Dancing with dementia

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Transcript Dancing with dementia

“認知症とともにダンスを”
ニーズを示していくケア・パートナーシップ
クリスティーン・ブライデン
私はたとえれば白鳥だった


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水面をすいすいと泳いでいるよう
に見えるけれども水面下では必
至になってこいでいる白鳥のよう
なもの
でも、もうそろそろ沈んでしまい
そう
まるで普通であるかのようにふる
まうために格闘するのはもう難し
い
格闘と苦しみ




一瞬一瞬が意識的な努力を要
する毎日。惨めで、絶望的で不
安におそわれる
私の記憶力は機能したりしなか
ったり
床に着く頃には力尽きてしまって
いる
まるで制御不能になったベルトコ
ンペアに乗っているよう
なすすべのない不安感




不安に陥るにはそれなりの理
由がある
何かを伝えるのは困難、だから
苛立ちを感じる
いまだに私は病気ではないと
言いはる人たちがいるとは!
それはとてもつらいこと。私に
力がある間はできる限りのこと
はした
そしてこれから



夫そして娘たちともっ
と多くの時間を過ごし
たい
負担にならないよう、
私のこれからのケア
の計画を立てたい
治療法さえあれば!
認知症と格闘する私
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


ストレス、混乱、不安は増している
この混乱と悲惨さは、どんなに家族
が尽くしてくれても埋まらない
でも家族には深く感謝している。こん
なに負担となってしまって申し訳ない
気持ちでいっぱい
認知症との格闘―なんてひどい混乱
なのでしょう!
もう残された時間はわずか



この病気への態度・見方を
変えたいという思いで、流れ
ては消えていく思考を捉えよ
うと最後の努力をしてきた
できることはすべてやった
でももうこれからは休みたい、
ただひたすら治療が開発さ
れることを願って