H260805少経験者研修プレゼン

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Transcript H260805少経験者研修プレゼン

H26大府市 少経験者研修
自らの教育実践をまとめ、
論文を書こう!
本研修で伝えたいのは
「1学期を振り返り、2学期以降
にどうしていくかを考えましょう」
大府市立大府中学校
現職教育主任 近藤 肖匡
2014.8.5 PM at 大府市役所
「動機づけ」
外発的動機づけ
頼むから・・・・
「お願い!!」
内発的動機づけ
挑戦してみようかな。
次は私の番だ。
45分を有効に!
1学期をReflection→悩みを共有→発見?
25分
Reflectionしたら・・・・論文の構成へ
仮説やテーマを考え、実践へ!!
10分
未来の大府市を担う先生方にとって・・・
10分
さて「きく」という漢字は
聞く
耳で音を感じ取る
聴く
注意して聞き取り、
話したり、考えたり
する。
話を聴くなかで、質
問したり、おたずね
したりする。
聴く
効く
よい効果がある。
まず1学期をReflection
Reflection
省察(
)
○自らかえりみて考えること。
○自分自身をかえりみて、
そのよしあしを考えること
まず、1学期を振り返って・・・
○日頃の実践の成果や課題や悩み
を箇条書きで多く書きましょう!!
ジャンルを決めて!
ジャンルを決めて!
・学級
・学級
・授業
・授業
・部活動
・部活動
・生徒会活動・児童会活動
・生徒会活動・児童会活動
・その他(食育・学校保健)など
まず、1学期を振り返って・・・
○日頃の実践の成果や課題や悩み
よかったことは1つでも書けましたか?
子ども(児童生徒)の実態は?
「集団はどんな傾向にあるだろうか」
○良いところも課題も
箇条書きで書きましょう!!
◎~~できる
△~~はできない。至っていない。
目指す子ども(児童生徒)の姿は?
「○○できる子どもにしたいな!」
■日頃の実践の成果や課題や悩み
■児童生徒の実態
2つのことを踏まえて、
先生方が期待する子どもの姿とは?
「書く」行為とは
○脳内の情報を外部に出す事
○書いた文章を見ることは、自分の脳の
情報を客観的にみる
○脳を癒す、情報整理、記憶を定着
ここでグループを作ります!
【条件】
3人グループ
仲間外れをつくらない。
3人で向かい合う
(できれば男女混合で)
グループ協議・役割分担
発表者
■
2番目に
発表
司会・
質問者
□
□
質問者
3人で、発表・質問・司会に分けて
ローテーション(時計回り)で
グループ協議
発表者は
■日頃の実践の成果や課題や悩み
■子ども(児童生徒)の実態
■目指す子ども(児童生徒)の姿
を2分で簡潔に伝えます。
グループ協議
質問者は、発表者に対して 2分で
■分からない点や詳しく聞きたい点を
どんどん質問する
■専門用語や、抽象的な言葉は
分かりやすく説明してもらうようにする
■具体的にどのような
子ども(児童生徒)にしたいのかを聴
く。
グループ協議
司会者は
■発表者に2分で発表させる
■質問者に2分で質問させる
■そのやりとりをきいて、分からない点を
さらに分かりやすく説明して
もらうようにする
■まとめをする2分
なぜ3人?
口 口 →口と口では言い合いになる
口 →もうひとつ口を入れると
口 口 言い合いを「評価」する。
「品」という字は「ものの性質を評価」が語源
後半は2学期・そして年度末のために!
Reflectionしたら・・・・論文の構成へ
仮説やテーマを考え、実践へ!!
10分
未来の大府市を担う先生方にとって・・・
10分
なぜReflection
1学期
子ども
の実態
変容
年度末
目指す子ども像
仮説
○○すればきっと子どもは
こうなるという願いを
手だて
願いに対しての教師としての
作戦
主題設定の理由
◆アンケートを
もとに子どもを把握
◆少経験者の先生ほど
子どもは
「何ができているか」
「何ができていないか」
「子どもは何を望んで
いるのか」
→そのために
どんな方法をとるか
考える必要がある!
