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医療用医薬品添付文書の変遷
 添付文書の経緯
 添付文書の現状
 今後の医薬品情報提供
PMS担当者研修テキスト(4-2)
PMSフォーラム作成
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医療用医薬品添付文書の変遷
江戸時代からの歴史
 旧薬事法(昭和35年以前)
 現行薬事法(昭和35年公布以後)
 全面改正時代
 現行添付文書の記載要綱

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はじめに
江戸時代の売薬
 「効能書(こうのうがき)」または「能書(のうがき)」
 近年まで能書と呼ぶ人が多かった
1976年「医療用医薬品添付文書の記載方式」が定められ
 添付文書の重要性の啓蒙と相まって、薬事法上の公式用
語である「添付文書」という用語が定着
「能書」は効能を中心とした有効性を謳う宣伝的な色彩の強
い印刷物として理解されていた
「添付文書」の用語が浸透するとともに、医薬品の適正使用
のための安全性情報を充実させた公的な学術的印刷物と
しての認識が普及
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旧薬事法(昭和23年公布)における規定
「表示書」という規定で、医薬品、用具又は化粧品の容器や被包に記載又は
添付された文字、図画等と定義
 表示すべき内容(不正表示や禁止行為の条文により逆説的に規定)




虚偽の事項、誤解を招くおそれがある事項を記載しない
公定書に収められている医薬品は、公定書に定める表示をする
見易い場所に明記し、読み易く、理解し易いような用語で記載する
記載項目:使用上の適当な注意・公衆保健の保護のために必要な注意
保健上危険を生ずるおそれのある場合の使用
危険な使用の分量、方法若しくは使用期間
 「新医薬品」という文字を使用しない
 使用上の適当な注意(厚生省令で定める事項:施行規則)









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すべての適応に対する使用上の注意
使用量(年齢及び身体の状況の差異による使用量を含む)
使用の度数
使用の期間
使用の時期(食事の時期、病状等に関する使用の時期)
使用の順序又は方法
使用の準備(振とう、希釈、温度の調節その他の操作)
現行薬事法(昭和35年公布)における規定
現行の添付文書記載に関する本質的な法律上の規定が
定めら、以後、行政指導等で記載事項、記載内容などが
変わっているが根幹は変わってない
※記載事項
 用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意
 局方品は局方に記載するよう定められた事項
 保健衛生上特別の注意を要する医薬品についての製法、
性状、品質、貯法等に関する事項
 厚生省令で定める事項



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虚偽の事項、誤解を招くおそれがある事項を記載しない
見易い場所に明記し、読み易く、理解し易いような用語で記載する
保健衛生上危険がある用法、用量又は使用期間
製造承認等に関する基本方針(昭和42年)



医療用医薬品と一般用医薬品の区別が設けられ、記載
内容、記載表現(効能・効果、用法・用量、使用上の注意
など)も区分に適したものに順次改められる
使用上の注意の整備・充実(昭和40年前後~)
医薬品の副作用問題が着目されるようになり、医薬品の
安全対策が重要視され、その一環として使用上の注意の
記載が図られるようになった
諸外国の安全性情報等(PDR,AMA,DEなど)を参考に、
当局と業界の共同作業として薬効群ごとの使用上の注意
の整備・充実が進められるようになり、順じ通知により公開
され、添付文書の改訂がなされた
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医療用医薬品の添付文書(昭和45年)

医薬品表示の観点からの問題点



副作用が少なく安全である旨を過大に強調している
臨床報告例と称し承認内容を逸脱し、適応外の効能又は効果を列挙
添付文書の記載にあたっての留意事項





名称
組成及び性状
効能又は効果
用法及び用量
使用上の注意事項






副作用の記載順序とその内容
使用上の注意の表現
配合剤の記載内容
取扱い上の注意事項
製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称及び住所
その他(その医薬品の起源、特長、毒性、薬理作用)
添付文書を作成する場合の当局が求める基準の原型となった
行政指導が厳格となり、第一次全面改訂への足がかりとなった
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再評価・再審査の対応
再評価(昭和46年開始、48年結果公示)、
再審査(昭和54年開始、61年結果公示)
 承認事項である効能・効果および用法・用
量の変更の要否が審議
 合わせて使用上の注意も見直しされ、再評
価結果公示のときに整備された使用上の
注意も同時に公示
 公示後30日以内にその内容を情報提供す
るとともに、添付文書改訂作業を開始
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第二次 全品目全面改訂


