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大学生のコンビニの
利用目的と役割
アダム・チャントリ
2012年 春学期
アドバイザー:
関根繁子教授
齋藤-アボット佳子教授
研究発表の概要
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
「コンビニ」の定義
研究の重要性
研究質問
研究背景
研究方法
アンケート結果
研究結果
結論
参考文献
感謝の意
1. 「コンビニ」の定義

コンビニエンスストア(CVS)とは消費者に食べ物や
飲み物や日常品を売る小売店のことです。
(Ogawa, 2002)

この研究で指すコンビニとは日本のコンビニエンス
ストアのことであり、日本のコンビニは、アメリカ
のコンビニエンスストアとは非常に違う点
が多々ある。 (Terasaka, 1998)
2.研究の重要性
 日本へ留学した際に毎日、日本のコンビニとアメリカ
のコンビニエンスストア(CVS)の違いを見た。そしてコン
ビニは数多くの機能を持っていることに気付いた。コ
ンビニは私にとって一番便利な場所だと思った。
3. 研究質問
日本の大学生の生活にコンビニはどのような役
割を持つか。
1.
1.
大学生にとってコンビニはどのような点で必要
か。
日本とアメリカの大学生のコンビニの利用目的
はどのようにそれぞれの文化を映し出している
か。
日本のコンビニとアメリカのコンビニエンスス
トアはどのように違うか。
2.
3.
1.
日本とアメリカの大学生は商品についてどのよ
うに感じているか。
4.研究背景
a) コンビニエンスストアとコンビニの歴史
a)
いつ、どこで、どのようにコンビニが始まったか
b) 時代ごとにコンビニはどのように変化したか
c) 日本でコンビニはどのように成功しているか
a)
b)
販売時点管理システム
在庫補充の発注システム
d) 日本のコンビニとアメリカのコンビニエンスストア
の違い (e.g. 消費者、商品、サービス、文化、ビジネススタ
イル等)
4 a) コンビニエンスストア(CVS)の歴史
1927
•コンビニエン
スストアの起
源
1969
•マミー豊中店
オープン
1973
•セブンイレブ
ンが前身であ
る㈱ヨークセ
ブン設立
1974
•セブンイレブ
ン1号店出店
(豊洲店)
1975
1982
•24時間営業開始 •POSシステ
(虎丸店)
ム導入
発注台帳電子
化
1997
•ファマリマー
トが全都道府
県への出店達
成
2004
•8000店達
成
ゆうパック取
扱開始
楽天と業務提
携
• 1927年, コンビニエンスストアの起源は、サウス ラ
ンド・アイス社から始まる。
•
1928年、自動車産業の展開を受け、サウスラン
ド・アイス社はガソリンを売り始めた。
•
1936年、禁酒法廃止後コンビニエンスストアでは
酒を売り始めた。
4 a) コンビニエンスストアの歴史
 1946年、サウスランド・アイス
社はセブンイレブンへ転身した。
 1963年、セブンイレブンの
店舗数が1000店にまで拡大した。
 テキサス州立大学付近では、コンビニエンスストアは
24時間営業を開始した。
4 b) i.コンビニの歴史
• 1969年、マミー豊中店オープン。
• 1970年、 【ココストア】1号
店出店。
• 1973年、 ファミリーマートが1号店出店。
• 1974年、イトーヨーカ堂がセブンイレブン
に拡大。
• 1975年、セブンイレブンが24時間営業開始。
4 c)コンビニの経年変化
 1981年から2009年までの間に、店舗数は4倍
以上に増えました。
 コンビニが日本で出店開始当初、 忙しい日本人に日
常品を売ることを目的とした。
 アメリカの CVSは始めたから、数が段々増えた。
150,000
コンビニエンスストアの事業の伸び
(日本とアメリカ)
148126
店の数
105800
100,000
50,000
0
55000
67500
15000
1981
1988
Japan
America
119800
63000
41050
1995
2002
2009
4 d)日本でコンビニはどのように成功したか
 コンビニは常に新製品を市場に導入した。
 クレジットカードのようなポイントカードが使わ
れた。
 サービスは:
 ATM
 マルチコピー機(プリント、
ファックス、コピー、銀行)
 航空券代金支払い
 有料ごみ処理券
 請求書の支払い
 宅急便/宅配便
 エンタメチケット
4 e) i.販売時点管理システム
 ポイント・オヴ・セールスとは、発注・管理の方法に
おいて、コンビニ利用者の情報に基づき売上高の記録
を分類する手法である。
 ポイント・オヴ・セールスでコンビニの本社は各店舗
に最も売上の上がる商品をすすめる。仮説検定システ
ムを使う上で
ポイント・オヴ・セールスは
重要である。
4 f) ii.在庫補充の発注について
 コンビニのもつ三つの資材仕入れシステム:
 補充システム:日本初のシステム、1980年代に完成
。店員は自分の意見で注文し補充した。
 自動発注システム:第二システム、1982年から在庫
品はパソコンで在庫を注文された。
 仮説検定システム:第三システム、今このシステムを
使っているコンビニの店員は本社の提案に基づき、製品
を発注する。
4 g)コンビニとコンビニエンス、どのよ
うに違う
• アメリカでコンビニエンスストアの利益となるの
は主にガソリンやビールや酒である。店ではロト
や車用品なども販売し、主にガソリンスタンドの
隣りに店舗を構え、一年中同じような製品が並ん
でいる。
• 日本のコンビニは一日中、新鮮な食べ物を補充し
て、ノンアルコール飲み物も揃い、アメリカの
CVSにはないサービスがある。
5.研究方法
•対象者:
•大学生 76名
•日本人の大学生 34名
•アメリカ人の大学生 42名
•年齢:18-25歳
•手段:
•オンラインアンケート (日本語 ー英語)
•グーグル・ドックス
研究質問1

