衛星軌道上からのメッセージが世界をリレーする

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衛星軌道上からのメッセージが世界をリレーする
- リーマンサット・プロジェクトとその意義 -
はじめに
• リーマンサット・プロジェクトとは?
Salary Man Satellite
RymanSat
「誰でも宇宙開発に関われる場を作りたい」
リーマンサット・プロジェクトは、そんな願いから発足しました。
目的と目標
• 目的
一般人と宇宙開発を“つなぐ” プロジェクト
• 目標
『2年以内に人工衛星を打ち上げる』
組織形態
・組織図
総務部門
広報班
運営班
資金調達班
総務班
構造班
通信班
電源班
熱制御班 コマンド・データ処理班
技術部門
ミッション
• 3つの複合ミッションを行う
KodomoSat ミッション
ToothSat ミッション
360°Sat ミッション
KodomoSat ミッション
• 実践内容
1) 谷川俊太郎の詩『朝のリレー』の英語バージョンをモールス変換
したものを衛星軌道上より発信する。
2) 一度に全文発信するのではなく、衛星の緯度経度が一定度変化し
た時点で一小節ずつ送信する。
3) モールス受信した者は、それを英語及び自国語に翻訳しリーマン
サット宛に送信する。(受信者の写真も添付してもらえると尚良
い)
4) リーマンサットは集まったデータをマージして発表する。
KodomoSat ミッション
『朝のリレー』谷川俊太郎
カムチャッカの若者が きりんの夢を見ている時
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女がほほえみながら
ローマの少年は柱頭を染める
この地球では
朝陽にウインクする
いつもどこかで
ぼくらは朝をリレーするのだ
寝返りをうつとき
朝がはじまっている
経度から 経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき
耳をすますと
どこか遠くで 目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた
証拠なのだ
KodomoSat ミッション
• 実践内容
1) 谷川俊太郎の詩『朝のリレー』の英語バージョンをモールス変換
したものを衛星軌道上より発信する。
2) 一度に全文発信するのではなく、衛星の緯度経度が一定度変化し
た時点で一小節ずつ送信する。
3) モールス受信した者は、それを英語及び自国語に翻訳しリーマン
サット宛に送信する。(受信者の写真も添付してもらえると尚良
い)
4) リーマンサットは集まったデータをマージして発表する。
KodomoSat ミッション
• 実践意義
1) 受信アンテナの手作りや衛星電波受信を通じて、子供達に科学へ
の興味を持たせる。
2) 地球規模でのプロジェクトに参加することで、視野の拡大や平和
教育へと繋げる。
3) JICA及び青年海外協力隊、現地の教育機関やアマチュア無線家と
連動することで、日本のプレゼンスを上げる。
ToothSat ミッション
• 実践内容
1) 古来より伝わる日本の風習
『乳歯が抜けたら屋根の上に投げる』
これを一挙に宇宙の高さまで拡大する。
2) 具体的には、乳歯をカプセル化し日本上空で衛星より放出する。
3) その際、同時に撮影も行う。
ToothSat ミッション
• 実践意義
1) 子どもの健やかな成長を宇宙より祈る。
2) カプセル放出機能の実装及び実証実験。
360°Sat ミッション
• 実践内容
1) 衛星軌道上での360°全天球撮影を行う。
市販の360 °カメラ
キューブサットとの比較
360°Sat ミッション
• 実践意義
1) 今まで見たことのない映像の撮影体験を通し、宇宙開発の魅力を
伝える。
実現へのステップ
• 機能モデルとコンセプトモデル
1) 実際に機能するモデルとデザイン重視のモックアップを同時並行
で作成し、最終的にそれぞれの融合を果たす。
機能モデル
コンセプトモデル
実現へのステップ
• 機能モデルの製作
1) 市販のArdusat(https://www.ardusat.com/)をリファインするこ
とから始めた。
Ardusatキット
実現へのステップ
• 機能モデルによるテレメトリー情報の取得
実現へのステップ
• コンセプトモデルの製作
1) 従来の機能重視にとらわれないスタイリッシュなデザイン。
実現へのステップ
• アジャイル型開発技法の応用
実現へのステップ
• 打ち上げロケットについて
実現へのステップ
• JAXA 『革新的衛星技術実証プログラムの検討状況について』
公募 → 2015年第3四半期、打上予定 → 2017年第4四半期
おわりに
• カウントダウンはいつから始まるのか?
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