Shiseido 圧力センサを用いた 着席姿勢の矯正を習慣づけるシステム
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Transcript Shiseido 圧力センサを用いた 着席姿勢の矯正を習慣づけるシステム
Term Project
Shiseido
圧力センサを用いた
良い着席姿勢を習慣づけるシステム
B3:moro
所属:ace
親:nakatsu
アウトライン
背景
アプローチ
良い着席姿勢とは
想定環境
評価方法
まとめ
背景
人間は一日の間で座っている時間が長い
立っているときや寝ているとき以外はほとんど座っている
1日平均6~8時間、多い人では10時間以上とも
着席時の姿勢の悪い人が多い
猫背になったり、身体が斜めになって
いたり、足を組んだり、etc…
周りを見てみましょう
問題意識
着席姿勢が悪いと、身体に悪影響をもたらす
座っているときは立っているときよりも腰に負担がかかり、腰痛
や疲労蓄積などの原因になりやすい
良い着席姿勢を習慣づけるのが難しい
最初は良い姿勢をしていても、徐々に崩れていく
徐々に・・・
目的
ユーザが良い着席姿勢を習慣づけられるように
する
良い姿勢を習慣づけることによって、身体への負担が軽減され
る
アプローチ
圧力センサで座面の圧力分布を測り、ユーザの
着席姿勢を矯正するポータブルクッション
圧力分布により着座バランスと体の傾きを検知
多くの椅子で姿勢を矯正できるので、ユーザに習慣づけさせる
ことが可能
ユーザの姿勢が崩れたとき、バイブレーション機能でユーザに
姿勢の崩れを気付かせる
良い着席姿勢とは
定義
身体に最も負担が掛からない着席姿勢
座圧が前後左右に偏りすぎていない
坐骨周辺に最も座圧が掛かっている
背骨のS字湾曲が綺麗に保たれている
※同じ姿勢を長時間続けても身体に悪影響
⇒適度な運動、休憩も必要
想定環境
ユーザが良い姿勢を取れる椅子に限定
学校やオフィス、電車の座席など長時間座る椅子
ソファーのようにリラックスすることが目的で作られた椅子や
ユーザの身体にまったく合わない椅子は本研究の対象外とす
る
圧力センサ配置イメージ図
圧力センサ
シナリオ
τの住人であるsuzukさんは腰痛に悩み、
11万円の椅子を買いました
効果はあるんだ
けど、家でしか使
えないんだよな…
シナリオ
着席の際にShiseidoを設置し、良い姿勢を習慣
づける
大学の研究室やメイド喫茶などの椅子にShiseidoを
設置し、座る
腰痛軽減、普段の姿勢も良くなった
あの人、姿勢良
くて格好いいな♡
家以外でも姿勢が良く
なって、腰痛も気になら
なくなったぞ♪
予備研究
20人程の良い着席姿勢時の圧力分布の割合を
測定する
姿勢の乱れの判断基準とする座圧の閾値も見る
ユーザへのフィードバック
一部の座圧が一定時間閾値を超えた場合、姿
勢の乱れと判断
閾値を超えた部分のバイブレータでユーザに警
告
関連商品:姿勢くん
姿勢くんとは
傾斜センサを利用した姿勢矯正補助装置
姿勢くんの問題点
身体の傾きにしか反応しない
ユーザが腰掛けている位置を読み取れない
Shiseidoのほうが詳細に判断可能
ハードウェア構成図
圧力センサ
arduino
コンピュータ
ソフトウェア構成図
圧力センサ
圧力情報
圧力取得モジュール
情報
情報保存
情報要求
圧力分布解析
モジュール
解析データ
警告モジュール
データベース
古い情報提供
評価方法
ユーザの評価
アンケート
姿勢を警告された回数
ユーザが良い姿勢を習慣づけられたかどうか
システムの評価
システムとユーザの考える良い姿勢が同じかどうか
関連研究
「圧力センサを用いた着席者の姿勢識別に関する研究」
(紙谷、工藤、野中、外山) 2007
着席時のユーザ認証や姿勢分析・識別
「タクタイルセンサを用いた座面の圧力計測」(谷本、難
波、六名、山本) 1996
健常者や脊髄損傷者の座面の圧力分布を計測し、定量的評価
の可能性と計測誤差についての検討
スケジュール
年内
~1月中旬
~1月下旬
圧力分析モジュールの実装
警告モジュールの実装
プロトタイプ作成
予備実験
評価
まとめ
良い着席姿勢を習慣づけることよって、身体へ
の負担を軽減させる
持ち運び可能にすることで、ユーザが使いたい
ときに使えるようにする
ご静聴ありがとうございますた