教材:授業紹介

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2008年度

情報科学序論
~ 授業紹介 ~

担当教員: 幸山 直人


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2008年度 情報科学序論

コンピュータはなぜ動くの?
数学に基づいた緻密な理論の下でコンピュー
タが如何に動作しているのかを学ぶ。
 これらはプログラミングに必要な基礎知識と
なる。


→ 情報科学&情報科学演習へ(3年前学期)


また、コンピュータの本質を知ることで、コン
ピュータやインターネットを上手に活用できる
人材を育成する。


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2008年度 情報科学序論

コンピュータシステム
外部

コンピュータ

プログラム
データ

結果

処理


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2008年度 情報科学序論

情報科学序論で学ぶこと
コンピュータの歴史
 2進数
 論理演算(ブール代数,2値論理)
 論理回路
 内部構造と動作の仕組み
 機械語 (← プログラム)
 オペレーティングシステム
 インターネット



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2008年度 情報科学序論

情報科学&情報科学演習で学ぶこと
アルゴリズム(フローチャート)
 計算量
 誤差
 C言語によるプログラミング法
 定番(知っておきたい)プログラム
 並び替えに関するプログラム
 線形代数に関するプログラム
 微分積分に関するプログラム



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2008年度 情報科学序論

今日の予定(オリエンテーション)


「2008年度 情報科学序論」学習支援ページ
の確認(シラバスの確認)
(http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/education/2008/isintro/index.htm)

非公開コンテンツの閲覧方法について
 レポートについて
 「インターネット利用ガイド」の確認
 情報処理技術者試験の紹介
 ビデオ鑑賞(レポートあり)



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2008年度 情報科学序論

情報処理技術者試験について(1)




情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する
法律」に基づく国家試験で、社会の認知度も高く、非
常に人気のある試験です。試験は春(4月の第3日
曜日)と秋(10月の第3日曜日)に実施され、試験区
分には「ITパスポート試験」や「基本情報技術者試
験」などがあります。
学生のみなさまには、就職活動が始まるまでに「基
本情報技術者試験」に合格しておくことをお薦めしま
す。これらの試験に合格することで、情報化社会に
適応できるバランスの取れた人材であることを社会
に対してアピールしましょう (個人情報保護法などの
施行に伴い、企業や公務員の一般常識として情報
に関する問題が出題されるようになりました)。


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2008年度 情報科学序論

情報処理技術者試験について(2)






そのためには、コンピュータなどの情報機器に対し
て偏見を持つのではなく、情報処理に関する基礎的
な知識や技術をしっかり習得した上で、コンピュータ
や携帯電話などを上手(正しく効率的)に使えるよう
になることが大切です。
また、正しい知識を習得することで、最近急増してい
る情報に関する事件や事故に巻き込まれたり、知ら
ず知らずの間に犯罪の被害者や加害者になってし
まうことを未然に防ぐことが出来るようになります。
この機会に、チャレンジしてみては如何でしょうか。


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2008年度 情報科学序論

情報処理技術者試験について(3)
平成21年度より、新試験制度スタート
 詳細については、情報処理推進機構(IPA)
を参照のこと (http://www.jitec.jp/)
 幸山研究室HPの試験に関する詳細事項


(http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/computer/personal/jitec/information.htm)



幸山研究室HPの数学科合格者データ
(http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/computer/personal/jitec/pass.htm)


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2008年度 情報科学序論

平成21年度 春期 情報処理技術者試験 案内


試験区分
 応用情報技術者試験(レベル3) ← 更に上を目指して
 基本情報技術者試験(レベル2) ← 目標
 ITパスポート試験(レベル1) ← チャレンジ



試験日
 平成21年4月19日(日)



「案内書・願書」配布開始
 平成21年1月中旬予定

(配布を開始次第、メールでお知らせします)


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2008年度 情報科学序論

試験ではどんな問題が出るの?(1)
16 進数の小数 0.248 を 10 進数の分数で表し
たものはどれか。





31/32
31/125
31/512
73/512

平成16年度秋期 基本情報技術者(午前問題)


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2008年度 情報科学序論

試験ではどんな問題が出るの?(2)
16 進小数 0.FEDC を 4 倍したものはどれか。






1.FDB8
2.FB78
3.FB70
F.EDC0

平成16年度秋期 基本情報技術者(午前問題)


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2008年度 情報科学序論

試験ではどんな問題が出るの?(3)
8 ビットのデータの下位 2 ビットを変化させずに,上位
6 ビットのすべてを 反転させる論理演算はどれか。





16 進数 03 と排他的論理和をとる。
16 進数 03 と論理和をとる。
16 進数 FC と排他的論理和をとる。
16 進数 FC と論理和をとる。

平成16年度秋期 基本情報技術者(午前問題)


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2008年度 情報科学序論

試験ではどんな問題が出るの?(4)
X・Y・Z + X ・Y・Zと等価な論理式はどれか。ここで,
“・”は論理積,“+” は論理和,X は X の否定を表
す。





X・Y・Z
X ・(Y+Z)
Y・Z
Y+Z

平成16年度秋期 基本情報技術者(午前問題)


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2008年度 情報科学序論

試験ではどんな問題が出るの?(5)
インターネットに関係するプロトコルや言語に関する記述のうち,
適切なもの はどれか。

ア FTP は,電子メールにファイルを添付して転送するための
プロトコルである。
イ HTML は文書の論理構造を表すタグをユーザが定義できる
言語である。
ウ HTTP は,HTML 文書などを転送するためのプロトコルで
ある。
エ SMTPは,画像情報を送受信するためのプロトコルである。
平成16年度秋期 基本情報技術者(午前問題)


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2008年度 情報科学序論

試験ではどんな問題が出るの?(6)
利用者のパソコンから電子メールを送信するときや,
メールサーバ間で電子メールを転送するときに使わ
れるプロトコルはどれか。





IMAP
MIME
POP3
SMTP

平成16年度秋期 基本情報技術者(午前問題)