自学自習用

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次に 「ヒューマンエラー」について 説明します。
高等学校(工業)
工業科目における安全教育
ヒューマンエラー
人間は
必ず 不注意や人為的な
錯覚を 起こしますし、
ヒューマンエラーとは、
過誤や ミスのことで、
JISでは、
近道や
「意図しない結果を生じる人間の行為」と
省略を してしまうために、 ミスを 起こしてしまいます。
規定しています。
ヒューマンエラー
①不注意
②錯誤(錯覚)
③近道・省略
※ 誰にでも生じる
たとえば、 ボタンの数が 少ない機械では 一つ一つに 注意して
1つ目の 「不注意」とは、 危険なボタンを
人間の 注意の範囲には
限界がある
ということです。
見つけることが
できますが、・・・・・・
ヒューマンエラー(不注意)
危
を探してみよう!
安
中
安
安
安
安
安
安
安
中
中
危
安
中
安
安
中
安
安
安
このような ボタンの数が 多い機械では、
危険なボタンを 見つけることが 困難になります。
ヒューマンエラー(不注意)
危
を探してみよう!
安
中
安
安
安
安
中
安
安
安
安
中
安
安
安
中
安
安
安
安
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危
安
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中
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中
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中
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安
中
安
安
安
中
安
安
中
安
こうした
そして、
人間は、
次に、 人間は
原因から
注意には
一つの物事に
自分と関係ないものには
人間は
方向性があります。
集中し続ける事は
不注意を 起こし、
注意をしない
不可能で、 傾向があります。
まず、
さらに、
先ほどの例で
人間の注意は
示したように、
時間とともに変動し、
人間の
注意の範囲には
リズムがあります。
限界があります。
不注意が
生じる原因には、
次のようなことが
あります。
つまり、自分が興味ないものには
意識をしないと
注意は出来ないものです。
たとえば
意識をしない限り
意図しない
時々
後ろから
他のものに
結果(ミス)を
飛んでくるボールなどは
注意がいってしまうときが
生じてしまうことが
避けられません。
あります。
あります。
ヒューマンエラー(不注意)
注意の範囲には限りがある。
 自分の関係ないものに注意をしない。
 注意には方向性がある。
 注意は変動する。
 注意にはリズムがある。

錯覚ともいいますが、
このような絵を 見られた事が
人間の感覚は
あると思いますが、
とても 曖昧なもので、
これが
視覚の
錯誤(錯覚)です。
次に、
錯誤についてです。
視覚は
周りの状況によって
影響されます。
機械のように左の方が
正確には大きく
判断できないものです。
中央の
まるの大きさが 同じであるのに
見えてしまいます。
ヒューマンエラー(錯誤・錯覚)
大きく見える
小さく見える
時間の感覚についても
さらに、聴覚においても
触覚においても
また、
これらが
このように錯誤や
視覚は、
錯覚と
すべての事を
いわれるものです。
正確には 判断できないことが あります。
救急車のサイレンが
同じ1時間でも
同じ温度の
楽しいときと
どちらから聞こえてくるか
お風呂でも
つまらないときでは
夏と冬では間違えた経験は
体感温度が
全く違って 感じてしまいます。
かなり違います。
ありませんか?
ヒューマンエラー(錯誤・錯覚)
視覚は、全ての事を正確には、判断できな
いことがある。
 聴覚は、方向や距離を正確には、判断でき
ないことがある。
 触覚は、そのときの状況によって、正確に
は判断できないことがある。
 同一時間であっても、そのときの状況に
よって、長く感じたり短く感じることがある。

下の図で、
しかし、 人間は
Sから つい近道を
Gに行くとき、
したがるものであり、
3つ目は
こうした 近道・省略が
近道・省略です。
原因となって 事故を 起こしてしまいます。
「まあいいや」と 考えて
右にある
危険なところを
渡りを 通って
飛び越えて
行くことが
渡ろうとします。
安全です。
ヒューマンエラー(近道・省略)

人間は、つい近道・省略をしたがり、
本来やるべきことを省略することも多い。
S
事故
G
このようにヒューマンエラーを
そして、
「不注意」や「錯誤・錯覚」、「近道・省略」は
起こさないように するために、
不安全状態・行動を
KYT(危険予知訓練)による
起こし、 事故や
意識付けが
災害に
必要となってくるのです。
つながっていきます。
ヒューマンエラー
不注意
 錯覚
 近道・省略


不安全状態・行動
事故
災害