1. - レファレンス協同データベース

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Transcript 1. - レファレンス協同データベース

Collaborative Reference Database Project
2014年7月25日
レファレンス協同データベースについて
レファ協です
国立国会図書館関西館図書館協力課
内田 紘子
1
Collaborative Reference Database Project
×
○
レファレンス共同データベース
レファレンス協同データベース
ここ
重要!
2
Collaborative Reference Database Project
つまり、目指すところは・・・
3
Collaborative Reference Database Project
国立国会図書館
関西館 (2002~)
・博士論文、洋雑誌、
アジア関係資料 等
国際子ども図書館
(2000~)
・児童書、教科書
東京本館 (1948~)
・和洋図書、和雑誌
和洋新聞、地図 4 等
Collaborative Reference Database Project
京都府
関西館はここにあり
ます
大
阪
府
奈良県
5
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レファレンスサービスについての悩み
●人手不足で…
●必要な知識はどうやったら身につくの?
●サービスを良くするには?
●そもそも、先生・生徒に知られてない…
→レファ協でなんとかしよう!
6
Collaborative Reference Database Project
本日お話しすること
1.事業について
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
5.演習
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Collaborative Reference Database Project
現在地!
1.事業について
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
5.演習
8
Collaborative Reference Database Project
レファレンス協同データベース事業とは?
「公共図書館、大学図書館、専門図書館
等におけるレファレンスに関するデータを
蓄積し、インターネットを通じて提供するこ
とにより、図書館等におけるレファレンス
サービス及び一般利用者の調査研究活
動を支援すること」
(事業実施要項より)
9
Collaborative Reference Database Project
○○の調べ方
レファレンス
参加館
公共図書館、大学図書館、
専門図書館、学校図書館、
国会図書館など
図書館
登録
インターネット
レファレンス協同
データベース
なるほど、この資料に
載ってるのか!
図書館
登録
そうやって
調べるのか!
一般利用者、図書館員、研究者
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Collaborative Reference Database Project
レファ協の経緯
2002年 8月
2004年 4月
2005年 4月
2005年12月
実験事業スタート
データベースを参加館に公開
本格事業化
データベースを一般公開
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事業の現状:参加館数
参加館625館の内訳(2014年6月末現在)
その他 1%
●公共図書館
国会 2%
学校 2%
大学
27%
専門
8%
公共
60%
376館※
●大学図書館等 169館※
●学校図書館等
11館
●国立国会図書館 12館
●専門図書館
51館
●その他
6館
※都道府県立図書館 54館、政令都市立図書館 24館、市町村立図書館 298館
※国立大学図書館 47館、公立大学図書館 17館、私立大学図書館 104館、高等専門学校 1館
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参加館
学校図書館では…
秋田県立秋田西高等学校
東京都立高等学校学校司書会
東京学芸大学学校図書館運営専門委員会
神奈川県学校図書館員研究会
長野県諏訪二葉高等学校図書館
椙山女学園高・中図書館
京都府立高等学校図書館協議会司書部会
灘中学校灘高等学校図書館
甲南高等学校・中学校
奈良学園中学校・高等学校
東大寺学園中・高等学校図書館
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データ件数
• データ総数 132,133件(2014年6月末)
レファレンス事例
122,239件
調べ方マニュアル
8,865件
特別コレクション
404件
参加館プロファイル
625件
• 75,916件を一般公開(全データの約57%)
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All Right Reserved Copyright @ National Diet Library 2006-
Collaborative Reference Database Project
事業の現状:参加館とデータ数の推移
Series1
Series2
140000
700
120000
600
100000
500
80000
400
60000
300
40000
200
20000
100
0
0
1
5
9
13 17 21 25 29 33 37 41 45 49 53 57 61 65 69 73 77 81 85 89 93 97 101 105 109
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Collaborative Reference Database Project
事業の現状:アクセス数の推移
Series1
Series2
2000000
1800000
1600000
平成25年2月
1400000
1200000
平成22年3月
1000000
システムの
入れ替え
APIを公開
800000
平成17年4月
600000
一般公開
400000
200000
0
1
5
9
13 17 21 25 29 33 37 41 45 49 53 57 61 65 69 73 77 81 85 89 93 97 101 105 109
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Collaborative Reference Database Project
1.事業について
現在地!
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
5.演習
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Collaborative Reference Database Project
データの種類
4種類のデータ
レファレンス事例
調べ方マニュアル
特別コレクション
参加館プロファイル
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レファレンス事例
レファ協の参加館で行われた
レファレンスサービスの記録
自由研究で、雨の降るしくみを調べ、雲を
作る実験をしたい。参考になる本はある
か。
(豊中市立図書館)
江戸時代の男女の平均身長はどれくらい
か。
(江戸東京博物館図書室)19
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レファレンス事例
質問と回答
回答:『ポプラディア情報館
天気と気象』に雲を作る実験
の記載あり。
回答プロセス
451(気象)の書架を
探す。・・・
参考資料:『天気予報の
大研究』日本気象協会・・・
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レファレンス事例
回答
『骨は語る 将軍・大名家の人々』
には、江戸時代庶民の
平均は“男性157.11cm”“女性
145.62cm”とあります。・・・
『日本人のからだ』では「男性
155.09~156.49cm・・・
データの典拠が書いてあり、調査を再現できる!
