Transcript 図書・雑誌記事情報
7・8・9回目 図書・雑誌記事情報の検索 1 7・8・9回目 図書・雑誌記事情報の検索 • 達成目標 1. キーワード(検索式)で検索できる 2. (Web)情報の特性や信頼性を考 慮して(Web)情報を利用できる 3. 利用できる情報源の種類と特性 を理解し情報を利用することがで きる 4. 個人的達成目標の設定 +図書・雑誌記事から信頼性の高 い情報収集ができること +使用できるキーワードが限定され ること キーワード ー ー ○ ? 2 図書・雑誌記事情報の検索(2013年度) A) 課題③の確認 • 課題の到達目標 • 作成見本/提出画面の確認 B) 図書情報の検索 • 図書情報と図書DB • 図書情報の入手 C) 雑誌記事情報の検索 • 雑誌記事情報とDBの使用方法P53 • 雑誌記事情報の入手 D) 課題の実行 • 原文の入手 • 図書館とDB (5月27日) 予習 7 回 目 (6月3日) 自主 学習 8 回 目 (6月10日) 9 回 目 3 課題2の復習 1. 遡及検索により時系列的変化を把握できたか? – 自分で考えた考察が重要 – 単なるまとめになっている – 目的と目標が参考になる • 例1:鳥インフルエンザウイルスへの対処療法・感染対策方法 – 目的:効果的な予防策・対処療法を見つけ出す – 目標:将来的に安全で健康に暮らしていく 4 情報をまとめる (まとめ抜粋:朝日のまとめの最終部分) • ・・・・・感染経路が不明であった鳥インフルエンザだが14日、 「鳥から人」への感染という事実を解明した。感染者の8割が 動物との接触があったという。このことを受けて日本の農林 水産省は国内で飼われているハトのウイルス検査が行われ た。 13日の記事によると鳥インフルエンザウイルスには抗インフ ルエンザ薬が有効である可能性が高いことが分かったが、 41人が抗ウイルス薬を使っても効果の 期待できる発症から5 日が過ぎてしまった。そこで、国内では新製法のインフルワ クチンが初めて了承され、製造期間を大幅に短縮することを 決定した。 • 情報が多くなると最初の目的や目標を見失う。 – UP内容はよく整理されているが単なるまとめになっている – 目的目標を達成できるように自分で考えた考察が重要 5 • 書誌事項 – 情報が作成された年月日 • 番号の確認 6 おわび 1. 24項目の文字数 – 指示通り実行すると5000字を超える可能性 – 2500に設定しエラー表示が発生 – SQLは最初にデータ型を設定する必要 2. エンターキーで登録 – キーワードの入力窓にカーソルがある場合、エンター を押すと送信される。 – 次回から修正します(DB稼働中は修正のリスク大) • 提出日の扱い – 提出日は最初に失敗した日を有効にします(ログと不 完全な提出ファイル、及び連絡メールで確認) 7 7回目 A 図書情報の検索 8 A課題の確認と、B図書情報検索 A 課題の確認 1. 図書・雑誌記事検索の目的と目標 2. 作成見本の事前確認 3. 提出画面の確認 B 図書情報の検索 4. 5. 6. 7. 図書情報の特徴 図書情報DB 図書の入手 DBの使用方法 – 別ファイルで確認 – 教科書で自主学習 9 1.図書・雑誌記事検索の目的と目標 • 7/8/9回目(5/27, 6/3, 6/10) • 3週間で完成させる課題 • 6月15日(土) • 図書&新聞記事情報 データ 信頼性 速報性 DB 文字数 の目安 図書DB 1冊の本 高い 年 無料 雑誌記事 1編の記事 高い 月 無料/有料 新聞記事DB Web情報 1つの記事 1ページ Webより高い 玉石混合 日 即時 有料 無料 5-10万 7000-20000 200-800 20-5000 10 図書情報と雑誌記事情報 • 図書情報 – 特定の分野に関する情報を体系的にまとめたもの – 基礎知識を得る – 専門知識を得る • 雑誌記事情報 – 専門知識を得る – 特定の専門分野で、ある程度まとまりを持った、先端情報 11 図7 情報源としての図書と雑誌記事 知識 (狭義) 情報 (狭義) データ (狭義) (速) 専門図書 一般図書 雑誌記事 遡及情報 ( 大 系 化 ) ( 個 別 化 ) 新聞記事 遡及情報 特許 専門雑 誌 新聞記事 一般雑誌記事 Web情報 統計デー タ 分/秒 週・日 月 年 (遅) 12 図書・雑誌記事検索の目的 • 情報検索で知識を得る – 複数のWeb 情報から基本知識を得るより、はる かに信頼性のある知識を効率良く獲得できる。 