Transcript パワーポイント
電子絵本の作成 １ 学習のねらい 教科の枠を超えた横断的な学習の試み →「家庭情報処理」 「児童文化」 情報処理活用スキルの向上 児童文化実習の内容充実 生徒作品の汎用 ２ 電子絵本の特徴 データ化することで複製、汎用が可能 → 作成者、学校、実習先など複数での保持が可能 アニメーションを設定することで視覚に訴える ことが可能 ＤＶＤ化することで、大人数での視聴が可能 ２ 電子絵本の特徴 【注意点】 音声の保存は不可 → 読み手が必要 作成に多大な時間がかかる 編集作業には特殊なソフトウエアが必要 → データ量が多く、編集には大容量のパソコンが必要 ３ 作成の概要 教科 目標 構成 ① 実施科目 家庭情報処理 社会における情報科の進展と情報の意義 や役割を理解させるとともに、情報処理に 関する知識と技術を習得させ、生活産業の 各分野で情報及び情報手段を活用する能 力と態度を育てる (１) 高度情報通信社会と生活産業 (２) コンピュータのしくみと情報処理 (３) 生活産業におけるｺﾝﾋﾟｭｰﾀの活用 ア 情報の収集,処理,発信 イ ｺﾝﾋﾟｭｰﾀシステムの活用 児童文化 子どもと遊び、子どもの表現活動、児童 文化材などに関する知識と技術を習得 させ、児童文化の充実を図る能力と態 度を育てる (１) 児童文化の意義 (２) 子どもと遊び (３) 子どもの表現活動と児童文化材 ア 造形表現活動 イ 言語表現活動 ウ 音楽・身体表現活動 エ 情報手段などを活用した活動 (４) 児童文化施設 (５) 児童文化実習 ３ 作成の概要 ② 使用したソフトウエア 【生徒】 ・ワープロソフト（例：ワード） ・図形処理ソフト（例：フォトドロー,ペイントショップ） ・プレゼンテーションソフト（例：パワーポイント） 【教師】 ・動画変換ソフト（例：Ｗｅｂ上のフリーソフトを使用） ・動画作成ソフト（例：ムービーメーカー） ・動画書き込みソフト（例：Movie Writer） ３ 作成の概要 ③ その他 ・スキャン ・ＬＡＮ → 素材の共有 ・素材クリップ → 例：ﾃﾞｼﾞｶﾒ画像 JPEG素材 ・ＣＤ－Ｒ ・ＤＶＤ ４ 作成の実際 ① 作成の手順 児童文化 8月 家庭情報処理 ・ストーリーを考える ・絵コンテを描く ・キャラクターを描く ・背景を描く 10月 ・ストーリーを入力する ・データとして取り込む ・1ページごとにｽﾗｲﾄﾞ作成 ・アニメーションを設定する ・鑑賞会を行う 11月 12月 時数 ・園児に読み聞かせを行う 5時間 ※１ ストーリー作成は夏休みの課題 ※２ 表示以外の時期は他領域の授業 14時間 ワード ﾍﾟｲﾝﾄｼｮｯﾌﾟ ﾊﾟﾜｰﾎﾟｲﾝﾄ ４ 作成の実際 ② 作成の手順 ア） ストーリー作成 絵コンテ作成 【手順】 ① あらすじを文章にまとめる ② 1ページごとの絵、文章を 絵コンテにまとめる ４ 作成の実際 ② 作成の手順 イ） キャラクター作成 《方法１》 手書き後、スキャンに取り込む → 細かい書き込みが可能 → 輪郭線を明確にする 【手順】 ① キャラクターを手書きで描く ② スキャンで取り込む ③ 画像処理ソフト（例：フォトドロー）で トリミングして保存 ４ 作成の実際 ② 作成中の課題 イ） キャラクター作成 《方法２》 図形作成ソフト（例：ﾍﾟｲﾝﾄ）を活用 → 作業に慣れていないと難しい → 作成に時間がかかる 【手順】 ① ペイント等でキャラクターを描く ② 活用しやすい方法で保存 【空白を背景と同化するには】 ＊.bmp ① 作成したオブジェクトの保存形式 → ＊.GIF または ＊.JPEG ② 図 のタスクバーを表示する → 【表示】 【ツールバー】 【図】 ③ オブジェクトをクリックする ④ 【図】のタスクバー 左から2つ目アイコン → 【透明な色に設定】をクリック ⑤ カーソルをオブジェクト上でクリック ＊.GIF ＊.GIF ＊.JPEG ＊.JPEG ４ 作成の実際 ② 作成の手順 ウ） パワーポイントの作成 → オブジェクト（例：画像）やテキスト（文字）への 過剰なアニメーションの削除 ４ 作成の実際 ③ ＤＶＤ化の流れ ア） プレゼンテーションの自動再生を設定する（パワーポイント） スライドショー → リハーサル → 上書き保存 ※ アニメーションの一部は再生不可 イ） 動画変換ソフトで動画として保存する （動画変換ソフト） → メディアプレーヤーで視聴可 （拡張子 .avi） → スタート時と終了時に余計な部分まで記録されている ウ） 動画作成ソフトで編集する （ムービーメーカー） → スタート時と終了時の余分なものを編集削除 → パソコンに保存 エ） 動画書き込みソフトでＤＶＤへ書き込む （例：Movie Writer） ５ 電子絵本の活用例 ① 鑑賞会の実施 【形式】 ・パワーポイントの手動操作 ・読み聞かせ前に工夫点を発表 ・作成者が読み聞かせを行う ・ 鑑賞者は評価を行う 【効果】 ・様々な電子絵本に触れることが できる ・様々な情報処理効果に触れる ことができる ・児童文化実習の練習ができる ５ 電子絵本の活用 ② 児童文化実習での活用例 【形式】 ・ＤＶＤでの鑑賞 ・読み聞かせ 【期待できる効果】 ・児童文化実習の内容 充実 電子絵本 例 今日は何して遊 ぼうかぁ？？？ かくれん ぼがいい なぁ～ ４匹のどうぶつたちはかくれんぼを することになりました！！！！ さぁ～て鬼は誰になるのかな ★★★★★★★★★★★★★★ くまクンがまけてしまい鬼 になりました!!!!! あ～ぁ 負け ちゃっ たぁ かばくんは池の中に隠れました プク プク ここだと ぜったい にばれな いぞぉ みぃーつけ た!!!! くま君はかばくんを簡単にも見 つけてしまいました!!! 見つかったかばくんはとてもざ んねんそうでした（＞０＜） みんなどこだ ろう!!!! ウサギちゃんは草の中にかくれました ここならわか ないわぁ あっ！！ ウサギ ちゃん みーつけ た そのころりすくんはぁぁぁ??? ここだとぜっ たいにわから ないよ!!!! ちょっと眠く なってきたなぁ ～ まだこないから 少しね～よぉ リス君はぐっすり寝ちゃいました お～いもうでてきて よぉ（＞Д＜） りすく～ん ど こぉ！！ その頃くまクンやウサ ギちゃんかばくん は・・・・・・・・・ あれ誰もいないこ わいよ～みんなど こ!!! あっいたぁぁぁ!!! リスくんが起きた時は もうあたりゆうがたに なっていました あれ・・リスくんの声 ぢゃない!!!! リスクンも見つかってみんな よかったよかった 心配したんだよ こわかった よぉぉぉぉ もうおそいからか えろっかぁ!!!! でも見つ かってよ かったね みんな仲良く帰りました ♪ ♪ ♪ ♪ 昔むかしのお話です。 あるところに魔法 使いのぶたさんがい ました。でも、ぶた さんには、お友達が 居ません。 いつも一人ぼっち で遊んでいました。 どうしたら友達 ができるか なぁ？… ぶたさんは、一生懸 命考えていると、 とってもいいことを おもいつきました！ 何でも叶えるお店を開こ う！きっとたくさんお客 さんが来てくれるぞ！ ぶたさんは急いで準 備を始めました。 さっそくお店を開いたぶたさん。 そわそわしながら、誰かが来るのを 待っていました。その時です！ 誰かがお店に、 やってきまし た！ 扉を開けると、そこには うさぎさんが立っていました。 ぶたさんが尋ねると…. これを直してくださ い。 そう言って取り出したのは、割 れたお皿でした。 そう言って呪文 を唱えます。 たちまち割れたお皿が もとにもどりました！ うさぎさんは、喜んで帰っ ていきました。 ぶたさんは、ホッとしました。 でも･･･ またまた、誰か が来たようです。 扉を開けると、そこには・・･･･ おさるさんが立っていました。 ぶたさんが尋ねると・・・ これを直してく ださい。 そう言って取り出したの は、こわれた時計でした。 そう言って再び 呪文を唱えます。 たちまち時計が、 もとにもどりまし た。 おさるさんも大喜びで、 帰っていきました。 それからぶた さんのお店に は、休む暇な くお客さんが やってきて･･･ ぶたさんは、 次々とみんな の願いを叶え ていきました。 そんな忙しい 毎日が続いた ある日・・・ とつぜんぶた さんは、魔法 が使えなく なってしまい ました。 ぶたさんは、大声 で泣きました。 もう誰も来てくれ なくなっちゃうよ う・・・・・ ぶたさんは、また１人ぼっち になってしまうと思い、とて も悲しい気持ちになりました。 ぶたより すっかり元気をなくしてし まったぶたさん。でも・・・ もう鳴ることはないと思っ ていた音が聞こえてきまし た。 ぶたさんが、おそるおそる扉を開ける と・・・そこには、お客さんがたくさん いました。 びっくりしたぶたさんは、どうしたのかと みんなに尋ねました。すると、みんな口を そろえてこう言いました。 今まで願いを叶え てくれたお礼にき ました。今度は、 僕たちがぶたさん の願いを叶えま す！ぶたさんの願 いは何ですか？ それから、ぶたさん は、もう一人ぼっち ではなくなりました。 魔法は使えないの に全然悲しくなんて ありません。なぜか というと・・・・ あの時叶えてもらった ぶたさんの願いは、 だったからです。 おわり