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レファレンス事例
利用者が情報や資料を求めて
図書館員に寄せた質問は、
すべてレファレンス質問!
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Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
読書案内
犬が出てくる物語が読みたい。できれば小学
校低学年の読み物をお願いしたい。
(日進市立図書館)
所蔵調査
「かさじぞう」のペープサートかパネルシアター
の作り方の載っている本はあるか。
(大阪市立中央図書館)
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Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
利用案内
広島大学の学生だが、遠隔地に居住している
ため、借りたい本を自宅あるいは職場へとどけ
てもらえるか。 (広島大学図書館)
博物館だよりはもらえますか。
(トヨタ自動車株式会社トヨタ博物館ライブラリー)
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調べ方マニュアル
特定のテーマやトピックに関する情報源の調べ方
たとえば・・・
「沖縄への修学旅行用ブックリスト」
(神奈川県学校図書館員研究会)
よく聞かれることなどあらかじめ用意しておく
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調べ方マニュアル
他にもこんな調べ方マニュアルが・・・
利用者教育
「「コピー元」の調べ方」(近畿大学中央図書館)
学校支援
「身近にひそむ算数・数学(教材開発のための図
書館活用ガイド) 」(大阪府立中央図書館)
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Collaborative Reference Database Project
調べ方マニュアル
M
身近にひそむ算数・数学(教材開発
のための図書館活用ガイド)
1.本のありか
2.探しかた
検索で、数学の本のタイトルを一覧
するには・・・
・「分類」欄に、数学を意味する「41」
を入力します。
・検索結果が多すぎてしまう
3.こんな本はいかがですか? 版年
を限定します。
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Collaborative Reference Database Project
特別コレクション
個人文庫や貴重書など、参加館が所蔵する
特殊なコレクションに関する情報
たとえば・・・
「震災文庫(阪神・淡路大震災関係資料文庫) 」
(神戸大学附属図書館)
特別コレクションとは主題別資料群
夏休み自由研究コーナー、平和学習コーナーなども
考えられる。
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Collaborative Reference Database Project
参加館プロファイル
参加館に関する情報
サービスの窓口案内
レフェラルサービスに…
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Collaborative Reference Database Project
レファレンスサービス
直接サービス
間接サービス
レファレンス事例
レファレンス事例
調べ方マニュアル
特別コレクション
参加館プロファイル
30
Collaborative Reference Database Project
データ公開レベル
3段階の公開レベル(データごとに設定可能)
●一般公開
:制限なくインターネット上に公開
検索エンジンからもヒット
●参加館公開
:参加館にのみ公開
●自館のみ参照
:自館IDでログインしたときに見られる
→使い分けて活用!
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Collaborative Reference Database Project
データ公開の条件
●個人のプライバシーが尊重されている
●質問者の特定につながる恐れがない
●差別表現等の点で問題がない
→これらを満たしていれば、公開可能
『データ作成・公開に関するガイドライン』より
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/guideline.html
32
Collaborative Reference Database Project
1.事業について
現在地!
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
5.演習
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Collaborative Reference Database Project
システムの機能:ユーザの種類
●一般利用者(ログイン不要)
一般公開のデータを検索して参照できる
●参加館の職員(3種類のIDのどれかでログイン)
・検索ID:+一般/参加館公開のデータを検索・参照
・登録ID:+データの登録ができる
・管理ID:+データの管理や参加館の使える
すべての機能
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機能紹介
システム機能の全体像
基本機能
検索機能
登録機能
参加館支援機能
コメント機能
掲示板機能
メール通知機能
統計機能
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レファ協への入り口
国立国会図書館ホームページ> レファレンス協同データベース
検索サイト(Google、Yahoo等)で
「レファ協」で検索
レファ協
検索
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Collaborative Reference Database Project
検索機能について
トップ画面(上)
トップ画面(右)
簡易検索
詳細検索
トップ画面(下)
テーマから探す
・NDC
・地名
・ツイッター
・未解決事例
・アクセス
ランキング
・新着データ
・おすすめ
データ
37
Collaborative Reference Database Project
詳細検索
自館のデータのみを検索したい場合はここをチェック
項目を選択
38
Collaborative Reference Database Project
主な検索項目
NDC
前方一致検索
提供館コード
「参照」ボタンをクリックすると表示される参加館一覧から選択できる
事例作成日
始点、終点の片方だけでも入力可。年のみ、年月のみでも検索。
公開レベル
一般公開、参加館公開、自館のみ参照をチェックボックスで選択。複
数にチェックするとOR検索になる。
解決/未解決
解決事例のみ、未解決事例のみ、もしくはその両方を指定できる。
チェックをしない場合は、すべてを検索
調査種別
文献紹介、事実調査、書誌的事項調査等から選択。複数にチェック
するとAND検索になる。フリーワードでも検索可能。
質問者区分
図書館、社会人、学生、小中学生等から選択。複数にチェックすると
AND検索になる。フリーワードでも検索可能。
内容種別
郷土、人物、言葉、地名から選択。複数にチェックするとAND検索に
なる。フリーワードでも検索可能。
館種
公共、大学等チェックボックスから複数選択できる。複数にチェックす
るとAND検索になる。
ローカル項目
先頭のテキストボックスでローカル項目の値全体を検索できる。
詳しくはレファレンス協同データベース・システム操作マニュアル(参加館用)
https://crd.ndl.go.jp/jp/help/crds/search.html#chap2-2-1
39
Collaborative Reference Database Project
実際に検索して事例を見てみましょう。
レファ協のHPを開けてください。
Googleで「レファ協」と検索すると、
レファ協HPトップ画面が出てきます。
40
Collaborative Reference Database Project
例題1
小中学生が質問した「自由研究」
の事例はどんなものがあるか?
