Transcript 5 画像の表現
第1章 第1節 情報のディジタル化のしくみ 5 画像の表現 情報Cプレゼン用資料(座学13) 担当 早苗雅史 1 5 画像の表現 1 光は波である 光は波 色の原理 光の3原色・・・ディスプレイ 色の3原色・・・プリンタ 2 5 画像の表現 光の3原色 光の3原色 ①R(赤)、G(緑)、B(青) 混ぜると③白 (④加法混色) 色数=8ビット×3色 24ビットカラー(フルカラー) 28×28×28=1677万色 3 5 画像の表現 色の3原色 色の3原色 ②C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー) +K(黒) 混ぜると⑤黒 (⑥減法混色) プリンタ,印刷機 4 5 画像の表現 2 ディジタル画像は点の集まり ディジタル画像 ⑦ピクセル(画素,ドット) 解像度に違い ディスプレイ ・・・総画素数=横の画素数×縦の画素数 プリンタ,スキャナ ・・・1インチに入る画素数(dpi) 5 問1 400dpiのプリンタ はがき(10cm×15cm)いっぱいに画像を印刷 全部で何ドットの印刷を行うことになるか。 (1インチ=2.5cmとして計算) 6 5 画像の表現 解像度による画像の違い 解像度 8×8 解像度 16×16 解像度 32×32 7 5 画像の表現 階調 階調 画素の一番明るい状態から一番くらい状態までを, 何段階に分けるか 1つの画素に各色 1ビット・・・2階調(=21) 2ビット・・・4階調(=22) 8ビット・・・256階調(=28) RGB3色に8ビット(⑧256階調) ⇒ 24ビット=224 =1677216 ≒⑨1670万色(⑩フルカラー) 8 画素に割り当てられる ビット数と色数の関係 5 画像の表現 画像の名称 1画素 あたりの ビット数 1画素の 状態 2値 1 2階調 グレースケール 8 256階調 白から黒までの256段階 8色カラー 3 8色 RGBに各1ビット割当て フルカラー 24 約1670万色 RGBに各8ビット割当て 8 フルカラーから256色選 9 ぶ 256色カラー 256色 備考 白と黒 5 画像の表現 色数の違い 16色 256色 フルカラー 10 5 画像の表現 3 画質とデータの大きさ ⑬解像度 (単位⑭dpi) 画像がどれくらい細かく現されているか 1インチあたりのピクセル数 画像の取り込み ⑪イメージスキャナ,⑫ディジタルカメラ 11 5 画像の表現 4 静止画と動画 ⑮フレーム ぱらぱらめくり(残像現象) 1秒間に⑯30枚(フレームレート,fps) キーフレ-ム,インビトゥイーン データの圧縮・・・AVIファイル,MOVファイル 12 問2 解像度が1024×768ドットのフルカラー静止画 30fpsの割合で3分間表示する動画を作成ときの情報量 13 問3 解像度が640×480ドットのフルカラー画質 動画をディジタルで4.7GBのDVDに録画できる時間 (フレームレートを30fps,動画データを作成する場合 にデータ量を10分の1に圧縮するものとする。 14 5 画像の表現 5 立体画像 3次元グラフィックス(3DCG) ⑰視差 視点の角度の差 両目の視差を利用 → 擬似的な立体空間の作成 15 第1章 第2節 情報機器の種類と特性 1 2 3 4 身のまわりの情報機器 ディジタル機器の特徴 ディジタル情報の加工 ディジタル情報の統合 情報Cプレゼン用資料(座学13) 担当 早苗雅史 16 1 身のまわりの情報機器 1 情報と情報機器 身の回りにある情報機器 テレビ,ラジオ,電話,ファクシミリ ①メディア ・・・情報を伝える手段や媒体 ②マスメディア ・・・不特定多数の人を対象にしたメディア 17 1 身のまわりの情報機器 2 新聞のしくみ 新聞が届くまで ・・・様々な情報機器が使われている 普段,どんな情報機器を使っているか それらの機器がなかったら生活がどう変わるか? 