PowerPointファイル - 国際ロータリー第2650地区ガバナー事務所

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2017年、ロータリー財団創立100周年に
向けてのロータリー財団の夢計画
2009.02.07(土)
RI2650地区財団委員長会議
2004、2007年RI規定審議会(COL)2650地区代表議員、
2003-06年度R財団地域コーディネーター、
RI第2650地区1998-99年度パストガバナー、
地区ロータリー財団委員会委員長
宮﨑 茂和(福井RC)
「決議案07-116」
ロータリー財団の夢計画の使命、標語、
優先事項を承認する件
使命表明:国際ロータリーのロータリー財団の使命は、ロータリアンが、健康状
態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、
世界理解、親善、平和を達成出来るようにすることである。
標語:世界でよいことをしよう。
優先事項:①全てのプログラムと運営を簡素化すること。
②プログラムの成果も内容も未来の夢計画に沿ったものにすること。
③地区レベル、クラブ・レベルにおいてロータリー財団へより一層参
加し、ロータリー財団を自分達の財団と自覚すること。
④プログラムの目標達成のための十分な資金と人材を提供すること。
⑤未来の夢計画を支える効果的な方策を開発すること。
ロータリー財団の今年度目標
1. ポリオの撲滅という約束を守る。
2. 「毎年あなたも100ドルを」による年次プログラ
ム基金および恒久基金の推進。
3. ロータリー世界平和フェローシップ・プログラ
ムの確立。
4. ロータリーの公共イメージを高める。
5. ロータリー財団の未来の夢計画を支援する。
1.ポリオの撲滅という約束を守る。
インドでの
マザー・テレサ
(1910-1997)による
生ワクチン投与
「愛の反対は憎しみ
ではなく、無関心
です。」
「決議案07-68」
ポリオの撲滅を国際ロータリーの最優
先の目標であることを承認し、確認する
件。
ポリオプラス・プログラムの目標は野
生ポリオ・ウィルスの世界的な撲滅の
証明をうけること。
ロータリーの1億ドルのチャレンジ
ビル・アンド・メリンダ・
ゲイツ財団からの
チャレンジ補助金。
ポリオ撲滅キャンペー
ン。
2008年7月1日から
2010年12月31日
まで。
ロータリーの2億ドルのチャレンジ
に関する重要なメッセージ
ビル・アンド・メリンダ・ゲイ
ツ財団は、ポリオ撲滅活動
のための補助金3億5500
万米ドルをロータリーに授
与しました。これを受けて、
ロータリーは、今後3年間
に2億米ドルを独自に調達
し、この補助金に上乗せし
てポリオ撲滅活動に提供
していくことになりました。
2.「毎年あなたも100ドルを」
• 年次寄付基金:「年次プログラム基金を
会員数で割る方式」で一人当たり100ドルを
目標とする。
• 恒久基金:投資され、その収益だけが
プログラムに使用される。元金は財団の
基礎力を安定させ、プログラム活動を継続
させたり、将来の新プログラムへの備えで
ある。
ロバート・バース元RI会長(1993-94年度、スイス・アーラウR
C)
「年次寄付は、毎日庭に水を撒き、花々に水分
を供給するようなものです。恒久基金はいつでも
水がまけるように、十分な水を用意している貯水
池のようなものです」
今日を、支援する
ために
明日を、確保する
ために
年次プログラム基金
恒久基金
ロータリー財団
2006-07年度年次報告
3.ロータリー世界平和フェローシッ
プ・プログラムの確立
コンゴ民主共和国のゴマ市郊外で避
難民の女性達と話す米川正子さん
スリランカで、避難先から故郷に戻っ
た人々と共に。赤阪陽子さん
(ロータリーの友2009年2月号)
(ロータリーの友2009年2月号)
ロータリーセンター(世界平和フェローシップ)
ロータリーセンター
02-04
年度
03-05
年度
04-06
年度
05-07
年度
06-08
年度
07-09
年度
07-09
年度
国際基督教大学(日本)
7
9
7
6
9
8
8
パリ政治学院(フランス)
8
8
6
4
終
-
-
ブラッドフォード大学(英国)
11
12
10
12
10
11
11
デューク大学/ノースカロライナ
大学(米国)
9
7
6
8
7
9
10
カリフォルニア大学バークレー校
(米国)
10
8
7
8
8
10
5
サルバドール大学(アルゼンチ
ン)
12
9
3
1
6
10
8
クイーンズランド大学(オーストラ
リア)
9
7
13
14
10
11
10
計
66
60
52
53
50
59
52