1. 体系的な知識を得る – 図書情報で基礎知識を得る。 – 雑誌記事情報で最新の専門情報を得る。 2. 偏りの少ない知識を得る – 出所の異なる複数の情報源から知識を得る。 13 図書・雑誌記事検索の学習到達目標 • ①図書情報 – 図書情報は基礎知識を得るために適していることを 理解する • ②雑誌記事情報 – 雑誌記事情報(文献)は最新の専門知識を得るのに 適していることを理解する • ③原文の入手 – 原文入手のため図書館の利用が必要になることを理 解する • ④検索に使用するキーワード数 – 極力少なくする必要があることを理解する 14 2.作成見本の事前確認 • 提出画面にUP(9回目の右) – 2011 1件 – 2012 1件 – 項目は完全に一致していない 15 新たな検索課題の設定 • 新聞記事 – 断片的情報をマクロに把握する • 図書・雑誌記事 – 偏りのない体系的な知識を得る • 知識を得るための検索課題を新たに設定する – 図書情報・雑誌記事情報とも同一検索課題 – 分野は図書分類を参照 16 図書分類 表16 分類番号 000 100 200 300 400 500 600 700 800 900 対象分野 総記 哲学 歴史 社会科学 自然科学 技術、工学、工業 産業 芸術 言語 文学 17 • 新聞記事検索課題との関連 – 知識が得られる検索課題なら同じでもOK • 今週中に検索課題の設定と図書情報の検索に着手 するのが好ましい。 – 原文の入手が必要(時間が必要) – 図書2冊以上を最寄りの図書館から入手 • 休館日に注意 – 雑誌記事3件以上をDBから入手 • CiNii 2件,日経BP1件以上 • 雑誌記事がDBから得られない場合はNDL-OPACを使用 し、該当する雑誌を最寄りの図書館から入手する。 18 図書・雑誌記事情報検索の概要 DBは表17、表18参照のこと – 学問的な基礎意識や専門的な知識を得ることのできる課題 – 図書情報・雑誌記事情報とも同一課題で実行する 原文の入手 使用するDB 原文の入手先 2冊以上 ①NDL-OPAC ①~③のDBで探し 図書 (2DBを選択 ②WebcatPLUS た図書を身近な図 情報検索 使用) ③Books 書館で入手 雑誌記事 情報検索 3記事以上 ④NDL-OPAC (2DBから ⑤CiNii 入手)* ⑥日経BP ⑤ 2記事以上 ⑥1記事以上 *DBから3記事入手できない場合は、④を使用し、該当する雑誌を図書館から入手する 19 3.提出画面の確認 • 提出画面から確認 • 外部からは閲覧専用ページで確認可 – 7回目の右 20 B 図書情報の検索 1 図書情報の特徴 P47 • 図書情報の特徴 – 特定の分野や話題に関する情報を体系的にまと めたもの – 最新週とか最新月といった直近の情報は含まれ ていない。 • 図書から得られる知識 – 大学教育にける基本的な学問知識(教科書) – 未知あるいは経験の少ない分野の基礎知識 (入門書) – 特定の学問分野の専門的な知識(専門書) 21 図書情報とWeb情報の比較 – Webを利用するより図書のほうが、短時間に信 頼性のある知識を得るのに適している。 – 基礎知識を収集するために断片的なWeb情報 は適していない 22 2 .図書情報DB • 図書を1冊毎に整理したデータより成る • 図書データベースの書誌事項(キーワード) – – – – 表題 著者 発行所 発行年 • 図書館の蔵書管理や書店の受発注管理が目的 – 本の内容を紹介する抄録は含まれていない • キーワードが少ない – 絞り込み検索を行うと必要な情報が漏れる可能性が高い – (具体事例で説明) 23 図書データベースの種類 • 国内で発行された図書を対象としたDB – 公開されている図書を把握する – 本格的な情報収集に必須 • 個別の図書館の蔵書を対象としたDB(OPAC) – 図書を入手したい場合に利用 – OPACを利用してWebで検索可能 24 国内で発行された図書データベース 課 題 に 使 用 データベース名 検索対象 作成者 BOOKS60) 現在入手可能な図書 日本書籍出版協会 NDL-OPAC22) 日本で発行された図書 国立国会図書館 Webcat Plus25) 全国の大学等の図書館 国立情報学研究所 57 現在入手できる図書(中 Amazaon.com ) Amazaon.com 古含む) 図書館のOPAC 各図書館の蔵書 都道府県立図書館 25 図書情報の検索式 • 少ないキーワードによる情報検索 – 1キーワードによる検索で様子を見る。 – 20件程度の表題を確認して2番目のキーワードを追加す るか決める。3番目のキーワードも同様。 – 500件程度まで絞り込めたら、キーワードの数を増やして 絞り込むより、表題を自分の目で確認しながら選択するほ うが良い結果が得られる。 – 試行錯誤が必要。 • 「著者」検索 – 「タイトル」以上に有効である。 26 図書情報DBの使用方法 • 別ファイルの確認 • 自主学習 27 3.図書の入手 • 国内の図書情報DBで必要な図書一覧を作成 – データベースから原文情報を入手できない – 図書を入手するためには図書館から借りる,書店で購入 する必要 • 身近な図書館の利用 – 図書館の蔵書検索で、作成した図書一覧に含まれる図書 をOPACで検索する。 – 必要な図書が近くの図書館にある確率は低い – 図書の存在を確認して図書館に出向く 28 • 問題7 図書情報検索 • 問題7-1 – 図書情報検索データベースであるBooks、NDL-OPAC、 Webcat Plusのそれぞれの特徴を記述しなさい。 • 問題7-2 – Booksで「環境問題」をキーワードとしてタイトルを検索す ると332 件の回答があった。同様にNDL-OPAC和図書では 1299件、Webcat Plusの一致検索では6003件の回答が あった(2010/12/26現在)。Webcat Plusの収録件数はNDLOPAC和図書の約1.2倍であるが、Webcat Plusの検索件数 はNDL-OPAC和図書の約5倍になる理由を推定しなさい。 • 問題7-3 – NDL-OPACを使って、2007年と2008年に出版された、タイト ル中に「情報システム」を含む図書を検索し件数を確認し 29 なさい。 • 問題7-4 – 「情報システム」を含む図書の上位200件のうち最寄り の図書館(都道府県立図書館/市町村立図書館)にある 図書をさがしなさい。ヒント:各図書館OPACを利用する • 問題7-5 – NDL-OPACを使って、2007年と2008年に出版された、タイ トル中に「情報システム」を含む図書を検索した。検索結 果のタイトルに「情報システムを」含まない回答が存在す る。その原因を明らかにしなさい。ヒント:詳細説明を チェックする 30 図書情報DBの使用方法 • • • • 図書情報DB使用法 参照 認知症 介護 症状 対策 裁判員制度 手続 問題 裁判員 自主学習 31 8回目 C 雑誌記事情報の検索 32 新聞記事 • 2013/6/1 • 154 名 • 締切 33 • • • • • • • • • • • • • • • 12010035 12010088 12010147 12011055 12011069 12011086 12011094 12011111 12011132 12011146 12012002 12012003 12012004 12012005 12012006 • • • • • • • • • • • • • • • 12012007 12012009 12012010 12012011 12012012 12012014 12012015 12012016 12012017 12012018 12012018 12012019 12012021 12012023 12012024 • • • • • • • • • • • • • • • 12012026 12012027 12012030 12012031 12012033 12012034 12012035 12012036 12012037 12012038 12012039 12012040 12012041 12012043 12012044 • • • • • • • • • • • • • • • 12012045 12012046 12012047 12012048 12012049 12012050 12012051 12012053 12012054 12012055 12012057 12012058 12012059 12012060 34 12012061 • • • • • • • • • • • • • • • 12012062 12012063 12012064 12012066 12012067 12012068 12012069 12012070 12012071 12012072 12012073 12012074 12012074 