Transcript 図書・雑誌記事情報
D 課題の作成 9回目 1. 図書・雑誌記事DB 2. 図書・雑誌記事検索の内容確認 1 図書情報検索 • NDL-OPAC, Books, WebcatPlusを利用 – 国内で発行された図書を対象とした図書検索 – 国内に存在する有用な図書の全容を把握する • 原文の入手 – 検索結果の中から最寄りの図書館で貸出し可能 な図書を入手する。 – 最寄りの図書館のOPACを使用しWebで図書の存 在を確認できる。 2 図書情報 国外で発行された図書 NDL-OPAC 国立国会図書館蔵書検索 7,200,000件 国内で発行されてすべての図書 Books Cinii books (WebcatPlus) 9,212,294件 大学図書館 の蔵書 近くの図書館 新潟市立中央図書館 320,000冊 2012/06/10 現在 雑誌記事情報検索 (確認) • CiNii, NDL-OPACを使った検索 – 国内で発行された雑誌記事を対象とした記事検索 – 国内に存在する有用な雑誌記事の全容を把握する。 • 原文の入手( CiNii,EbscoHost,日経BP) • 検索結果の中から記事の原文をPDFでDBから入手する。 • 原文の入手( NDL-OPAC ) – 雑誌名・巻、号から最寄りの図書館で雑誌を検索する。 – 所蔵が確認できた図書館に出向いて雑誌を入手する。 – 雑誌の該当ページから雑誌記事を入手する。 • OPAC Online Public Access Catalog – 最寄りの各図書館のOPACを使用すれば、Webから雑誌の存在 を検索できる。 – 雑誌記事はOPACで検索できない。 4 雑誌記事情報 NDL-OPAC(雑誌記事索引) 件 国内で発行された主な雑誌記事 国内で最大の雑誌記事情報 原文 2012/06/10現在 Cinii Articles 17,615,591件 (1000-1999 10529274) (2000-9999 7086317) 学術論文誌 近くの図書館 雑誌の検索は図書情報DBを使い雑誌名で検索する 5 レポートの作成 図書/雑誌記事情報検索 【1段階】情報検索課題の設定 UP項目1~9 • 基礎知識を得るための課題を設定する A) 現在知識をほとんど持っていないが、以前から興味 を持っていた内容について基礎知識を得るための課 題(例えば、「~問題」、「~入門」、「~の基 礎知識」といった内容) B) あるいは既にある程度の知識は持っているがさらに 理解を深めたい内容 • 前回の課題とは別の課題を設定する – 学術的な分野を対象とする • 一人一課題 6 質問 前回の課題と同じで良いか? • 例:ゆとり教育 • 新聞: – 経緯, 学力の低下,ゆとり世代,関連news – 事実の時系列変化を把握する – ゆとり教育そのものを理解する情報は不足 • 図書・雑誌: – ゆとり教育の意味,教育方針, 経験重視教育 – ゆとり教育の制度自体を理解する • 同じ課題名でも良いが内容は異なる 7 • 例:メタンハイドレイト • 新聞: – 開発経緯,,関連ニュースなどで、事実の時系列変化を把 握する – メタンハイドレイトの性質、用途など理解する情報は不足 • 図書雑誌 – 化学的組成などの理解を深め、地球温暖化との関連を理 解する – メタンハイドレイトの天然資源,天然ガスとしての価値を理 解する • 同じ課題名でも良いが内容は異なる 8 【2段階】図書情報検索と図書の入手 UP項目10~12 • 【2-1】 2種類のDBを使用して日本の図書を検索 • 検索結果から目的に合うと思われる図書リストを作成 1. Books(図書) 2. NDL-OPAC 3. WebcatPlus(大学図書館蔵書) • 【2-2】 2冊以上の図書を入手する • リストの図書を最寄りの図書館のOPACを利用して入手 する • 新潟国際情報大学図書館/新潟県立図書館 / • 新潟市立図書館/新潟大学図書館/ • 他市町村図書館/他大学図書館 など 9 【3段階】雑誌記事情報検索と雑誌記事3件の入手 UP項目13~15 • 【3-1】 2種類のDBを使用し雑誌記事を検索 • 結果から目的に合うと思われる記事リストを作成 1. NDL-OPAC雑誌記事索引(国立国会図書館) 2. CiNii(学術論文) 3. 日経BP (経済関連の一般記事) • 【3-2】NDL-OPAC雑誌記事索引から得られた記事を図書 館から入手する方法の考察 • 【3-3】CiNiiおよび日経BPの記事の入手 • CiNiiから2件、日経BPから1件以上入手 • 日経BPを使用しない場合は3-2の方法で1件以上入手 10 【4段階】収集した情報のまとめと卒論 UP項目16~18 • 個別情報の要約(書誌事項含む) – 図書 2冊 – 雑誌記事 3編 • 全体のまとめ – 収集した情報全体から得られた、目的と目標に役立 つと思われる知識をまとめる。 – まとめた内容が目的・目標とどのように関係するか、 他人が理解できるように説明する。 11 • 余裕をみた課題の実行 – 情報検索は短時間で終了するが、原文入手とまとめに時 間が必要です。 12 提出項目の整理 • 1.氏名(漢字) – 例 阿部真由美 • 2.学籍番号 – 例:11096001(数字8桁半角です) • 3.選択分野(学問分野を選択) – 数学、物理学、科学、天文学、地球・地学、生物科学、植 物学、動物学、医学、薬学、技術・工学・工業、産業、他、 哲学、歴史、社会科学、政治、法律、経済、財政、社会、 教育、民族学、芸術、言語、文学、統計、他 • 4.