※ 2009-10年からチュラロンコーン大学(タイ)が追加
“Peace Builder District” 平和推進パイオニア地区の認証状
日本の世界平和フェロー一覧
日本の世界平和フェロー
1期生
2期生
3期生
4期生
5期生
6期生
7期生
推薦地区
留学校
杉山 恵那
2630
ノースカロライナ大学
小松崎 利明
2750
ブラッドフォード大学
野上 由美子
2710
ブラッドフォード大学
細井 麻衣
2680
デューク大学
近松 佳朗
2580
クイーンズランド大学
岸谷 美穂
2770
ブラッドフォード大学
清水 麻衣子
2590
クイーンズランド大学
恩田 牧
2650
ブラッドフォード大学
寺西 悦子
2660
クイーンズランド大学
奥平 章子
2750
クイーンズランド大学
二村 真由美
5360
クイーンズランド大学
大豆本 由紀
2780
ブラッドフォード大学
Johanna.Stratton
2590
ICU
渡辺 はなこ
2780
ブラッドフォード大学
Jason Hutson
2590
ICU
平塚 広義
7770
ICU
原 哲子
2590
ブラッドフォード大学
永谷 裕香
2750
ブラッドフォード大学
日本人の世界平和フェロー 岸谷美穂さん
元ロータリー財団世界平和フェローの岸谷美穂さんは
ピースウィンズジャパンの日本代表として、イラクにおける、
保健、水と衛生、教育、ソーシャルケアに焦点を置く再生
プログラムを管理しています。
4.ロータリーの公共イメージを高める
ロータリー、ロータリー財団
が強調している広報の問題
広報 ≠ 報道
未来の夢アンケート調査の結果
ロータリアンの最優先事項
• 教育と識字率を改善する
• 飢餓をなくす
• 環境改善(きれいな水)は飢餓と直結している
• 疾病をなくす
未来の夢アンケート調査の結果
ロータリアンが財団に望むこと
•プログラムの選択肢を簡素化し、焦点を絞ること
•国際的な活動と地元の活動とのバランスを図ること
•大きな成果をもたらし持続可能なプロジェクトに
焦点を当てること
•決定権を地元に移すことにより、自分たちの財団で
あるという自覚を高めること
•世界的プロジェクトの協力団体として真っ先に選ば
れる存在になること(公共的イメージの高揚)
5.ロータリー財団の未来の夢計画
•
•
•
•
プログラムと運営の簡素化
クラブが自分たちの財団であると自覚で
きるようにする。
会員からの資源を余すところなく、賢明
かつ効果的に駆使する。
新補助金プログラム
新地区補助金
グローバル補助金
未来の夢計画の目的
① 財団の使命に沿って、プログラムと運営を簡素化する
こと。
② ロータリアンにとって関連性のある世界の優先的ニー
ズに取り組むことによって、最大の成果が期待できる
ロータリアンの奉仕活動に焦点を絞ること。
③ 世界的目標と地元の目標の両方を果たすためのバラ
ンスの取れたプログラムを提供すること。
④ 意思決定をさらに地区に移行することによって、地区
レベルとクラブレベルで、ロータリー財団が自分たち
のものであるという自覚を高めること。
⑤ ロータリー財団の活動に対する理解を深め、ロータ
リーの公共イメージを高めることです。
新しい補助金構成が必要な理由①
急激な成長
• 1965年~2000年:10,000
件のマッチング・グラント
• 2000年~2004年:
10,000件のマッチング・
グラント
新しい補助金構成が必要な理由②
14の異なるプログラム
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
ポリオ・プラス
ロータリー平和および紛争解決研究
文化研修のための国際親善奨学金
マルチ・イヤー国際親善奨学金
1学年度国際親善奨学金
大学教員のためのロータリー補助金
財団奨学生地域セミナー助成金
地区補助金
マッチング・グラント
3-H補助金
低所得国のための奨学金共同基金
ボランティア奉仕活動補助金
研究グループ交換
災害復興
新しい補助金構成が必要な理由③
「応急処置」にとどまるやり方
• 多数の小額補助金の取り扱いは経費上効率
が良くない
• 2000-05年度補助金の大半は、緊急な問題に
取り組んだが、持続的な成果を
もたらすものではなかった
新しい補助金構成が必要な理由④
成果を持続させる
• 大規模なプロジェクトからは、大きな
見返りが期待でき、成果の持続も望める
リソースを長期的な計画に基づいて使用
= 成果の持続
未来の夢
委員会の「五つのテスト」
•
•
•
•
•
簡素か
コスト効果が高いか
多くのロータリアンが関与しているか
明らかに成果を持続できるか
使命に沿っているか
ロータリー財団の標語と使命
世界でよいことをしよう
「ロータリアンが健康状態を改善し、