昭和43年から順じ整備された薬効群ごとの使用上の注意
が示され、また、通知等で記載上の留意事項も示されてき
たが、記載方法が箇条書きであったため、情報量・記載事
項が多くなるにつれわかりにくいなどの意見もあり、より見
やすく、わかりやすいものにするために、「使用上の注意
記載要領」が定められ、且つ1ヵ年の猶予期間がはじめて
示され、1年以内の改訂が指示
添付文書全体についても見直す必要があるとされ、当局
の指導のもと、医薬品情報を添付文書に記載する基本的
ルールを日薬連の自主ガイドラインとして「医療用医薬品
添付文書の記載方式」が定められ、特に「作用(毒性・薬
理)」の記載につき重点がおかれた
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自主基準による記載方式(昭和51年)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
日本標準商品分類番号 8.
9.
薬効分類名
10.
規制区分
11.
名称
12.
開発の経緯及び特徴
13.
組成・性状
作用(薬理・毒性)
14.
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適応症(効能又は効果)
用法・用量
使用上の注意
取扱い上の注意
包装
製造業者又は輸入販売業
者の氏名又は名称及び住
所
作成又は改訂年月
第三次 全品目全面改訂





薬効薬理作用の充実
ヒトでの体内薬物動態に関する記載の充実
臨床適用に関する記載の充実
記載項目の整理及び配列順の変更
3年の猶予期間での改訂指示
(昭和58年5月18日 薬発第385号・薬監38号)
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添付文書の記載要領(昭和58年)
1 作成又は改訂年月
2 日本標準商品分類番号
3 薬効分類名
4 規制区分
5 名称
6 開発の経緯及び特徴
7 組成
8 効能又は効果
9 用法及び用量
10 警告
11 使用上の注意
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12
13
14
15
16
17
18
19
20
薬効薬理
体内薬物動態
臨床適用
非臨床試験
性状
取扱い上の注意
包装
主要文献及び文献請求先
製造業者又は輸入販売業
者の氏名又は名称及び住
所
記載内容の充実化
小児に対する記載整備
 長期投与医薬品に関する情報
 添加物情報の記載

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記載事項の充実化
承認番号等の記載
 日本商品分類名の改訂
 「向精神薬」の規制区分追加
 高齢者への投与記載整備

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相互作用記載の整備(平成5年)
抗ウイルス剤ソリブジンと抗がん剤フルオロウラシル系薬剤
との相互作用による副作用問題が動機
 使用上の注意「相互作用」の項を「副作用」の項の前に移動
 相互作用により、致死的又はきわめて重篤な非可逆的な副
作用が発現するなど、特に注意を喚起する必要がある場合
は、「相互作用」の項のみならず、「警告」「一般的注意」又は
「禁忌」の項等も重複記載してその重要性を図る
 2年の猶予期間で改訂が指示
 業界基準を設定


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1年程度で改訂作業終了
現行添付文書の記載内容で「禁忌」の項以外で禁忌に相当する表現
がある場合は「禁忌」の項にも重複記載し注意喚起
記載要領運用自主基準(平成6年)

記載要領を抜本的に見直しする期間中の当面の適正使
用推進とPL法関連の表示に基づき業界運用自主基準とし
て制定し、順次改訂
主な改訂点(現行記載要領の原型ともいえる)





「禁忌」「慎重投与」等の項目を明示し、設定根拠をできるだけ記載
「警告」の記載事項を赤枠で囲むなど特に目立たせる
「禁忌」の記載事項を枠で囲み、「一般的注意」はゴシック体にする
など読みやすい
「相互作用」「副作用」の記載事項をより具体的にし、特に「重大な
副作用」の欄には発生機序、予防、処置方法等にも触れる
「過量投与」の欄を新設
(第4次全面改訂)
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現行添付文書記載要綱(平成9年)
添付文書の利用者である医療関係者がより理解しやすく、且つより活
用しやすい内容・形状にするため、これまでの、添付文書の記載方式、
使用上の注意の記載要領に関する規則等を全て廃止し改めて、本添
付文書及び使用上の注意の記載要領
※具体的な改正点
 医薬品の正確な履歴を明示するために「日本標準商品分類番号」以
外に、承認番号、薬価基準収載、販売開始、再審査・再評価結果公表
及び効能又は効果の追加承認等の年月を記載
 「開発の経緯及び特徴」の項目を削除
 「非臨床試験」の項目を削除し、必要な情報は関連する項目に記載
 「承認条件」の項目を新たに設定
 「使用上の注意」で効能又は効果、用法及び用量に関連する事項は、
関連情報として各項目に続けて記載するようにし、添付文書全体の記
載において、原則として、記載内容が2項目以上にわたる重複記載は
避ける
 2年8ヶ月の猶予期間で改訂が指示
(第5次全品目全面改訂)
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改正前後記載事項の比較
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
作成又は改訂年月
日本標準商品分類番号
薬効分類名
規制区分
削除
名称
開発の経緯及び特徴
組成
効能又は効果
用法及び用量
警告
記載順整備
使用上の注意
薬効薬理
体内薬物動態
臨床適用
非臨床試験
削除
性状
取扱い上の注意
包装
主要文献及び文献請求先
製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称
及び住所
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1. 作成又は改訂年月
2. 日本標準商品分類番号等
3. 薬効分類名
承認番号・日等
4. 規制区分
5. 名称
6. 警告
7. 禁忌
明記
8. 組成・性状
9. 効能又は効果
10. 用法及び用量
11. 使用上の注意
12. 薬物動態
13. 臨床成績
14. 薬効薬理
15. 有効成分に関する理化学的知見
16. 取扱い上の注意
17. 承認条件
新設
18. 包装
19. 主要文献及び文献請求先
20. 製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称
及び住所
ワクチン類等の添付文書の記載要領