日本の大学生の生活にコンビニはどのような役
割を持つか。
6.  アンケート結果
• 週に何回コンビニに行きますか。
日本
アメリカ
1回から3
回
4回から6
回
7回から9
回
10回以上
90%
9%
12%
6%
50%
24%
1階も行か
ない
•日本人の50%が週に四回以上にコンビ二に行ってアメリカ人の90%アメリカ
人が3回以下に行く。
6.  アンケート結果
• 何時ごろ一番よくコンビニに行きますか。
45%
40%
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
朝
昼
夕方
深夜
日本
アメリカ
•日本人は一日中を通してコンビ二に行くが、アメリカ人は夕方以降に行くこと
が多い
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
その地
タバコ
コンドーム
化粧品
雑誌
お酒
スラピー
お茶
コーヒー
ソーダ
サンドイッチ
アイスクリーム
キャンデー
スナック
晩ご飯
昼ご飯(弁当な…
朝ご飯
6.  アンケート結果
• どんな物を買いますか。
日本
アメリカ
6.  アンケート結果
• どんな物を買いますか。
よく買う商品
80%
70%
60%
昼ご飯
スナック
キャンデー
お茶
ソーダ
50%
40%
30%
20%
10%
0%
日本
アメリカ
•日本人は昼ご飯やお茶を買うが、アメリカ人は甘い物を買う
6.  アンケート結果
• 家や学校や仕事場の近くにコンビニがあることは、
あなたにとって大切ですか。
80%
70%
60%
50%
40%
日本
アメリカ
30%
20%
10%
0%
大切
•
どちらでもない
あまり大切ではない
日本人の割合がアメリカ人の二倍になっている。
6.  アンケート結果
• コンビニは便利ですか、または不便ですか。それはどうしてですか。
アメリカ
便利
日本
不便
ほとんどのコン 商品の種類の少
なさ
ビ二で同じ商品
がある
便利
不便
コンビ二がない
日本は想像でき
ない
スーパーより
高い
近い
値段が高い
24時間いつで
も開いている
-
早い
全ての用が足せ
ない
どこにでもある
-
必要なものを
売っている
-
必要なものを
売っている
-
第二研究質問1