(ヒント)
「自由研究」×
質問者「小中学生」
41
Collaborative Reference Database Project
例題2
スライムの作り方
複数事例があるので見比べて
みて!
よく聞かれる事例は登録しておく
と、すぐに答えられて便利です。
42
Collaborative Reference Database Project
例題3
なぜ海には波があるのか?
回答プロセスがあるので、
調べ方を再現できる!
43
Collaborative Reference Database Project
例題4
セミの抜け殻から、セミの名前
がわかる本はないか。
レファ協に事例を登録していると、
他の館から情報がもらえることも
あります!
大学図書館が公共図書館に情報
提供をした事例
44
Collaborative Reference Database Project
例題5
中学生向けの読み聞かせ、
ブックトークに向く本を知りたい
レファ協の事例を資料購入の
ヒントにしてみては?
45
Collaborative Reference Database Project
登録機能
一つのシステムにみんなでデータを登録するには、み
んなが決まった同じ形式でデータを作ることが必要
レファレンス協同データベース標準フォーマット
各項目の書き方については
・「レファレンス協同データベース・システム操作マニュアル(参加館用)」
5. 各データ項目について
https://crd.ndl.go.jp/jp/help/crds/data_format.html#chap5
・「レファレンス協同データベース標準フォーマット」
付録資料2 レファレンス協同データベース項目別記入方法解説
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/guideline/furoku2.html#chap7
46
Collaborative Reference Database Project
レファ協データフォーマット
・データフォーマットの構成
中核的な情報、付加的な情報、データの管理情報
システム上の管理に必要な項目
・なぜフォーマットの理解が重要?
検索で見つからなければ登録した意味が…。
効率よくデータを作成するため。
47
Collaborative Reference Database Project
レファ協データフォーマット:内容
レファレンス事例
?
事業の参加館で行われたレ
ファレンスサービスの記録
(約120,000件)
特別コレクション
個人文庫など参加館が所蔵
する特別コレクションに関
する情報(約400件)
調べ方マニュアル
!
特定のテーマやトピックに
関する情報源の探し方を説
明した情報(約9,000件)
参加館プロファイル
参加館の連絡先やサービス
内容などについての情報(
約600件)
48
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報
中核的な情報
質問
回答
事前調査事
項
回答プロセ
ス
参考資料
照会先
寄与者
付加的な情報
事例作成日
NDC/NDCの版
内容種別
質問者区分
キーワード
調査種別
解決・未解決
備考
ローカル項目
データの管理情報
管理番号
公開レベル
システムの管理用項目
登録番号
登録日時
最終更新日時
参加館ID
49
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報①
•
質問とは?
– 検索結果などで最初に表示される「事例の顔」
– 質問自体の変化については柔軟に対応を。
(日向市立図書館の事例)
質問:「眠り」や「夢」がテーマの絵本が見たい。
(以下聞き取り)
ブックトークをするため「眠り」、眠ったときに見る「夢」についての絵本を集
めているが、その中でもどうしても使いたい絵本があったがタイトルが思い
出せない。
「なんとかの夢」とか「なんとかの夜」というタイトルの海外の絵本だったと思
う。
50
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報②
•
回答とは?
– 利用者に求められたことに対しどのように対応し
たか
– 解答(答えを出す)≠ 回答(質問や要求に答える)
→未解決でも「回答」として登録!
51
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報③
•
事前調査事項とは?
– 質問者が事前に調べた情報など、レファレンスイ
ンタビューの中で確認できたこと。
(香川県立図書館の事例)
質問:「保健所で犬を引き取った件数の統計などはあるか? 保健所に
聞いたけどわからなかった。」
事前調査事項:次のような統計グラフを作成する参考にしたい、とのこ
と。学校で紹介されたようだ。
「くい止めよう!命のカウントダウン」
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/kidsc/gc09nyuusyou/gc09ap0501.JPG
52
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報④
•
回答プロセスとは?
– 調査のプロセス。情報がなかった資料も記載を。
– 「調査を再現できる」程度を目安に柔軟な対応を。
→内容は「回答」欄に含めてもよい
→適宜、簡略化してもOK。全く書かないより◎
– 改行する、参考資料に番号を振るなど書き方に工
夫を
53
Collaborative Reference Database Project
回答プロセス事例
【事例】電話機(本体)の料金の歴史について知りたい。(立命館大学図書館)
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000090919
54
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報⑤
•
参考資料とは?
