代理母出産

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代理母出産

担当:松本・宮本

代理母出産とは?

 不妊夫婦の精子と卵子を体外受精させ、別 の女性の子宮に着床させ、妊娠・出産させる こと。  子宮を失うなどした女性に代わって夫婦の受 精卵を第三者の女性に妊娠・出産させる方法 と、女性の卵子や子宮に問題があり、男性の 精子を第三者の女性の卵子と人工授精させ、 妊娠・出産させる方法がある。

アメリカでの出来事     1985 年 1985 年 アメリカで第一号が確認される。 ベビー M 事件 以後、上のような事件が多発 米国ではネバタ州、フロ リダ州、アーカンソー 州、テネシー州、バージニア州、オハイ オ州 では法的に認められている。

日本での現状  諏訪・・・ 200 1年 5 月。諏訪マタニティクリニック (根津八紘院長) で国内初の代理母出 産が行われる。  近況・・・タレントの向井亜紀(38)が 2003 年 6 月に 3 度目で代理母が妊娠し、妊娠 9 週目であることを明らかにした。  法律・・・全面禁止の方向で現在審議中。

肯定意見

 法によって特定の倫理観を固定化させようと することは、公権力による価値観の強制であ り、価値観は自由な競争の末に選択される べきである。(自由主義社会の原理)  不妊夫婦の生殖の自由とその権利の尊重

否定意見

   出産を請け負う女性を生殖の手段として扱う。 → 倫理的に正当化できない。 → 法的制裁を科すべき 妊娠・出産に伴う危険を代理母に負わせる。 代理母が生まれた子供に特別な感情を抱くと 依頼した夫婦との間にトラブルが発生する。  子供が事情を知ったときの情緒的問題。

中立意見

 全面禁止はこの問題を帰って闇に潜行させる 危険性を含んでいる。 → 一定の法的規制の下で認めるべき。  有償代理母契約の斡旋には刑事罰を科すべ き。

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