Transcript ひざトレーナー
新製品 2015年5月29日 国際宇宙ステーションで実験 世界初※1 「ハイブリッドトレーニング」搭載 筋力トレーニング機器 「ひざトレーナー」 を発売 歩きながら、効果的にひざ周りの筋力アップ 品 名 ひざトレーナー 品 番 EU-JLM50S-K 希望小売価格(税抜き) 148,000円 発売日 8月21日 月産台数 1,000台 パナソニック株式会社は、久留米大学医学部 志波直人主任教授を中心とした研究グループが研究を進めてきた ハイブリッドトレーニングと当社センシング技術を融合した筋力トレーニング機器「ひざトレーナー」を共同開発し、 8月21日より発売します。 内閣府の発表※2によると、2025年には65歳以上の人口割合いが全人口の30%を超える見込みです。 今後日本の高齢化がますます進む中、志波主任教授は脚力低下に悩む方へのお役立ちのために、2000年より ハイブリッドトレーニングの研究に着手されました。ハイブリッドトレーニングとは、人間の動作と電気刺激を融合さ せた新しいトレーニング方法です。当社(当時は松下電工)は、研究当初より試作モデルの回路設計を担当し、産 学共同で開発を進めてきました。 また久留米大学とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の共同研究として、国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟 において、長期宇宙滞在における筋量低下への対処手法の検証実験が行われました。代表研究者である久留米 大学 志波主任教授のハイブリッドトレーニングのコンセプトを取り入れた特殊な実験機器を使用した結果、機器 は宇宙で支障なく使用でき、微小重力における筋肉萎縮の予防効果が期待できることを確かめました。また宇宙 実験に先駆けて特殊環境である南極でも実験機器の操作性検証が行われました。 久留米大学と当社が研究を続ける中で、2010年からはハイブリッドトレーニングを搭載したひざ周りの筋力トレー ニング機器の開発を行い、歩きながらひざ周りを効果的に鍛えることを目的とする機器の研究を積み重ねてきまし た。久留米大学では臨床評価において、3ヶ月の使用で効果が現れることも実証しました。 これらの研究の積み重ねで生まれた製品が「ひざトレーナー」です。「ひざトレーナー」を装着して歩くと、動作時の 脚の動きをボディモーションセンサーがセンシングし、交互に伸びる筋肉に電気刺激がかかり通常歩行よりもひざ 周りの前と後の筋肉を効果的に鍛えることができます。 「ひざトレーナー」は、歩行運動だけでは鍛えることが難しいひざ周りの筋肉を効果的に鍛えるだけでなく、ひざ関 節に負担がかかる着地時にひざ周りの前と後の筋肉に同時に電気刺激をかけて、筋肉を安定させながら歩くこと が可能です。脚力低下やひざに悩みをかかえる方、シニア層のお悩み事にアプローチし、無理のない歩行運動を 応援します。 当社は本製品により、日常習慣の中で効果的にひざ周りの筋肉を鍛え、将来にわたって快適な自力歩行と年齢に とらわれず自由で生き生きとした生活を送る「エイジレス・ライフ」の支援を目指し、需要拡大を図ります。 <特 長> 1.歩きながら、ひざ周りの筋力を効果的に鍛える 2.ひざ周りの筋肉を安定させながら、無理なく歩ける 3.状態に合わせて選べる6コースを搭載 ※1 2015年8月21日発売予定 ※2 平成26年版高齢社会白書 <お問い合わせ先> 報道関係者様 :アプライアンス社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 広報チーム 伊藤 電話 03-5781-4183 お客様 :お客様ご相談センター フリーダイヤル 0120-878-365(受付9時から20時) ホームページ URL: http://panasonic.jp/fitness/ -1- 【特 長】 1.歩きながら、ひざ周りの筋肉を効果的に鍛える ひざ周りの筋力が衰えると、歩行時にひざへの負担を吸収できずに、ひざに大きな負担をかけてしまい ます。