– 回答の情報源→情報が載ってなかった資料
は含まない。(回答プロセスとの相違点)
– 回答の情報源を特定できる形で記載
•
書籍の場合
– タイトル、版、出版年、出版者、責任表示、各
種ID…
– 辞書や事典などは「版」が大事! 例:ラブラブ
– 通称ではなく、正確な資料名を! 例:ニッポ
ニカ
55
Collaborative Reference Database Project
書籍の参考資料の記入例
• 書籍の参考資料の記入例
• レファ協では具体的なルールは無いが『科学
技術情報流通技術基準』を参考文献として提
示。記入例は以下の通り。
– 『心理臨床大事典 改訂版』 氏原寛[ほか]共編
培風館 2004年
– 『京都インクライン物語』 田村喜子著 新潮社
1982.9 235p (当館請求記号KS/913.6/Ta82)
– 石に泳ぐ魚 / 柳美里著 改訂版 新潮社 , 2002
ISBN:4104017019
56
Collaborative Reference Database Project
便利な機能① 参考資料の自動入力機能
1
2
3
① 入力画面で、参考資料の箇所にある書誌
的事項にキーワードを入力し「資料検索」
をクリック
② 検索結果一覧の中から使用した資料と同
じものを選んで「反映」をクリック
③ 選択した資料の情報が自動で入力される
のを確認する。
57
Collaborative Reference Database Project
便利な機能② 参考資料の入力補助機能
1
2
3
① 入力画面で、参考資料の箇所にある「入
力補助」をクリック
② 入力補助画面の各項目に該当資料の情
報を入力し、「反映」をクリック
③ 選択した資料の情報が自動で入力される
のを確認する。
58
Collaborative Reference Database Project
インターネット情報を利用した場合
•
ポイント
– ページタイトル、URL、最終確認日などを記入
– WARPやInternet Archiveを利用するという手も
• 参考資料の記入例
– 1 オンラインデータベース『ジャパンナレッジプラス』
http://www.jkn21.com/top/corpdisplay(最終アクセス2011年12月21日)
– 【資料12】『大阪府誌 第4編 財政・教育・衛生・慈善・警察・土木並交通機関』(大阪
府 1903) p341~343 ※近代デジタルライブラリーで閲覧可能
<http://kindai.ndl.go.jp/index.html>2011年11月25日最終確認
59
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報⑥
•
照会先とは?
– 回答を示すために職員が問い合わせた人・機関。
情報が得られなかった照会先は含まない
– 「紹介先」ではなく「照会先」
(神奈川県学校図書館員研究会の事例)
質問:女性経営者のコラムのような新聞記事を見たい。
可能なら、美容関係の経営者がよい。
回答プロセス:新聞記事のピックアップは県立図書館に依頼。
照会先:神奈川県立図書館
60
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:中核的な情報⑦
•
寄与者とは?
– データ作成に際し情報提供をした図書館外部の人・
機関
– 照会先との違いは「どちらから働きかけたか」
【事例】油団(ゆとん)についてその歴史など(紙の博物館図書室)
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000004375
61
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:データの管理情報
中核的な情
報
質問
回答
事前調査事
項
回答プロセ
ス
参考資料
照会先
寄与者
付加的な情報
事例作成日
NDC/NDCの版
内容種別
質問者区分
キーワード
調査種別
解決・未解決
備考
ローカル項目
データの管理情報
管理番号
公開レベル
システムの管理用項目
登録番号
登録日時
最終更新日時
参加館ID
62
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:データの管理情報
•
管理番号とは?
– 館毎の事例ID=館内で重複したものはつけられない
– 登録日+連番、内容分類、分館名などの組合せが
多い
•
公開レベルとは?
– 自館のみ参照(作成館IDでログインしたユーザのみ)
– 参加館公開(レファ協にログインしたユーザのみ)
– 一般公開(ウェブ上で公開・検索エンジンも収集可)
63
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:公開する際の注意
• データ公開の条件
1.プライバシーを尊重する
2.質問者の特定化を避ける
3.差別表現等の点で問題がないこと
参考情報
– 参加館通信(号外_ご注意ください!レファ協の登録データにおける個人情
報の扱いについて
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3forum/index.php?topic_id=5274
– データ作成・公開に関するガイドライン
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/guideline/data_open.html#chap4-2
64
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:付加的な情報
中核的な情
報
質問
回答
事前調査事
項
回答プロセ
ス
参考資料
照会先
寄与者
付加的な情報
事例作成日
NDC/NDCの版
内容種別
質問者区分
キーワード
調査種別
解決・未解決
備考
ローカル項目
データの管理情報
管理番号
公開レベル
システムの管理用項目
登録番号
登録日時
最終更新日時
参加館ID
65
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:付加的な情報①
・ 事例作成日とは?
– レファレンスの処理日(年/年月/年月日いずれも可)
– 事例作成日(手動で登録)≠データ登録日(自動で登
録)
– 事例の情報はいつの情報?遡及入力時に注意!
• NDCとは?
– 事例のテーマの分類。1~3桁の番号を入力可能
– 4桁以降を入れたい場合は備考へ
66
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:付加的な情報②
•
内容種別とは?
– 事例のジャンル
(郷土/人物/言葉/地名または自由記入)
例:ビジネス/医療/行政/ストーリーから etc…
• 質問者区分とは?