大学生にとってコンビニはどのような点で
必要か。
6.  アンケート結果
• 一番よく行くコンビニを利用する理由は?
アメリカ
日本
一番近い
一番近い
商品が豊富
商品が豊富
安い
ポイントカードを持って
いるから
様々な場所にある
よく通るから
6.  アンケート結果
• あなたのコンビニに対しての全体的な印象は何ですか。
America
Japan
早くて手軽
ほんとに
便利
便利
便利だけどスーパーよりも
高い
ちょっとした物を買うのに
いい
コンビ二がない日本は想像
できない
食べ物が新鮮ではない
サービスは低いが便利
アンケート調査結果一のまとめ
 日本の大学生はアメリカの大学生よりコンビにに行く。
 アメリカ人は主に飴やチョコレートを買い日本人はお茶
を買う。
 日本人の大学生にコンビニは大切で近くになければな
らないもの。
 日本とアメリカの大学生の全体的な印象はコンビ二は
便利な存在。
研究質問2

日本とアメリカの大学生のコンビニの利用目的は
どのようにそれぞれの文化を映し出しているか。
6.  アンケート結果
• コンビニで買う理由は何ですか。
衝動買い
速さ
アメリカ
日本
必要性
手軽さ
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
• アメリカと日本の大学生は手軽さで買い物する。
6.  アンケート結果
• 最もよく使うコンビニでの支払い方法は次のうちどれですか
。
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
日本
アメリカ
現金
カード
•100%の日本人は現金で支払い、ほとんどのアメリカ人はカードで支
払う
6.  アンケート結果
• コンビニではどのサービスを使いますか。
トップサービス
日本
アメリカ
1
ATM
ATM
2
請求書の支払い
宝くじの購入
3
航空券代金支払い
DVDレンタル
4
宅急便/
宅配便
プリペードカードの購入
6.  アンケート結果
•
一番近いコンビニ(家か学校
か仕事場のどれでも)には何
分くらいで行けますか。
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
•
下記のどの方法で普段、
コンビニに行きますか。
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
日本
徒歩
自動車
その地
アメリカ
•どちらも5分くらいでコンビニに行くが、日本人は徒歩で
アメリカ人は車を使う。
6.  アンケート結果
日本の大学生
•
• コンビニのポイントカード
を持っていますか。
ポイントカードがある人
ポイントカードを何枚持っ
ていますか。
ポイントカードの枚数
6%
1
50%
50%
はい
いいえ
41%
2
53%
•ポイントカードは半数が持っていて、カードがあるとディスカウ
ントがあったり現金のように使えたり、商品と交換品できる
3
アンケート調査結果二のまとめ
日本人とアメリカ人が手軽さでやる気のあって、しかし、
日本人にはコンビ二が五分を近く歩く。アメリカには
CVSが自動車で五分くらいです。
全部日本人が現金で払っても、アメリカ人がよくカードで
払う。
 日本人もアメリカ人も一番使い物はATMですが、日本
人がコンビ二で請求書の支払いや宅急便/宅配便
などサービスを使われる。しかし、アメリカ人がCVSで
宝くじの購入やDVDレンタルを使われる。
 日本の大学生はコンビ二のポイントカードとディスカ
ウントをもらって商品から交換品する。
研究質問3

日本のコンビニとアメリカのコンビニエンスス
トアはどのように違うか
6.  アンケート結果
• コンビニのCMはよく見る。
60%
50%
40%
30%
日本
アメリカ
20%
10%
0%
同意
•
どちらでもない
同意しない
日本人の割合がアメリカ人の二倍になっている。
6.  アンケート結果
• 一番よく行くコンビニにはいつも新製品がある。
80%
70%
60%
50%
40%
日本
アメリカ
30%
20%
10%
0%
同意
どちでもない
同意しない
6.  アンケート結果
• コンビニは、商品の配置で客にもっと買い物をさせようとして
いると思いますか。
90%
80%
70%
60%
50%
日本
アメリカ
40%
30%
20%
10%
0%
同意
どちらでもない
同意しない
•もっと日本人が商品の配置で客にもっと買い物をさせたくする。
6.  アンケート結果
• コンビニはバリアフリーだと思いますか。
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
日本
アメリカ
同意
どちらでもない
同意しない
•アメリカのCVSは日本のコンビ二よりバリアフリー
第三研究質問3