ワクチン類等(ワクチン、抗毒素、検査用生物学的製剤)は「医療用医
薬品添付文書の記載要領について」の対象から除外されていたが、
同記載要領に準じ新たに「ワクチン類等の添付文書記載要領」が定め
られ、できるだけ1年以内を目途に改訂することが指示
(平成11年1月13日 医薬発第20号)
(平成11年1月13日 医薬安第1号)
相互作用の項につき、医薬品代謝に関わる酵素の分子種の解明も進
歩していることも踏まえ、これらの情報を反映するため、可能な範囲で、
代謝酵素の分子種等の情報を記載
(平成12年12月25日 安対課事務連絡)
食料品等も含め添加物情報提供のあり方につき広く議論されて、記
載名称及び外箱の自主記載指定成分に関し取りまとめ、合わせて2
年の猶予期間で改訂する旨の自主申し合わせを実施
(平成14年3月13日 日薬連発第170号)
(第6次全品目全面改訂)
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生物由来製品の添付文書の記載事項
生物由来製品に係る改正規定が平成15年7月30
日から施行されるのを踏まえ、従前の記載要領に
基づく記載に加え、新たに記載すべき事項等につ
いて定められ、改正規定が施行される7月30日よ
り改訂するよう指示
 新たに記載すべき事項の主な点






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「特定生物由来製品」又は「生物由来製品」の記載
遺伝子組換えの旨
原料又は材料の由来する成分名・部位名
血液を原材料としている場合は採取国名等
感染伝播リスクを完全排除できない旨
抗菌薬の再評価結果公示
抗菌薬の効能・効果見直しのための平成15年3月
31日厚生労働省告示第141号にて再評価指定を
受け再評価が実施され、平成16年9月30日付で
再評価結果「総合評価カテゴリー2」として通知さ
れ、適応菌種の表示記載方法の統一及び記載順
序の整備、同様に適応症の表示記載方法の統一
及び記載順序の整備が行われ、再評価を受けた
全ての抗菌剤において添付文書「効能・効果」の
項が改訂
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薬事法改正に伴う処方せん医薬品



改正後の薬事法の規定に基づき、医療用医薬品全般に
指定の見直しが行われ、これまで要指示薬として指定され
ていた医薬品(一部非該当)と指定されていなかったもの
の一部が新たに「処方せん医薬品」として指定され平成17
年4月1日より適応
添付文書の記載内容のうち「要指示医薬品」とあるのは
「処方せん医薬品」に、また、合わせて、「製造業者又は輸
入販売業者」とあるのは「製造販売業者」等の記載変更
1年の猶予期間をもって指示
(第7次全品目全面改訂)
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後発医薬品の添付文書充実




後発医薬品の使用促進が図られるのに伴い、後発医薬
品の情報提供の充実を図る観点から、後発医薬品に係る
添付文書の記載に当たって特に留意する必要がある項目
が示され、2年の猶予期間での改訂が指示
「組成・性状」の項に自主申合わせ(平成14年)を参考に医
薬品添加物を記載
「薬物動態」の項に生物学的同等性試験データを記載
「取扱い上の注意」に安定性試験データに関する概要を記
載
文献請求先等の問い合わせ先の名称・電話番号・FAX番
号等を記載
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日本薬局方第15改正に伴う
医薬品日本名の表記変更
薬局方第15改正に伴い、日本名が改正さ
れたことにより当該成分を有効成分として
含有している医薬品のみならず、改正時の
添付文書の「組成・性状」の項の添加物とし
て含有されている成分名や、「相互作用」の
項に記載されている医薬品名が名称変更
局方品に該当してしまうため、緊急の対応
は必要はないものの生産計画に基づき順
次改訂作業がほぼ、全面的に必要
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添付文書の現状
~「最近の添付文書に関する一考察」より~