– 質問者の属性(選択または自由記入)
– レファレンスは質問者ごとに求める回答が異なる
ため回答とセットで記録する必要がある。
67
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:付加的な情報③
•
調査種別とは?
– 調査の種類。以下は例。
–
–
–
–
–
文献紹介:△△についての本を探している
事実調査:○○の読み方を知りたい
書誌的事項調査:△△の著者、年代、内容など知りたい。
利用案内:○○図書館で□□のカタログは利用できるか
そのほか、所蔵調査、所蔵機関調査や自由記入など
→内容種別、質問者区別、調査種別は自由記入も
できます
68
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:付加的な情報④
5
•
キーワードとは?
– 内容を表す単語や追加したい検索キーワード
– 件名標目を流用しても、新たに作成してもOK
– 地名を記入した場合は地域別にブラウジング可能
【事例】学ラン・不良の男子学生服スタイルの写真がほしい。(文化学園大学図書館)
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000074231
69
Collaborative Reference Database Project
便利な機能③ Web NDL Authorities
1
3
2
70
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:付加的な情報⑤
• 解決/未解決とは?
– レファレンス質問が解決したか
– 利用者により納得する条件は違う
→あくまで相対的なもの
– 利用者が回答をどう評価したかを記載すると◎
– 未解決として登録すると情報の提供が得られる
かも?
71
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例データ:付加的な情報⑥
•
備考とは?
– 補足事項、追加調査でわかった事項、情報募集の
呼びかけなど様々な情報。公開設定時は公開され
る。 (例.「夏休み定番事例」)
• ローカル項目とは?
– 備考と同じく、何でも屋さんな項目。
– 一般公開設定でも公開されない。
→参加館内で共有したいこと、追加したい項目、引継ぎ
事項などを記載可能。
(例.○○先生からの質問等)
72
Collaborative Reference Database Project
便利な機能④ローカル項目の検索
ローカル項目はアルファ
ベット表記なので、メモ欄
をご利用ください
73
Collaborative Reference Database Project
調べ方マニュアルデータ
中核的な情報
付加的な情報
調査テーマ
調べ方
調べ方作成日
NDC/NDCの版
キーワード
完成/未完成
参考資料
備考
データの管理情報
管理番号
公開レベル
システムの管理用項目
登録番号
登録日時
最終更新日時
参加館ID
74
Collaborative Reference Database Project
便利な機能⑤ 関連ファイルの登録
1
2
•
各館作成のパスファインダーのPDFファ
イル等をそのままアップロードできます!
① 新規登録画面「関連ファイル」にある「関
連項目」等に情報を記入する。
② 「参照」をクリックして、アップロードしたい
ファイルを選択する。
本文テキスト
③ 「関連ファイルのアップロード」をクリック
は検索対象にする。
なります!④ 調べ方マニュアルのデータを登録すると「
関連項目」で指定された箇所にファイル
へのリンクが表示される。
• ※レファレンス事例や特別コレクションに
も関連ファイルの登録機能があります。
75
Collaborative Reference Database Project
特別コレクションデータ
中核的な情報
付加的な情報
コレクショ
ン名
〃ヨミ
内容
来歴
所蔵点数
継続
紹介文献
目録等
利用条件
NDC
キーワード
備考
データの管理情報
図書館ID
公開レベル
システムの管理用項目
コレクションID 参加館ID
登録日時
最終更新日時
76
Collaborative Reference Database Project
特別コレクションはつくれる!
• 平成23年度 寄稿「特別なコレクションなんてあるの?」
•
「「一般コレクション」との対比で(中略)主題や資料種
類・資料形態に着眼して,収集・組織し,また,別置する
などして排架・保存し,利用に供しているもの」
•
「ビジネス支援コーナー,健康医療情報コーナー,闘
病記文庫,夏休み自由研究支援コーナーなど(中略)利
用者に向けて,その存在を強調して示した資料群は,特
別コレクションの候補に,すべてなり得るのである。」
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/column_h23_03_tokucol.html
77
Collaborative Reference Database Project
参加館プロファイルデータ
中核的な情報
付加的な情報
図書館名
図書館名(略)
図書館名ヨミ
郵便番号
住所
電話番号(1~3)
FAX番号
E-Mail
E-Mail(コメント
通知)
E-Mail(未解決事
例通知)
開館情報
交通アクセス
注意事項
沿革
特色
利用条件
URL
ISIL
データの管理情報
図書館ID
公開レベル
システムの管理用項目
登録番号
登録日時
最終更新日時
78
Collaborative Reference Database Project
使いやすいデータとは?①
•
色々なルートからたどりつけるデータ
– 質問や回答中にある単語によるキーワード検索
– キーワードやNDCなど主題による検索
– 内容/質問者の種類、ローカル項目などの付加的
な項目
地名
補足
類義語
キーワード
上位語
NDC
文中の単語による
キーワード検索
(例)
補足
ローカル項目
事務連絡
調査種別
職員名
主題
質問者区分
利用者名
略称
内容種別
情報
79
Collaborative Reference Database Project
使いやすいデータとは?②
•
役に立つデータ=付加価値をつける
–
–
参考資料やツールに関する簡単な注釈を入れる
より多くの人が参照しやすい情報源も記載
(岐阜県図書館の事例)
質問:全国の都道府県の特産品を調べている。(小学生
の夏休み自由研究)
備考:『朝日学習年鑑』は調べ学習編と統計編とがあり、
説明に図が多く用いられているので、児童サービスだけ
でなく、一般のレファレンスでも役立つツールである。
80
Collaborative Reference Database Project
使いやすいデータとは?③
• 利用者を想定する
– 自館の職員、他機関の職員、一般の人のために
– 公開範囲とデータの書きぶりがあっているか?