12012076 12012077 • • • • • • • • • • • • • • • 12012078 12012079 12012080 12012081 12012082 12012083 12012085 12012086 12012087 12012088 12012089 12012091 12012093 12012095 12012096 • • • • • • • • • • • • • • • 12012097 12012099 12012100 12012101 12012102 12012107 12012108 12012109 12012110 12012111 12012112 12012113 12012114 12012115 12012116 • • • • • • • • • • • • • • • 12012117 12012118 12012119 12012120 12012121 12012122 12012123 12012124 12012125 12012126 12012127 12012128 12012129 12012130 35 12012132 • • • • • • • • • • • • • • • 12012134 12012135 12012136 12012137 12012138 12012139 12012140 12012141 12012142 12012143 12012144 12012145 12012146 12012147 12012148 • • • • • • • • • • • • • • • 12012149 12012150 12012151 12012154 12012155 12012156 12012157 12012158 12012159 12012160 12012161 12012163 12012164 12012165 12012166 • • • • 12012167 12012168 12012169 12012170 36 1. 雑誌記事情報 • 雑誌記事情報の特徴 – 雑誌は週刊や月刊など(年2回以上、週1回以下)で定期 的に同一の雑誌名で刊行される。 – 巻号が付与されている。 – 雑誌には特定分野の複数の記事が掲載されている。 • 専門知識・学術情報の獲得に適している – 対象分野に関する新しく、まとまりのある情報。 – 知識をさらに深めたい場合の情報源 – 図書情報を補完する 図7 情報源としての図書と雑誌記事 知識 (狭義) 情報 (狭義) データ (狭義) (速) 専門図書 一般図書 ( 大 系 化 ) ( 個 別 化 ) 学術雑誌 専門雑誌 新聞記事 遡及情報 新聞記事 特許 雑誌記事 遡及情報 一般雑誌 Web情報 統計データ 分/秒 週・日 月 年 (遅) 38 雑誌記事情報の利用 • 知識の獲得 – 複数の図書で体系的に基礎知識を得て、その後に雑誌 記事情報で、最新の専門情報を補完する。 • 最新の技術や開発情報の入手 – 学術雑誌(学会誌)や専門誌の記事から得る。 • 遡及検索 – 既に検討された事実を得る。 – 過去の知見を直面する問題解決に役立てる。 • 卒業論文やレポートの論拠 – 図書と併用し信頼性のある情報を得る。 39 2.雑誌記事データベース • 雑誌記事を1記事毎に整理したデータベース • 1記事毎に情報検索が可能 • 一般雑誌と専門雑誌 – データベースは学術雑誌、専門雑誌を対象とする。 – 一般雑誌は主たる対象ではない。 – 医学、薬学、工学、農学、ビジネス、社会科学、教育分野 のデータベース – 基礎研究、応用研究、技術開発などに利用 • 専門雑誌記事 – 情報を使って新しい価値を創造する情報社会あるいは知 識ベース社会における情報の概念に最も近い。 40 表18 日本の主な雑誌記事データベース 課 題 に 使 用 データベース名 検索対象 作成機関 NDL-OPAC 雑誌記 国立国会図書館が 国立国会図書館 事索引23) 保有する5600誌 CiNii論文情報ナ 学協会誌約18,000 国立情報学研究 ビゲータ26) 誌、1,200万件 所 日経BP記事検索 日 経 B P 社 が 発 行 日経BP社 40) サービス する雑誌記事 NICHIGAI雑誌記 国立国会図書館の 日外アシスト 事DB データ 世界の科学技術雑 科学技術振興機 74) JDream II 誌13000誌 構 Web OYA- 大屋壮一文庫 大屋壮一文庫 bunko14) 138誌51万件対象 抄録 なし あり あり なし あり なし 41 表19 雑誌記事索引データベースの 検索項目(書誌事項) 検索項目 雑誌名 内容 著者が作成した表題が検索対象となる。