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ネットワーク
コミュニケーション
03:コミュニケーションのモデル
042803
ネコミな本の紹介【まずは軽く読める小説をいくつか】
 綿矢りさ(2001)『インストール』(河出書房新
社)
 乃南アサ(1997)『ライン』(講談社文庫)
 森田芳光(1996)『(ハル)』(扶桑社文庫)
 ボーモント(2002)『e.』(小学館)
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コミュニケーションについて考える。
コミュニケーションという概念は、どのよ
うにとらえられてきたか。
 簡単な学説史
“ネットワークコミュニケーション”につい
て語るためのボキャブラリー(ものの見
方・考え方)を獲得する。
 どのように概念化(モデル化)できるか
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コミュニケーションの研究の概要
 実践的なテクニックとしてのコミュニ
ケーション
 研究対象としてのコミュニケーション
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初期のコミュニケーション研究
 レトリックとスピーチ
 ジャーナリズム
 説得の「技法」としてのコミュニケー
ション
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レトリックとスピーチ
 演説によって聴衆を説得する。
 レトリックでことばを飾る。
 しゃべる。→ フェイス・トゥ・フェイス
Speaker
Argument
論点
Speech
演説
Listener (s)
聴衆
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ジャーナリズム
ニュース(いろいろな出来事)を記録し、
公開する。
3700年前、エジプト
1690年(アメリカ・ボストン):Publick
Occurences Both Foreign and Domestick
1905年 University of Wisconsin
 初のジャーナリズムのコースを開講
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20世紀前半の
コミュニケーション研究
 レトリックとスピーチ
 ジャーナリズム
ラジオ (1920s)
マスメディア
テレビ (1940s)
マスコミュニケーション
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20世紀前半の
コミュニケーション研究、さらに…
 コミュニケーションの特質
 コミュニケーションの役割
 人間にとってコミュニケーションとは
 “複合領域”としてのコミュニケーション研
究
 人類学、心理学、社会学、言語学など
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:40~50s
 人類学
 ボディ・ランゲージ(身振り、ジェス
チャー)
 非言語(non-verbal)コミュニケーション
 心理学
 社会的影響(力)・態度変容
 コミュニケーションの役割・影響
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:40~50s
 社会学・政治学
 → 世論調査など
 マスコミュニケーション研究
 言語学
 言語の役割
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:60s
 統合、融合への動き
 レトリックとスピーチ
 ジャーナリズムとマスメディア
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:70~80s
 人と人とのコミュニケーション
 情報科学、情報システム論
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Laswell
ラスウェルのモデル
 政治学的観点(プロパガンダ研究)から
(1948)
Who
What
メッセージ
Channel
メディア
誰が、何を、誰に、どのように
Effect
コミュニケーションの“効果”
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Whom
Shannon & Weaver
シャノン=ウィーバーのモデル
 情報理論(1949)
 送り手から受け手への、メッセージの
「伝達」
Transmitter
Channel
メッセージ
メッセージ
Source
送り手
Destination
Receiver
Noise
The Mathematical Theory of Communication (1949)
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受け手
Shannon & Weaver
シャノン=ウィーバーのモデル
 ノイズとチャネル
 フィードバックという概念
Noise
Transmitter
Channel
メッセージ
メッセージ
Source
送り手
Destination
Receiver
フィードバック
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受け手
Schramm
シュラムのモデル
 送り手と受け手とのあいだの
Commonness
Source
Encoder
Signal
Decoder
The Process and Effects of Mass Communication (1965)
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Destination
Schramm
シュラムのモデル【つづき】
 言語、文化、などを共有しているかど
うか
Field of Experience
Source
Encoder
Signal
Decoder
Destination
受け手
送り手
The Process and Effects of Mass Communication (1965)
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Schramm
シュラムのモデル【つづき】
 送り手は同時に受け手でもある。
メッセージ
エンコーダー
ディコーダー
解釈
解釈
ディコーダー
エンコーダー
メッセージ
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Katz & Lazarsfeld
カッツとラザースフェルドのモデル
 段階的コミュニケーション
送り手
メッセージ
マスメディア
オピニオンリーダー
一般大衆
受け手
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Westley & MacLean
ウェスリーとマクリーンのモデル
 コミュニケーションは、メッセージを受け
取ることからはじまる。
X1
X2
X3
潜在的なメッセージ
A C B
…
X∞
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Berlo
バーロのモデル
 コミュニケーションの「プロセス」としての側面
に着目する。
S
M
C
R
•スキル
•要素
•見る
•スキル
•態度
•構造
•聞く
•態度
•知識
•コンテンツ
•触る
•知識
•嗅ぐ
•社会制度
•社会制度
•トリートメント
•味わう
•文化
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•文化
Dance
ダンスのモデル
 時間感覚を明示的にとりいれる。
スパイラルとしての
プロセス
コミュニケーションを理解
しようとしているそのとき
も、コミュニケーションの
プロセスは進行している。
Human Communication Theory (1967)
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Watzlawick, Bervin & Jackson
ワツラウィックらのモデル
 コミュニケーションをプロセスとしてとら
える。
1
3
5
7
9
11
A
メッセージ
B
2
4
6
Pragmatics of Human Communication (1967)
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8
10
Rogers & Kincaid
ロジャースとキンケイドらのモデル
 コミュニケーション
はひととひとを結び
つける。
表現
A
解釈
表現
B
解釈
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Rogers & Kincaid
ロジャースとキンケイドらのモデル【つづき】
表現
A
解釈
表現
A
B
B
解釈
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相互理解
コミュニケーション研究の領域
 グループ(組織)コミュニケーション
 政治コミュニケーション
 国際コミュニケーション
 異文化コミュニケーション
 リスクコミュニケーション
 ネットワークコミュニケーション
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ネットワークコミュニケーション
 ネットワーク+コミュニケーション?
 ネットワークコミュニケーション?
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【おまけ】あたらしいマスコミ研究の流れ
 デジタル化
 ビデオクリップの流通
 http://www.moderntv.com/
 http://www.moderntv.com/modtvweb/qtclips/iraqcli
p1.htm
 http://www.moderntv.com/modtvweb/qtclips/iraqcli
p2.htm
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