平成13年度と平成18年度承認品目比較
概要
 目的
 方法
 結果
 考察

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調査の概要
最近承認された新医薬品の添付文書は情報量も多く、
ページ数も増大
 情報内容・量につき平成13年度及び平成18年度と比較
検討し、その推移につき考察
 警告をはじめ、効能・効果並びに用法・用量に関連する
注意を含めた、いわゆる「使用上の注意」に関する記載
については、殆ど差異は認めず
 「添付文書の裏」に関する薬物動態、臨床効果に関する
記載が増加し、添付文書ページ数増が確認
 医療現場における有用な医薬品情報が要求されるなか、
添付文書による情報提供のありかたついて考察

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調査の目的




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医療安全確保上、医薬品情報の重要性増大、チーム
医療の推進に伴い要求される情報の範囲拡大
最近新医薬品として承認される医療用医薬品の添付
文書のボリューム(記載量及び大きさ)の増大感
変化につき数量的に検出するとともにその重要性につ
いても検討し、これらを明らかにする
添付文書のあり方についても検討する
調査の方法

資料の抽出

PMDAの情報提供システム・承認情報より


同システム・添付文書情報より


平成19年3月末掲載のPDFをプリントアウト
資料への考慮事項


平成13年度及び同18年度の新医薬品を抽出
平成13年度承認品目は一変等により改訂
比較検討項目

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年度別平均値比較 全項目割合・増減比較等
調査の結果
平成13年度
平成18年度
8
7
抗悪性腫瘍剤
5
2
抗生・抗菌剤
6
2
免疫抑制剤
4
2
抗糖尿病薬
3
0
精神神経系用剤
3
6
呼吸器系用剤
3
0
抗尿失禁剤
0
2
その他
4
5
経口
10
10
筋注・皮下注
5
2
静注・点滴静注
11
5
点眼・外用等
1
2
その他
1
0
28
19
承認状況(オーファン指定)
薬効分類
投与経路
合
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計
調査の結果
項 目
使用
上の
注意
事項
列
13年度
平均比
1
18年度
平均比
2
警告
○
1
13.50
10.47
禁忌
○
2
15.32
15.21
3
7.61
6.47
4
9.86
5.58
5
15.39
12.68
効能又は効果
効能関連注意
○
用法及び用量
副作用概略
○
10
27.07
21.42
重大な副作用
○
11
58.57
48.05
その他副作用
○
12
65.25
78.84
高齢者
○
13
6.46
7.16
妊産授乳婦
○
14
15.32
17.79
小児等
○
15
5.86
9.00
適用・その他
○
16
55.86
53.74
薬物動態
17
131.93
185.95
臨床成績
18
85.29
112.32
薬効薬理
19
57.39
47.42
承認条件
20
5.36
4.42
21
33.39
45.68
-
4.25
4.68
用法関連注意
○
6
25.54
44.68
慎重投与
○
7
23.75
21.32
重要な注意
○
8
49.29
50.89
文献
相互作用
○
9
57.04
37.58
ページ数
PMS Forum
-
調査の結果
平成13年度 添付文書構成比図
H13
1% 4%
8%
平成18年度 添付文書構成比図
1
2% 2%1%1%
2%
2
6%
3
3%
1% 5%
H18
1% 2%1%1%
2%
1
2
4
3%
3
5%
5
5
6
6
6%
11%
4
3%
7
6%
13%
7
8
8
9
4%
10
7%
11
3%
12
17%
8%
6%
14
1%2% 1%
14
16
16
17
20
21
PMS Forum
12
15
17
22%
9%
19
7%
11
15
18
9%
10
13
13
4%
9
6%
1%
1%2%
18
19
20
21
調査の結果
平成13年、18年度項目別比較
21
19
17
15
13
11
系列1
系列2
9
7
5
3
1
0%
PMS Forum
50%
100%
調査の結果
平成13年度、18年度構成比の比較
系列1
系列2
系列3
系列4
系列5
系列6
2
系列7
系列8
系列9
系列10
系列11
系列12
系列13
1
系列14
系列15
系列16
系列17
0.00
200.00
400.00
600.00
800.00
1000.00
系列18
系列19
系列20
PMS Forum
調査の考察
「効能・効果」「用法・用量」及び「使用上の注意」の3項目
をさした「添付文書の表の部分」の記載については13群
451.67に対し18群440.89とわずかだが減少がみられて
おり、逆にいわゆる「添付文書の裏」が増えている
 「薬物動態」と「臨床成績」の項が著しく多くなっている
 「見やすい、解りやすい、必要な情報が的確に、集約的
に記載されている」を目指した添付文書から、多様で、か
さも張り、なかには記載基準(箇所)を全く逸脱している添
付文書に変わってきている
 申請資料として種々検討されていく経過の中で、雪だる
ま式に情報が多くなっている
 可能な限り、確認情報を掲載しようとする企業姿勢もある