そこでひざを支えるひざ周りの前と後の筋肉をバランスよく鍛える筋力トレーニングが重要になっ てきます。「ひざトレーナー」を装着して歩くと、動作時の脚の動きをボディモーションセンサーがセンシン グし、歩行時に伸びる筋肉(拮抗筋)を電気刺激で収縮させ筋肉に負荷を与えます。歩行時の脚の曲げ 伸ばしで交互に伸びる拮抗筋に対し負荷がかった状態となり、ただ歩くだけでは鍛えることが出来ない ひざ周りの前と後の筋肉を効果的に鍛えることができます。 日常習慣で無理なく、ひざ周りの筋力アップが可能です。(対象コース: 歩いて筋トレコース) ひざ周りの筋肉(後) 歩行動作を センシング ひざ周りの筋肉(前) 足が着地 足が離れる ひざ周りの前の筋肉が伸び、 伸びる筋肉に、電気刺激をかけ る 足が着地 ひざ周りの後の筋肉が伸び、 伸びる筋肉に、電気刺激をかけ る ふくらはぎの筋肉(後) *図はイメージです。 ●ハイブリッドトレーニングとは ひざ周りの筋力低下に悩む方へのお役立ちを目指し、久留米大学 医学部 志波直人 主任教授の研究チームで研究してきた運動理論 <志波直人主任教授プロフィール> × 久留米大学医学部整形外科学教室 主任教授 久留米大学病院副病院長 久留米大学リハビリテーション部部長 WHO ICD11 Musculoskeletal Topic Advisory Group 日本リハビリテーション医学会理事 医学博士 ハイブリッドトレーニングとは、「人間の動作」と「電 気刺激による筋肉の収縮」を同時に行うトレーニン グです。動作時に、伸びる筋肉(拮抗筋)を電気刺 激で収縮させることで、負荷がかかった状態となり、 筋肉を効果的に鍛える運動理論です。 電気刺激 ハイブリッドトレーニング理論を研究、提唱。 ロコモティブシンドローム(ロコモ)と呼ばれる高齢者に起こる 筋力低下と、宇宙で起こる宇宙飛行士の筋肉や骨の著しい廃 用萎縮の類似性に注目。 久留米大学、九州工業大学、宇宙航空研究開発機構JAXAの 協力のもと国際宇宙ステーションでハイブリッドトレーニングの 実証実験を行う。 宇宙飛行士の健康管理はロコモティブシンドロームの臨床との 共通点も多く、今後ハイブリッドトレーニングによる健康管理が 大きく期待されています。 電気刺激 *図はイメージです。 ■ひざトレーナーのメカニズム ボディモーションセンサー パナソニック独自の「ボディモーションセンサー」で動 作をセンシングし、ひざ周りの前(大腿四頭筋)とひざ 周りの後(ハムストリングス)にゲルパッドで電極を配 置して、電気刺激をかけます。 歩行動作をセンシングして、最適な タイミングで電気刺激をかけます。 ゲルパッド(前) ゲルパッド(後) ひざ周りの前 ひざ周りの筋肉に作用するように配 置しています。 *図はイメージです。 ひざ周りの後 -2- ■ひざトレーナーの筋力アップ効果 ひざトレーナーを装着すると、通常歩行時と比べ、効果的な筋力アップが可能です。 ひざ周り(前部) ひざ周り(後部) ひざを伸ばす力が ひざを曲げる力が 約41.6%アップ / %膝 )最 大 ト ル ク 体 重 P r e 比 ( / %膝 ) 最 150 大 ト ル ク 100 体 重 P r 50 e 比 ( 0 約37.3%アップ 150 *当社調べ。筋力アップの効果には、個人差があります。 100 50 0 使用前 使用後 使用前 使用後 【使用期間】 2014年12月~2015年3月 【対象者】 60,70代男女 15名 【運動条件】 「歩いて筋トレ」コースを使用。 1回30分、週3回、12週間使用 【測定機器】 Biodex 【測定の条件】 測定する脚:利きあし 測定方法:3回実地し、最大値を採用 2.ひざ周りの筋肉を安定させながら、無理なく歩ける 本製品は、歩行の着地時のタイミングに合わせ、ひざ周りの前と後の筋肉に同時に電気刺激をかけるこ とで、ひざ周りの筋肉を安定させながら無理なく歩くことができます。