一部の記事では、その記事の内容を 表すキーワードも検索する。英語の表題が併記されていていれば検索対象と なる。 全ての著者が記載されるが特定されない場合はデータがない 記事が記載されている雑誌名。雑誌名から原文を探すことになるので重要な 情報である。中間一致検索が可能。 出版者・ 編者 記事が掲載されている雑誌の出版者、編者が検索できる。 刊行年月 年月日は雑誌の発行年月日である。 雑誌の巻/号/ページ/発行年月。原文を探すには、雑誌名と雑誌の巻/号/ペー ジ/発行年月日が必要になる。巻数は1年に1巻増加し、月刊誌なら1巻に1~ 12号が発行される。ページは記事の記載されている開始ページと終了ページ を示している。 論題名 著者 巻号 請求記号 記事が掲載されている雑誌の請求記号 ISSN 記事が掲載されている雑誌のISSN(国際標準逐次刊行物番号)を検索できる。 分類 記事が掲載されている雑誌に付与された分類記号で、分類はNDLC分類 (「国立国会図書館分類表」に従った分類)になる。 各種コー ド キーワー ド 選択リストから検索したい項目を選択してコード情報、雑誌記事ID、レポート 番号を検索する。します。「リストから選択」をクリックすることで、選択したコー ド情報のコード値一覧を見ることができる。 著者が作成したキーワードが検索対象となる。論題名検索の対象データに含 まれる。該当するデータがない場合、論題名検索は表題のみで検索が実行さ れる。 雑誌情報検索(検索式) • 少ないキーワードによる情報検索(図書と同様) – 雑誌記事索引(NDL-OPAC, MagazinPlus) – 1キーワードによる検索で様子を見る。 – 20件程度の表題を確認して2番目のキーワードを追加す るか決める。3番目のキーワードも同様。 – 500件程度まで絞り込めたら、キーワードの数を増やして 絞り込むより、表題を自分の目で確認しながら選択する ほうが良い結果が得られる。 – 試行錯誤が必要 • Cinii, 日経BP, EbscoHost – 図書の目次や抄録のデータが利用可 – 少ないキーワードによる情報検索が基本 43 雑誌記事DBの使用方法 • • • • 図書情報DB使用法 参照 認知症 介護 症状 対策 裁判員制度 手続 問題 裁判員 自主学習 44 • 今週中に検索課題の設定と図書・雑誌記事の情報 検索に着手するのが好ましい。 – – – – 原文の入手に時が必要 先週 図書2冊以上を最寄りの図書館から入手 雑誌記事3件(CiNii 2件,日経BP1件)以上をDBから入手 雑誌記事がDBから得られない場合はNDL-OPACを使用し、 該当する雑誌を最寄りの図書館から入手する。 45 3.雑誌記事(原文)の入手 • データベースから原文の入手 – CiNII、EbscoHost、日経BP – 原文をPDFの形態で入手できる。 • 図書館の雑誌から記事の入手 – 雑誌記事索引 – 雑誌名・巻、号から最寄りの図書館で雑誌を検索する。 – 所蔵が確認できた図書館に出向いて雑誌を入手する。 – 雑誌の該当ページから雑誌記事を入手する。 • 課題 – CiNii 2件以上、日経BP 1件以上 – DBから3件入手できない場合は、雑誌記事索引を使用 し、該当する雑誌を図書館から入手する 46 学術文献情報 CiNii, EbscoHost • 学術文献 – 新規性、有用性、信頼性 – ほとんどは月刊誌, 電子ジャーナルも増加 • 投稿 – 研究成果をまとめた論文が学会誌等に投稿される。 • 査読 – 学会が選定した専門家2~3人により個別に審査される。 – 新規性・信頼性・有用性 • 採録 – 審査基準を満たしていることが認められると採録となる。 • 情報検索 – 専門用語を理解する基礎知識が必要。 47 英語文献(学会誌・専門誌の記事情報) • 主要な論文は英語 – 日本人でも英語のデータベースを利用 – 日本語で検索可能なデータベースは非常に少ない • 抄録 – 英語の雑誌記事データベースは抄録(Abstract)を含む – 日本の多くの雑誌記事データベースは抄録を含まない • 論理式 – 抄録が利用できるデータベースでは、論理式を使った情 報検索が効果的に実行できる。 – 抄録やキーワードは著者が作成したものがそのまま検索 データとなる。 48