PMS Forum
調査の考察
大全面改訂から10年経過
 情報内容の変化、情報評価の充実化
 インターネット等の利用によるIT技術向上
 情報提供・収集の形態の変容

PMS Forum
調査の考察




医薬品情報を利用する側、発信する側等で「医療用医薬
品添付文書」のあり方を検討
IT技術を十分に活用した情報体系を整えていく必要性
現状をうまく融合し、より活用しやすい情報提供体制が構
築されることを期待
検討項目




PMS Forum
情報活用毎の提供のあり方
電子的情報提供の活用
情報提供の迅速性・網羅性
情報享受の恩恵者
今後の添付文書の例示
情報活用毎の提供のあり方
 電子的情報提供の活用
 情報提供の迅速性・網羅性
 情報享受の恩恵者

*ただし、これからの情報提供にあたりPCが全ての医療機
関等にはない、全てに医療関係者がPCを操作できるわけ
ではないという類の話は、無視する。
(そんな機関・○○師は今時、要らない)
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医療用医薬品 添付情報
現行の添付文書を、基本情報と位置付け
 製品に封入又は添付する必要最小限の情
報媒体の作成

名称、取扱、規制区分等
 警告、禁忌
A4版で最大裏表の
2ページ以内
 効能・効果及び関連注意
 用法・用量及び関連注意
 使用上の注意概略
 詳細情報入手先(HPアドレス等)

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添付情報モデル
3.相互作用
本剤はカテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)阻害剤であり、COMTによって代謝
される薬剤の血中薬物濃度を増加させる可能性があるので、併用注意投与。本剤は薬物代
謝酵素CYP2C9阻害作用が示唆されており、本酵素活性に影響する薬剤と併用注意。
併用注意(併用に注意すること)
COMTにより代謝される薬剤:アドレナリン(別名エピネフリン)、ノルアドレナリン(別名ノルエピネフリ
ン)、イソプレナリンドパミン等
選択的MAO-B阻害剤:セレギリン
ワルファリン
鉄剤
4.副作用
副作用の概要部分
重大な副作用(全項目記載するも文書は簡略化)
その他の副作用未記載(必要な副作用は概要に含めておく)
統一記載部分の簡略記載
特定生物・生物製剤等の統一文書の省略⇒○○製剤である
PTP包装の統一文書の省略⇒PTP包装である
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添付情報への補完媒体リンク
添付文書の随時入手可能体制⇒実現中
 各種情報媒体のリンク⇒案例示


現行通常配布資料(紙・電子)






情報提供システム掲載資料(上記を除く)



