勝つための戦略

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Transcript 勝つための戦略

PB,鈴
輪読第3章
勝つイノベーション戦略
クイズの時間
バリュー・
プロポジション
製品とサービス
サプライチェーン
プロセス・
テクノロジー
ターゲット顧客
イネーブリング・
テクノロジー
3 勝つイノベーション戦略
 適切な戦略を選ぶ
 「勝つための戦略」と「負けないための戦略」
 イノベーション過多を回避する
 戦略を明確にする
 どの戦略を選ぶか
 リスクマネジメント
 製薬業界のイノベーション戦略
 戦略とイノベーション・ルール
適切な戦略を選ぶ
方向性の
明確化
タイミン
グ
戦略の浸
透
「勝つための戦略」と「負けないための戦略」
テ
ク
ノ
ロ
ジ
ー
セミ・ラディカ
ル
ラディカル
インクリメンタ
ル
セミ・ラディカ
ル
ビジネス・モデル
集中型
or
分散型
勝つための戦略
 競争優位の源泉
 セミラディカルイノベーションを軸に
 イノベーション投資のポートフォリオが
必要
 リスクが高い
 ラディカル⇒インクリメンタルへ移行
 経営者の必要性
勝つための戦略
リスク
小規模企業
セミラディカル
イノベーション
大規模企業
成功
セミラディカル
イノベーション
ラディカル
イノベーション
リ
ス
ク
インクリメンタル インクリメンタル
イノベーション
イノベーション
負けないための戦略
外部の競争環境が厳しい時、不安定な時
社内の制約が多い時
インクリメンタルイノベーション
「迅速に動く」「計算済みのリスクしか
負わない」「ときには先手を打つ」「競
合のあらゆる動きに対抗する」
 競合の乱立する業界
 イノベーション戦略の明確化
 ファスト・フォロアー戦略




負けないための戦略
負けないための戦略
「
に動く」
ファストフォロワー戦略
「
しか負わない」
インクリメンタル
イノベーション
「ときには
を打つ」
「競合のあらゆる動きに
不安定な環境
する」
経営者の責任
 経営戦略をサポートするイノベーション戦略を選択する。
 自社に合うのは「勝つための戦略」なのか「負けないため




の戦略」なのか、判断する。
選択した戦略をサポートできるよう、三タイプのイノベー
ションのバランスのとれた投資ポートフォリオを組む。
その戦略の中で、ビジネスモデルの変革とテクノロジーの
変革がそれぞれどういう役割を果たすのか、そして期待さ
れる連携や行動にどう関係するのかを明確にする。
その戦略を組織全体にさまざまな経路で繰り返し伝達する
とともに、評価指標と報奨は、その戦略について語ること
に対してではなく、うまく実行することに対して設定され
ていることを強調する。
イノベーション投資の価値が、社内の抵抗勢力などの障害
によって損なわれないようにする。
経営者の責任
経営者
インクリメンタル
イノベーション
セミラディカル
イノベーション
評価指標と報奨
ラディカル
イノベーション
経営者向け、社内の健全度チェック
 今のイノベーション戦略は
・「勝つための戦略」か?
・「負けないための戦略」か?
・その混合タイプか?
 投資しているイノベーションの規模はfd
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経営者向け、社内の健全度チェック
戦略は?
規模は?
必要としてる?
バランスは?
どうバランスとるべき?
経営戦略をサポートしてる?
現状と計画はどう?
理解してる?
実行してる?
p.122
イノベーションの教訓(P&Gの事例から)
 「勝つための戦略」は、収益性とイノベーショ
ン・プロセスを同時に活性化して新製品も改良
品も生み出せるものにする。
 イノベーションの優先事項を明確にし、それを
社内に伝える。
 イノベーションを進める際、変えない点を明確
にする。
 自社の企業文化では、どのようなリーダーが力
を発揮できるのかを把握する。
p.119-
P&G 変革
ダーク・ヤーガー氏
組織:保守的・官僚タイプの社員(プロクトイド)
積極的に!
「勝つための戦略」
•機敏な組織
現状に合わない
•イノベーションのスピードと質の向上
イノベーション!
•市場化のスピードアップ
•成長性と利率が高い事業に重点(医療・介護など)
p.119-
P&G 変革
ダーク・ヤーガー氏
≪失敗の原因≫
 「イノベーションを起こさなければ!」
という思いが先行しすぎていた。
イノベーション過多
 現状把握ができておらず、的確な目標が
立てられなかった。
現状に合う明確な目標の必要性
p.122イノベーション戦略の選択において
検討すべき要因
≪内的要因≫
●技術的能力(現在保有もしくは手に入る技術能力)
→テクノロジー・イノベーションがどれほど可能か?
●組織的能力
→イノベーションを開花させられるかどうか?
●現在のビジネスモデルの成功
→成功が大きいほど変化に対する潜在的抵抗も強力に。
●資金調達
→過ぎたるは及ばざるが如し。
●経営者のビジョン
→経営陣=会社を位置づける重要な役割。
p.122イノベーション戦略の選択において
検討すべき要因
≪外的要因≫
●外部ネットワークの能力(必要な能力の確保)
→パートナーと継続的な協力関係が築けるか?
●業界の構造
→業界を支配するバリューチェーンの理解
→どこがなぜ支配しているのか?
→参入の妨げになる構造は?
●競争環境
→競合の戦略とのバランスから自社はどの戦略を採用
するべきか?
●テクノロジーの変化の速度
→製品が陳腐化する前に、近づきつつある変化を認識。
p.134-
経営者のアクションプラン
1. 「勝つための戦略」or「負けないための戦略」
2. イノベーション・ポートフォリオを決める。
→リスクマネジメント
3. どの程度のイノベーションが必要かを明確に
する。
4. イノベーション投資における優先順位とト
レードオフを明確にする。
p.134-
経営者のアクションプラン
5. 1~4を経営陣とイノベーション担当責任者に
明確に伝える。
6. 相手が理解するまで繰り返して伝える。
7. 自己診断を行い、自分自身の達成状況を評価
する。
8. 評価指標と報酬によって、イノベーション戦
略が確実に実行されるようにする。
経営陣が一番に取り組むべき
重要な仕事
1. 「勝つための戦略」か?
「負けないための戦略」か?
2. イノベーション・ポートフォリオを決める。
→リスクマネジメント
3. どの程度のイノベーションが必要かを明確に
する。
4. イノベーション投資における優先順位とト
レードオフを明確にする。
おわり