砰的一聲!
大妖怪把爺爺的瘤拔了起來
「こんやも きたら。 こぶを かえして
やる。」
そう いって、おかしらは、おにたちを
つれて かえって いきました。
「如果今晚也來的話就會把這個瘤還給
你」
說完後,大妖怪就著帶小妖怪們回去了
おどろいた おじいさんが
ほっぺたを なでてみると、つるりん!
きずも のこさず、こぶが なくなっ
て いるでは ありませんか。
爺爺覺得非常驚訝並撫摸著他光滑的
臉蛋,發現他的瘤不見了,也沒有留
下傷口
おじいさんは大(おお)よるこび。
「こぶが、こぶが とれたそ"一!」
とびあがって、山(やま)をかけおり
て いきました。
爺爺感到非常非常的開心
「瘤、瘤、瘤,不見了」
他一邊開心的說一邊開心地跳著走
下山了
さて、村(むら)へ かえったおじいさ
んは、うれしくてうれしくて、たまり
ません。
さっそく、もう ひとりの こぶの ある
おじいさんに、ゆうべのことを すっか
り はなして やりました。
之後,爺爺回到村莊 ,隱藏不住開心
的心情,立刻對另一個臉頰上也有顆大
瘤的爺爺,把昨晚做的事全部都告訴他
はなしを きいた もうひとの おじいさんは、
「なに? おにが こぶをとって くれただ
と!」
もう ひとりのおじいさんは、うらやましいや
ら、くやしいやら。
(よし、わしも とってもらおう。)
而這位心胸狹窄的爺爺聽到後說「什麼?
妖怪把你的瘤取了下來!」
心胸狹窄的爺爺感到羨慕、遺憾。
心想「好阿,我也去試試。」
よるに なると、さっそく 森(もり)の
おくにでかけて いきました。
聽了心胸寬闊的爺爺的話後,心胸
狹窄的爺爺也立刻到森林裡頭去
そして、おしえられたとおり、木(き)の
うろを みつけて 中(なか)に はいり、
おにが でるのを まつことに しまし
た。
然後,決定像聽到的那樣,躲在心胸
寬闊的爺爺發現妖怪的樹洞中,等待
妖怪的出現
よが ふけて まちくたびれた ころ、よう
やく おはやしの 音(おと)が きこえて
きました。
在等得快要厭倦的時候,總算漸漸聽
到了伴奏的聲音
この おじいさんは、いんきで こころの
せまい 人(ひと)でしたから、
おはやしの音(おと)を きいても、ぶるぶる
ふるえるばかり。
因為這個爺爺是心胸狹窄的人
不斷伴奏的聲音,也哆哆嗦嗦的顫動著。
ようきに おどりはじめたおにたちを み
ても、ちっともゆかいにおもえません。
けれども、でていかないと、こぶは とっ
てもらえません。
看著開始開心跳舞的妖怪們,心胸狹
窄的爺爺一點都感覺不到愉快。
但是,不出去,就不能請大妖怪取下
他的瘤。
おにたちは、ゆうべの おじいさんが くる
のを、まだか まだかとまって いる ようす。
妖怪們非常期待的等著昨晚來的爺爺
いんきな おじいさんは、(こぶの ため
だ。 えーい!)おもいきって、 わの 中
(なか)へとびだして いきました。
心胸狹窄的老爺爺心想「為了腫瘤。喔
伊!」大膽的跑進圓圈內
おにたちは、大(おお)よろこび。
「まってましたー!」
妖怪們非常的高興
「我們等很久啦!」
けれども、このおじいさん、もともとおどりな
ど、大(おお)きらいですし、やけくそはんぶ
んですから、たのしく おどれるはずが あ
りません。むずかしい かおを して、ぎくし
ゃくと おどるおじいさんでは、ちっともたの
しく ありません。
然而,因為這個爺爺原本就不喜歡跳舞而
且怎麼樣都跳不好,根本不能很開心的表
演給妖怪們看。老爺爺用一臉痛苦又臉部
僵硬的表情在跳舞,一點也不精彩
おにたちは おはやしもやめ、しいんと
してしまい、とうとうおこりはじめました。
妖怪們停止奏樂,變得很安靜,最後
妖怪們發火了
おじいさんは、ふるえながら おかしら
にたのみます。
「おねがいします。わしのこぶを とって
くだせえ。」
爺爺一邊發抖一邊拜託大妖怪說「拜
託拜託,幫我摘下瘤吧。」
「なにを いうか。わしのたのしみを だいなし
にして おいて。こんなもの、かえして や
る!」そう いうと、ぴたん!きのうの こぶを、
おじいさんの もうひとつの ほっぺたにくっ
つけて しまいました。
「你在說什麼啊,你剛剛的表現沒有讓我
很開心,這個瘤現在還給你!」說完”砰!”
的一聲。昨天摘下的瘤黏回到爺爺另一邊
的臉上
そして、べそを かいている おじいさ
んを のこして、おにたちはかえって
いきました。
然後,留下滿臉淚水的爺爺,妖怪
們就回去了
こころの せまいおじいさんは、そ
れからはずーっと、おもたいこぶを
ふたつもつけて いなけてばなら
なかったんですってさ。
心胸狹窄的爺爺,從此之後就變
成臉頰兩邊都有沉重的瘤了
おしまい。
結束