情報検索課題(図書・雑誌記事情報共通) – 以下、情報検索課題の設定用紙図8を使用 – 内容がわかる簡単な20~30文字程度の文章で記述する。 13 • 5.情報検索内容 – 知識を得たい内容を 200 ~400 程度に自分の文章で表 現する。キーワードの多くはこの文章から選択することに なるので、内容は具体的に記入する。 • 6.情報収集の目的と到達目標(重要) – 情報検索内容で設定した情報をなぜ収集するのか、どの ように利用するのかを200~400 程度の文章で自由に記 入する。 – 目的:何をするために情報収集するのか、収集した情報 を使って何をしたいのか。 – 目標:どのように利用するのか、到達目標、情報の利用 方法など 14 • 7. JKW1 • 8. JKW2 • 9. JKW3 – 重要と思われるキーワード – 検索内容から3語選択する – 文章中に適切なキーワードがない場合は、 予備調査を実施して基礎知識を得て情報検 索内容の文章を作り直す 15 (図書情報の検索結果) • B 図書情報検索で2冊以上の図書を入手するまでの経緯 • 10 使用したデータベース名 – 2種類のデータベースに分けて記述する。 – 10-1)使用したデータベース名 – 10-2)実際に使用した検索式(1語の場合は1語のみ記入) – 10-3)検索期間 – 10-4)検索件数 16 図書情報DB 【文字数Max1000】** • 11. 実際に図書情報DBを使用して注意が必要であっ た点を記述しなさい 17 • 12.図書(原文)の書誌事項: – 12-1)検索の結果から、重要と思われた3冊の図書の 書 誌事項 – 12-2)実際に図書館で捜し出した2冊の図書の書誌事項, 12-1)と重複可 – 12-3)捜し出した図書館名:図書毎に記入 18 (雑誌記事情報の検索結果) • 13.使用したデータベース名 – データベースに分けて記述する – NDL-OPACと、CiNiiあるいは日経BP • • • • 13-1)使用したデータベース名 13-2)実際に使用した検索式(1語の場合は1語のみを記入) 13-3)検索期間 13-4)検索件数 19 14 雑誌記事DBと原文入手 • 国立国会図書館NDL-OPACや CiNiiで検索した雑誌記 事の原文がDBから得られない場合、どのように対応す れば原文を入手できるか記述しなさい。 20 • 15. 雑誌記事情報検索結果: • 15-1) 2つのデータベースを使った雑誌記事検索 で、最も重要と思われた3編の雑誌記事の 書誌 事項 • 15-2)CiNIIから入手した2編(以上)の記事の書 誌事項 • 15-3)日経BPから入手した1編(以上)の記事の 書誌事項 21 まとめ • 16. 得られた情報のまとめ • 得られた5件を1件ごとに要約する – 入手した2件以上の図書と2 件以上の雑誌記事を読んで – 必ず要約毎に書誌事項(タイトル、著者、刊行年等)を記入 • 目的と目標に活用(利用)できると思われる内容をまとめる – 収集した情報全体から得られた知識を要約する – 目的と目標の達成にどのように役立つか、他人が理解で きるような文章で記述する – 可能なら、現状分析、問題点、将来展望なども記述する • 文字数の目安 – 5件の原文の要約と、全体のまとめ(200~400字/件) – 合計1000~2000 字程度以上で記述 – 5件の情報収集ができなかった場合は、その要因を記述 22 • 17.卒業論文 – 検索課題に関してどのような卒業論文を作ることができる か記述する。 – 卒業論文データベースで同じキーワードを使用して検索 した結果と、これまで集めた図書・雑誌記事情報をもとに 考察する – 先輩の卒論がない場合はない理由を考慮して記述する。 卒業論文データベースは大学の学内向けサービスからア クセスできる 23 • 18. 図書・雑誌記事情報検索課題の総括 • 18-1) 目的と目標に役立つ情報収集ができたか、自 己の知識を増やすのに役立ったかを記述する – 期待した結果が得られなかった場合はその要因を分析す る。 • 18-2)その他,課題に関して理解できた内容を記述す る – 図書情報、雑誌記事情報の内容について – 図書情報検索、雑誌記事情報検索について – 質問や感想など 24 情報収集 • 全体から個別情報の検索(今回の課題) – 個別情報・ピンポイント情報 – 対象となる情報全体を把握することからはじめる – 可能性のある全ての情報を順に絞り込む • 個別情報から全容情報の検索 – マクロ情報 – 個別情報の持つ意味を抽象化する – 抽象化した内容をキーワードに変換する 25 情報活用リテラシー向上ために特に重要な視点 • Web情報検索のレポートで再確認する 1. 情報検索する内容に合致する情報を収集できたか。 – 課題の設定用紙の「情報検索する内容」と実際に収集し た、20サイトの情報が一致するか? 2. 情報収集の目的に役立つ情報を収集できたか。 – 課題の設定用紙の「情報収集の目的」に、実際に収集し た20サイトの情報が役立つか(有用か)? 3. 情報収集の目標に利用できる情報を収集できたか。 – 課題の設定用紙の「情報収集の目標」を達成するため、 実際に収集した20サイトの情報が活用(利用)できた か? • 4, 6, 10,14 ←重要 – レポートの評価には計8点が反映 26