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2005年度3学期
都市計画マスタープラン策定実習
第2回中間発表
7班:林友美 大見一裕 安英伸 鈴木雄一朗 弓削宏樹
TA:松本立子
1、第1回中間発表より
現状
・豊富な自然や文化・歴史資源などのポテンシャルが多い
・中心市街地の衰退による賑わいの喪失
・情報発信の不足
・施設・観光スポットが点在している
計画策定における指針
使う
伝える
繋がる
つかむ
2、将来予測
2-1
人口予測
土浦市、つくば市と県南地域の人口予測の比較
(2000年を100とした)
125
つくば市:
120
115
土浦市
県南地域
つくば市
110
105
今後も増加傾向
土浦市:
2015年から2020年の間に人
口のピークを迎え、それ以降
人口減少が見られる。
100
年
20
30
年
20
25
年
20
20
年
20
15
年
20
10
年
20
05
20
00
年
95
2、将来予測
2-2 JICA-STRADA・CUETによる予測
道路混雑状況
県南地域における
現在の人口
1,498,518人
2025年の人口
1,477,829人
としてCUETを
計算した
2005年現在の道路整備状況
2025年計画路線完成
2、将来予測
2-2 JICA-STRADA・CUETによる予測
通過交通状況
2025年との
比較において
・圏央道
・牛久土浦バイパス
・宍塚大岩田線
・土浦阿見線
などの道路を追加
2005年現在の道路整備状況
2025年計画路線完成
2、将来予測
2-2 JICA-STRADA・CUETによる予測
現状と将来の比較
圏央道や
その周辺道路が混雑
南北軸の
交通量の増加
国道6号の混雑が
解消されない
利便性の向上により、
交通需要が増加
駅周辺の通過交通の
状況が変化
地価などに影響し、人口が変動(流動)
3.調査の内容と方法
住民
・第6次総合計画
アンケート調査
・ヒアリング
(いきいき館最上屋)
将来像
外来者
・KJ法
・現地調査
行政
・第6次総合計画
・ヒアリング
(土浦市都市計画課)
4、基本構想
心都土浦 ~ココロはずむ未来へ~
みんなでつくる
まち
賑わいのある
まち
味わいのある
まち
心地よく暮らせる
まち
4、基本構想
心都土浦 ~ココロはずむ未来へ~
みんなでつくる
まち
賑わいのある
まち
味わいのある
まち
心地よく暮らせる
まち
4、基本構想
背景
・市民団体、NPOによるまちづくり
→ のびのびと活動ができない
・活動する機会・場を設けることがうまくできていない
みんなでつくる
まち
基本方針
誰もが参加しやすく、活動しやすいまちを創造する
基本計画
・市民参加の機会、場の提供
・コミュニティの形成
・市民の主体性の向上
・官民協働の活動を推進
4、基本構想
心都土浦 ~ココロはずむ未来へ~
みんなでつくる
まち
賑わいのある
まち
味わいのある
まち
心地よく暮らせる
まち
4、基本構想
背景
・中心市街地では空き地、空き店舗が目立つ
・歩行者数は年々減少の傾向にある
賑わいのある
まち
基本方針
人々が歩き、集い、活気に溢れた
賑わいのある中心市街地を創造する
基本計画
・誰もが歩きたくなる空間の演出
・空き地、空き店舗の有効活動
・誰もが訪れたくなるような魅力の形成
4、基本構想
心都土浦 ~ココロはずむ未来へ~
みんなでつくる
まち
賑わいのある
まち
味わいのある
まち
心地よく暮らせる
まち
4、基本構想
背景
・歴史や文化と自然環境を感じることの出来る
ポテンシャルがあるが、うまく生かされていない
・土浦特有のイベントがあるがその情報を
うまく発信できていない
味わいのある
まち
基本方針
土浦特有の歴史と文化、
自然環境の保全と活用を目指したまちを創造する
基本計画
・歴史と文化、自然環境の保全と活用
・景観と生態系の保存と再生
・文化を伝える活動の推進
4、基本構想
心都土浦 ~ココロはずむ未来へ~
みんなでつくる
まち
賑わいのある
まち
味わいのある
まち
心地よく暮らせる
まち
4、基本構想
背景
・公共施設とその他の施設が点在している
・新治村との合併による市域の拡大
・道路交通に対する市民の不満が多い
心地よく暮らせる
まち
基本方針
誰もが安心して暮らすことの出来る
人にやさしいまちを創造する
基本計画
・道路環境の見直しと整備
・緑地、公園等の整備
・生涯学習の推進
・世代間の交流の場の提供
・防犯、防災に配慮したまちの形成
・バリアフリーに配慮した福祉のまち
・医療、保健サービスの充実
5、重点整備計画
心都土浦 ~ココロはずむ未来へ~
重点計画
中心市街地活性化
半 トラン ジ ットモ ー ル 計 画
霞 ヶ浦 水 環 境 計 画
情 報 発 信 ネ ットワ ー ク計 画
世代間交流計画
み ん なでつ くる
まち
賑 わ いの ある
まち
味 わ いの ある
まち
心 地 よく暮 らせ る
まち
まち
6、重点整備計画
6-1
半トランジットモール計画
背景・目的
・モータリゼーションに伴う中心市街地の空洞化
・市民は中心市街地の活性化や安心して歩ける道路の整備を望んでいる
(第6次総合計画より)
具体的施策
土浦駅を中心に『半トランジットモール』を提案する
cf. トランジットモールとは・・・
・一般車両の通行を禁止し、公共交通機関と歩行者の通行のみにする
・中心市街地の活性化、道路交通環境の改善、公共交通サービスの向上が目的
6、重点整備計画
6-1
半トランジットモール計画
半トランジットモールとは
・従来のトランジットモールのように自動車交通を完全には排除せず、一部の区間を
トランジットモール化する
内容
・土浦駅-ウララ周辺ではペデストリアンデッキを旧丸井ビル周辺まで拡張し、
デッキの上を歩行者、下を車とする
歩車分離
・土浦駅北地区とモール505をトランジットモール化し、公共交通と歩行者のみに制限する
・土浦駅⇔モール505⇔亀城公園に小規模のバス(以下ミニバス)を運営する
・土浦駅北地区は現在の土浦市の市街地再開発事業に合わせて歩道を整備する
・費用はLRT導入よりも安く済み、路線を自由にとれるという利点がある。
5、重点整備計画
6、重点整備計画
6-1
半トランジットモール計画
課題
• 日本でトランジットモールを本格的に導入している都市はなく、道路交通
法に位置付けが無い
• バスなどの事業費の捻出
• 自動車を排除することに対する地元商店街の反対が強い
• トランジットモール内の駐車場を近隣に移転するための計画を詰める必
要がある
6、重点整備計画
5-2
霞ヶ浦水環境計画
『親水空間の創出』
背景・目的
・日本で第2位の広さを持つ霞ヶ浦:シンボル
・霞ヶ浦環境センターから見える夕日は絶景⇒周辺景観との調和:蓮田、牛久大仏
しかし
見るだけ?眺めるだけ?