主題設定の理由(文例)
「中学校に入ったから数学は好きになりたい。」こんな
生徒がいた。入学して1か月が経過したところで、小学校
の算数の実態について調査した(資料1)。この調査では
40%の生徒が「あまり得意ではない」「苦手」を選択して
いる。その理由として、「先生の説明があまり分からなか
ったり、授業を受けたときは分かるけど時間がたったら分
からなくなったりするから」「間違えると、絶望感がある
から」と答えている。
子どもの視点でとらえる。
【資料1】
12.0%
教師の立場として
どうあってほしいか。
0%
小学校での算数の実態
21.0%
20%
5:とても得意
26.0%
40%
4:得意
N=121
3:ふつう
21.0%
60%
20.0%
80%
2:あまり得意ではない
100%
1:苦手
20
そうすると「仮説」ができる
子どもの実態
の子どもに、
手立て(作戦)
目指す子どもの姿
すれば
なるだろう。
そうすると「仮説」ができる
数学の苦手な
の子どもに、
間違ってもよい
安心感を与えれば
数学を少し好きに
すれば
なるだろう。
さらに文章を具体化して「仮説」を決める
単元や1時間の授業において、
学習の目当てと自己評価を一体化させた
「今日の学び」を取り入れれば、
生徒は、
できる喜びや分かる気持ちを感じながら、
より高い次元を目指そうと意欲的に学ぶだろう。
昨年度の特選の例で
実態
自分の発音に
自信がない…
単語が分からない…
先生の言っているこ
とがわからない…
子ども像
 コミュニケーション活動に意欲的に取り組み,自分の考えや気
持ちを自信をもって表現することができる生徒
仮説
英語で表現する活動を,音声トレーニングを使って段階的に行うこと
で,基礎・基本が定着し,コミュニケーション能力が高まるだろう。
どんな作戦で子どもも変容させるか 手立て
 音声トレーニング
単語と対話表現の
反復練習
 フラッシュ型教材
課題を瞬時に表示するデ
ジタル教材
手立てが決まると「主題」が決まる
子どもが生き生きと活動する英語の授業を目指して
子ども像
―音声トレーニングとフラッシュ型教材を取り入れた
手立て(作戦)
コミュニケーション活動を通して―
仮説の試み
初任者のときには・・・・
課題研究のテーマを先に決めていた
→テーマありきではなく、
子ども(児童生徒)の実態から
そして・・・・
子ども(児童生徒)の願い
保護者の願い
教師の願い を書き込む
論文の構成
①主題設定の理由
②めざす子どもの像・研究仮説
③研究の計画・方法(手立て)
20%~25%
50%~60%
④研究の実際(実践)
・授業記録(ビデオ・ICレコーダー)
⑤研究の検証と考察
20%~25%
⑥成果と課題
授業や単元・行事を通して、変わってほしい(変容させたい)子どもを選ぶ
研究の検証としての抽出する子ども
5月の生徒の実態
関わり合いについて(学習形態)
生徒A
数学の授業での理解度も高く、
考える場面でも自分の考えを
発表することができる。
ペアで学習する人のすごさを感じる。
筋道が奥深く解けるように努力するこ
とができる。
生徒B
ペアでの学習活動を苦手として
いて、集中力は続かないが、
問題を解く意欲はもっている。
ペアで学習すると友達と楽しみながら
できる。中学になって、授業内容も難
しくなったし、よく分からないところ
もあるけど、小学校と違って「もうや
だ」とか「やりたいない」とは思わな
くなった。
生徒C
考える問題では、
やったことのない人とできる。小学校
なかなか自分の考えをもつこと より楽しくできていると思う。
ができず、自信をもてないので、
ペアの学習を嫌う。
Before
After
仮説について、成果と課題をつかむ
仮説1
単元や1時間の授業において、
学習の目当てと自己評価を一体化させた
「今日の学び」を取り入れれば、
生徒は、
できる喜びや分かる気持ちを感じながら、
・できる喜びや
分かることを
感じることが
できてきた。
より高い次元を目指そうと意欲的に学ぶだろう。
課題
・より高い次元を目指そうと意欲的に学ぶことができる「今日のgood」の設定
・具体的な絶対評価を行うための「ものさし」としてのルーブリックを作成
ラストスパート!
未来の大府市を担う先生方にとって・・・
10分
今日の私の仮説は・・・
少経験者
の先生に、
内発的動機づけを刺激
少なくとも一人は
論文に挑戦するように
すれば
なるだろう。
人は・・・・
「木は光を浴びて育つ 人は言葉を浴びて育
つ」という言葉があります。今、思えば、もっ
と、もっと自分の子どものよさを認め、励ます
ような言葉をかけていたらと振り返る日々です。
「人は言葉を浴びて育ちます」
これは間違いありません。これは子どもだけ
ではなく、大人でもそうだと思います。
今思い返すと・・・
「3年目までに、指導案の書き方とか、論文の書き
方ぐらいは、いろんな先生に訊いて、自分の力を
つけておかないといけないよ。」
「4年目以降は、きちんとできているか試されるよ。
ましてや、自分より後輩ができたら教える立場にな
るんだからね。」
前任校では・・・
6年未満の少経験者が半数以上
「4年目だから、学年主任をやってもらうよ。」
「若い先生だからって言い訳できないよ。」
「私たちは、教育のプロだという自覚をもってもらわ
ないと。」
誰が書いた詩か想像してみて
おこってばかりいるうちに
私の顔がかわいそう
おこってばかりいるうちに
私の人格かわいそう
神様 私を愛してください
神様 私を助けてください
神様 私に助け手を与えてください
神様 私を愛してください
先生の周りに・・・・
リスナー
アドバイザー
フォロアー
ライバル
困ったときに話を聞いてくれる人
苦しいときに助言をしてくれる人
つらいときに励ましてくれる人
実践で競い合える人
論文は一人の力でできるものではない。
仲間を増やし、思いを共有することから始める
私を支える言葉
子どものために
「良い」と思ったことは
どんどん実践しよう!
私を支える言葉
人との「つながり」
を大切にして、
頼まれた仕事は
断らないように
したいね。
お疲れ様でした!
40
子供の言葉で授業をつくる
① なるほどね。
② いいこと言ったね。
③ もう一度言ってくれる。
④ ○○って、どういうこと?
⑤ Aさんの言ったことを説明してくれる
。