教育への支援を高め、貧困を救済する
ことを通じて、世界理解、親善、平和を
達成できるようにすること」
2007年4月規定審議会で承認
2017年のビジョン:
第一級の財団に成長する
• ポリオ撲滅の完遂
• 100周年を祝う
• NGO、その他の団体から長期的関係を結びたい
との要請が相次ぐ
• 水問題など、多くの問題についての権威
• ノーベル平和賞
• 世界の財団のトップ50位以内
2010-13年度
新しい補助金制度への
パイロット地区としての
立候補
シェア・システム
WF
2005-06
World Fund
50%
年度寄付
国際財団活動
資金
DDF 50%
District
Designated
Fund
地区財団活動
資金
2008-09 プログラム年度
DDFとは
年次寄付の50%と恒久基金寄付
の利息の50%がDDFとなります。
DDFの繰越
奨学金の辞退、補助金の返金
日本のDDF残(予想)
年度
DDF残
2007-08年度
US$6,270,487.11
2008-09年度
US$2,377,808.32
2009-2010年度 US$6,097,640.63
2650地区のDDFの配分状況
項
D
D
F
額
①
利
教
育
的
プ
ロ
グ
ラ
ム
②
人
道
的
プ
ロ
グ
ラ
ム
2004- 05年度
2005- 06年度
2006- 07年度 2007- 08年度
2008- 09年度
3年前の年次寄付
589, 068. 41
393, 040. 10
337, 519. 65
371, 047. 21
379, 668. 27
のDDFシェア分
恒久基金の収益
146, 128. 77
0. 00
66, 723. 88
68, 328. 92
のDDFシェア分
DDF合計
589,068.41 539,168.87 337,519.65 437,771.09 447,997.19
(単年度分のみ)
奨 学 金
300, 000
375, 000
338, 000
338, 000
161, 000
13名@25, 000
8名@26, 000
7名@26, 000
4名@23, 000
1年…人数 6名@25, 000
マ ル チ …人数 6名@12,500× 2年間 2名@12,500× 2年間 5名@13,000× 2年間 6名@13,000× 2年間 3名@11,500× 2年間
G.S.E
?
?
1, 000
0
(DDFを使用した分)
大学教員のための
補 助 金
小 計
用
額
目
(単位:US$)
地区補助金
0
0
0
0
300, 000
375, 000
339, 000
338, 000
96, 000
78, 600
67, 500
74, 200
(30件)
マ ッチ ン グ・グラ ン ト
0
(
提唱者側負担分寄付分)
3-H補助金
(提唱者側負担分)
災害救援
小 計
合
計
差引計算 ①-②
(23件)
(25件)
5, 000
0
(1件)
(13件)
18, 580
(4件)
0
0
0
0
0
0
0
0
96, 000
83, 600
67, 500
396,000
458,600
406,500
193,068.41
80,568.87
▲ 68,980.35
92, 780
430,780
6,991.09
75, 900
DDFの使い方
(2014-15年度からは強制的)
現在の制度
新制度
地区補助金に限り、年次 2種類に分かれます:
寄付によるDDFの20%
以内
A.新地区補助金:DDFの50%
以内(地区の裁量はこれだけ)
他は地区の裁量
B.グローバル補助金:50%以
上
新地区補助金
新地区補助金
地区補助金
District Grant
District Simplified
Grant
WF〔国際財団活動資金)を使えませ
んが、地区の裁量が増えます。
グローバル補助金(Global Grant)
利用可能なDDFの50%以上
WF〔国際財団活動資金)・パッ
ケージグラントを使うことができる
重点分野( Areas of
focus)とは
① 平和と紛争予防/紛争解決
② 疾病予防と治療
③ 母子の保健
④ 水と衛生設備
⑤ 基礎教育と識字率向上
⑥ 経済開発と地域開発
建設
新地区補助金
改築
グローバル補助金
改築、建築
地区補助金と新地区補助金
地区補助金
新地区補助金
地区内、国内、
地区内、国内
ロータリー・クラブの ロータリー・クラブの
ない国、少ない国
ある国、ない国
TRF/SP パッケージ・グラント
単にパッケージ・グラント(Packaged
Grants)でもよい
TRF The Rotary Foundation ロータ
リー財団
SP Strategic partner 協力組織
