Introduction to WJEMA BMC ① BMC競技の概要

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Transcript Introduction to WJEMA BMC ① BMC競技の概要

Introduction to WJEMA BMC
#5 BMCの発表練習
発表練習、Q&A対策の重要性
1. Presentation of contents (40)
1. Delivery (18)
2. Composition of contents (48)
1. Analysis and logic (22)
1. Attitude (3)
2. Organization (12)
2. Mechanical operation (3)
3. Title (2)
3. English (12)
4. Topic impression (12)
2. Slide design (22)
1. Design and layout (16)
2. Choice of words (6)
発表練習の期間は
1週間(実働)は必要!
Significance (6) / Interest (6)
3. Q and A (12)
1. Interaction with questioners (6)
English (3) /
Attitude and Mechanical operation (3)
2. Composition of answers (6)
Question
BMCの発表練習というのは
具体的に何を練習するのですか?
(1) 原稿の読み練・暗記
(2) Q&A対策
(3) 機械操作の練習
を中心に、個人練習とリハーサルの繰り返し
原稿の読み練
• 正しい発音・アクセントで原稿を読む練習
– 日本語読みからくる誤った思い込みに注意
– 確証がなければ面倒でも調べておくのが無難
• 「ブロック読み」の練習
– 原稿を意味のまとまりごとに区切る
– その区切りの中では詰まらないように
(例) Alzheimer’s disease/ is a neurodegenerative disease/
characterized by cognitive and memory impairment.
• 適度なスピードと間を維持しながら読む練習
単語の発音を調べる
• Merriam-Webster Online
http://www.merriam-webster.com/
「Medical」に設定
発音記号
ここをクリックすると
音声が聴ける
※電子辞書でもOK!
(ステッドマンetc)
原稿の暗記
(方法は人それぞれだが)とにかく反復練習!
【参考】 原始的な「1000本ノック方式」
① ブロック単位で何度も繰り返して覚える
② 文単位ですらすら言えるまで繰り返し暗唱
③ スライド単位で円滑に言えるまで繰り返し暗唱
④ ランダムにスライドを選んで覚えているか確認
⑤ 自分のパート全体を覚えるまで練習
※③以降は途中でミスったら最初からやり直し
定着するまでは暇さえあれば④、⑤を繰り返すこと!
Q&A対策の基本
① 予想される質問を考える
– 典型的な質問ポイントを押さえる
– 発表作成時に気になった部分を洗い出す
② それに対する適切な回答を考える
– 学会発表における回答形式に従う
– どのスライドを使って何を言うか
③ 落ち着いて答える練習をする
– 本番形式で上回生に質問を飛ばしてもらう
を繰り返して、1つでも多くの質問に対処!
Q&A対策の注意点
• 質問はできるだけ自分勝手に考える
– 思いつく質問全てに対して回答を考えておく
• 回答はできるだけ相手の立場で考える
– 質問者が求めている内容を寄り道せずに示す
• 質問者を待たせない
– とりあえずその場で質問者に何か返す
– 分からない質問に対しては論点を確認した上で、
「適切に答えるために少し考えさせて下さい」
典型的な質問ポイント
時間が限られているため、「治療法」がメインに
• 治療薬について
–
–
–
–
有効性
安全性
薬物動態
発展性
データに関して好意的な解釈が窺える点
副作用のデータの解釈、副作用が軽い理由
量・選択性の面で十分な薬物送達が可能か
実用化に向けた現状
発表で述べた展望を支持する報告の有無
• その他「論理的に雑」と思われる点
– 他に考えられる原因/機序/解釈はありませんか?
– 現実的に見て「その長所」に意味はあるの?
学会発表における回答形式
質問者とコミュニケーションを図り、簡潔に答える
質問内容の確認
•
•
ご質問ありがとうございます
~という質問で宜しいですか?
結論(一言で!)
•
質問に対する答は「~」です
理由・補足説明
•
•
この実験では~
今回発表した○○は~
質問者への確認
•
これで答になっていますか?
BMCにおける機械操作
BMCの「機械」は3つ!
Speaker
<Speakerが操作>
用意されたものを使用
– マイク
– レーザーポインター
(以下「ポインター」)
<Sliderが操作>
持参したものを使用
– パソコン
Slider
ポインターの操作(発表中)
ポインターの使い方
スクリーンを見るのは
ポインター使用時だけ
ぐるぐる振り回す
あいう
下線を引く
ぐるっと囲む
スクリーンに近い側の手:ポインター
スクリーンに遠い側の手:マイク
マイクとポインターの渡し方(交代時)
受け取る人
渡す人
受け取る人
渡す人
• 渡す側は両手を交差させて渡す
(手首を少し寝かせると相手が受け取りやすい)
• 受け取る側はそのままの手で受け取る
パソコンの操作(発表中)
• スライドの切り替え
• アニメーションの操作
タイミングが命!
(スピーカーに合わせる)
<スライド操作のタイミングについて>
• スライダーは会場に原稿持ち込み可
⇒原稿の中で☆などの目印を記しておく
(例) As the graph☆ shows, model mice are…
• 但し、スピーカーの調子やミスに合わせるために
大体のタイミングは覚えておくことが望ましい
パソコンの操作(Q&A時)
• スライドの一覧表示
• 回答内容に合わせてスライドを表示
テンパったりもたもたしないことが重要!
<Q&A時の円滑なスライド表示のために>
 どういう質問が来たらどのスライドを表示するのか
事前に各スピーカーと打ち合わせしておく
(または回答時にどのスライドを使うか言及する)
 回答によく用いるスライドの番号を把握しておく
(スライドショーの状態で番号→Enterを押せばOK)
リハーサルでやるべきことは?
• スピーカーの立ち位置の確認
– 「スクリーンから左(右)に2-3歩、前に4-5歩」
– 聴衆から見て違和感がないように微調整
• 時間を測る
– 全体の所要時間から各章の配分を考慮
– 各スピーカーの所要時間を安定させる
• 聴衆の感想を(紙に書いて)フィードバック
• Q&Aの練習
全体練習→個別に改善→全体練習→…
本番までに可能なその他のこと
• 上級者によるチェック(8月初め頃を目安に)
– MESS関係者:顧問の先生、上回生、他セクション
– その他:学内でその分野を専門にしている先生
※先生方に見ていただく時は礼を欠かないように!
• 本番会場のチェック(※許可される場合に限る)
– スピーカーの立ち位置、距離感
– ポインター、マイクの調子
– スクリーン投影時のサイズ、明るさ、色調
(+スライドの端が切れたりしていないか)
最後に:京大MESS顧問の教え
#1
プレゼンテーションというものは、
目の見えない人も演者の話を聴けば理解でき、
耳の聴こえない人もスライドを見れば理解できる
そういうものを目指して作るべきです。
#2
プレゼンテーションの本番が明日に迫った時、
不安で食事や寝る間も惜しんで練習したくなる。
その気持ちはよく分かりますが、本番の前夜は
美味しいものを食べて早く寝るようにしましょう。