第8章 資金管理

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Transcript 第8章 資金管理

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章 資金管理

p135-p137 1

P133-P137 H102125 宮原智弘 2

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章 資金管理

1 経営活動と資金 3

1 資金とは

経営活動で必要な「お金」すなわち現金預金のこと 4

2 資金の流れ

資金は株主からの出資や金融機関からの 借り入れなどによって集められる 5

P 138 – 140 学 籍 番 号 H102054 H102145 名 佐々木 吉池 前 大輔 傑 担当ページ (P138-139) (P139-140) 6

資金の流れの図

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資金の流れがとどこおると

• 黒字倒産 : 企業の利益は上がっているのに手形などの支払いができな くて、倒産してしまう 例) A 社の「損益計算書」と「貸借対照表」 A 社は黒字倒産してしまう! 8

黒字倒産の原因

掛売りしすぎたのに、売掛金の回収がうまくできていなかったため、 資金の流れが売掛金のところで、止まってしまった 手形の満期日に決算資金の現金預金の準備ができずに 倒産! 9

3 資金の流れがとどこおると

○過剰仕入れや販売不振などにより、商品の在庫が大きくふくらんでしまい、資金の流れが商品の ところで止まってしまうケース ・「お金が在庫の形でたまってしまっている」 → 管理費用が増大、商品が陳腐化 ・資金の不足を補うために、金融機関などから借り入れ → 支払利息の負担も大きくなる ○売掛金や受取手形の貸し倒れのように、資金の流れそれ自体が消滅してしまうケース ○企業に流入する資金よりも流出する資金の方がいつも多くて、支払いばかりに おわれているケース *いずれの場合も、資金ショート(資金不足)をおこし、やがて支払不能 → 不渡りの発生 → 倒産とい う道をたどることが予想される。 10

経営活動 2資金管理と資金繰表 1資金繰表とは ① 適正な資金の流れを計画(資金計画) ② 資金計画に基づいて、実際の資金の流れをコントロールする(資金統制)

資金管理 ・資金管理を効果的に行う方法 → 資金繰表の利用 ・資金繰表・・・一定期間の資金の流れ、すなわち、現金預金の収支を、収入と支出 の項目ごとに分類整理して計上し、現金預金の過不足の調整や次 月繰越高の金額が把握できるようになっている計算表である。 ・資金繰表は、現金預金に関する資金管理には、もっとも適した表 11

資金管理と資金繰越

p141-p143 H102090 中村 麻利菜 H102131 両角 郁美 12

2.資金繰表のフォーム(様式)

• • 資金繰表は、現金預金の流れを示す収支計算 表。 現金預金の前月繰越高に当月収入高を加え、当 月支出高を差し引いて、月末の現金有高。 13

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3.資金繰表の作成方法 15

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資金管理と資金繰表

p145-p147 H102014

市川紘子

H102099

羽場和恵 17

資金繰りの改善

• 資金繰表の差引経常収支の金額がプラスに なるような経営活動を行い、資金繰り状況を 改善することが必要 18

検討事項

(1) 過剰在庫をなくす ・適正在庫を維持するような仕入を行い、過剰在庫 をもたないようにする (2) 受取手形や売掛金の回収期間を短縮する ・回収期間(流入までの期間)を短縮できれば、経 常収入の金額を増加させることができる (3) 支払手形や買掛金の支払い期間の検討 ・売上債権の回収スピードを早め、仕入債務の支 払スピードをできるだけ遅くする 19

検討事項

(4) 現金売上をのばす ・値引や割引等の条件を見直し、現金売上をのば す努力をする (5) 諸経費の削減 ・無駄をカットし、諸経費の節減につとめる (6) 利益率の高い商品の売上をのばす ・資金を直接増加させるために、利益率の高い商 品の売上をのばす 20

資金繰表の予定と実際の比較

・ 予定資金繰表 ・・・ 1 ~ 3 ヶ月先までの資金計画を具 体的に表した資金繰表 ・ 実際資金繰表 ・・・過去の実際のデータにもとづい て作成した資金繰表 21

資金繰表

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コンピュータによる資金管理

p148-p149 H102402 橋詰奈美 23

表計算ソフトを使った資金繰表

• コンピュータによる資金 繰票は、関数や計算式、 複写機能などを使って 簡単に作成できる。 24

ワークシートの作成

1.C列を「14」、D~ F列を「12」に列幅を 変更する。 2.文字列データを 入力し、罫線を引く。 25

数値データの入力と差異の計算

1.セル(D3..F30)は「,」 をつける設定をする 2.セル(D10)(D18) (D23)(D28)は合計を 求める式を入力 3.D19に「D10-D18」,D29に「D23-D28」を入力 4.D30には次月繰越を求める「D3+D19+D29」を入力 5.D列から必要な式をE列に複写する 6.F3に「E3-D3」を入力し、セル(F4..F30)に複写する 26