PMS Forum
添付文書
インタビューフォーム
使用上の注意解説書
製品情報概要
(くすりのしおり)
審査報告書
申請資料概要
(医薬品ガイド)
医薬品情報提供システム案
ABC錠医薬品情報提供ホームページ
添付情報
添付文書
添付情報
PMS Forum
インタビューフォーム
承認申請概要
くすりのしおり
承認審査報告書
使用上の注意解説書
文献一覧
添付情報
〔2007年1月作成(新様式第1版)〕
医療用医薬品添付情報
末梢COMT阻害剤
貯法:
室温保存
使用期限:
包装に表示の使用期限内に使用すること
使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに
使用すること
指定医薬品、処方せん医薬品
(注意-医師等の処方せんにより使用すること)
コータン錠100mg
Cohtan Tablets 100mg
エンタカポン錠
【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.悪性症候群、横紋筋融解症又はこれらの既往歴のある患
者(「4.副作用」の項参照)
【組成・性状】
コムタン錠100mg 成分・含量1錠中エンタカポン100mg
添 加 物 セルロース、D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、硬化油、ヒプ
ロメロース、ポリソルベート80、グリセリン、白糖、ステアリン酸マグネシウ
ム、三二酸化鉄、酸化チタン
性
状 うすい黄赤色~くすんだ黄赤色の楕円形のフィルムコート錠
外
形 識別コードCOM
大きさ(約)長径:13.0mm 短径:6.0mm 厚さ:4.9mm 質量:0.354g
【効能又は効果】
レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・塩酸ベンセラジドとの併
用によるパーキンソン病における症状の日内変動(wearing
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日本標準商品分類番号 871169
承認番号21900AMX00048000
薬価収載2007年3月
販売開始2007年4月
国際誕生1998年9月
NOHBETIS
場合には、観察を十分に行いながら特に慎重に投与するこ
と。(「1.慎重投与」、)
(6)体重40kg未満の低体重の患者では、1回200mgを投与
した場合、ジスキネジーの発現が増加することがあるので、
1回200mgへの増量は慎重に検討すること。
【使用上の注意】
1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(1)肝障害又はその既往歴のある患者〔肝障害のある患者で
本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。〕(<用法及び
用量に関連する使用上の注意>の項参照)
(2)褐色細胞腫の患者〔高血圧クリーゼのリスクが増大する
おそれがある。〕
2.重要な基本的注意
(1)本剤はレボドパの生物学的利用率を高めるため、
添付文書
コータン
Nohbetis
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添付文書
悪性症候群
横紋筋融解症
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使用上の注意解説書
1)悪性症候群
悪性症候群の明確な機序は不明ですが、中枢ドパミン機能の低下を契機として、高熱、著明な筋強剛、自律神経症状、意識
障害等の症状を発症すると考えられています。本剤はレボドパの中枢移行を促進する薬剤であり、本剤の急激な中止が中枢
ドパミン機能の低下を招き、悪性症候群発現の引き金になる可能性が考えられます。
患者
性
年齢
使用理由
(合併症)
男
60代
パーキンソン病
(腰痛症、
右肩関節痛、
便秘)
1日投与量
投与期間
600mg
51日間
症状・経過及び処置
備考
悪性症候群
投与開始日:
49日目:
51日目:
(中止日)
中止1日後:
(発現日、
再投与日)
パーキンソン病に対して本剤200mg×3/日投与開始。以前からレ
ボドパ・カルビドパ、塩酸トリヘキシフェニジル、メシル酸ペルゴリド、カ
ベルゴリンが投与されていた。
ヘルパーが自宅に訪問し、通常と変わらないことを確認。
この日からすべての薬剤服用を中止してしまった。
昼前に福祉課の人が訪問し、倒れているのを発見。妄想があり、いつ
からかははっきりしない。救急車にて運ばれ、呼称に反応あるが、傾
眠傾向。CK2,440と高値であり、悪性症候群と判断し、入院。入院時
から点滴施行(4日間)。
夕方から抗パ薬(塩酸トリヘキシフェニジルを除く)の経口服用を開始。
回復。抗パ薬調整、介護サービス手配などのため、現在も入院中。
国内臨床
試験
再投与8日後:
項目名
(単位)
中止1日後
(発現日)
再投与
3日後
再投与
8日後
BUN
(mg/dL)
15.0
8.3
16.2
クレアチニン
(mg/dL)
0.6
0.7
0.7
CK(CPK)
(IU/L)
2,440
560
173
併用薬:レボドパ・カルビドパ、塩酸トリヘキシフェニジル、メシル酸ペルゴリド、カベルゴリン、ドロキシドパ、サリチル酸メチル、dl-カンフル、カプサイシン、
ケトプロフェン、ロキソプロフェンナトリウム、レバミピド、ブロチゾラム、エスタゾラム、酸化マグネシウム、センナ・センナ実、センノシド、炭酸水素Na・無水リ
ン酸二水素Na、塩酸セフカペンピボキシル、非ピリン系感冒剤
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添付文書
【臨床試験】
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インタビューフォーム
(3)
探索的試験
:用量反応探索試験
Wearing-off現象を有するパーキンソン病患者における臨床薬理試験
1.国内1201試験10)
レボドパの用量が一定(1日300mg以上、3~6回服用)しているwearing-off現象を有する日本人患
者を対象に、クロスオーバー法によりレボドパ・ドパ脱炭酸酵素阻害剤とエンタカポン100mg、
200mg又はプラゼボを単回併用投与した結果、100mg及び200mg投与のいずれにおいても、血漿
中レボドパのAUCは増大し、半減期は延長したが、Cmaxではプラセボとの差はみられなかった。