現在:手や足を踏み入れることができるような
“触れる”空間がない。
もっと霞ヶ浦を感じたい!
親水空間の創出
5、重点整備計画
5-2
霞ヶ浦水環境計画
具体的施策
『親水空間の創出』
候補地:霞ヶ浦環境センター付近の湖岸
5、重点整備計画
5-2
霞ヶ浦水環境計画
具体的施策
『親水空間の創出』
水際歩道整備
ゆっくり歩くことができるスペースの確保⇒水に触れることが可能
・水際歩道整備
・夕日鑑賞スペース設置
・霞ヶ浦環境センターとの接続整備
・駐車場の確保
夕日鑑賞スペース整備
美しい夕日を鑑賞できる位置にデッキを設置
霞ヶ浦環境センターとの接続整備
霞ヶ浦に親しむ
触れる(湖岸)
↑↓
学習する(霞ヶ浦環境センター)
駐車場の確保
路上駐車を防ぐ
5、重点整備計画
5-2
霞ヶ浦水環境計画
『親水空間の創出』
課題
• 事業費の捻出
• 地主への理解と協力が必要
• 観光スポットになることによって、環境悪化を招く恐れがある
5、重点整備計画
5-3 情報発信ネットワーク計画
背景・目的
・ITの発達により、ITを活用した情報発信やサービスが多くある
・行政と民間の情報は区別されている
・ITの利用者と非利用者とでは情報の受信の差が生まれている
地域情報の整理
市内外のすべての人を対象とした情報提供
地域情報提供の顔となる
5、重点整備計画
5-3 情報発信ネットワーク計画
具体的施策
・情報の発信源を一つに統一する仕組み作り
・発信・受信側の双方の視点に立った
情報提供のできる組織づくり
・情報誌とWebサイト
情報の統合化
5、重点整備計画
5-3
情報発信ネットワーク計画
情報発信者
・民間企業
・行政機関
情報の管理・更新
情報の提供
情報統合組織
誌面とWebサイトによる情報提供の運営と管理
意見・感想・参加
情報提供
情報受信者
・市民
・外来者
5、重点整備計画
5-4
世代間交流推進計画
背景・目的
・高齢者の増加
・高齢者は多くのものをもっている
・住民参加ができる人・できない人
具体的施策
・「最上屋」の活用
・世代間交流の場の創造
・地域コミュニティの形成と相互発展
地域住民・高齢者による地域交流
5、重点整備計画
5-4 世代間交流推進計画
最
上
屋
最上屋の活用
・世代間交流の場・いきいき館「最上屋」
・ボランティアによる管理・運営
・管理者の高齢化・人件不足
・利用は高齢者が多い
地域交流の場の顔
世代間交流の広がりイメージ
5、重点整備計画
5-4 世代間交流推進計画
最
上
屋
世代間交流の場の創造
・老人福祉施設と児童館などの連携
・運営・管理は地域住民が行う
・イベントは高齢者・障害者が主体となって行う
・誰でも利用可能
世代間交流の創造と
住民参加
世代間交流の広がりイメージ
5、重点整備計画
5-4 世代間交流推進計画
最
上
屋
地域コミュニティの形成と相互発展
・世代間交流の場を中心
・自治会と連携して新しいコミュニティ
・各コミュニティ間の情報共有
相互発展
世代間交流の広がりイメージ
5、重点整備計画
5-4
世代間交流推進計画
課題
・運営主体の統合や調整
・年功序列の風習による問題
6、最終発表に向けて
・将来の人口、交通問題等を考慮した提案・考察
・重点計画の具現化に向けた
ヒアリング・現地調査等による現状把握
・重点計画を実施した際の効果の検証とその評価
・実現性を高めるためのデータ収集と分析
・新治村との合併・近隣市町村とのネットワーク考慮した提案
7、参考文献
・土浦市『第6次土浦市総合計画』平成13年3月
・土浦市『土浦市都市計画マスタープラン』平成16年10月
・土浦市『土浦市市政マップ』
・国土交通省『平成17年度事業計画 常総国道パンフレット』
・長祥隆『トランジットモールの計画』技報堂出版,1988年
・土浦市公式ホームページ
http://www.city.tsuchiura.ibaraki.jp/index.shtml
・鳥取県松江市~宍道湖夕日スポット整備
http://www.matsukoku-mlit.go.jp/sinjiko/
・人口問題研究所
http://www.ipss.go.jp/