(対象コース: いきいき歩くコース) ①歩行動作時に足が着くタイミングを、センシングする (左右のサポーターにボディモーションセンサーが各1個搭載) ②足が着く直前から、ひざ周りの前と後の 筋肉に、同時に電気刺激をかける 筋肉を 安定 足の着地 に 合わせて 足が着地 *図はイメージです。 ボディモーションセンサー 【コースを選択】 3.状態に合わせて選べる 6コースを搭載 6種類のコースから 選べます 本製品は、どなたでもコンディションに合わせたト レーニングが行えるように、様々なコースを搭載 しています。自身の体力や体調、その日の気分 や天気に合わせて、自由にコースを選べます。 選択/調整 ボタン 利用頻度は1日30分、週3回程度で、無理なくお 使い頂けます(運動は1日以上の間隔をあける)。 効果には個人差がありますが、約3ヶ月程度で効 果が現れます。 ①いきいき歩く ②歩いて筋トレ ③家で筋トレ ④座って刺激 ⑤スクワット ⑥ももあげ 【時間・セット数を設定】 【電気刺激の強さを調節】 時間またはセット数で選択。 (時間は5~30分の間で5 分刻み、セットは1~5セッ トの間で選択できます) 電気刺激の強さは、1から 50までのレベルで調節で きます。 ① ウォーキング初心者の方に「いきいき歩くコース」 歩行時にひざ周りの筋肉を安定させながら、筋力を アップできるコース。使いはじめの方や、ひざに不安 がある方におすすめです。 ② ウォーキングに慣れた方に「歩いて筋トレコース」 ウォーキングしながら効率良く筋力アップできるコース。 普段からウォーキングに慣れている方におすすめです。 -3- ③ お家でしっかり鍛えたい方に ④ 「家で筋トレコース」 スクワットとももあげを組み合わせて行うコース。無理なく筋力アップしたい方におすすめです。 (「スクワット」と「ももあげ」を各10回1セットで繰り返すコースです。) 週3回の運動がきつい方に 「座って刺激コース」 運動をしない時の筋力維持を目的とするコース。きつい時は無理をせず、このコースをおすすめします。 スクワットのみを行う単独コース 「スクワットコース」 ⑤ ⑥ ももあげのみを行う単独コース 「ももあげコース」 【仕様一覧】 品番 EU-JLM50S 色 -K(ブラック) 電源方式 充電式 定格電圧 AC100-240 V 50-60 Hz 定格容量 20 VA 充電時間 約2 時間(室温10~35℃) 使用電池 リチウムイオン電池 消費電力 約6 W(充電時) サポーターサイズ 幅約565 mm×高さ約325 mm 操作器サイズ 幅約60 mm×高さ約125 mm×厚さ約30 mm 質量 操作器:約130 g、 電極ユニット(電源コード含む):約125 g、サポーター(右用、左用):約170 g 同梱品 サポーター(右用・左用)×1、電極ユニット×1、操作器×1、 ゲルパッド(前用)×4、ゲルパッド(後用)×4、 ゲルパッド保護シート(前用)×2、ゲルパッド保護シート(後用)×2、 ACアダプター(充電用)×1、収納ポーチ×1、操作器ホルダー&ベルト×1、 トレーニングダイアリー×1など 【販売について】 本製品は「認定店制度」のもとに販売します。認定店にてお客様の状態に合わせて 実際の試着を含むカウンセリングの上で販売し、購入後のサポートも実施します。 以上 商品写真ダウンロードホームページのご案内 装着例 -K:(ブラック) ひざトレーナー EU-JLM50S (2015年5月 パナソニック) 上記の商品写真を当社のマスコミ関係者向けホームページにてダウンロードができます。 「最新リリース画像」のページで、写真データ(高解像度)をご用意しています。 【E-PRESS】マスコミ関係者様向けホームページ URL: http://panasonic.co.jp/corp/e-press ・ID:e-press ・パスワード:panasonic また、「製品写真ダウンロードコーナー」内の「家庭用電化製品のアプライアンス Image Gallery」では、他の商品カットや カタログ等で使用している特長写真カットの画像データもダウンロードができます。 -4-