• 「DBを検索」など自館の特殊な表現はないか?
• 専門的な用語は一般の人が理解できるものか?
81
Collaborative Reference Database Project
まとめ:活用しやすいデータを考える
• 多様なアプローチで検索できる
– 色々なアプローチからアクセスが可能
• 役に立つデータ
– 付加価値、情報源も共有、図書館員のノウハウ
• 利用者を想定する
‒ 3種類の利用者:同僚、他館、一般の利用者
‒ データの公開範囲に合わせた書き方を
82
Collaborative Reference Database Project
データの登録と管理
3種類のデータ登録方法
a. ウェブフォームから手動入力
b. ファイルをアップロード
c. システムが自動で取得 a
1件ずつ登録
レファ協
システム
c
テキス
トファ
イル
b
ウェブ上の
サーバー
b
一括で登録
X
A
自館の図書館
システム
83
Collaborative Reference Database Project
データ登録と管理:ウェブフォームでの登録
1
2
① トップ画面で「新規登録」をクリック
② 新規データの登録画面へ移動する。
– 「管理番号」にログインしたIDで最後
に作成された番号が表示される
– 薄紫部分の「管理番号」「公開レベ
ル」「質問」「回答」は必須項目
– 入力欄をクリックするとアイコンが2
つ出る。地球をクリックするとリンク
作成フォーム(左)が、虫眼鏡を押す
と入力欄が拡大される(右)
84
Collaborative Reference Database Project
データ登録と管理:ウェブフォームでの更新・削除
1
更
① トップ画面の「自館データ」で更新/削除す
るデータを探す。
– 更新の場合は個別のデータの詳細
画面を開き「更新画面へ」をクリック
– 削除の場合は検索結果一覧画面か
らデータを選択し「削除」をクリック
削
85
Collaborative Reference Database Project
データ登録と管理:ファイルアップロード
1
① 「アップロード」をクリック
② 「参照」でアップロードするテキストファイ
ル(XMLかCSV)を選択する
③ 他の項目も確認し「送信」をクリック
④ エラーがなければ翌朝に反映される。結
果はメール通知が来るほか、処理予定・
処理結果一覧画面で確認できる。
2
86
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える
レファ協をメインとして記録を管理する場合
!
ID/PW
(1) ID/PWの周知
登録用IDをレファレン
ス担当者全員に周知
(2) データ登録
ウェブフォームで随時
登録更新。最初は自
館のみ公開で登録
(3) フォロー
自身/職員同士でチェ
ックして公開範囲を拡
大へ
87
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える
別の仕組みで記録の管理をしている場合
X
(1) 事例の登録
随時、レファレンス事
例を管理簿や独自デ
ータベースに登録
(2) 選定
レファ協に登録するま
たは公開する事例を
選定
A
(3) 登録
ファイルアップロード
や自動取得などで登
録・公開する。
88
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える:参考事例
• 岐阜市立図書館の事例@第7回フォーラム
– レファ協の入力項目を参考にして処理票を作成
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_7.html
• 豊中市立図書館の事例@第10回フォーラム
– 業務システムに登録後、月に一度レファ協に登
録http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_10.html
• 尼崎市立地域研究史料館@第9回フォーラム
– 業務システムに登録後、2週間に一度レファ協に
登録http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_9.html
89
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える:実践のために
•
あらかじめ決めておくべきこと
–
–
–
–
管理番号の採番ルール
作業フロー、役割分担と使用するID
登録・公開のポリシー
ローカル項目などの運用方法
→冬の参加館フォーラムへお越しください!
90
Collaborative Reference Database Project
システムの機能
①検索に関する機能
– 手動での検索、登録データのダウンロード、検索
用API
②登録に関する機能
– 3つの登録方法
③参加館支援機能(その他の機能)
– コミュニケーション:コメント、メール配信
– 統計機能:自館や参加館の登録件数、被参照数の
算出
– 管理機能:ID/PW管理、館内お知らせなどの編集 91
Collaborative Reference Database Project
参加館コミュニケーションの意義
• 万能な図書館は存在しない
– それぞれの設置目的や守備範囲は異なる
• (例)主題、地域、対象利用者etc…
– 利用者と質問と図書館のミスマッチ
• (例)郷土に関するレファレンス
• コミュニケーションの相手は他機関とは限ら
ない
– 画面の向こうには上司、同僚、部下、分館、前任
者…
92
→個人芸だけに頼らずにチームで解決!
Collaborative Reference Database Project
参加館支援機能:コメント機能
• コメント機能
– コメントの交換で登録データをブラッシュアップ
!
