1 - 石川高専 河合研究室

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第 3 章 : 正弦波交流回路
3.1 インピーダンス
とアドミタンス
キーワード : インピーダンス,アドミタンス
コンダクタンス,サセプタンス
学習目標 : 交流回路におけるインピーダンスとアドミタンス
の概念を理解する.
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3.1 インピーダンス
とアドミタンス
3.1.1 インピーダンスと直列接続
インピーダンス
図 3.1 R-L 直列回路
抵抗 誘導リアクタンス
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インピーダンス
図 3.2(a) R-L 直列回路の電圧フェーザ
図 3.2(b) R-L 直列回路のインピーダンス
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図 3.3 R-C 直列回路
インピーダンス
抵抗 容量リアクタンス
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インピーダンス
図 3.4(a) R-C 直列回路の電圧フェーザ
図 3.4(b) R-L 直列回路のインピーダンス
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インピーダンス
抵抗 誘導リアクタンス
正(プラス)のリアクタンスは誘導性
抵抗 容量リアクタンス
負(マイナス)のリアクタンスは容量性
インピーダンスが n 個直列接続されている場合,合成インピーダンス
Z はおのおののインピーダンスの総和に等しい
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演習問題
[ 問題 1 ]
図1の端子 a-b 間より右を見たインピー
ダンスを求め,インピーダンス図を示せ.
[ 問題 2 ]
図1
図2の端子 a-b 間より右を見たインピー
ダンスを求め,インピーダンス図を示せ.
図2
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第 1 回レポート
出題日:10月12日(水)
提出日:10月19日(水) 13:00 まで
提出場所:河合教員室(電気・環境都市工学科棟 3F )または教室
[1]
教科書 3 章演習問題 [3.2]
[ ボーナス ]
教科書 3 章演習問題 [3.4]
講義変更
11月9日(水) 1限 休講
11月7日(月) 4限 回路基礎
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Office Hour
日時:水曜日 16:30~17:30
内容:予習, 復習に伴う質問, レポート, 演習を行なう時間とする.
* 前期の成績不良者は,全員参加すること
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次世代超音速輸送機
「SST(Super Sonic Transport)」
http://www.jaxa.jp/missions/projects/aero/next/index_j.html
スピードはマッハ2以上でありながら、コンコルドの3倍の
乗客数、2倍の航続距離、4分の1の窒素酸化物排出量、
そして現在のジャンボジェット機なみの静かさ。
より速く、より多くをクリーンでなおかつ安全に運ぶ、次世代超音速輸送機に必要とされる
先進的な技術の確立を目指して、革新的なコンピュータによる設計技術を開発。
これをロケットで打ち上げて超音速で滑空させる小型の無推力実験機(ロケット実験機)に
よって実証しようとする。
http://www.jaxa.jp/news_topics/hot_topics/index_j.html
小型超音速実験機(SST)
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3.1.2 アドミタンスと並列接続
アドミタンス
図 3.5 R-C 並列回路
コンダクタンス
容量サセプタンス
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アドミタンス
図 3.6(a) R-C 並列回路の電流フェーザ
図 3.6(b) R-C 並列回路のアドミタンス
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アドミタンス
インピーダンス
正(プラス)は容量性
正(プラス)は誘導性
負(マイナス)は誘導性
負(マイナス)は容量性
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[例題3.1] G-L 並列回路
(1)
節点Aにキルヒホッフの電流則を用いる
図 3.7 R-L 並列接続
アドミタンス
コンダクタンス
誘導サセプタンス
アドミタンスの位相角
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図 3.8(a) 電流フェーザ図
図 3.8(b) アドミタンス図
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(2)
インピーダンスはアドミタンスの逆数より
または
抵抗
誘導リアクタンス
インピーダンスの位相角
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図 3.8(a) 電流フェーザ図
図 3.8(b) アドミタンス図
図 3.8(c) インピーダンス図
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演習問題
[ 問題 1 ]
図1の端子 a-b 間より右を見たアドミ
タンスを求め,アドミタンス図を示せ.
[ 問題 2 ]
図1
図2の端子 a-b 間より右を見たアドミ
タンスを求め,アドミタンス図を示せ.
図2
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第 3 章 : 正弦波交流回路
3.1 インピーダンス
とアドミタンス
キーワード : インピーダンス,アドミタンス
コンダクタンス,サセプタンス
学習目標 : 交流回路におけるインピーダンスとアドミタンス
の概念を理解する.
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レポートについて
回数: 全 10 回を予定しています
配点
• 通常の問題は10問出題し, 1 問につき 2 点,
合計20 点(= 2 点×10 問)とします
• ボーナス問題も1 問 2 点とします
• ただし, レポート点の合計は 20 点を上限とします
注意
以下の項目にあてはまる場合は減点します
• レポートの提出遅れ
• 他人のレポートを写したとみなされるとき
• レポートの書き方を守らないとき(次で説明)
* レポート内容に関する学生間のディスカッション,
教員への質問は強く奨励します
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レポートの書き方について
• 用紙は A4 サイズを使い,左上をとじてください
• 式変形など,途中の計算を省かないで記述してください
• 表紙をつけ,以下の必要事項を書いてください
表紙の例
•レポート名,回数
第1回
•出題日,提出日
「回路基礎」レポート
•番号,氏名
出題日:2005年4月19日
提出日:2005年4月19日
2E 60番
石川 高専
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レポート返却について
授業後に教室にて返却
ただし,教員室に取りにきてもよい
* 採点が終わり次第,ホームページにてお知らせします.
点数について
例:1+2 の場合
第1回
「回路基礎」レポート
1:通常問題に対する点数
2:ボーナス問題に対する点数
出題日:2005年4月19日
提出日:2005年4月19日
2E 60番
1+2
石川 高専
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