情報の収集 情報の加工 情報の統合 情報の伝達 取材 情報の蓄積 データベース 整理 紙面作成 印刷 18 2 ディジタル機器の特徴 ディジタル情報機器 アナログ機器 ディジタル機器 通信 アナログ回線 (電話回線),ISDN ADSL,光ファイバー 音声 カセット,LP CD,MD 画像 フィルムカメラ ディジタルカメラ 映像 ビデオテープ DVD,ディジタルビデオ テレビ放送 アナログ放送 BS,CS 地上波ディジタル放送 19 2 ディジタル機器の特徴 1 CDとLP CD ①ピットにレーザー光をあて,反射の仕方によって ディジタル情報を読みとる LP 音の変化に応じた細かい溝により針が振動し,その 振動を電圧の変化に当ててアナログ情報として読 みとる 20 2 ディジタル機器の特徴 2 CDの特徴 LPレコード ほこりを雑音として再生 CD 少しぐらいの汚れは問題ない 少しの読み間違えを訂正する工夫 =冗長性 21 2 ディジタル機器の特徴 3 ディジタル情報の特徴 ディジタル波形 デジタル波形 高い ②0と③1で表される 低い 雑音などの影響 雑音が加わったデジタル波形 もとの波形に復元可 =④冗長性 エラー訂正 高い 低い 22 2 ディジタル機器の特徴 ディジタル情報の利点 (問4) 複製で劣化しない。性格に表現できる。 大量のデータを圧縮して小さくすることができる。 データの加工がしやすい。 23 2 ディジタル機器の特徴 4 ディジタル画像とアナログ画像 銀塩(フィルム)写真 コピーすると画質が落ちる 古い写真は色あせる ディジタルカメラ コピーしても画質は維持される 色あせない 24 3 ディジタル画像の加工 1 ディジタル情報とコンピュータ ①アプリケーションソフトウエアを用いた加工 → 目的に応じた選択 ディジタルデータは加工・修整が簡単 25 3 ディジタル画像の加工 アプリケーションソフト ウエアの種類 用途 ソフトウエア 文書の作成 文書処理ソフトウエア(ワープロ) 表形式による種々の計算 表計算ソフト 関連するデータの収集・整理,検索・更新 データベースソフトウエア 計画・企画案などの説明 プレゼンテーションソフトウエア 線を用いた画像作成 描画ソフトウエア(ドロー系ソフト) 画像を加工 画像処理ソフトウエア(ペイント・フォト レタッチソフト) 電子メールの作成,送受信,保存・管理 電子メールソフトウエア(メーラー) Webページ閲覧 閲覧ソフトウエア(ブラウザ) 26 3 ディジタル画像の加工 2 数値を扱う アプリケーションソフトウエア ②表計算ソフトウエア 数値の集計,グラフ ③ワークシート,④セル 27 3 ディジタル画像の加工 表計算ソフトウエア ① 入力エリア 列番号 列 セル アクティブセル 行番号 行 シート名 28 5 ディジタル画像の加工 表計算ソフトウエア ② 関数のコピー・貼り付け 関数の 入力 29 5 ディジタル画像の加工 3 文字を扱う アプリケーションソフトウエア ⑤ワードプロセッサ 文字の大きさの変更,フォントの設定 罫線など ⑦テキストエディタ 文字列だけの情報 ⑥テキストデータ 30 5 ディジタル画像の加工 4 画像を扱う アプリケーションソフトウエア ⑧ベクターグラフィックス 点の位置情報,曲線の情報,塗りつぶし情報 ⑩ドローツール ⑨ピクセルグラフィックス ピクセルの集合 ⑪ペイントツール ⑫フォトレタッチソフト 31 3 ディジタル画像の加工 ベクトルデータとラスタデータ ベクトルデータ ラスタデータ 32 4 ディジタル情報の統合 1 文字だけの表現 文字だけによる説明 テキストエディタ,ワードプロセッサ 33 4 ディジタル情報の統合 2 文字と画像を組み合わせた表現 文字+図,表,グラフなど ワードプロセッサ+ドローツールなど 34 4 ディジタル情報の統合 3 コンピュータを使った統合 ①コピー(複写) → → ②クリップボード ③貼り付け(ペースト) ディジタル情報統合の利点 データの加工・修整が容易 クリップボード コピー ペースト 35