– 記入はデータ詳細画面、確認はトップ画面「コ
②閲覧
メント」 ①登録
!
④閲覧
③コメント
!
参加館A
⑤更新&返信
⑥確認
!
参加館B
93
Collaborative Reference Database Project
参加館支援機能:メール通知機能
• メール通知機能
未解決事例の登録時とコメント到着時の2種類
未解決事例の配信はメールアドレスを登録した館
のみ
①登録
(未解決)
④通知
参加館A
⑤更新&返信
②通知
③コメント
⑥通知
参加館B
94
Collaborative Reference Database Project
メールアドレス(参加館データ)の更新方法
1
2
3
•
•
•
•
①参加館プロファイルで自館を検索
②更新ボタンをクリック
③未解決事例通知のメールアドレス(
変更したい項目)を記入して「更新」を
クリック
※情報を変更できるのは管理者のみ
95
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用
• レファレンスについて、こんな説明を求められ
たら・・?
– どれだけ?
– どんな?
– どういうメリット?
– 反響は?
96
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:統計の利用
• どれだけ?に答えるために
– 月別の登録件数・被参照件数の一覧を簡単に表
示
– 図書館が「どれだけ活動したか」と、その活動の成
果が「どれだけ届いたか」の両方を数値で示すこと
が可能
– 表示した統計表はテキストデータ(csv)でも出力
が可能なので、編集や加工がしやすい。
97
Collaborative Reference Database Project
統計情報の表示方法
1
2
3
① トップ画面「統計」をクリックし取得した
い条件を選択し「検索」
② 「ダウンロード」をクリックするとCSVフ
ァイルを取得し、エクセルなどで加工
が可能
※被参照数も同じ手順
98
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:事例の公開と宣伝
• どんな?に答えるために
– 「レファ協で」公開する意義
• 本当に届けたいなら露出は多いほうが良い
• 固定URLや検索結果の一覧画面の利用
• 例:館ごと、主題の地域ごと、データの種類ごと
– 数の力・SNS連携
• 600本の矢?単独よりも集まった方が目立つ
• SNS連携機能
99
Collaborative Reference Database Project
事例の固定URLの活用
池田市立図書館HP
【事例】レファレンスサービス | 池田市立図書館
http://lib-ikedacity.jp/siraberu/reference/index.html
100
Collaborative Reference Database Project
事例データの一覧へのリンクの活用
– 事例の一覧画面へのリンクも可能(赤字が参
加館ID)
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/list.
参加館
reference?id=3110045
プロファイルの
リンクをコピペ
すると簡単!
【事例】レファレンス(質問・調査依頼) | 熊本大学附属図書館
http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/guide/visitor/reference
101
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:検索APIの活用
• どういうメリット?に答えるために
– APIって何?
• コンピュータが情報をやり取りするルール
• →外部の人に「自動的」に情報を使ってもらう窓口
– 例えば何ができる?
• 特定のキーワードを含むなど、予め設定した条件に合
うデータを自動でウェブサイトに表示してくれる。
102
Collaborative Reference Database Project
APIを使って自動で事例を表示
福井県立図書館HP
【事例】福井県立図書館 レファレンス事例集
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?page_id=154
103
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:御礼状
• 反響は?に答えるために
– データ総登録、年間登録数、年間アクセス件数のど
れかが一定以上に達した参加館に御礼状を送付
• ねらい目は年間登録数!
– 公開範囲に応じて点数を付与
自館のみ(1点)参加館公開(2点)一般公開(3点)
– 期間は平成26年1月1日~平成26年12月31日
– 200点以上=営業日で1日1点程度
例: 67件(全て一般公開)~200件(全て自館のみ)
104
Collaborative Reference Database Project
御礼状を活用する
【事例】レファレンスデータの提供により国会図書館より礼状をいただきました|沖縄県立図書館
https://wwwsv.library.pref.okinawa.jp/okilib/oshirase/240305refer_reizyo/index.html
105
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:企画協力員賞
• 反響は?にこたえるために
御礼状の基準には当てはまらないが貢献の大きな参加館
– 職員数が少ない中で積極的なデータ登録を開始。
– 音楽関係のレファレンス事例に特化しており、調べ方マニュアルも含め、近
年コンスタントに登録。
– 職員数が少ない中で、2009年に多くのデータを登録。2012年にデータ登
録を再開。
– レファ協への取組みに関する論考が雑誌掲載される、史料館Facebookペ
ージでのレファ協への事例登録の報告など、レファ協を使った広報にも積
極的。
106
Collaborative Reference Database Project
1.事業について
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
5.演習
現在地!
107
Collaborative Reference Database Project
活用法①過去の事例をすぐ参照できる
京都府立高等学校図書館協議会司書部会
神奈川県学校図書館員研究会
以前はレファレンス事例、ブックリスト等を紙やエクセルフ
ァイルで管理
→管理が大変、見たい時にすぐ見れない
→レファ協を利用
クイック事例も登録しておくと便利!
