企画段階 実施段階 分析段階 報告段階

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顧客情報の活用
データの種類
• 一次データ:
1.収集目的:自分の取り組んでいる調査主体に対する問題解決のた
め
2.収集プロセス:リサーチプロセスのすべてに関与しており、容易で
はない
3.収集コスト:高い
4.収集時間:長い
• 二次データ:
1.収集目的:他の問題解決のため
2.収集プロセス:手早く容易
3.収集コスト:比較的安い
4.収集時間:短い
マーケティング情報の選択
二次データが
利用できるか?
データ選択
Yes
二次データの
利用
No
一次データの
利用
マーケティングの情報源
• 社内記録
社内における日常業務の結果として蓄積される記録(新
規契約データ、顧客特性データ、POSデータ)
• マーケティング・インテリジェンス活動
企業の意思決定のために組織的体系的に収集・分析・利
用される情報(販売担当者が現場で得る情報)
• マーケティング・リサーチ
マーケティング上の特定の意思決定課題に対処するため
に収集される情報
情報源と活用場面
社内記録
ルーチン業務
情報システム
マーケティング・
インテリジェンス活動
特定のマーケ
ティング課題
マーケティング・リサーチ
1次データ
質問・観察・実験
2次データ
社内外情報源
社内記録(顧客データベース)
• 購買履歴データ
• ユーザー登録
• キャンペーン応募
シンジケート・サービス
シンジケートサービスの調査とは、ある調査会
社が、ある調査を企画・実施、そのデータを多
数の企業にオープンに販売するタイプの調査
である。
消費者パネル調査
パネル調査:同一の調査対象に向けて繰り返し
実施するマーケティング調査のこと。
消費者パネル調査:調査モニターとして登録し
た特定の調査対象(パネラー)に対して継続的
に調査を実施するもの 。
調査方法
• 日記式調査方式…パネラーが購入品目を自
ら記入し、調査会社に送信する方法。
• スキャンパネル方式…バーコードリーダーで
商品バーコードを読み取り、調査会社に送信
する方法。
– ストア・スキャンパネル
– ホーム・スキャンパネル
SCI (Intage)
1.手法:ホームスキャニング
テレビ視聴率調査(ビデオリサーチ)
ピープルメーターによる調査
マーケティングリサーチ
マーケティング活動において「企業の意思決
定の段階で発生する問題に対し、何らかの手
段で新しい情報を手に入れることによって問
題の本質を明らかにし、予想されるリスクを
減らすための手段」ということである。
マーケティング・リサーチのプロセス
企画段階
実施段階
分析段階
報告段階
企画段階
1. マーケティング課題の明確化
例:「潜在顧客の獲得率をあげるにはどうしたらよいのだろ
うか」
ターゲット顧客は誰か?ターゲット顧客の規模はどのくら
いあるか?競合企業は誰か?
2. リサーチ目的の明確化・具体化




リサーチの背景
結果の評価基準
結果の活用
必要な情報及びその情報源
企画段階
3. データの種類の選択
 二次データ:すでに誰かが収集・加工したデー
タ。
 一次データ:リサーチ目的のために調査者が自
ら集めるデータ。
企画段階
4. リサーチタイプの決定

探索型リサーチ (exploratory research)

実態記述型リサーチ (descriptive research)

因果型リサーチ (causal research)

成果モニター型リサーチ (performance-monitoring
research)
企画段階
5. 企画書の作成
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調査目的
調査提示物
調査方法
調査項目
分析視点
調査日程
調査経費
企画段階
6. 調査票の設計
調査票の構成:
– 調査管理データ
– あいさつ
– 適格対象者のスクリーニング
– 本質問
– 対象者属性・特性(フェースシート)
– 終わりのあいさつ
企画段階
7.サンプル数の決定
サンプル・サイズの大小を決める諸条件
① 母集団の真の値に対する推定の精度
② 母集団の分散
③ 製品評価テストにおいて、優劣の決着を早く付けて、勝った製
品の市場導入を急ぎたいとき
実施段階
1. リサーチの実施
– 合同会議
– 調査員説明会
– 初票点検
– 調査票の回収と事後検査
実施段階
2. 収集データの整理
–
エディティング:回収した個票を点検し、不備があれば
訂正する作業。
–
コーディング:コンピューターに入力可能なように、デー
タを数字またはアルファベット記号に符号化する。
–
データクリーニング:人手によるエディティングやコー
ディングでも修正しえなかった不備をコンピュータ内で
チェックし、すべてのデータを浄化する。
分析段階
1. 一変量解析、多変量解析の活用
2. 有意性検定
分析を的確に行うためには
分析者の常識
豊富な関連情報
論理性・整合性の追及姿勢
マーケティング知識
マーケティングリサーチの知識・体験
マーケティング・リサーチの手法
1. 定性調査:言語情報を取得し、分析すること
を目的とした調査。
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


フォーカス・グループ・インタビュ
デプス・インタビュ
プロジェクティブ・テクニック
エスノグラフィック法
マーケティング・リサーチの手法
2. 定量調査
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個人面接法
電話法
郵送法
留置き法
会場集合法
ファックス調査法