また、100mg投与と200mg投与の間で血漿中レボドパのAUC及び半減期に有意差は認められな
かった。なお、本試験ではタッピングテスト、ジスキネジースコアにて有効性の検討を試みたものの、
薬剤効果を確認することはできなかった。
血
漿
中
レ
ボ
ド
パ
濃
度
(分)
単回経口投与後の血漿中レボドパ濃度推移
(レボドパ・ドパ脱炭酸酵素阻害剤併用)
Tmax (h)
Cmax (ng/mL)
AUC0-4 (ng・h/mL)
t1/2 (h)
プラセボ
0.61±0.26
3699±1777
5181±2196
1.19±0.20
100mg
1.08±0.66
3488±2337
5869±2794
1.58±0.49
*1
200mg
0.95±0.83
3529±2082
6244±2979
1.80±1.00
*1
平均値±標準偏差 n=22 *1:n=20
未発表:国内1201試験
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くすりのしおり
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切で
す。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
コムタン錠100mg
主成分:
剤形:
シート記載:
エンタカポン(Entacapone)
黄赤色の楕円形の錠剤、長径 13.0mm
コムタン100mg、COMTAN、COM
短径 6.0mm 厚さ 4.9mm
この薬の作用と効果について
末梢でのレボドパの代謝酵素を阻害し、レボドパの脳内への移行を効率化してレボドパの有効時間を延長し、パーキンソン病における
症状の日内変動を改善します。
通常、レボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジドとの併用によるパーキンソン病における症状の日内変動(ウェアリン
グオフ現象)の改善に用いられます。
次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
・以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。悪性症候群、横紋筋融解症がある(または過去にこれ
らがあった)。
・妊娠または授乳中
・他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意し
てください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は≪
:医療担当者記入≫
・通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)をレボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジドとともに服用します。症状
により1回2錠(200mg)に増量されますが、服用回数は1日8回までです。必ず指示された服用方法に従ってください。
・レボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジドとともに飲み忘れた場合は、気がついた時に出来るだけ早くこれらのレボ
ドパ含有製剤とともに飲んでください。コムタンだけ飲み忘れた場合は、次のレボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジ
ドを飲む時にいっしょに通常どおりの用量を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
・医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に飲むのを止めると高熱、筋肉のこわばりなどがあらわれるおそ
れがあります。
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くすりのしおり 「薬剤師解説用」
【作成根拠(背景)等の解説です。患者様への説明に際し、必要に応じご利用ください。】
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切で
す。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
コムタン錠100mg
主成分:
剤形:
シート記載:
エンタカポン(Entacapone)
黄赤色の楕円形の錠剤、長径 13.0mm
コムタン100mg、COMTAN、COM
短径 6.0mm 厚さ 4.9mm
この薬の作用と効果について ⇒
末梢でのレボドパの代謝酵素を阻害し、レボドパの脳内への移行を効率化してレボドパの有効時間を延長し、パーキンソン病における
症状の日内変動を改善します。
通常、レボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジドとの併用によるパーキンソン病における症状の日内変動(ウェアリン
グオフ現象)の改善に用いられます。
次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。 ⇒
・以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。悪性症候群、横紋筋融解症がある(または過去にこれ
らがあった)。
・妊娠または授乳中
・他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意し
てください)。
用法・用量(この薬の使い方) ⇒
・あなたの用法・用量は≪
:医療担当者記入≫
・通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)をレボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジドとともに服用します。症状
により1回2錠(200mg)に増量されますが、服用回数は1日8回までです。必ず指示された服用方法に従ってください。
・レボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジドとともに飲み忘れた場合は、気がついた時に出来るだけ早くこれらのレボ
ドパ含有製剤とともに飲んでください。コムタンだけ飲み忘れた場合は、次のレボドパ・カルビドパまたはレボドパ・塩酸ベンセラジ