引き継ぎにも活用できる
108
Collaborative Reference Database Project
活用法②他の司書に相談できる
• 未解決事例に他の図書館から情報が寄せら
れ解決に結びつくこともある
(未解決事例メール配信、参加館公開、一般公
開にしておく)
• 団体として参加し、自分たちでコメントを付け
あう
109
Collaborative Reference Database Project
活用法③授業のお手伝いに
• 先生向けに
教材研究のネタに
• 生徒向けに
調べ方のヒントとして
新しい切り口の調べ方が見つかるかも!
110
Collaborative Reference Database Project
活用法④スキルアップに活用できる
• 事例を読んでスキルアップ
• 京都府立高等学校図書館協議会司書部会
レファレンススタジアム
←会員がお題レファレンスにチャレンジ
111
Collaborative Reference Database Project
活用法 さらに詳しく
・レファ協HP「学校図書館での活用法」
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/schoollibrary.html
・レファ協フォーラム
「第10回 実践報告(1) 高校図書館でレファ協を使い
倒すために」(神奈川県立横浜南陵高校図書館 田子環氏)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/documents/forum_h25_report_04_jirehokoku1.pdf
「第8回 パネルディスカッション」(京都府立高等学校図書
館協議会司書部会 清水都氏、香西瑠衣氏)
crd.ndl.go.jp/jp/library/documents/forum_h23_report.zip
112
休憩中…
Collaborative
Reference Database
NationaL Diet Library
113
Collaborative Reference Database Project
5.演習
実際に記録を
作ってみよう!
レファレンス事例
をご用意ください。
114
Collaborative Reference Database Project
①
③ユーザー名:
パスワード:
を入力して「ログイン」ボタンを
クリック
②研修環境ログイン
画面をクリック
115
Collaborative Reference Database Project
登録機能 Web画面/新規登録
箕面-名字 を入力してください
(15文字以内)
①
箕面ー内田
②
③
貯金箱の作り方が知りたい。特
にしかけがついたものがよい。
116
Collaborative Reference Database Project
登録機能 Web画面/新規登録
管理番号、質問を入力し、
「登録」ボタンを押す
117
Collaborative Reference Database Project
登録機能 更新
「更新画面へ」をクリック
118
Collaborative Reference Database Project
データ更新
回答プロセス、キーワード、NDC等々
自由に入力してみてください!
119
Collaborative Reference Database Project
参考資料 は簡単に入力できる!
「レファレンス事例新規登録」
画面の「参考資料」欄の
「資料検索」ボタンをクリック
結果が反映される!
120
Collaborative Reference Database Project
事例の削除
データを削除するには…
更新・削除画面から削除。
また、自館データの検索結果画面から一括で実行可能
A
削除ボタンをクリック
B
①
③
②
②
①自館データ
をクリック
②事例を選択
③削除 を
クリック
121
Collaborative Reference Database Project
お隣の人の事例にコメントを付けてみましょう!
お隣の人の事例を検索→詳細表示画面から、コメントを付与
122
Collaborative Reference Database Project
トップ画面:コメント
自館・参加館全体のコ
メント数が確認できる
自館到着コメント
自館の事例に寄せら
れたコメントをチェック
全コメント
自館発信コメント
自館が付与したコメントが確認できる
自館のすべてのコメン
ト及び他館の公開コメ
ントを、新着順に表示
自館の職員の付与したコメントが、回
答されたかどうかをチェック
123
Collaborative Reference Database Project
コメントへの回答
自館到着コメント
124
Collaborative Reference Database Project
コメントの修正
自館発信コメントから
125
Collaborative Reference Database Project
演習
実際に記録を
作ってみよう!
126
Collaborative Reference Database Project
2014年7月25日(金)
図書室のカウンターで…
あの~、さかさま絵本
ありますか?
ヘビが出てくるやつ。
小学校1年の
○○ちゃんだ
127
Collaborative Reference Database Project
たしか開架に
『さかさま』って本
があったけどそれ
かなぁ…。
128
Collaborative Reference Database Project
この本は違う?
・・・・・
これじゃない…。
129
Collaborative Reference Database Project
Googleで「さかさ 絵本 ヘビ」で検索…。
お、 amazon.co.jp で
伊藤 文人『まさかさかさま』っていう本がある。
内容(「MARC」データベースより)のところに
「どういうわけか言うことをきかない曲芸のへび
…」ってあるから、これかなぁ。
130
Collaborative Reference Database Project
れはっちOPAC
( https://rehatchopac.rht.lg.jp/ )
で『まさかさかさま』で検索…
開架にある!
131
Collaborative Reference Database Project
この本は違う?
これこれ!
ありがとう~。
132
Collaborative Reference Database Project
はじめに
レファレンスサービスについての悩み
●人手不足で…
●必要な知識はどうやったら身につくの?
●サービスを良くするにはどうしたらいい?
●そもそも、利用者に知られてない…
→「レファ協で」なんとかしよう!
133
Collaborative Reference Database Project
おわりに
(今後の予定)
レファレンス協同データベース事業説明会 関西 10月9日
レファレンス協同データベース事業フォーラム
レファレンス協同データベース事業担当者研修会
出張講演も行っております!よろしければぜひ!
派遣研修(http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1204414_1485.html)
問合せ先(レファレンス協同データベース事業事務局)
[email protected]
Twitter (http://twitter.com/crd_tweet)
134
Collaborative Reference Database Project
ご清聴ありがとうございました!
135