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平成26年度
河川・ダム・砂防施策のポイント
ポイント-1:南海トラフ巨大地震対策
大阪湾沿岸部には、広大な海抜ゼロメートル地帯に人口・資産や高度な都市機能が集積してお
り、津波等によりひとたび浸水が発生すると、甚大な人的・物的被害が発生し、我が国全体の国民
生活・経済活動に極めて深刻な影響が生じる恐れがあります。
このため、南海トラフ巨大地震による防潮堤の液状化対策をはじめ、津波、高潮対策を総合的に
実施するとともに、津波・高潮ステーションを活用した防災・減災の啓発を進めています。
◆南海トラフ巨大地震(Mw=9.1)による津波浸水想定
(「大阪府防災会議」における算出)
【対策前】
【対策後】
■浸水区域面積 約5,400ha(対策により半減)
※浸水深1.0m以上の区域は1/4程度に減少。
※併せて「逃げる」、「凌ぐ」対策の強化が重要。
■浸水区域面積 約11,000ha
■津波での死者 132,967人
※人的被害総数の99%以上が津波による死
者。
◆対策箇所図
南海トラフ巨大地震対策 大阪市域の要対策個所図
(大阪市管理施設を含む)
※対策後の効果については、粗い試
算であり、定まったものではない。
◆優先順位の考え方
太線
実線
◆今年度主要対策箇所
点線
水門を閉鎖することにより、
内陸部の浸水被害を軽減
木津川防潮堤液状化対策
対策後
着手前
細線
三大水門での対策
防潮堤位置
第一線防潮ライン
(水門より外側等)
被害要因
地震直後に満潮位で浸水
L1津波により浸水
その他の箇所
地震直後に満潮位で浸水
(水門より内側等) L1津波により浸水
凡例
対策期間
3年以内
5年以内
10年以内
【対策の目的】
最大クラスの津波を受けた後でも洪
水リスクを軽減するため、三大水門に
ある副水門の開閉ができるようにす
る。
<平成26年度の取組み>
・神崎川筋、木津川などにおける防潮堤の液状化対策等を実施
・三大水門での対策等を実施
安治川水門