クラブ&地区計画補助金
Club & District Developed Grants
WFとのマッチングが可能
DDFなら1対1、現金なら1対0.5
グローバル補助金
重点分野(areas of focus)
平和と紛争
予防・紛争解決
疾病予防と
水と衛生設備 母子の保健
治療
基礎教育と
識字率向上
経済開発と
地域開発
グローバル補助金の種類
TRF/SP パッケージ・グラント
WFからの補助金
クラブ&地区計画補助金
ロータリー財団の標語と使命
世界でよいことをしよう
「ロータリアンが健康状態を改善し、
教育への支援を高め、貧困を救済する
ことを通じて、世界理解、親善、平和を
達成できるようにすること」
2007年4月規定審議会で承認
ロータリー財団新地区補助金
資格を
有する地区
申請書を
提出
ロータリー
財団
使命に
関連
ロータリー・
クラブ
DDF
一括
補助金
資格を
有する地区
個人
資金を
配分
• 簡素、柔軟、革新的
• 使命に沿った教育的・人道
的プロジェクト
および活動
• 比較的小さな活動やプロ
ジェクト
• 指針に幅を持たせ、地元が
決定権を持つ
ロータリー
関連組織、地区、
ゾーン等
協力団体
NGOなど
地元と海外の
地域社会に
影響
ロータリー財団グローバル補助金
資格を
有する
クラブか
地区
申請書を
提出
ロータリー
財団
重点分野
グローバル補助金
クラブまたは
地区が計画
した補助金
に授与
DDF/現金
にWFを組み
合わせ
•
•
•
•
•
パッケージ・
グラント
資格を
有する
クラブか
地区
国際財団
活動資金
(WF)
長期的なプロジェクト
ロータリアンの参加
より高額な補助金の授与
持続性のある成果
クラブまたは地区が計画するプロジェクトでは
海外クラブ・地区との協同が必要
世界的な
地域社会に
影響
現行プログラムからの移行
新地区補助金
グローバル補助金
現在、以下が資金源となっている活動
現在、以下が資金源となっている活動
• 大学教員のためのロータリー補助金
• 1学年度国際親善奨学金
• 国際親善奨学金(文化研修、
マルチイヤー、1学年度)
• 研究グループ交換
• 研究グループ交換
• 地域奨学生セミナー補助金
• 地区補助金(DSG)
• 少額のマッチング・グラント
• ボランティア奉仕活動補助金
• 災害復興
• 高額のマッチング・グラント
• 保健、飢餓追放および人間性尊重
(3-H)補助金
• 国際問題研究のためのロータリー・
センター
活動例
新地区補助金:財団の使命に関連
• さまざまな職業を交え、又は互いの地区を訪問しあう職業研修
チーム(従来型の研究グループ交換)
• 海外のクリニックでボランティアをする地元医師の渡航など(ロー
タリーボランティアに相当)
• 学生が地元または海外の大学に通うための奨学金(従来型の
奨学金)
• 地元学校の放課後プログラムを支援するための図画教材などの
寄贈、海外の学校の改築など
• 他地区の自然災害の被害者にシェルターボックスを送る
など
活動例
グローバル補助金:重点分野
• 安全な飲料水、公衆衛生、衛生教育に関する国際的な
プロジェクト
• 水工学プログラムなどで学ぶため奨学生を海外留学に派遣
• 蚊帳を配布したり、治療を提供するなど、マラリアなど、病気に対
応する国際的なプロジェクト
• 成人の識字率向上をめざす。また、教授方法を学ぶための海外
のワークショップに職業研修チームを派遣
など
資金の支給方法
年次プログラム基金
50%
シェア
50%
地区が管理
管理委員会が管理
地区財団
活動資金
(DDF)*
国際財団
活動資金
(WF)
50% (最高)
新地区補助金
その他
(現金、使途推
奨冠名基金、
恒久基金)
50% (最低)
グローバル補助金
(DDFと現金にWFを組
み合わせ) +パッケージ
グラント
補助金の特徴
新地区補助金
•
•
•
•
•
•
•
地区が申請
一括して支払われる
地区が管理
ロータリー財団の一般指針
創造性と説明責任
地元からとDDFからの出資のみ
DDFの50%まで
– 最低額または最高額の制限なし
補助金の特徴
グローバル補助金
• 資格を有するクラブまたは地区が申請
• DDF、国際財団活動資金(WF)、
「流動的」現金寄付、恒久基金の収益、冠名寄付
• 高額な授与額(15,000米ドル以上)
およびプロジェクト費用
• DDF、現金、使途推奨冠名基金に組み合わせて
支給されるWF
• 合理化された資金管理と説明責任
ロータリー財団の標語
世界でよいことをしよう。
未来のロータリー財団
世界でよいことをしよう。“Yes we can”
www.rotary.org/futurevision
[email protected]