新司書課程科目による運営戦略:いつからどのように臨むか

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新司書課程科目による運営戦略:
いつからどのように臨むか
日本図書館研究会
図書館学教育研究グループ
事務局 柳 勝文(龍谷大学)
第61回近畿地区図書館学科協議会
(大手前大学)2009年9月11日
1.はじめに
• スケジュール
2011年5月 提出書類・申請時期の周知
2011年8月 書類提出(ヒアリングも)
~2012年1月 提出書類の内容確認
2012年1月~3月 確認通知送付
2012年4月 新カリキュラム実施
*出典:「改正司書養成科目に関するQ&A」(文科省社会教育課、2009.7.31)
2.これから、すべきこと
1.提出書類(シラバス、教員の体制等)作成
・不適切な読み替えの回避
・適切な教員の手配
2.講義・演習の内容をより充実させる
・多様なシラバスの検討、特に選択の演習科目
・授業実践
3.具体的な方策
• 開講科目のシラバスや担当者は、各大学の
事情に合わせた最も適切なものとなるよう、
検討・調整が必要。 → いつ、どこで?
• 提出した書類で、担当者の変更などが必要
になったとき、より適切な変更ができるよう、
検討・調整が必要。 → いつ、どこで?
4.検討・調整の場(1)
1.近畿地区図書館学科協議会
・近畿地区の司書課程担当者が近畿地区で集まる
・近年は年に一度の開催のため、必要なだけ頻繁
に開催するのが難しい
・名簿に掲載されている大学宛てに案内されるた
め、名簿に掲載されていないところや非常勤教員
は参加するのが難しい
・平成23年度は、文部科学省への書類提出の時
期を考慮して開催してもよいかもしれない
4.検討・調整の場(2)
• 日本図書館協会 図書館学教育部会
・春と冬(今年は12月19日、京都)に研究集会
・秋(今年は10月30日、東京)に全国図書館大会で
分科会。各集会には非会員も参加できる
・会員には部会報が送られる。他の部会員も入会で
きる。部会員は研究集会の配付資料や最新の部
会報の情報にネットでアクセスできる。順次公開。
・今回の法改正では、「Q&A集」(文科省監修? 今
秋頒布?)を準備中
・近畿以外で開催すると、参加困難
4.検討・調整の場(3)
• 日本図書館研究会 図書館学教育研究グループ
・年5~6回、研究例会を京都などで開催
・入会費、年会費、参加費、なし
・例会案内・報告は『図書館界』。日図研HPでも案内
・今回の法改正でも、研究例会で随時取りあげ、パブリッ
クコメントも出した。
・今やっているのは:
5.NAL図書館学教育研究グループ
が今やっていること
• 第130回研究例会(2009年5月30日 同志社大学 )
テーマ:「大学における図書館に関する科目」策定の
動きと今後の課題
発表者:柴田正美(帝塚山大学)
・カリキュラム内容変遷の振り返り
・科目設定案「現行科目」「経過科目」「新科目」
・新カリキュラムの各科目のねらい・内容について
6.今後の予定
第132回研究例会( 日本図書館文化史研究会と共催)
日時:2009年9月13日(日)13:40~17:00
場所:皇學館大学・伊勢キャンパス
テーマ: これからの図書館学教育と図書館史教育・
研究
発表者: 趣旨説明:小黒浩司氏(作新学院大学)
報告1:柴田正美氏(帝塚山大学)
報告2:志保田務氏(桃山学院大学)
第133回研究例会
日 時: 2009年10月3日(土)14:30~18:00(頃)
場 所: 同志社大学 寧静館 5階 会議室
テーマ:「情報組織論」の授業実践
発表者: 和中幹雄氏(同志社大学)
• ぜひ、研究例会にご参加下さ
い。
• ご静聴、ありがとうございました。