Transcript ルート回収の概要
ルート回収の概要
ルート回収とは
横浜市各職場の主な廃棄物処理委託契約を1本化し
全職員が共通のルールで分別・排出する方法
市庁舎・関内周辺ビル等を除く、約1,300施設が参加
(主目的)
(二次的)
事業系ごみの分別・排出ルールを
全職員に普及する
・ 経費の節減
・ 施設の事務処理の軽減
・ 古紙売払い可
ルート回収参加上の制約
・委託業者の選定方法が入札となる。
→仕様が画一的となり、排出できるものが制限され、
排出ルールが厳しくなる。
→契約業者の決定に非常に時間がかかる。
・回収ルートに効率が求められる。
→収集日、時間等を自由に設定できない。
→他施設の収集時間に影響するため、回収準備を
怠ると、 取り残しとなる。
・禁忌品となる古紙が多くなる。
→売払いを行うために一定の品質を保つ必要があり、
禁忌品が多くなる。
ルート回収の対象
ルート回収の対象廃棄物
回収できないもの
参加施設のほとんどに共通して出る廃棄物
・有害なもの(病院の感染性廃棄物、水再生センターの汚泥、Pタイル)
①廃プラスチック類 ②金属くず ③ガラス・陶磁器くず ④ゴムくず
・扱いが特殊なもの(ペンキ、溶剤、洗剤などの流動状のもの、充電池等)
⑤蛍光管 ⑥乾電池 ⑦廃食用油
・家電リサイクル品、パソコン(小売店、メーカーが回収するもの)
⑧燃やすごみ ⑨古紙リサイクル
・電子機器(パソコン周辺機器等)
・一時多量ごみ
・粗大ごみ(金属30cm以上、その他50cm以上のもの)
・廃棄物ではないもの(土、石など)
ルート回収での分別ルール
適正分別 ・ 適正排出
【廃棄物処理法】…すべての事業者が守るルール
● 産業廃棄物を一般廃棄物に混ぜない!
⇒廃プラスチック、金属などを「燃やすごみ」に入れてはいけない。
● 産業廃棄物は種類別に分別!
【一般廃棄物処理実施計画】 …市内のすべての事業者が守るルール
● 資源化可能な紙は 焼却しない!
減量・リサイクルの推進
【市役所ごみゼロのルール】
● リサイクル推進のため、さらに細かく分別!
⇒ペットボトル、缶、びん、資源化できない●● など
一般廃棄物(古紙・燃やすごみ)の分別
古紙
リサイクル
ルート回
収では、
有価物と
して売り
払ってい
る
新聞
新聞紙、新聞に折り込まれたちらし
雑誌
雑誌・書籍・パンフレットなど製本
段ボール
段ボール箱
紙パック
牛乳パック、その他飲料紙パック
上記以外 白コピー紙
(オフィス・ シュレッダーくず
ペーパー)
その他の紙
一
般
廃
棄 燃やす リサイクルできない紙
ごみ
… 禁忌品
物
燃やすごみ
定型のコピー用紙(再生紙も)、類似のもの
シュレッダーした紙
上記以外のリサイクル可能な紙
油や汚物で汚れた紙、金・銀の紙、捺染紙、
感熱発泡紙、裏カーボン紙、ノーカーボン
複写紙、感熱紙、写真、感光紙、粘着物、
磁気の切符等、圧着はがき、紙コップ等、
洗剤容器等、絵の具等で色を塗った紙
生ごみ、布(天然繊維)、50cm未満のせん
定枝・木製品等
【禁忌品】
「燃やすごみ」に出す紙
①汚れている紙(使用後のティッシュ、油等で汚れた紙)
②金色、銀色の紙(内側が銀色の紙パック、ガムの銀紙など)
③捺染紙(アイロンプリント)
④感熱発泡紙(点字用紙)
⑤裏カーボン紙
⑥ノーカーボン複写紙
⑦感熱紙(黒字のレシートも)
⑧感光紙(青焼きコピー)
⑨写真(印画紙)
⑩圧着はがき
⑪磁気のついた切符・駐車券
⑫粘着物のついた紙(粘着テープ、シール、ラベルなど)
⑬はく離紙(粘着テープ、シール、ラベルなど)
⑭紙コップ、紙皿、紙カップ容器(ヨーグルト、カップ麺など)
⑮洗剤、石鹸の紙容器・包装紙
⑯絵の具・クレヨン・墨等で色を塗った紙(面積の概ね3割以上)
古紙回収 注意点
異物・禁忌品が混入しないように … 有価物として売却
異物⇒クリップ、ガチャ玉、テープ はNG!…産廃です
ホッチキスの針は可能な限り外しましょう。
汚れた紙製容器(燃やすごみ)…当然NG!
