Transcript ゼミ卒論構想発表
新しいダイエットプログラ ムの考案 2007年12月14日 先行研究 • 随伴性契約を用いた減量プログラム(望 月・瀬戸・泉谷・佐藤,1992) • 低カロリー食品選択行動を用いた減量プ ログラム(藤田・長谷川,2003) 問題点 • 随伴性契約を用いることによって、罰の強 化による行動修正が行われているのでは ないか? • 社会的背景として、「ダイエットを継続す る」ことを支援する仕組みがない。 参加者がより楽しく継続して、健康的に痩せ られるダイエットプログラムを!! 目的 • 随伴性契約を用いずに健康的に楽しく痩 せられるダイエットプログラムの考案 • ダイエットに自己記録とメールによるフィー ドバックが有効か検証 • 目標を明確化し、第3者に知らせることは 目標達成(ダイエット)に有効か検証 対象者 • ダイエットしたい人 • 今までダイエット経験があり、うまくいかな かった人 • ダイエットが継続しなかった人 独立変数 • 自己記録 ダイエット行動したか否か 具体的なダイエット行動 体重(部分痩せならサイズ) (体脂肪率) • メールによるフィードバック • 目標の明確化 従属変数 • 体重(身体の部分のサイズ) • (体脂肪率) • ダイエット習慣の頻度 方法 • デザイン ABデザイン(?) BL期:体重・体脂肪率 ダイエット行動したかどうか 介入:体重・体脂肪率の記録(グラフ化) ダイエット行動の具体的な記録 目標の明確化 メールでのフィードバック(目標達成率など) 方法 • 目標の明確化 参加者がメールで実験者、他の参加者に目標を 伝える。 実験を通しての大きな目標(介入の最初のみ) 例)○kg減量する。体脂肪率を○%にする。 etc・・・ 毎週の目標 例)今週は毎日1駅歩きます etc・・・ 方法 • メールでのフィードバック 各参加者に参加者全員の1週間の様子・ 目標達成率を伝える。 実験者は、各参加者に賞賛などを行う。 目標達成率への強化 <ポイント制> 獲得したポイントに応じて強化子がもらえる <ランキング制> 目標達成率をランキングにし、上位の人から強化 子を選択可能にする 強化子・・・クオカード・図書券など? 参考文献 • Alberto,P.A.,&Troutman,A.C. (1999). Applied behavior analysis for teachers. 5th ed. Upper Saddle River, NJ: Prentice-Hall.(佐久間徹・谷晋二・ 大野裕史(訳) 2004 はじめての応用行動分析 日本 語版第2版 二瓶社) • 青木実枝・坂本祐子・神谷直由.(2003).男子学生の生 活リズム調整の介入―睡眠に焦点をあてて―. 山形保 健医療研究、第6号 • 藤田益伸・長谷川芳典.(2003).低カロリー食品選択行 動を用いた減量プログラム. 行動分析学研究、18.3-9 参考文献 • 望月要・瀬戸優子・泉谷希光・佐藤方哉. (1992). 随伴性契約と栄養学的指導による減量プログラ ム. 行動分析学研究、7.41-51 • 吉岡昌子.(2007). 聴覚障害者に対するノートテ イクの正確さと速さに及ぼす自己記録とフィード バックの効果. 行動分析学研究、Vol21.2,106115 参考サイト • http://www.web-doctors.jp/ • http://kurashi.hi-ho.ne.jp/diet/ • http://simamune.cocolognifty.com/nature_human_and_scienc e/ • http://www.keyplanning.co.jp/index.html