日本とアメリカの大学生は商品についてどのよ
うに感じているか
6.  アンケート結果
• コンビニにはヘルシーで新鮮な食べ物がおいてあると
思いますか。
70%
60%
50%
40%
日本
アメリカ
30%
20%
10%
0%
同意
どちらでもない
同意しない
•アメリカのCVSはヘルシー新鮮ながないが、日本のコンビ二が一部
のヘルシーものがある。
6.  アンケート結果
• コンビニにはいつも私が買いたい物がある。
60%
50%
40%
30%
日本
アメリカ
20%
10%
0%
同意
どちらでもない
同意しない
日本人はアメリカ人よりコンビ二には買いたいものがあると思っ
た。
6.  アンケート結果
• コンビニの店員はいつもていねいに/元気にあいさつする
60%
50%
40%
30%
日本
アメリカ
20%
10%
0%
同意
どちらでもない
同意しない
•55%の日本人が店員は丁寧に接客すると思ったがアメリカ人はわ
ずか20%だった。
6. アンケート結果
• コンビニでは自分の意見は大切だ。
70%
60%
50%
40%
30%
日本
アメリカ
20%
10%
0%
同意
どちでもない
同意しない
•アメリカ人はCVSで自分の意見は大切ではないと思ったが、日本
人は自分の意見は大切だと思った。
アンケート調査結果三のまとめ
 日本のコンビ二のマーケティング戦略はアメリカ
のCVSより強く、CMや新商品も多い。
 日本のコンビニの商品は配置で販売率が上がるよ
うだが、バリアフリーではない。
 コンビニはCVSよりもヘルシーで新鮮な商品があ
り、買いたいものがある。
 日本人はアメリカ人の3倍近くが店員は丁寧に接
客すると思った。
7.研究結果
1.
コンビ二とCVS は大学生だと言うことは早くて近い
ぎむがある。コンビ二の役割は日本人の生活を楽に
する。日本のコンビニは日本人について日常品を買っ
て様座なさービスがある。
2.
日本の大学生がいつも現金と払って、あそこに歩い
ているが、アメリカ人がカードと払ってCVSに運転
している。
3.
日本のコンビ二は顧客に商品を売る。日本人はコンビ二
が程よくにヘルシー新鮮なものがあって思ったのに、ア
メリカ人がCVSのサービスや品質で低い意見ある。日
本の大学生には、コンビ二で意見は大切と思った。
8.結論
 コンビニエンスストアはアメリカで始まったが, 今では
お菓子を買うため場所としてアメリカ人の日常生活の
中であまり重要でない役割を担っている。
 その反面、日本のコンビ二は優れたマーケティングと
考え抜いた需要と供給の伝略で、コンビ二の販売の
可能性を高めている。
 速いペースで動く日本の文化の中で、コンビ二が大
学生の日常生活を支え、必要不可欠なものになって
いると言えるだろう。
9.参考文献

NACS. (2012, 02 02). Fact sheets. Retrieved from
http://www.nacsonline.com/NACS/News/FactSheets/ScopeofIndustry/Pages/Convenience.aspx
 Takahashi Koki. (2001, 12 15). A mini history of convenience stores in japan. Retrieved from
http://web-japan.org/nipponia/nipponia19/en/feature/feature03.html
 Ogawa, S. (2002). The Hypothesis-Testing Ordering System: A New Competitive Weapon of
Japanese Convenience Stores in a New Digital Era. Industrial Relations: A Journal of Economy and Society ,
579-604. Retrieved from
http://onlinelibrary.wiley.com.library2.csumb.edu:2048/doi/10.1111/1468-232X.00265/pdf
 Terasaka, A. (1998). Development of new store types: the role of convenience stores in Japan.
GeoJournal 45 , 317-325. Retrieved from
http://www.springerlink.com/content/j2412g8233n11747/fulltext.pdf?MUD=MP
10.感謝の意
 関根繁子教授
 齋藤佳子教授
 桜美林大学の友達