東北大学総合技術部 電子顕微鏡専門研修

Download Report

Transcript 東北大学総合技術部 電子顕微鏡専門研修

東北大学
多元物質科学計測研究所
佐藤二美
平成25年1月
高エネルギー加速器研究機構技術シンポジウム
1.東北大学総合技術部について
2.多元物質科学研究所紹介
3.専門研修実施至るまでの背景
4.実施に至るまで
・アンケート・アンケート結果
5.専門研修実施への流れ
6.第1回、2回、3回専門研修
7.東北地区技術職員専門研修
8.今後の研修について
総合技術部の概要
技術部長(理事)
総合技術部運営委員会
総合技術部統括技術専門員
選考等小委員会
総合技術部職員研修小委員会
副部長(技術職員)
理学研究科
ニュートリノ科学研究センター
歯学研究科
工学研究科
生命科学研究科
電気通信研究所
教育情報基盤センター
サイクロトロンRIセンター
学際科学国際高等研究センター
情報部
金属材料研究所
多元物質科学研究所
電子光理学研究センター
医学系研究科
薬学研究科
農学研究科
加齢医学研究所
病院
学術資源研究公開センター
未来科学技術共同研究センター
研究協力部
評価分析室
流体科学研究所
統括技術専門員会議
総合技術部職員研修代表者
連絡会
総合技術部職員研修WG
多元物質科学研究所
旧3研究所:平成13年4月に統合
素材工学研究所
科学計測研究所
反応化学研究所
物質・デバイス領域
共同研究拠点
(H22.4~H28.3)
多元研技術業務内容
機械・ガラス工場
設計、試作製作、加工
製作指導・地震対策
工場実習など
インターンシップ
電気回路工作コーナー
多元CAF
研究プロジェクト
試料作製,計測,評価等
技術室
分析・評価
装置管理、保守
安全管理ほか
広報情報室
研究活動の広報,
ネットワークの管理
安全・衛生管理(巡視)
共通施設(液体He,N2等)
の管理等
専門研修実施至るまでの背景
総合技術部
実務者会議
活動課題
平成21年4月設立
1)東北地区技術職員研修
2)東北大学技術職員研修
研修のあり方・・・・・アンケート実施
専門研修・・・電子顕微鏡
ガラス細工研修
3)人事評価制度
---------------------------------------------------------------課題・・・・専門研修の企画者またはリーダー
電子顕微鏡担当者へのアンケート
1)部 局
2)氏 名
3)連絡先
4)経験年数
5)対 象
6)管理装置
7)研修
8)施設見学
9)講師経験
10)受講経験
11)企画参加
12)備考
TEM
生物
:
SEM
非生物
試料作成
これまで扱ってきた装置含む
講演形式
開催時期
時間数
開催頻度 希望講師
実技研修
開催時期
時間数
実習内容
発表会
開催時期
時間数
口頭
ポスター 発表内容
5
アンケート結果
電子顕微鏡担当者アンケート
回答者(8部局24名)
4
3
2
SEM
TEM
試料作製
1
0
4)経験年数
5)対象
・・・・・生物 (4件), 非生物 (14件)
6)管理装置・・・・・機種、メーカーの装置を現在と過去の経験
7)研修 希望講師・・学内教授 (6件), メーカー(8件)
実技研修・・試料作成 (12件), 操作 (10件), 観察手法 (8件), 保守 (5件)
発表会・・・
8)施設見学・・・・・会社 (5件), 学内施設 (9件)
9)講師経験・・・・・回答数はほとんどない。
10)受講経験 ・・・企業セミナー, 学会, 学会主催セミナー
11)企画参加・・・・参加 (2名), 場合によって (6名), したくない (12名)
各部局担当装置
工学部
TEM
TEM
TEM
STEM
SEM
SEM
SEM
SEM
SEM
病院
TEM
金属材料研究所
Philips
日立ハイテク
Hitachi
日立ハイテク
JEOL
Philips
JEOL
日立ハイテク
Philips
JEOL
電気通信研究所
SEM
JEOL
SEM
JEOL
CM200FEG
H-800
HF-2000
HD-2700
JSM-6500F
XL30FEG
JSM6500F
S-4800
XL30
JEM-1400
JEM-7401FT
JEM-6400
東北大学教育研究基盤センター
TSCグループに所属
TEM
SEM
TEM
TEM
FEI
日立ハイテク
トプコン
JEOL
Titan80-300
SU8000
002B
2000EX2
農学研究科
TEM
日立ハイテク
SEM
日立ハイテク
H7650
SU8000
多元物質化学研究所
TEM
ZeiSS
SEM
日立ハイテク
SEM
日立ハイテク
LEO-922
SU6600
S4800
生命科学研究科
SEM
JEOL
JEM-5800LV
実施にいたるまで
企画案づくり
 講師依頼 (学外・・・・・会社関係)

(学内・・・・・教員)

(技術職員・・・特異な技術を持っている)
 企業(工場)見学
 施設見学
 技術交流(会合)
 技術(実技)指導
--------------------------------------------- 企画側の不安
 大学に専門研修への予算配分

