ソーシャルビジネス

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地域文化論講座
1016504c 石倉 誠人
虐
待
ワ
ー
キ
ン
グ
プ
ア
悪
商徳
法
貧
困
偏
見
テ
ロ

行政サービス
◦ 福祉

NGO,NPO(従来型)
◦ ボランティア活動

リーマン・ショック
◦ 行政
 財政難
◦ NGO,NPO(従来型)
 寄付の激減
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行政
◦ 官僚的=非効率、採算を度外視

ボランティア活動
◦ 自己犠牲
 Ex.年収200万円の現実

構造的な問題

ソーシャルビジネスとは…
◦ 社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業体の
事である。(ウィキペディア)
◦ an organization that applies business strategies to
achieving philanthropic goals.(Wikipedia)
◦ 社会貢献の世界にビジネスの論理を持ち込む。

社会貢献することで利益が出る仕組みを作ること。
1983年、バングラデシュにて、ムハマド・ユヌスが創設
マイクロクレジット
貧困層を対象に、低金利無担保で少額融資。
農具を買って収入を増やすなど、多くの人が生活向上に成功
する。
◦ 銀行自身も経営に成功する。
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◦
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成功した理由
◦ 担保である点:返済義務がミソ
◦ 返済の信用度が低いとされていた貧困層に積極的に融資す
るという常識破りな経営。
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有名な話
途上国支援を魚釣りに例える。
◦ かつての支援:魚を与える
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最近の支援:釣竿を与え、釣り方を教え、釣った魚の
食べ方を教える。
これからの支援:釣った魚の売り方を教える。
◦ さらに、携帯電話をレンタルすることで、どこの市場が最も高
く売れるかという情報を得られるようにする←これがビジネス
の論理

本質的な発展につながる。
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具体例2:UNIQLOとBOPビジネス
昔:衣料関連の奉仕団体に寄付
最近:ユニクロの古着を回収、難民キャンプに配布
これから:バングラデシュにて、超低価格の衣料製品
を生産、販売。この際、生産から販売まで一貫してバ
ングラデシュで行う。雇用の創出にもつながる。
グラミンと提携

「これまで主に先進国を対象にビジネスを広げてきた
が、世界にはそれ以外の国に住む人々が約40億人
いる。バングラデシュは将来性のある国。人々の生活
をサポートし、世の中の役に立つソーシャル・ビジネス
を開発することで、将来的に大きなビジネスになる。

各方面のプロフェッショナル
◦ 社会貢献したいという意思だけでは不十分。
◦ 現場に特化するだけでは、効果的な支援を行うことはできな
い。後方支援が重要となる。
◦ 組織として機能するためには、あらゆる方面のプロフェッショ
ナルが必要。例:ファンドレイズ

自身の幸せを求めること
◦ 自己犠牲
◦ 利益を得ることのタブー視

消費者の意識も大きく変わってきている。
◦ 購入の際の判断基準として社会貢献を重要視し始めている。
◦ EX. 1L for 10L, 自由の女神修復プロジェクト(コーズマーケ
ティング)
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利益とはなにか。社会貢献の度合いを利益の一部と
とらえる。
各分野の企業、団体、個人が協力することで、新たな
分野を開拓していくことができる。(ゴールドマンサック
スなど)
社会貢献は未開拓の市場=大きなビジネスチャンス。
市場開拓が社会貢献につながる。
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ITが世界を変えたように、ソーシャル・ビジネスも世界
を変える。
ソーシャルビジネスこそが最先端のビジネス。
社会の変化、人々の意識の変化はすでに始まってい
る。
若者こそ、この変化の波に対応していくべき。

ソーシャルビジネスの利点、欠点、実現可能性。
◦ そもそもソーシャルビジネスは必要か。

ソーシャルビジネスを将来の職業として選択したいか。

土壌の違い
◦ 企業が変わっていけば、ソーシャルビジネスは普及するか
 Ex Teach For America