WIP中間発表 隠し撮り発見システム
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Transcript WIP中間発表 隠し撮り発見システム
3Dソフト使用時の
眼精疲労予防システム
ACE - B2 mewtwo
親 - richie
概要
3Dソフトの使用による目への負担を予防する
システムの構築
背景
CADやGoogleEarth、ゲーム等で3Dのソフト
を利用する機会が増えてきている
AutoCAD、Metasequoia、A列車で行こうetc...
問題意識
3Dを見続けることは眼精疲労、3D酔い、視力
低下などに繋がる
目的
3Dソフトの使用による目への負担を予防する
。
眼精疲労の要因
3Dソフトを激しく動かしている
画面に集中して瞬きの回数が減る
画面に近すぎる
部屋が暗い
アプローチ
眼精疲労の原因をセンサで検出し、目の疲
労度合いを予測する。
想定環境
室内で席に座ってPCを操作している状態
対象とする3Dソフトは
A列車で行こう9
GoogleEarth
眼精疲労予測手順
1. 3Dソフト使用時のマウス操作状況を取得する
2. マウスの操作状況から回転角を算出する
3. 瞬きの頻度を取得する
4. 画面と顔の距離、周囲の明るさを取得する
5. 疲労度を100点満点で数値化する
操作状況取得
3Dソフト使用時のマウスカーソルの動きを取
得する。
1秒間に90°以上回転したら激しい操作と定義
回転角算出方法
3Dソフトの┃軸、━軸の回転をマウスの
左右方向、上下方向の移動と関連付ける
瞬き検知手法
センサを用いて瞬きの頻度を取得する。
1分に何回瞬きをしているか
距離・部屋の明るさ検知
SunSpotの照度センサから室内の明るさを、
近接センサから画面と顔の距離を取得する
疲労度算出1
5分毎に100点満点で疲労度を算出する。
4項目×25点
激しい画面操作が1分間に5回以上あれば
+5点。
1分毎に瞬きが10回以下であれば+5点
疲労度算出2
厚生労働省のガイドライン※に基づき、
画面と顔の距離の平均値が40cm以下であれば
距離に応じて+5~25点。
部屋の暗さに応じて+0~25点。
※VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0405-4.html
ソフトウェア構成図
疲労度出力
疲労度算出モジュール
回転角
回転角算出モジュール
マウスカーソル
操作取得モジュール
瞬き頻度
瞬き検出モジュール
距離・照度
距離・照度取得モジュール
ハードウェア構成図
瞬き検知センサ
近接センサ
SunSpot
USB
マウス
PC
実装環境
OS
WindowsVista 32bit
言語
Java
センサ
SunSpot
フォトインタラプタ
(GP2A200LCS0F)
近接センサ
(GP2Y0A21YK)
評価方針
定性評価
本システムによって目の疲労を正しく予測できて
いたか、アンケートを5人に実施する。
定量評価
フリッカー値※と比較する。
※点滅する光を見た時、それが連続光に見えるか、断
続光として見えるかの境目の値を周波数で表したもの。
この値が大きいほど、視覚疲労が小さいとみなせる。
スケジュール
6月上旬~中旬
データ取得モジュールの実装
6月中旬~7月上旬
疲労予測モジュールの実装
7月中旬
実験評価
まとめ
3Dソフトによる目への負担を予防するシステ
ムの構築