専門研修実施へ流れ
① 企画委員会・・・・・企画案作り
② 総務担当打診
③ 統括技術専門員会議
④ 事務方の検討(予算執行の裏付け)
⑤ 研修小委員会
⑥ 運営委員会
⑦ 実施
平成22年度 第1回専門研修
実施要項
平成23年2月24日
 講演
PM 1:30~PM 3:30
「先端材料を始めとする最新アプリケーションの紹介及び
装置の運用から管理について」(SEM装置を中心に)
(株)日立ハイテクノロジーズ 多持 隆一郎
 意見交換会 PM 3:40~PM 4:30
電子顕微鏡専門研修について
 参加者 9部局18名

平成23年度 第2回専門研修




実施要項
平成23年11月9日
講演
PM 1:30~PM 3:00
「電子顕微鏡の学理と最先端装置について」
金属材料研究所教授
今野 豊彦
各部局担当装置紹介と意見交換 PM 3:10~PM 4:40
施設紹介 工学部 2件、 農学部 1件、 通研 1件
岩手大学工学系技術室 2件
参加者
2大学 6部局 18名
データベースの構築
・目的
お客へのサービス向上
情報交換
氏 名
勤務先
連絡先
メールアドレス
担当機器
・現在加入者
6部局10名
機種名、付属装置(分析装置等)
上記以外の担当
機器
試料作成装置等
主な観察試料
ま た は 報 告 書 主な観察試料では、現在あるいは過去に観察して
や 論 文 、 書 籍 きた試料名や観察例など具体的に記入
等
グループへの希
望
コメント
悩んでいること、やってみたいテーマ、研修内容な
ど記入
部局外利用、学
□
外利用
可能
□ 不可能
利用方法
利用料金
□
有
□ 無
試料作成
□
可能
□ 不可能
平成24年度 工場見学



実施要項 平成24年7月10日 AM 10:00~PM 5:00
見学工場 山形クリエイティブ株式会社
講演並びに工場見学PM 1:00~PM 3:00
講演「透過電子顕微鏡に関する構造とアプリケーション」
工場見学

参加者 9部局 15名
第3回専門研修
実施要項 平成24年8月24日 PM 1:30~PM 4:40
 講演
PM 1:30~PM 3:00
「生物試料の分析電顕試料作製法」
信州大学ヒト環境科学研究支援センター
亀谷清和 氏
 施設見学及び意見交換会
PM 3:00~PM 4:40
 意見交換:メンテナンスや維持費について
 参加者 9部局 15名

東北地区技術職員専門研修
平成24年9月11~9月14日
技術発表会 9月12日
技術発表
1) 粉砕法による断面観察
2) 東北大学加齢医学研究所共通機器管理室における
電子顕微鏡観察の紹介
3) 電子顕微鏡室および試料切断機等のちょっとした
改良点の紹介
4) 東北大学工学部 化学バイオ系共通機器室の運営について
5) 岩手県表面分析懇話会のあゆみ
6) 岩手大学 電子顕微鏡室 紹介
7) 山形大学工学部における電子顕微鏡室の運営について
8) 反応焼結AL-TiO2-B系複合材料の構造解析
特別講演
9) EBSD 観察手法
9月12日(水)
9:00~
特別講演(60分)
休 憩
10:20~
【技術発表】
(機器製作・加工・装置技術) 2件
(分析・評価技術)
2件
(回路・計測・制御技術)
2件
~12:00
昼 食
13:00~
【技術発表】
【技術発表】
(情報・ネットワーク技
(電子顕微鏡技術)
術)
東北大 4件
4件
~14:20
休 憩
14:30~
【技術発表】
(電子顕微鏡技術)
【技術発表】
岩手大学 2件
(実習指導・安全衛生管
山形大学 2件
理・放射線管理技術)
1件
~15:50
(生物・生命科学技術)1件
【特別講演】
その他(社会貢献等) 4件
電子顕微鏡技術
1
東北大 件
~16:25
~16:30
【技術発表】
(ポスターセッション)
~17:00
17:30~
情報交換会
~19:30
今後の専門研修について





これまでの結果・・・・研修参加アンケートより
地の利を生かす・・・・様々な装置・教員
今後課題・・・・・・・継続性・ 実技・リーダー育成
大学が何を望んでいるか
顧客対応・・・・・・・発信
議論
 実技研修
 岩手大学の例
 全国的な研究会
多元物質科学研究所技術室の組織図
(1室長 3副室長 7班, 総勢56名)
企画・情報系
副室長
技術室長
機械・
ガラス工場系
副室長
再雇用
総合企画班
プロジェクト企画係
プロジェックト運営係
総合情報班
情報管理係
情報技術系
システム設計班
機械システム係
加工プロセス係
特殊精密加工班
特殊加工係
精密加工係
超高真空ソフトシステム係
超高真空ハードシステム係
特殊材料加工班
特殊材料加工係
複合材料加工係
多元計測技術班
物理計測技術係
化学計測技術係
電子計測技術係
光学計測技術係
材料合成技術班
無機材料合成技術係
有機材料合成技術係
ミクロ合成技術係
マクロ合成技術係
共通機器・
研究プロジェクト系
副室長
再雇用
技術補佐員