WIP中間発表 題名

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Transcript WIP中間発表 題名

振動パターン検出による
救助要請システム
B2 – ruu
B1 – yasukata
親 - amanoma
概要
 床を特定のパターンで叩くことにより、救助要請
メールを送信するシステムの提案
助けを求めるメール
背景・問題意識
 単身世帯の増加
 屋内においての怪我・事故の多発
 単身世帯において怪我等により移動できなくなった
場合、外部への救助要請が困難
 屋内では外部との連絡手段が電話などに限られ、常
に身の回りにあるとは限らない
目的
 ユーザが屋内のどこで怪我等をしたとしても、外
部への救助要請を可能にする
アプローチ
 加速度センサを床に配置し、振動を取得する
 ユーザが床を特定のパターンで叩くことで、救助
要請メールを親族に送信する
助けを求め
るメール
想定環境
 今回はτ41を一人暮らしの人の部屋と想定する
システムの流れ
 振動取得
 異常状態判別
 異常状態を、人が室内でけが等により移動すること
が困難な状況とする
 救助要請メール送信
振動取得手法
 SunSPOTを床に配置して加速度を取得する
 加速度の数値データを振動として扱う
 配置の位置と個数は予備実験を行なった後決定する
予備実験
 SunSPOTを配置する位置と個数を決定するために
次のような手順で行なう
1.
2.
3.
4.
床の四隅にSunSPOTを設置する
部屋の隅から床を叩きながら移動し、振動を取得
できない範囲がないかを確認する
振動をうまく取得できない場所があれば、そこに
SunSPOTを設置する
部屋全体で振動を取得できるようになるまで2、
3を繰り返す
異常状態判定手法 (1/2)
 15秒ごとに、その瞬間から30秒後までの振動
の数値データを特定パターンと照合する
 今回は特定パターンを誰もが知っている三三七拍子
とする
異常状態判定手法 (2/2)
 下のように色分けした13回の振動の間隔の中で
 色の同じところの長さがほぼ等しい
 緑よりもオレンジが1.5倍以上長い
 青よりもオレンジが1.5倍以上長い
 この条件を満たすリズムを三三七拍子と認識する
救助要請手法
 特定振動パターンを検知したときにユーザの親族に
ユーザの安否確認を促すメールを送信する
 初期設定としてユーザの名前とメールの送信先アドレ
スを設定する
特定リズムを検出
助けを求めるメール
親族の携帯電話
ソフトウェア構成図
助けを求めるメール
メール送信モジュール
メール送信要請
パターン判定モジュール
振動の数値データ
データ取得モジュール
振動センサ
振動センサ
振動センサ
SunSPOT
SunSPOT
SunSPOT
開発環境
 OS:MacOSX
 開発ツール:NetBeans
 使用言語:java
 センサ:SunSPOT
評価方針
 定性的評価(アンケートによる)
 本システムによって、必要とされたときに救助要請
メールが送信されたか
 床を叩く行為に苦痛を感じなかったか
 定量的評価(実験による)
 振動パターンを誤りなく検知できた確率
 ユーザが床を叩いてから、救助要請メールを送信す
るまでの経過時間
実装分担
 ruu
 初期設定を含む、救助要請メール送信システム
 yasukata
 SunSPOTによる振動の検知及び特定パターンの判別
による、異常状態の認識
研究スケジュール
 12月中旬〜
予備実験および検証
 12月下旬〜
実装
 1月下旬
実験評価
まとめ
 室内のどこからでも、床を叩くことで振動を検知
し、救助を要請できるシステムの提案
 加速度センサを用いて振動を取得し、特定リズムか
らユーザの救助要請を認定する
 救助要請が認定された場合に救助要請メールを送り、
ユーザが大事に至らないようにする