ドを飲む時にいっしょに通常どおりの用量を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
・医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に飲むのを止めると高熱、筋肉のこわばりなどがあらわれるおそ
れがあります。
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インタビューフォーム 薬効薬理
Ⅵ.薬効薬理に関する項目
Ⅵ-1.
薬理学的に関連のあ
る化合物又は化合物
群
Ⅵ-2.
薬理作用
(1)
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作用部位・作用機序
抗パーキンソン病薬
ブロモクリプチン、アマンタジン、ドパミン、レボドパ(L-DOPA)
エンタカポンは末梢COMT(catechol-O-methyltransferase)阻害剤である。
パーキンソン病の主な神経病理学的所見は黒質線条体系ドパミン神経の選択的な変性、
脱落である。パーキンソン病患者では線条体ドパミン量が著しく低下していることから
、その治療にはドパミンの補充が必要と考えられたが、ドパミンは血液-脳関門(BBB)
を通過しないため、ドパミンの前駆体でBBBを通過するレボドパによる治療が試みられた
。しかしながら、レボドパは末梢組織で多くが代謝されて脳に達するのはわずか数%と
されるため、末梢性ドパ脱炭酸酵素阻害剤であるカルビドパあるいは塩酸ベンセラジド
との併用でレボドパの脳への移行性の向上が図られている。レボドパ療法における症状
の日内変動(wearing-off現象)は、パーキンソン病患者でのレボドパの効果持続時間の
短縮であり、ドパミン神経終末におけるドパミン貯蔵・再利用能力の低下に起因すると
考えられている。レボドパは末梢でドパ脱炭酸酵素によるドパミンへの代謝のほかに
COMTによる水酸基のメチル化も受けている。したがって、wearing-off現象を起こしてい
る患者では、COMTを阻害してレボドパの脳への移行性をさらに向上させることで、レボ
ドパ療法の作用持続時間の延長が期待できることになる。末梢COMT阻害剤のエンタカポ
ンは、レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・塩酸ベンセラジドと併用され、COMTによる
レボドパの3-O-methyldopa(3-OMD)への代謝を阻害することでレボドパの生物学的利用
率を増大し、血中レボドパの脳内移行を増加させる。その結果としてwearing-offを起こ
している患者におけるレボドパの効果持続時間が延長する。
承認申請概要
PMDA 情報提供システム 承認状況
承認取得者名 ノーベティスファーマ(株) 販売名コータン錠100mg 一般名エンタカボン錠
表紙及び目次
1
イ項(開発の経緯)」
1 ,2 ,3 ,4 ,5 ,6 ,7
ロ項(規格等)及びハ項(安定性)
1 ,2
ニ項(毒性)
1 ,2 ,3 ,4
ホ項(薬理)
1 ,2
ヘ項(吸排)
1 ,2 ,3
ト項(臨床試験)
1 ,2 ,3 ,4 ,5 ,6 ,7 ,8 ,9 ,10 ,11 ,12 ,13 ,14 ,15
効能・効果等の設定根拠及び毒劇薬の指定審査資料等
1 ,2
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承認審査報告書
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文献一覧
インタビュー フォーム
ⅩⅠ-1.
社内文献No.
引用文献
1)Mizuno, Y. et al.: Mov. Disord. 22(1),75,2007
2)Rinne, U.K. et al.: Neurology 51(5),1309,1998
3)Parkinson Study Group:Ann. Neurol. 42(5),747,1997
4)社内資料
5)社内資料
6)Larsen, J.P. et al.: Eur. J. Neurol. 10(2),137,2003
7)社内資料
8)社内資料
9)社内資料
10)社内資料
11)Ruottinen, H.M. et al.: Clin. Neuropharmacol. 19(4),283,1996
12)社内資料
13)社内資料
14)社内資料
15) 社内資料
16) 社内資料
17)社内資料
18)社内資料
19)社内資料
20)社内資料
21)社内資料
22)社内資料
23)社内資料
24)社内資料
25)社内資料
26)社内資料
27)社内資料
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[COMU00010
[COMM00027]
[COMM00017]
[COMU00001]
[COMU00002]
[COMM00487]
[COMU00003]
[COMU00004]
[COMU00005]
[COMU00006]
[COMM00012]
[COMU00007]
[COMU00008]
[COMU00009]
[COMU00010]
[COMU00011]
[COMU00012]
[COMU00013]
[COMU00014]
[COMU00015]
[COMU00016]
[COMU00017]
[COMU00018]
[COMU00019]
[COMU00020]
[COMU00021]
[COMU00022]
文献 見本
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情報提供のあり方
物を見たときに
 それが何であるか
 どのように注意するのか
 どのように使うのか
がわかる必要な情報が得られる
※必要に応じた
詳細情報提供体制の確保
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参考資料
添付文書の用語と解説 製薬協PMS部会編集 じほう
 新しいPMS MHWPMS研究会監修 ミクス
 PMDA 医薬品医療機器情報提供システム
 最近の添付文書に関する一考察 PMSフォーラム
 ノバルティスファーマ株式会社 HP

※各種例示資料は、コムタン錠の各種資料を
基に作成いたしましたが、お許しください。
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