脊髄損傷の修復にも細胞外マトリックスが重要です!

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Transcript 脊髄損傷の修復にも細胞外マトリックスが重要です!

岡山大学
大学院医歯薬学総合研究科
分子医化学分野
〒700-8558 岡山市北区鹿田町2丁目5番1号
TEL: 086-235-7127/7128
E-mail: [email protected] (二宮善文)
ひとつの細胞にも多様なシグナル分子
やマトリックス分子が連携して作用する
細胞の運命や挙動を支配する
細胞外環境
誘引
反発
増殖
分化
組織形成
細胞外マトリックス:Extracellular matrix (ECM)
“Collagen and Integrin”
細胞が産生し,独自の環境を形成する.
組織や細胞によって特異性がある!
分化
細胞死
移動
増殖因子
増殖
脊髄損傷の修復にも
細胞外マトリックスが
重要です!
ECM分解酵素
レセプター
ガン
脳外傷・脊髄損傷
心筋梗塞
大動脈瘤
アルポート症候群
疾患の分子メカニズムを知る!
治療
再生医療 (幹細胞)
脳外傷における重要な修
復因子の発現(トロンボス
ポンジン1)を細胞外マト
リックスが調節していること
を発見!
損傷脊髄に
おけるインテ
グリンやIV型
コラーゲンの
役割につい
て研究してい
ます。
損傷部
マウス脊髄損傷モデル
細胞外マトリックス(ラミニン)の様子
就職先実績
1, 臨床機器メーカー 動脈硬化研究 (2012)
2, 臨床機器メーカー 脊髄損傷研究 (2012)
3, K大学 助教
リウマチ阻害剤研究 (2012)
4, 病院臨床検査部 動脈硬化研究 (2011)
5, GSK
(2010)
6, Aストラゼネカ
7, 臨床検査会社
8, Rッシュ
A遺伝子KOマウス研究
リウマチ阻害剤研究 (2009)
脊髄損傷研究 (2008)
心筋梗塞研究 (2006)
“難病・ムコ多
糖症の病態解
析もしていま
す。”
岡山大学
大学院医歯薬学総合研究科
分子医化学分野
〒700-8558 岡山市北区鹿田町2丁目5番1号
TEL: 086-235-7127/7128
E-mail: [email protected] (二宮善文)
Proteoglycan in cartilage and brain
学内異分野連携事業: 両生類四
肢再生のメカニズム解明に取り組
んでいます. みどり(骨),赤
(軟骨)
修士2年(工学部卒): 条件的ノックアウトマウス作製に挑戦しています
博士1年(保健医療学部卒): 骨折治癒促進に挑戦しています
Matrix metalloproteinase ~MMP, ADAM and ADAMTS
~ 虚血状態(=低酸素)の血管内皮細胞へ選択的
に遺伝子を発現させる治療用ベクターの開発
緑:導入したGFP(緑色蛍光タンパク) 赤:内皮細胞マーカー(CD31)
右端の図で黄:同時に発現している箇所を示す
マトリックス分解酵素の研究グループで
す
様々な病気でマトリックス分解酵素が重要な役割を担い
ます
関節炎
が
ん
心筋梗塞
がんの遺伝子治療研究
下の2匹のネズミは皮膚の伸
び方が大きく異なります。何
故そうなるのか?原因を究明
中です