他の紙までダメにしてしまいます。
産廃の分別
ペットボトル リサイクル
廃プラ
スチック
類
プラスチック類
リサイクル
資源化できないプラ
産廃として適正に処分(埋立等)
飲み物、酒、みりん、しょうゆのボトル
・プラマークのあるもの(プラ製容器包装)
・プラスチックでできた製品全般
汚物等で汚れ洗うことができないプラ、 塩
ビ製品、合成ゴム、化繊など
産
天然ゴム製品(輪ゴム、医療用手袋など)
ゴムくず
産廃として適正に処分(埋立等)
業
飲食料用缶
廃 金属く 缶 リサイクル
ず
糊、塗料、ガス、薬剤等の空きスプレー缶
スプレー缶 リサイクル
棄
※中身が残っているものは収集不可
物
小さな金属類
リサイクル
資源化できない金属類
金属文具、鍋など30cm未満の金属製品、
傘の骨(金属製)
汚物等で汚れ洗うことができない金属等
産廃として適正に処分(埋立等)
ガラス・
陶磁器
くず
びん
リサイクル
ガラス・陶磁器類
産廃として適正に処分(埋立等)
飲食料用びん(耐熱性はガラスくずへ)
「びん」以外のガラス製品、陶磁器類
容器類の出し方
容器は中身を出し切り、軽く水洗い、又は拭う
ペットボトルは、キャップ、ラベルを外す
(同じ種類のプラでないと、プラ製品にリサイクルできない)
他の容器のラベルは、剥がさなくてもOK
ルート回収排出量の推移
種類
平成2 1 年度
平成2 2 年度
平成2 3 年度
平成2 4 年度目標値 平成2 3 年度比
古紙
約3 ,7 4 4 .5 トン
約3 ,6 3 9 .0 トン
約3 ,8 6 3 .2 トン
約3 ,6 6 0 .2 トン
燃やすごみ
約4 ,3 5 1 .7 トン
約4 ,3 3 0 .2 トン
約4 ,4 7 2 .0 トン
約4 ,2 5 3 .8 トン
約4 0 8 .9 トン
約4 0 6 .1 トン
約4 1 9 .7 トン
約3 9 9 .7 トン
約7 7 .5 トン
約7 9 .8 トン
約7 8 .7 トン
約7 5 .8 トン
資源化できないプラ類
約1 5 2 .5 トン
約1 7 3 .8 トン
約1 8 9 .3 トン
約1 4 9 .1 トン
缶
約1 2 1 .4 トン
約1 1 9 .8 トン
約1 2 1 .7 トン
約1 1 8 .7 トン
約6 9 .0 トン
約6 7 .2 トン
約7 0 .2 トン
約6 7 .4 トン
スプレー缶
約3 .6 トン
約3 .7 トン
約3 .8 トン
約3 .5 トン
資源化できない金属類
約6 .1 トン
約5 .8 トン
約7 .2 トン
約6 .0 トン
びん
約6 8 .7 トン
約6 0 .1 トン
約5 3 .2 トン
約5 3 .2 トン
ガラス・陶器類
約2 2 .6 トン
約2 5 .0 トン
約2 5 .8 トン
約2 2 .1 トン
約1 .4 トン
約1 .6 トン
約1 .4 トン
約1 .4 トン
約3 1 .5 トン
約3 1 .5 トン
プラスチック類
ペットボトル
小さな金属類
ゴムくず
総排出量の増
約3 6 .0 トン
蛍光管
約3 5 .4 トン
乾電池
約1 2 .7 トン
約1 2 .9 トン
約1 2 .2 トン
約1 2 .2 トン
廃食用油
約1 8 .4 トン
約1 9 .2 トン
約1 9 .1 トン
約1 8 .0 トン
総排出量
約9 ,0 9 4 .4 トン
約8 ,9 8 0 .2 トン
約9 ,3 6 9 .0 トン
約8 ,8 7 2 .5 トン
(参考)参加施設数
1325
1323
1314
1313
-5 %
-5 %
-5 %
-4 %
-2 1 %
-2 %
-4 %
-7 %
-1 7 %
0%
-1 4 %
-2 %
0%
0%
-6 %
-5 %
ルート回収担当者 年間事務スケジュール
4月
5月
6月
7月
8月
9月
・
・
・
・
・
・
・
実績報告(第4四半期分)
執行伺(市直営施設でルート回収経費支出を行う部署のみ)
前年度ルート回収経費処理
減量化・資源化等計画書提出(大規模施設のみ)
ごみゼロ推進委員研修会
産業廃棄物管理票(マニフェスト)交付等状況報告書提出
実績報告(第1四半期分)
・ 次年度「参加意向調査」
蛍光管・乾電池回収
(年4回 回収施設のみ)
蛍光管・乾電池回収
(全施設)
1 0 月 ・ 実績報告(第2四半期分)
11月
蛍光管・乾電池回収
12月
1月
(年4回 回収施設のみ)
・ 実績報告(第3四半期分)
蛍光管・乾電池回収
(全施設)
2月
3月
・ 次年度「マニフェスト」等受領
・ 次年度「日程」等確認
実績報告のながれ
6、9、12、3月の中旬
区、局の総務課経由で行います
① 資源循環局から区・局に依頼
資源循環局⇒区局の総務課(somu-allメール)
② 各施設あて通知
区・局の担当課⇒各施設
7、10、1、4月の初め
提出期限・提出先は、
区・局からの通知を確認!
③ 報告ファイル提出
各施設⇒区・局の担当課
④ 区・局で取りまとめ・資源循環局へ
区局の総務課⇒資源循環局
実績報告用ファイルの中身
元のファイル名「XXXXX」を
施設ID(半角数字5ケタ)に変更してから
使用します
施設名称、施設IDを入力する欄
年間排出量、マニフェスト・計量票の交付枚数が
自動計算されています。
日々、排出量を入力する欄(I列からAW列まで)
(枚数、合計は自動計算)
〇ルート回収の分別
〇ルート回収の排出方法
袋詰めのルール
計量作業
〇産業廃棄物管理票、
計量票の記入方法
〇実績報告ファイルの
入力方法
〇受託者情報
など
ルート回収ホームページからダウンロード
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/shi-g30/
次年度「参加意向調査」
8~9月頃(詳細未定)
区、局の総務課経由で行います
① 資源循環局から区・局に依頼
資源循環局⇒区局の総務課(somu-allメール)
② 各施設あて通知
区・局の担当課⇒各施設
② 区局の担当課が参加を検討
区・局の担当課
③ 参加確認票の提出
各施設⇒区・局の担当課
提出期限・提出先は、
区・局からの通知を確認!
④ 区・局で取りまとめ・資源循環局へ
区局の総務課⇒資源循環局
産業廃棄物管理票交付等状況報告
排出事業場(施設)ごとに、毎年6月30日までに、その年の3月31日以前の
一年間において交付した管理票(マニフェスト)の交付等の状況に関し、産業廃
棄物管理票交付等状況報告書(様式第3号)を横浜市長に提出する。(廃棄物
処理法施行規則第8条の27)
(今回)
H23.4.1~H24.3.31 実績
↓
H24.6.30までに報告
提出先 : 横浜市資源循環局 産業廃棄物対策課 排出指導係
記入・報告方法は、産業廃棄物対策課のウェブサイトを御覧ください
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-jigyo/sanpai/01haisyutu/02yousiki/
ルート回収受託者の情報はルート回収ホームページに掲載しています
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/shi-g30/data/h23jyutakusya.xls
ホームページとメルマガ
ルート回収ホームページ(隠しペー
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/shi-g30/
ジ)
ルート回収に必要な情報が掲載されています。
ルート回収メールマガジンの購読申込
http://ml.city.yokohama.jp/mailman/listinfo/route-g30
随時、重要な情報をお送りしています。
ルート回収参加施設は必読!職場で2人以上購読してください。
よろしくお願いします。
問い合わせ先
横浜市資源循環局 一般廃棄物対策課
TEL:671-2507/FAX:663-0125
Email : [email protected]